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禁断の向こうへ【きんだんのむこうへ】


禁断の向こうへ イラン人の秘密:アジアン・ドキュメンタリー

アメリカの軍事同盟国側にいる日本からは中々伺いしれない「イラン」という国の実態。これで全てを知ったつもりになるのは危険だが、北朝鮮並みに実情がわからない国のレポートとして非常に興味深く視聴した。

イスラム法により飲酒禁止にも関わらず、簡単に密造酒が作られ知人同士の小さなパーティーでは普通に振る舞われ原料も簡単に手に入る。映画では「ノンアルコールビール」に酵母を加えて「再発酵」させてアルコール分を付加する。度数は9%程だと言うから日本でも呑まれているストロング系のビール・発泡酒並みだ。

また、雪の残る山岳地帯の一角は「富裕層のための完全自由地帯」が作られている。国民の殆どはこの存在さえ知らない。ここでは酒も自由だし女性に義務付けられている「ヒジャブ(髪を隠す頭巾)」の着用も強制されない。

イランと言えば近年の話題作「海賊とよばれた男」でモデルとなった出光佐三がイランから単独で石油の買付けを行ってゲリラ的に日本国内に輸入した「日章丸事件」で欧米石油メジャー資本を手玉に取る武勇伝で知られるが、この頃のイランは王政で大正14年にクーデターで王権を奪取したパフラヴィー朝イラン王国で、2代目のシャー・パフラヴィー2世(日本ではパーレビ国王として知られる)の治世だった。

イギリスやロシアに加えトルコからも圧迫を受けるイランは石油収入を素に近代化を図り欧米に対抗を試みるが、絶対王政の常として隆盛期の君主国に莫大な富が集まり、貧富の格差が拡大し国民に近代化の負の面がのしかかり不満が蓄積する。イスラムの原理主義の台頭を招いて1978年のイラン革命によって宗教戒律が国を動かす体制に移行する。

宗教が政治を主導する方式というと、古代のローマ帝国、日本では天平13(741)年の聖武天皇による「国分寺建立の詔」によって「仏教的世界観を国政に当てはめた治世を目指す」のが相当する…と言いたいところだがそもそも古代の日本は天皇親政に近い合議を建前の「豪族政治」なので「ゆるい神道政治」のようでもある。

近代に於いても意外とアメリカは「キリスト教原理主義」が政治に強い影響を与える国であり、戒律主義ではないだけで宗教的な繋がりが政治思想や政策に影響を与え続けているのは同じである。

創価学会本部日本ではより直接的な宗教の政治関与組織として創価学会〜公明党(日蓮正宗系だが創価学会自体は日蓮正宗本部組織から破門されている)があり、この組織は第3代代表の池田大作(現在一切の消息が秘匿され生死も不明:存命なら92歳)氏の方針で政治への関与を強め、現在は与党の一角を確保している。
→画像は創価学会本部(画像元:下記東洋経済記事より)

党勢は強くはないが全国の選挙区に各2万票程度の実勢支援能力があるため選挙の当落のキャスティングボードを握られている。

創価学会はなぜ社会から嫌われるのか(島田 裕巳):東洋経済
無宗教を標榜する一般の日本人と創価学会の会員との対立も、その点では、異なる宗教観に基づくものであり、そこでは小さな「宗教戦争」が起こっていたと見ることができる。創価学会の会員が嫌われるような態度を取ったということもあるが、一般の日本人が、一定の信仰を持ちつつ、それに無自覚だったことも、対立を激化することに結び付いた。

ユダヤ教に発するキリスト教、イスラム教は本来同一神を信仰する系統的には同じ宗教である。日本で言うところの浄土宗と日蓮宗系が過去には宗教的に対立した歴史に似ている。実際に飛鳥時代、仏教伝来時の抗争(蘇我氏と物部氏の衝突)に始まり、平安時代の武装化した寺院勢力、鎌倉時代の禅宗系の幕府からの日蓮宗弾圧、戦国時代の各宗派の対立(焼き討ち、一揆)も起こっているが、治安が安定し権益の固定化がされた江戸時代には宗教各派の抗争は沈静化した。

実は世界の先進国と呼ばれる国もそれぞれの宗教観やそれに基づく「暗黙の戒律」からは逃れられないわけだ。まぁ、そうは言っても世界の各地では戒律破りが行われ「イランの非合法密造酒」「非宗教的娯楽施設」はそのまま「日本の官僚や一部富裕層に見られる非民主的・反福祉的行状」「アメリカ大統領選挙における”聖書に手をおいて宣誓できない不正行為”」などは横行しているのが現実であり、あの国のブラックボックスを覗けば、自国の闇が照らし出されてくる皮肉もまた世界共通なのである。

そしてそれぞれの国の「禁断」は、建前の部分と「真に犯すことのできない聖域」に分かれるだろう。日本においては皇室に関する国民の意識がこれまではそうであったし、アメリカでは民主主義の一つの完成形だったはずだが、それらはある国の意図によって徐々に変質させられ、内部から崩壊させられつつある。


※選出された選挙人自体の正当性が疑われている時点でのこの結果はある意味当然だろう。根本に疑問が残る選挙をアメリカ国民は本当に容認してしまうのか?

