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もっと望都【もっともと】

ホームズシリーズ私は子供の頃マンガ狂だった(^^;)同じくらいジュブナイル(子供向け小説)も読んだと思う。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズやコナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズにモーリス・ル・ブランの怪盗ルパンシリーズ(いわゆるルパン三世の元ネタですな(^^;))などなど。子供向けに翻訳(というか翻案?)したもの?だったかもしれないが。

<画像元:映画日記>

また時代小説のシリーズ物「日本の歴史」をテーマに時代ごとに代表的な出来事を小説化して、読み物を読みながら自然に歴史が頭に入るという「全集」もの(稲垣史生監修だったと思う)も好きでよく読んでいた。今でもかすかに覚えているのが鎌倉時代の元寇をモチーフにした鎌倉武士の若者と教育係の老家臣のお話で、戦いで若侍が戦死してしまい残された老家臣が途方に暮れる様や、すべてが終わって時間が過ぎ、海辺で遊ぶ漁師の子供の中に、在りし日の若侍の面影を見て涙するシーンなど。小説のタイトルも主人公たちの名前も思い出せないのだが、子供心に切ない気分になったのを未だに記憶している。

あるいは江戸時代後半、老中田沼意次の金権政治によって腐敗した世を正した(という設定の)旗本佐野善左衛門の田沼意知(意次の息子)暗殺劇の話も印象深かった。こちらは勧善懲悪スタイルの筋立てだったので、後年実際の歴史文献を読んだ時、佐野善左衛門がここまで極端な正義の味方ではなかったことに愕然としたものだ(^^;)
※ただし処罰(切腹)後、佐野家は改易になったが他の血縁に沙汰は行われず、彼の行動が実際は支持されていたと見る評価もある。庶民は佐野善左衛門を「世直し大明神」として賛美したことでも田沼一族の政治が当時は評判が悪かったことを示している。

リュウの道マンガでは子供時代に一番良く読んだのは石ノ森章太郎作品だったように思う。「サイボーグ009」「リュウの道」少し大きくなってからは「ジュン」「佐武と市捕物控」「仮面ライダー」「変身忍者嵐」などテレビのヒーローシリーズよりも原作のマンガのほうが好きだった。手塚治虫も同じくらい読んだが、「火の鳥」「ブラックジャック」など初期の作品よりも比較的新しい作品に惹かれるものが多かったように思う。「きりひと讃歌」には社会派の匂いすら感じられて、これを読んだ同じ時期ハマっていた松本清張のミステリーや、江戸川乱歩の「大人向けミステリー+幻想怪奇小説」と同じように奥深い大人の世界、または濁って淀んだ泥水のように薄汚い部分を知って憤りや虚しさを覚えたこともある。

そんな中、私の興味の外側にいつもあった「少女漫画」(^^;)と云うジャンルに興味を示すきっかけを与えてくれた作品があった。萩尾望都の「11人いる!」である。SFマガジンか何かの評論を読んで「いわゆる<恋愛ドラマ一辺倒の少女漫画>ではない良質のSF作品」「女性らしい表現力がSFマンガに新風を入れる」とかの評価(だったと思う)に刺激され手にしたのが最初だった。

銀の三角萩尾作品の中でも「少年マンガ」を意識したらしく描線が整理され「キラキラの星や花びらが舞い踊る少女漫画テイスト」ではない深遠な心理描写や、ミステリー仕立てにも思えるストーリー性が素晴らしく、この一編でのめり込むことになる。続編の「東の地平西の永遠」も満足のいく作品だったため、これ以降、萩尾作品を貪ることになった・・・が、さすがに少女マンガテイストの画風・筆致(タッチ)が強い作品は敬遠し(^^;)名作と言われている「ポーの一族」は未だに読んでいない(^^;)と言いつつ「トーマの心臓」は読んだし、そのスピンオフ作品「訪問者」も読んだ。(^^;)

文学的なほどに人間の心のゆらぎ・葛藤が切なく、それでも人を求めずにはいられない悲しい心の咆哮を紡ぎだす萩尾作品。SF系では少年誌に連載された光瀬龍原作の「百億の昼と千億の夜」や「銀の三角」「スターレッド」「A-A'」最近の「バルバラ異界」など重厚で読み応えのある作品群は改めて見返しても驚異的な質の高さだ。

NHKのEテレで放映されていた(らしい)「浦沢直樹の漫勉」と云う番組を偶然youtubeで発見し、萩尾望都の回を見ると「困難に陥る人間を見るのが好き」と中々人が悪い(^^;)事をおっしゃっているが、結局そういう苦境や困難に対峙する人間がドラマを生み、乗り越える姿が読む者にカタルシスや感動を与えるようにも思える。



バルバラ異界いわんや全ての「物語」、映画であれテレビドラマであれ小説やマンガ全ての創作話は「程度に差はあれど人間の苦しみの発生からその終息まで」が語られ、主人公や登場人物たちの生き様や考え方に感情移入するのが娯楽足りえるのであって、なんにも変化のない環境ビデオのような作品では熱烈なファンを生み出すことはないだろう。

当たり前といえば当たり前だが、萩尾望都の作中の主人公たちは常に「痛み」「葛藤」を少なからず抱え込み、自分が背負った運命と果敢に格闘してみせる。そして決して予想できない結末に読者は唖然とし、あるいは安堵し、そして高揚する。これほどに劇的な興奮は中々味わえない。そんな気にさせてくれる作品は正に萩尾望都の真骨頂とも言えるわけだが、一つや二つに収まらないのが凄い。人によって萩尾望都作品のベストワンは意見が分かれるだろうが、一つに絞り込めと言われたら誰しも苦悩することは間違いないし、何より萩尾望都の凄さは、「映像化された作品が少ないのにその名前の偉大さは多くの人が知って居る」ということだろう。

映像化するのはたしかに難しい作品ばかりだが、なぜか演劇では多く上演されている。萩尾作品は「概念」や「場」を強く意識する舞台向きなのかもしれない。そう言えば「漫勉」でも「自分の作品は映画というよりも舞台(演劇)に近い」と言っていたので、舞台演出家には意欲をそそられる部分が多いのかも知れぬ。

CG合成が全盛の今だけに、マンガの雰囲気をそのまま映像化するのはさほど難しくはなさそうにも思うのだが、演じる役者が「妙に生々しすぎる」分、宗教画に描かれる美人美男のような神々しさは、実際の俳優では表現できないような気もする。

いずれにしても私としては萩尾望都の珠玉の作品群を一度はアニメなどの映像化されたものとして見てみたい。「11人いる!」くらいしか知らないが、本格SFの「銀の三角」あたり挑戦してくれるアニメ作家はいないものか(^^;)

しっかり原作のイメージや表現意図を反映できるセンスの有る映像作家、1人ぐらい居ると思うのだが・・・。
まぁ、商業的にどうかとなると少し難しいかもしれないが、TVアニメ→完結編は劇場版で有料という最近の小賢しい手口を使っても良いから誰かやってくれないものか(爆)

さて、私はといえばそろそろ萩尾望都出世作である「ポーの一族」にようやく手を付けようかと・・・今頃思ってるのである(爆)

東の地平・西の永遠
「続・11人いる!〜東の地平・西の永遠」<画像元:このマンガが おススメ>

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目論見【もくろみ】

女子サッカーW杯カナダ大会でなでしこジャパンのまさかの大敗の衝撃も冷めやらぬ今週、ギリシャの「EU財政緊縮案受け入れの是非」を問う国民投票もまさかの大差で反対。明治日本の産業革命遺産の登録も韓国に振り回された挙句(いつもの通り、物分りの良い国オーラを発揮して)将来に禍根を残すかもしれない文言を盛り込むことで決着した。

それぞれの思惑というか目論見がかなり予想外に崩れた結果、いよいよ先が見えないデッドロックへまっしぐらに走っているようにも見える。

なでしこジャパンに関しては、アメリカの「対なでしこ戦術」にしてやられた感があるが、前半16分のラッシュがそれ以降影を潜めた部分は、なでしこの戦術転換によってアメリカ側を少なからず混乱させた面もなくはない。日本側でさえ前半終盤からそれ以降での「選手起用」に関して疑問符をつける解説もあるくらいだ。
アメリカの戦術は前大会も同じように「早い時間から圧倒的に攻め立てて試合を優位な展開に持込み、その後は堅実に守って試合全体をコントロールする」というものだ。これは体格差やパワーに勝る利点を最大限に活かす「対なでしこ」戦術でもあったが、前大会ではなでしこはそれをうまく耐えしのいだ。リードされてもギリギリで食い止めて同点に追いつくモチベーションを維持し得た。だからこそ今回は前半終了時に2点差以上をつける戦略を立て、セットプレーの精度を高めてきた・・・ように見えた。

なでしこが陥った“罠” 序盤の連続失点を生んだ慢心と読み違い:ゲキサカ
 決勝前日会見でのこと。主将のMF宮間あやは「ポイントは先制点かなと思っています。今大会、先制点を取り続けているので、そこで自分たちのリズムにできればいいかなと思います」と話した。

 先制点を取り、試合の主導権を握り、自分たちがボールを回す。つまり、力でまさるチームの戦い方を口にした。だが、格下の相手を圧倒できず、イングランド相手には技術の差がありながら、まったく主導権を握れなかった。そんなこれまでの勝ち上がり方を見ても、その戦いは難しい。

 むしろ耐えて耐えてワンチャンスを狙う。1失点、もしくは2失点くらいであれば、強い精神力で耐え切り、最後の最後までセットプレーやハプニング込みでのチャンスを狙う。それくらいの戦いになることは、例えばアメリカ対ドイツの準決勝を見ても想像がついたはずだ。

 ただ、そういう雰囲気にならなかったのは、チームが良く言えば“いけいけ”状態だったのだろう。4年前の若さと勢いはないが、成熟し、試合巧者になった彼女たちが、連係と意思疎通の良さがあるからこそ陥った罠だったのではないか。

 また、立ち上がりのCKは完全に研究されていた。動きだけでなく、グラウンダーのボールを入れてくるのは、高さがコンプレックスの日本の裏を完全に突いた形だ。佐々木監督は言う。

「(相手の)セットプレーは、研究されていたかは分からないが、非常に良いアイデアの中で成功したと思う。あのとき、一瞬、10番が後ろに下がっているのがおかしいなと思って、ピッチの選手に言ったんですが、声も聞こえないですし、それは選手が感じること。そういう意味では、スタートからアメリカに1本、してやられたなと。それを選手が感じる術がなかった。それも力の差だと僕は感じている」

 読み切れなかったのは準備も含めた力不足。選手だけでなく、監督も含めた明らかな差が出た。その後は、引くセンターバックに、焦るサイドバック。前半5分、スペースを使われたところで、ファウルを犯し、FKを決められた。この2失点で勝負はついた。DF岩清水梓は「相手が思ったより勢いがあって……」と涙ながらに絞り出したが、試合序盤の衝撃は日本をひるませるに十分だった。

2015W杯決勝
<画像元:フットボールチャンネル>

なでしこ側は「前回と同じように開始直後のプッシュを耐えしのいでいけば勝機が見いだせる」と考えていたかもしれないが、アメリカの意図は前大会をはるかに超える徹底ぶりでなでしこを襲った。前半のたった16分で4点も奪われ、さすがのなでしこも焦りは隠せない。特に3点目と4点目は明らかなミスを犯して失点しただけにその精神状態をリセットするためにはかなりのショック療法をチームに与えて「目を覚まさせる」必要があった。

「不可解だらけ」 なでしこ初代監督が佐々木監督の采配に苦言:日刊ゲンダイ
 33分に佐々木監督が動いたが、その策にエッ!?と思った。「この時間帯でMF澤を投入するのか?」。さらに驚かされた。

「CB岩清水をベンチに下げる!?」

 前半27分、FW大儀見の素晴らしいシュートが決まった。エースFWが得点し、なでしこに流れが傾いた。前半のうちに2点目が入れば、後半の展開に希望が持てる。しかし、監督の澤投入がチームを壊してしまった。

 澤は定位置のボランチに入った。W杯が開幕してから、宇津木と阪口のボランチが絶妙のコンビプレーを見せ、なでしこの決勝進出の原動力となった。なのに阪口をCBに入れた。ここから「間違いだらけの佐々木采配」が加速していく。

■ベスト布陣を最後の最後で壊してしまった

 38分にFW菅澤を投入した。目を疑ってしまった。「タイプの似ている大儀見と菅澤の2トップは機能しない」ことは1次リーグで学んだハズなのに……。後半14分にFW岩渕が出てきた。再び目を疑ってしまった。

 左サイドからのドリブル突破を得意とし、準々決勝でも準決勝でも存在感を示した岩渕を右サイドで起用したのである。

 佐々木監督は、1次リーグ3試合でGKを含む登録23選手全員をプレーさせた。試行錯誤しながらベストの11人を見つけだし、それぞれの役割も明確になった。決勝トーナメント以降は選手を固定し、安定した戦いを見せてきた。それを大事な決勝の舞台で壊してしまったのである。

私はサッカーファンでもないし専門家でもないので詳細は不明であるが想像して言うならば、アメリカが想定していない布陣を敷き相手のマークや動きを混乱させ、出足を鈍らせて試合のペースを変えることを狙ったように感じている。

少々突飛なことをしないと相手に「なぜこんなフォーメーションを?」と感じさせることは出来ないし、その疑問(混乱)こそが一瞬の反応速度を減速させる効果を生むからだ。なでしこ側にとってはテストケースとして実戦で試していない練習中でしか使っていない組み合わせだったろう。しかしもし全く「勝算のない布陣」であったとしたら、その後なでしこの防御陣は崩壊し破滅的な失点を繰り返したはずだがそうはならなかった。ベストの選択ではなかったが、悪手ではあっても一定の効果はあったように考えるべきではないだろうか。

なでしこ自身と日本のサポーターの目論見は、あの前半16分で粉砕されてしまったが、その後の展開ではアメリカの目論見通りには運ばせなかったようにも思える。しかしあまりにも前半の失点が大きすぎたために試合全体をコントロールするアメリカの戦略は成功し、受け身に立ってしまったなでしこは対応しきれず、最後まで反撃しきれなかった。その部分では初代なでしこ監督の分析通りなのかもしれないが。

なでしこの重なったミスを除いたとして考えた場合、実質的なスコアとしては1-3で敗戦したのと同じなのだと思う。前半終了時に1−2であればまだチャンスはあったしそういう戦いが前大会ではできていた。しかしそれを超える得点差を狙ってきたアメリカの戦術に敗れた。そういう意味では歴史的に繰り返される「用意周到で徹底したアメリカ的思考」と、「どこかで甘さが残る日本的思考」の対比を感じられるのである。

なでしこは完敗したが、若い世代への宿題として「世界最強のアメリカ打倒」の目標を残したようにみえる。澤が退き、宮間も代表から退くことを示唆している今、世代を繋いで頂点を目指す戦いを続ける姿こそが「日本らしい集中と努力」をよみがえらせるのかもしれない。「なでしこの未来」はここからはじまるとも言えるのだろう。


なでしことは違ってもはや絶望的な未来しか見えてこないのはギリシャである。財政を粉飾してEUに加盟した挙句、破綻している現状を何とか延命措置で決定的な崩壊を先延ばししているが、もはや時間の問題であるとも言える。ギリシャというヨーロッパとアジアの国民の接合点、キリスト教とイスラム教の境目、ヨーロッパ文化の源流とも言える神話の地に、退廃的で楽観的な国民性と様々な要素が複合的に作用して今回の悲劇的状況が形成されていったと考えていたのだが、どうやらそういうことではないようだ。

追い詰められたギリシャがユーロ離脱へ暴走すると何が起こるか?:ダイヤモンド・オンライン
 フランスの歴史学者エマニエル・トッドは近著「『ドイツ帝国』が世界を破滅させる」(文春新書・堀茂樹訳)で「EUとユーロはドイツが一人勝ちするシステムだ」と指摘した。経済から国境を取り払い、単一の自由市場を創れば、競争力のある企業が市場支配を広げ、強い産業力を持つドイツに利益が溜まるのは自然の成り行きだ。近年、ドイツは税収や国際収支の黒字が膨らみ、文字通り「独り勝ち」。EU内でメルケル首相の発言力が強まっている。

 各国がそれぞれ通貨を持っていた頃、通貨は競争力を調整する「ゴルフのハンデ」のような機能を果たしていた。

 ギリシャにはドラクマという通貨があった。観光と農業が主な産業のギリシャは、自動車や機械・家電などを輸入に頼る。消費が増え貿易赤字が膨らむとドラクマが安くなり、輸入品が高くなり消費は抑えられる。その一方で外国から観光客が増える。貿易収支は均衡に向かい、ドラクマの値が戻る。そんな仕組みだった。

 ユーロになって通貨による競争力調整機能がなくなった。ドイツ製品が流入し、国際収支の赤字は慢性化した。ハンデなしのガチンコ勝負である。ギリシャの不利は明白だ。

ギリシャを借金漬けにしたのは誰か
ユーロランドの存続が問われる


 ユーロの利点は、国家が借金しやすいことだった。ドラクマでは外国の銀行や投資家は国債の引き受けに二の足を踏んだ。ユーロで発行するなら国債は市場で消化される。雇用の受け皿がないギリシャはユーロ国債をせっせと発行し、財政で経済を支えた。輸入で吸い取られたマネーを借金で還流し、国内に循環させる経済に陥ったのである。ドイツやフランスの銀行にとってギリシャはいいお客様だった。「ギリシャを借金漬けにしたことをEUのお偉方は万事ご存じのはずではなかったか」。ティプラスの主張には一理ある。

 ユーロランドは「命綱を結び合って頂上を目指す運命共同体」か。「強者が弱者を搾り取る逃げ場のないリング」なのか。


ギリシャ破綻
<画像元:宝の山>

何やら経済的弱者からトコトン搾り取ろうとする欧米型格差社会形成の罠にかかったようにも見える。早い話が資金繰りに困った中小企業経営者に無尽蔵にも等しい金融支援を送り利ざやを稼ぐ「サラ金的収益構造」が限界に来た。という見方も可能なわけだ。

もちろんギリシャの国民が「EUの一員になったんだから、問題はEUで解決してくれるんだろう」くらいに安易な目論見でいた事は否定できないが、この無責任かつ超楽天的な感覚、どうもどこかで聞いたような気もする(^^;)

日本国債の引き受け元は日本の銀行であり民間投資家などを含めた国内需要が大半を占める。だから日本の金融システムが危機に陥った時に国債の投げ売りは起きないし、一気に破綻することはない。

だがこれは嘘だ。日本の銀行にも外資が結構な比率で入り込んできてるし、経営に口出しできる議決権を持っていないとは考えにくいので銀行が営利目的・自己の存続目的に走って「大量に保有している日本国債を紙くずになる前に投げ売りする可能性」はゼロではないはずだ。

すでに日本企業の三〜四割は外資の手中にある!:日本を守るのに右も左もない
三菱UFJ銀行33.7% 三井住友銀行39.4% 新生銀行73.3% キヤノン47.3% 武田薬品43.7% 花王49.5% HOYA54.3% ローム51.6% 富士フイルム51.1% 塩野義製薬41.5% アステラス製薬47.3% TDK44.6% ソニー50.1% ヒロセ電機39.3% メイテック44.1% コマツ35.6% 東京エレクトロン49.8% SMC49.3% 任天堂41.1% 村田製作所37.8% パイオニア37.8% 小野薬品35.0% エーザイ33.6% 日立製作所39.5% 三菱地所38.3% 三井不動産45.0% 大和證券37.1% 野村證券43.6% セコム43.3% 栗田工業37.3% 第一三共32.3% コニカミノルタ41.4% リコー39.0% 参天製薬36.3% コナミ30.0% 日東電工55.9% 信越化学36.3% ヤマト運輸31.2% JR東日本30.6% KDDI31.4% 三井化学29.7% 積水化学33.6% 日産自動車66.7% ホンダ35.5% スズキ35.7% ヤマハ発動機31.9% 京セラ34.8% 東京ガス32.7% オリンパス34.7% 大日本印刷34.2% NEC29.3%・・・など
みなさんはこの数字は何だと思いますか?
実はこれ、外国人の所有する日本株の比率です。なんと名だたる企業の三割から四割がすでに外資が所有しているのです。

名だたる日本企業が既に外資の影響下にある。リンク先の記事によると外資の触手は企業内の日本人にも迫っていて自分たちが直接手を出さずに支配の手を広げる意図が記載されているが、財政危機という点では日本も対岸の火事ではないことを認識しなければならないし、ギリシャの財政破綻がもたらす意味を知る必要がある。

EU(欧州連合)EC(欧州諸共同体)を発展させたブロック経済圏と相互安全保障の「一つの連邦国家のような」構造を持っている。

アメリカの一部の州が経済的に疲弊し破綻しそうな時は連邦議会が支援し財政再建を図る。日本でも財政破綻した夕張市のような地方自治体を出さないための支援策が法律で策定された。大阪での大阪都構想はその一環での財政再建の行政試案だった。自国の中で起こる経済破綻は、国内経済に多少の影響は出るだろうがそれより広い範囲での影響は少ないが、これが国家レベルだと出資している他国までがいつぞやの「サブプライム・ローン破綻から起こったリーマン・ショック」と同様の金融不安を誘発しかねない。

リンク内で語られている「経済統合時にあった優位性が拡大され、格差社会を生むブロック経済圏システムの欠陥」は、第二次世界大戦後に形成された冷戦構造下での二極分化と超大国を中心とした帝国主義時代の宗主国と植民地にも似た格差拡大をもたらすことを意味し、ギリシャの破綻によってそれが確認されたわけだ。

アメリカ中心のブロック経済圏=「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」であり、中華人民共和国中心のブロック経済圏が「新シルクロード(一帯一路)構想」であるのは自明の理だし、そこで主催国の意図が最大限尊重され、参加しその影響下に置かれた国々は植民地に近い「関税自主権の放棄」「国内法令の形骸化」「資本力のある金融機関による暴力的支配」が懸念される点で、非常にリスクの高い政策といわねばならない。

実際にECからEUになっていく過程でドイツがどんどん中心的影響力を強めていき、イギリスは加盟こそしたものの「金融統合」は避け、EUの完全支配から一線を画した。さすが抜け目のないイギリス。うまく立ち回り、決定的な主権侵害に繋がる目を絶っている。

日本もかつては「大東亜共栄圏」という東南アジアを中心とした相互安全保障とブロック経済圏構想をぶちあげたが、日本が軍事と貿易・金融を主導している以上日本による影響力(間接支配)の拡大という点では似たようなものである。

それぞれに安全保障(平和)や経済の安定(貿易・経済交流の拡大)と国家間のパワーバランスの均衡点を探る目的が有り、当初であればその目論見は機能していたが、所詮、弱小加盟国と有力な大国との格差が広がるに連れ問題は噴出してくる。カタチを変えた帝国主義でしかなかった実態があらわになるのである。ここにくると盟主国は求心力を失い、各国の目論見は分かれバラバラに国益を追求し始める。

日本は中国主導の新シルクロード構想の前哨戦であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加は見送ったがTPPへは参加する意志を見せている。アメリカの欲深な要求に各国が抵抗しているため中々合意に至ってないが(^^;)アメリカの軍事力の傘下にありそれに依存している以上日本としては完全に突っぱねることは難しいだろう。

誠に残念ながら、ペリー提督、マッカーサー元帥に屈した二度の外交的軍事的敗戦に加えて、三度目の敗戦を受け入れる覚悟は持っておいたほうがいいかも知れない。


外交的敗戦というなら、それに関連して日韓双方ともアメリカの軍事力の傘下にあり、今以上のいがみ合いと反目が許されなかったようで(^^;)明治日本の産業革命遺産登録を巡るゴタゴタで、対応を誤った日本側がまとめようと将来に禍根を残す記述を認めてしまったようだ。

「forced to work」は「誰が見ても『強制労働』」 世界遺産で外交敗北、安倍首相ツイッターは「炎上」状態:J-CASTニュース
軍艦島
韓国のCBSテレビは、
「外務省内部では『against their will』や『forced to work』などの英語原文を見ると、誰が見ても『強制労働』に読み取れるため、(日本側が)これを否定するのには呆れるばかりだという反応だ」
と伝えている。
この「文言が『強制労働』に読み取れる」問題は、日本側の会見でも出た。7月6日午前の記者会見で、菅義偉官房長官は、

「強制労働ではまったくない旨、岸田大臣から明確に述べている」
と述べるにとどめ、午後の会見では、
「(国民総動員法に基づいて定められた)国民徴用令に基づく朝鮮半島出身者の徴用が行われたことを記述したということ。強制労働を意味するものではないということを、かねてより申し上げている」
と述べた。やはり「forced to work」がなぜ「強制労働ではない」のかは分かりにくい。そもそも徴用と「強制労働」のどこがどう違うのかもはっきりしない。しかも「強制労働」には暴力的に連れてこられたというイメージがつきまとい、日本側の説明は世界では通りにくい。

ここでの問題は、やはり「国家総動員法に基づく国民徴用令」が日本人対象であったことで、元々は本土在住の国民から適用され、その後で朝鮮や台湾から動員されたことがちゃんと記載されるかということだ。つまり朝鮮人や台湾人を差別的に遇したわけではなく「全体主義の中、強制的に民族の区別なく本土日本人を中心に動員された」ことが誰が読んでもわかるように記述されるかであろう。

国民徴用令:wiki
国民徴用令(こくみんちょうようれい、昭和14年7月8日勅令第451号)とは、国家総動員法に基づいて、昭和14年に制定された日本の勅令である。一部地域では白紙などと呼ばれた。
 ・国家総動員法第4条の規定に基く国民の徴用
 ・国家総動員法第6条の規定に基く被徴用者の使用、賃金、給料、その他従業条件
  に関する命令
の二つについて規定した。

日本本土における施行
1939年(昭和14年)7月より、日本内地で実施される。

朝鮮における施行
1944年(昭和19年)8月8日、国民徴用令の適用を免除されていた朝鮮人にも実施する、とした閣議決定がなされる。1944年9月より実施され、1945年8月の終戦までの11ヶ月間実施される。日本本土への朝鮮人徴用労務者の派遣は1945年3月の下関-釜山間の連絡船の運航が困難になるまでの7ヵ月間であった。

現状では「韓国の目論見」に屈したようにも見えるが、最後の砦のこの部分こそ確実に誤解を受けないような記述になることを期待したい。

どうも3つの話全てが「負け」から始まる物語になってしまったが、どん底から這い上がる事こそ日本人の最も潜在的な力を発揮する土壌であることを考えると、これからが肝心。勝負はこれからだと言いたいわけである。

これが今の日本人が持てる、助平根性ではない健全な目論見という意味で(^^;)

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もんじろう【もんじろう】



動画は懐かしいTVドラマ「木枯し紋次郎」のオープニング。この主題歌もヒットしたのは覚えていたが、演出が市川崑とは少しびっくり。巨匠を持ってくるなんて贅沢な時代劇だなぁ(^^;)

・・・ということと表題は全く関係ない(爆)今日紹介したいのは以下のテキスト変換サイトである。

もんじろう

もんじろう


試しに変換してみる。下の方にある”武士語を例文で試してみよう”のリンクから「ニュース」を選択してみると

10月11日、無職の女性が男に足を蹴られて軽傷を負う事件がありました。
調べでは、同市の市道で友人3人と遊んでいた女性に、男がいきなり「下着がほしい」と首をつかみ、女性が「やめてください」と抵抗すると、男は逆上して足を蹴ったとの事です。

これを武士語に変換すると

▼武士語 by http://monjiro.net/
神無月十一日、無職のおなご性、着物を踏まれて軽傷を負う由々しき事態、あり申した
詮議ならば、同道にて友人参人と遊みておりきおなご性に、士、行き成り「襦袢、いただきたい」うなをつかみ、おなご性、「堪忍してくださいませ」と抵抗するでござると、は逆上してちょーだい脚を蹴ったとの事でござる

変換候補馬鹿っぽくていいじゃないか(爆)ところで「ちょーだい脚」って何?(^^;)他にも色々あるので試してみる。

ジョジョ語風味なら

▼ジョジョ語風味 by http://monjiro.net/
10月11日、無職の女性が男に足をオラオラられて軽傷を負う事件がありましたァン
調べでは、同市の市道で友人3人と遊んでいた女性に、男がいきなり「パン ツーがほしい」と首をつかみ、女性が「やめてください」と抵抗すると、男は逆上して足をオラオラったとの事だッ


沖縄語だと

▼沖縄語 by http://monjiro.net/
とうチチとうてぃーち日、無職ぬいなぐ性がいきがんかいひさを蹴られて軽カンパチを負うくとぅ件がましちゃん
調べで、同市市道で友人みーち人と遊んでいたいなぐんかいいきががいきなり「シチャ着がほしい」と首をつかみ、いなぐ性が「やんさくぃみそーれ」と抵抗しーねーイキガや逆ウイーしてひさを蹴ったとぬくとぅやいびーん

すごい。同じ日本語だとは思えん(爆)

▼大阪弁 by http://monjiro.net/
10月11日、ニートタレ性がにーちゃん足蹴られて軽傷負う事件がました。
調べでぇは、同市の市道でぇ友人3人って遊んどったタレ性に、にーちゃんがいきなり「下着がほしいねん」って首をつかんで、タレ性が「やめてぇやって抵抗やるってにーちゃんは逆上して足を蹴り入れたっての事やねん

やはり大阪弁はなかなか難しいようだ(^^;)頑張ってはいるが関西人としては少々納得がいかない部分も多い(^^;)

▼死語 by http://monjiro.net/
10月11日、プーギャル性がナイスガイに足を蹴られて軽傷を負ういつものことあり・おり・はべり・いまそかりた。
調べでなるは、同市の市道で友人3人と遊ざさざさざさざさざさざさZさZさZさZさZさいたギャル性に、ナイスガイいきなり尻見せスキャンティがほい」と首をつかみ、ギャル性が「やめてけれ」と抵抗堕羅衣紋、ナイスガイなるは逆上て足を蹴ったとの事どぇーす。

バカバカしさもMAX(これももはや死語?)である。(^^;)

他にもメニューというかタブ状に並んでいる辞典のたぐいをクリックすると単語の選択肢が現れそれをクリックすると解説ページに飛ぶ様になっている。「さむ〜い死語」などは知らない語もありなかなか楽しい。

許してちょんまげ

いやはや、何とも。日本語は奥が深い(爆)

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元総理【もとそうり】

前エントリで槍玉に挙げたルーピーも(未だに痛恨の極みながら)元総理。安倍現総理も「元総理」の一人でもあるし、将来的には再びそう呼ばれる宿命がある。昨今、注目を集めているのは「小泉元総理」という第一次安倍政権の生みの親で「構造改革」と言う名の行政改革で、ほんのわずかだが「赤字国債の発行額を減らした実績」を持つ、近年では珍しく長期政権を実現した人間である。

良くも悪くも今の問題点を生み出し、あるいは従前の課題を増幅させた小泉元総理の「脱原発」発言に、私も最初は戸惑いしかなかった。巷間言われているその「変節」に関しては、「出口のない原子力政策の行き詰まり」を深く憂慮し福島原発事故の重大さを考えた上でのことと言われているが、その程度のことなら現職の総理時代に判らないはずがなく(^^;)いろんなしがらみが外れた今だからこそ、積年の思いを噴出させずにおけなくなった・・・。



と言うのが、大方の見方である。しかし、私はこの解釈が普通すぎていまいち納得できない(爆)エネルギー政策は、かつて日本が「欧米列強の経済制裁・原油の禁輸措置」を受けて大東亜戦争に踏み切った原因の一つにもあげられるくらい国家の存亡に直結した問題である。かつて総理を経験した人物が上記の理由だけでも「軽々に脱原発論をぶち上げる」ことに違和感を禁じざるを得ないわけである。まぁ、民主党の約二名の元総理のように「憲政史上<最低>と<最悪>の名をそれぞれに冠せられる位、とんでもない総理」があったわけだがこれは例外中の例外で考慮にも値しない。

もちろん周辺環境は小泉政権時代からは激変している。現在の日本は中国・韓国と以前にも増して厳しい政治的対立を持ちつつも、ロシアとはロシア産天然ガスの輸入やオホーツク海の原油開発共同事業など急速に協力関係が深まり、その延長線上に「北方領土問題解決の期待」まで添加して「代替エネルギー確保の重要な選択肢」と位置づけられている。
そして軍事同盟国アメリカからは「シェールガス革命」で得られた天然ガスの供給も得られる目処が立ってきた。つまりエネルギー政策で、その重要な供給源をロシアとアメリカと言う世界の超大国にパイプが出来た時点で、浮上してきた点がものすごく意味があると思われるのだ。


youtube概要
勝谷誠彦が最近講演などで小泉純一郎元首相が頻繁に発信している
原発ゼロ発言は、将来息子の小泉進次郎議員が総理大臣になったときに
脱原発に梶を取りやすくするための地ならしで、
安倍晋三首相もそれを承知で許容しているプロレスではないのかと
考えている様です。


脱原発政策を実行しても、当面のエネルギー供給に関してリスクを分散できる。さらに日本近海でもメタンハイドレートなどなどのエネルギー資源の存在が確認でき、「原子力」への一極依存体質から脱却できるチャンスでもある。

また、従来の火力発電自体も技術革新が行われ、高効率化が進んでおり、同じ燃料からほぼ倍に相当する発電を可能にして、CO2軽減にも対応している。

技術革新が進む高効率火力、原子力を廃止することは可能だ:日経BPネット

つまり直ぐ数年後に脱原発は非現実的だが、10年〜30年のスパンで考えた場合、十分に日本が脱原発を行える下地は出来上がっている訳だ。

ただし現状ではそれに反して、日本がこれまで培ってきた原子力技術を海外国家への輸出・移転でコストの回収にかかっているのも事実。一見、自分が嫌う「ババを輸出先に引かせる」ようなダブルスタンダードにも見えるが、日本ほどの地震や津波災害のリスクが高くない相手であれば、それほど悪い商売でもない(^^;)
これに関しても小泉元総理の言う「脱原発」政策における、「福島原発のような事故物件への対応ノウハウ」をも含めた安全対策とその整備ごと開発しパッケージ化して販売できれば、日本の高い技術力のブランド信仰ともあいまって輸出先の信頼性も得られると言うものだ。
小泉元総理の「脱原発」発言は、日本における原子力政策の転換と新しい核技術の開発養成のチャンスに置き換えようとしているのではないか?つまり「原子力ムラの構造改革」である(^^;)

海外に売る事でコストを回収し、国内の脱原発を促進しつつ安全技術を研究開発を続け、原子力施設の保守・維持・解体までのメンテナンス業態を完成させるためにも、日本として「国内原発の将来的な廃止」を政策の大前提に求めると言うものだ。

しかしそれでも現状の日本の核物質の保管問題がある。福島原発をはじめとしていずれ国内の原発のすべては耐用年数を超え次々と廃炉していく必要がある。そういう意味で国内で50基、これから輸出される分の原子炉の解体ノウハウとともに、高レベル核廃棄物の最終処理場をもし提供できる目処が立つのであれば、原子力を輸出しつつ脱原発が可能となる。

フィンランドの核最終処分場「オンカロ」は少し前に話題となった。世界初の核最終処分場として核廃棄物を収容し満杯になった時点で10万年もの期間封鎖され人類から隔離する施設である。それまでの時間の中で核物質の有害性を除去できる技術が開発されることを期待しての「最大級のモラトリアム施設(^^;)」でしかないわけだが、地震などの極端に少ない安定した地盤の中でほぼ永久保管できる施設・スペースが確保できるとなればこれは核物質の処理に頭を悩ませる人類には限りない朗報である。

人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか?:exciteニュース



北欧のフィンランド、永久凍土に地層処分を行う計画だが、日本に一番近い永久凍土のある安定した地盤を保有する国家がある。上述のオホーツク原油や天然ガスを売り込みたいロシアである。

森元首相、首脳会談の準備のためにロシアを訪問(2012年5月11日):The Voice of Russia

森元総理大臣とプーチン・ロシア大統領との会談(概要)2013年2月22日:外務省

野田政権時代から森元総理がロシアとの折衝役で動いているのは単純に「ロシア外交通」としての役割だけだろうか?財務省の犬と揶揄された野田前総理の時代から日本のロシアに対する政策は変化していってる証明でもあり、森元総理こそ先の「脱原発論」をぶち上げた小泉政権の黒幕ではないか。

これらを要約すると、小泉元総理の構想としては、日本は原子力技術を拡大再生産ではなく縮小再生産の技術の集約としてビジネスモデルを構築しようとしているのではないか?核開発の後に必ず訪れる「廃炉・解体」とその後の高レベル核廃棄物の処分場と保管技術。これらを日本が主導し開発した上で、永久凍土層を持つロシアに地層処分場として受け入れるサイクルを描いているのではあるまいか?なに、以前は自国内で地下核実験も行った国だし、人の住まない地域を中心に設定すれば、そう難しい話ではなかろう。

なにせ半減期が2万5千年〜10万年と言う期間、これらは保守管理されその事業は継続されるのである。高レベル核廃棄物の永年保管料として「日本や日本が原発を売り込んだ国」からの核廃棄物を受け入れれば、永久に収入源を得られる。こんなに安定的に存続できる事業はほかにあるものではない(^^;)ほぼ永久の金づるを生み出そうというものである。ロシアに「一枚噛まないか?」と誘いをかけ無い手は無いではないか(爆)ロシアにしてもあわよくば、その永久処分場をシベリアに設置し、日本からの核廃棄物を受け入れる代わりに、ビザ無し渡航や相互経済交流は別としても「北方領土の国家主権返還を事実上諦めろ」という着地点まで描けるのだから。

日本人の渡航や居住が認められ、日本資本の投資が可能になり、北方領土海域での漁業権交渉が妥結すれば、日本がことさらにその領土主権を主張する必然性は薄れていく。日本で解決できない問題の一部をロシアに肩代わりしてもらうことで日本が譲歩する図式は、プーチン大統領いわく「引き分け」の実現でもある。・・・それでも領土の一部が帰ってくる期待はできるわけだ。ただ、その時点で小泉元総理など関わった政治家が、未来的政策決断を促した偉人と呼ばれるか、核のゴミの形(カタ)に領土を売り飛ばした売国奴と呼ばれるかは分からない・・・にしてもである。

最初に誰が描いたシナリオかは分からないが、ここまでの絵を描いて、その礎になる発端が小泉元総理の脱原発論であるならば、喜んで言いだしっぺになるだろう。そんな気がしてならない。

やはり元総理ともなれば、その行動の是非はともかく、これくらい先を見越して明日の日本のためになることに尽力してほしいものである。民主党の元総理(少なくとも最悪と最低の二人)には絶対に出来ない芸当であることには間違いない(爆)

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妄想の兵器【もうそうのへいき】

表題の意味がよくわからない方もいらっしゃるかもしれない。兵器や軍事に少しでも関心がある方なら、「これは核兵器のことを言ってるのか?」とか、「北朝鮮の核ミサイル(大陸間弾道弾)のことか?」あたりをイメージすることだろう。

正に。上記の2つとも「妄想の兵器」と呼ぶにふさわしい。実際に使ったら(報復を受けることで)自国を崩壊させる兵器であり、使うことが出来ない兵器である。しかし、もしこの兵器が使用されたら・・・という「妄想の戦争」を想起させる決定的な兵器でもある。故に既存の核保有国は「核の不拡散」を大義名分に核開発に非常に神経をとがらす。

核兵器拡散状況
<画像元:核兵器(wikipedia)>


「持っているかもしれない」と思わせるだけで抑止力として機能する兵器は他に中々見当たらないが、これは局地的な小競り合いや偶発的を装った衝突に対しての抑止力はない。

脅されようが相手がどんな兵器を持っていようが、ちょっかいを出し続ける小規模戦闘はいつでも勃発する恐れが有る。つまり核保有は「決定的かつ最終的な脅しを相手にさせないための保険」としての抑止力を期待する点のみ有効といえる。核の傘の中にいても竹島は横取りされ、尖閣諸島は狙われるわけだから、これらの「挑発的軍事力の誇示合戦」には、最終的には「すぐ使える手駒」がどれだけ強力で初期戦闘力が高いかがモノを言うことになる。

核の抑止力が全く利かないものの代表がテロだ。核保有国で世界最強の軍隊を持つアメリカでも、9・11を始めとする多くの爆破テロを防ぐことは出来なかったし、むしろそのテロを利用して国益拡大に動こうとする部分も見えたりして、いかに最強の軍隊や核兵器を保有していても、国家の体裁は守れても、国民の生命や財産を守る機能は持ち合わせていないのが実情である。

だから、「アメリカの核の傘の中にいれば安全」と言う他力本願的ぐうたら平和主義者や、「軍拡をするから挑発と取られ緊張関係を高める」と言う丸腰天然平和(ボケ)主義者のお説は全く的外れということになる。

もし、日本が安全保障条約をアメリカと締結していなければ、米軍基地はなかっただろうが、アメリカは未だに日本に原発を輸出していなかったかもしれない。当然のことながら国境周辺の漁民は中国・韓国・ロシアの武装漁民や軍関連艦船によりおびただしい数の死傷者や拿捕・拘束者を出していたことだろう。

日本に原発を多数置くということは、いつでもその気になれば「保有する核物質を核兵器に転用する」ことを暗に認めたことでもある。IAEA(国際原子力機関)は一応、核の平和利用に関する監視団体だが、平和的でない国家(アメリカ)が主導する平和利用を考えた場合、ただのご都合主義でしかないことは子供でも分かる話ではないか(^^;)

早い話、核爆弾を製造しないなら、核爆弾の中身だけを裸で抱いているのが原発ということになる。我が国は今、対地震の安全性がとやかく言われているが、大陸間弾道ミサイルの直撃や至近着弾での安全性も考慮しない限り、起爆信管を敵国に握らせたまま核爆弾の中身(原発内の核物質)を後生大事に抱いていることになるのだが、これは大丈夫なのか?(^^;)

北朝鮮がテポドンの着弾精度を飛躍的に高めた場合、日本全国の原発が狙われたら、北の発射したものが核ミサイルで無くても核爆弾と同様の破壊効果をもたらすことになる。

北と言えば、飯島内閣参与が北朝鮮を訪れ、内々の事前交渉をしたようだが、具体的に何かを決めるための折衝というより、お互いの交渉条件設定の確認を行った様に私は思っている。だからこそ、政府チャーターの特別機でなく、民間航空機で北京経由で北朝鮮入りしたわけで、半ば「ほら、私が動いているよ」と各国の外交筋に情報が大っぴらに伝わるようにしたわけで、それを最大限利用しようと北朝鮮はこの訪問を大々的に報じたが、飯島内閣参与の戸惑った表情がすべてを物語ってる。

「(まだ、何も動いてないんだし)言う事は何もない」

ノーコメントを貫くのが当然であるわけだ。拉致被害者の一部を開放、帰国させた小泉政権下で秘書官だった飯島内閣参与だけに安倍総理はもとより、(北と直接交渉しないポーズを取る)アメリカの意を汲んでの「下打ち合わせ」であることは容易に想像できるが、北がここまで高めた緊張関係をどう収束させるか、店じまいに入ったと言う気もする。ある意味外交兵器としての飯島内閣参与(^^;)の真価が今後の展開でにじみ出てくるかもしれない。

モノノフ飯島
<画像元:ももいろクロニクル:2013/02/02(土)


う〜ん、「モノノフ飯島」(こう書くとロシアっぽいのが妙に可笑しい)が、今の日本(のみならず世界)ではすごいバリューを持つことに改めて驚かされるわけだが(^^;)彼の政治工作能力が「妄想の兵器」ではないことを祈りたい(いやマジで)

ところで(例によって)話は突然変わる(^^;)

中国網 Japanese.China.org.cn<中日両国>

中国網

たまたま拾った中国のメディア?の日本語版。世界各国語の翻訳にも対応しているメディアサイトのようだが、記事内容がなんとも「ユルさ」を感じる。画像はトップページから「中日両国」のトピックスページ。

猫寿司とか先日エントリにも上げた「プラモデル:パッケージイラスト」とか、ネタ臭がプンプンするものの(^^;)真面目そうな記事もあり、どこまで本気かがよくわからない。もしマジだとしたら、ここを見た人は確実に日本を誤解する(爆)

というのも、真面目な記事
日本のヘリコプター 米の支援でラインナップが強化
と同じ扱い?でネタとしか思えない記事も掲載されているからだ。

日本の自衛隊の武装ヘリコプター構想

日本の武装ヘリ

ほうほう、中々カッコイイ(^^;)元プラモオタクの心の琴線に触れるテイストだ(爆)しかし、これがマジなら日本やアメリカのサイトで掲載されるならまだしも、中国系のメディアサイトに掲載されるのは軍事機密の漏洩ではないか?まさかとは思いつつ(^^;)クレジットされている「RidwanChandra」を検索してみるとCGアーティストたちのサイトがあった。

CGHUB.com

ここにアカウントを持っているのがmeganeridことRidwanChandra氏。
RidwanChandra

例の作品もちゃんとある。彼の創作CG作品だったというオチだが、例の中国網のコメントが「日本自衛隊の武装ヘリコプター「風神」の完成予想図がこのほど、インターネット上に登場した。現在の科学技術の発展水準から言うと、同機はややSF的である。」とあるのは、おいおい本気にしてるのか?(爆)裏を取ってないのか?(^^;)

攻撃ヘリCG

ネットのエンタメ記事だったのかもしれないが(^^;)これが「中華ジョーク」なのだろうか?・・・ん〜ワカラン(爆)何れにしても「妄想的兵器」であることには間違いない。プロフィールによるとRidwanChandra氏はルーカス・アーツ(シンガポール)に籍をおくCGのプロ。キャリアは5年ほどで、全編CG制作のスターウォーズTVシリーズ「クローン・ウォーズ」の制作にも加わったとある。中々の凄腕(^^;)中華品質しか知らない中国系メディアライターなら「日本の脅威」を妄想しても不思議ではないのかもしれない(^^;)

というのも、ロシア国民は未だにドイツに対して恐怖心を持っているらしい。あのヒトラーの再来が現れ、またロシアに戦争を持ち込んでくる事を心底恐れているというのだ。独ソ戦争は多大な犠牲を払って(連合国側では最大の死傷者数)勝利しただけに、その報復を今でも警戒しているという。
同様に中国国民は日清・日露戦争、第1次世界大戦、日中戦争と絶え間なく大陸に進攻してきた日本に対するトラウマがあるらしいのだ。

それが真実なら、もっと怖がっておいてくれ(^^;)

尖閣や沖縄に手を出すと日本は本気出して急激に右傾化して中国を攻めるよ!オラオラオラ!核なんて日本の技術があれば90日ほどで完成するらしいから、国交断絶したら中国への核攻撃準備完了の合図だからね。ヨ・ロ・シ・ク(はぁと)

おっと、これは私の妄想だった(爆)

まぁ、日本も中韓の製品品質では(日本と比較した場合)評価が低いだけに(^^;)油断しているわけで、この連中の製品品質のすべてを「過小評価する妄想」だけは囚われないようにしたいものだ。どんな馬鹿でも継続すれば成長するわけだし(爆)

<追記>
どうやらみんな気がついたようですね。作者本人も(爆)へぇ、インドネシア人だったんだ。インドネシアは2004年のスマトラ島沖地震などで、日本も支援に加わったほか、旧日本軍がオランダから独立する時に義勇兵として参加した経緯などから「親日」度の高い国。ハイテク兵器のモチーフに自衛隊を選ぶのもそういう意味があったのかもね(^^;)

しかし中国共産党・・・大丈夫か?おい?(爆)

【誤報】中国共産党機関紙が「日本自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道! → インドネシア人作のCG作品だった:ロケットニュース24

ロケットニュース24



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