メディア・野党連合により「反中勢力トランプ大統領追放」の陰謀が完成に近づいている。アメリカ国民が後世この事実をどう評価するだろうか?アメリカという国が現状のような民主国家で存続していればの話だが…。

そのうち、こうしたある国への批判・攻撃こそが「公私ともに禁断」とされ「言論統制」される日がやってくるのだろうか?その危惧が思った以上に大きく膨らんでいることに戸惑っている私(そして多くの日本人も同じだと信じたい)なのである。

JUGEMテーマ:戦争・紛争



Posted by soup2001 | -  -



ギャップ【ぎゃっぷ】

最近ネットで話題のものはNetflixのアニメ「日本沈没2020」。
タイトルがタイトルなので内容をチェックした。と言っても私はこのアニメシリーズを1秒たりとも見ていない(^^;)予告編すら見るのをやめているのでこれから以下の論評はネットに転がっている「二次情報」を見て判断した私の個人的意見である。

見てから書くのが本道なのだろうが、あまりにひどい出来であることが周辺情報からも確信できるのと、そんな作品をNetflixに加入してまで見る手間と時間が無駄だと判断したので、不本意ながら未視聴でこの作品をこき下ろしてみたいと思う(爆)

あの世紀の怪作・超駄作「デビルマン」(那須博之監督)ですら見た私も、見るのを逡巡したということである(^^;)以下はネタバレも含むので同作品を見る気のある人はスルーして欲しい。

日本沈没2020
私は圧倒的に推奨しない(^^;)のでリンクは貼らない

日本沈没2006過去の2本のオリジナル版(1973年)とリメイク版(2006年)ではそれぞれの時代感が反映されていてそれにより評価を大きく分けることになっている。

2006年版は結末を原作から変更し本来のテーマ性まで歪めてしまい、酷評される方も少なくない。ちなみに私もこの終わらせ方は好きではないし、全編貫いた「人情噺的郷愁ポルノ」な感動の押しつけは正直「違う」と思わずには居れなかった。(画像は2006年版、樋口真嗣監督)

2006年版は1995年の阪神淡路大震災の影響を色濃く受けて、そこで活躍したボランティアや被災者たちの共助の精神が世界的にも称賛され「人の側に近い視点」を強調したのはまだ判る。さらに原作にはない「救助可能な国民の数的予測」を立てて冷徹に国民を切り捨てざるを得ないリアリズムが提示された点は良かったが、その穴埋めなのか「人の絆」へのこだわりと「日本人的自己犠牲」のヒロイズムに頼り切った逆境にこそ真価を発揮する日本人の国民性や強さを「腰砕け」的なお涙頂戴に貶めた演出はやはり落胆したものだった。

日本沈没1973過去エントリ補完【ほかん】とそのものズバリ
日本沈没【にほんちんぼつ】ではそのあたりの感想を書いているので興味のある方はそちらでどうぞ。(画像は1973年版 森谷司郎監督)

オリジナルの1973年版は原作に忠実に淡々と日本破壊へのカウントダウンを知った人々の格闘を描く群像劇として骨太に仕上がっている。

公開当時中学生だった私は「怪獣映画で見慣れた町並みのセットが怪獣以外で簡単に壊れていく映像」に衝撃を受けた。あ、ゴジラって地震や台風の暗示だったのか!と子供心なりに気がついたものだ。それぐらいその当時でもミニチュアとはっきり分かる映像ではあったが、それを現実のシーンに喚起させる想像力を大いに刺激してくれた。



予告編だけでもこの映画の迫力が伝わってくる。

まずこの「日本沈没2020」という作品を知ったのはtwitterであった。「アニメかぁ、変な方向に原作レイプされなきゃ良いが」との危惧は数日後に現実となった。

IT関連で中華人民共和国やその勢力とビジネスのトラブルから真っ向勝負で批判を繰り広げている実業家・評論家の深田萌絵氏がケチョンケチョンに酷評していたのを目にしたからだ。

アニメ【日本沈没2020】ネタバレ 名作名シーン寄せ集め脚本だし、IT演出もダメダメな理由。:深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ ITビジネスアナリスト 深田萌絵ブログ

今話題のネットフリックスのアニメが最低アニメでした。
因みにネタバレします。
日本が沈没していく小説「日本沈没」のリメイクだけど、沈没していく日本列島という設定はSF物として悪くないと思うんだけど。
自衛隊が全く出てこない、全く助け合わない人々を見て震災経験者の日本人からすると、全く共感できない作り。
(中略)
酷いプロパガンダ臭いアニメと思いつつ頑張ってみたけど、最後に沈んだのが日本列島と朝鮮半島半分。あのー、韓国も一緒に沈んでますが・・・(;・∀・)
(中略)
ファンタジーならファンタジーで思いっきり舵を切らないと中途半端だから違和感とモヤモヤ感を見る方に残すわけですね。
ただし、ここまで「日本沈没2020」に自分がエネルギーを注いだということは、ようは湯浅マジックの衝撃度にやられたということです。

それはそれで、やっぱり才能ということでw

ご丁寧にストーリー展開のアラを修正するヒント(結末部分)まで提示してのダメ出しである(爆)※詳細はリンク先で

ストーリー展開や演出技法に関してはこちらも手厳しく批判している。

【ネタバレ】『日本沈没2020』これでは日本”珍”没だ!失笑残酷脱力災害アニメを切る(氏家 譲寿):映画BOAD

リアリティの圧倒的欠如、ポルノ的残酷表現用法。原作ガン無視は元より、SF、災害、ドラマ映画としても最悪。文字通りの災害的駄作。3.11を経験した日本が作ったとは思えないほどの粗雑な災害アニメは何が言いたかったのか。

 どこを切り取っても、いや切り取らずとも最低最悪の珍アニメである。コメディアニメとして見れば良くできているが、これを災害、SF、群像ドラマ……なんでもいい。とにかく人に何かしら感動を与える作品として世に送り出しているとしたら、この作品の製作陣は頭のネジが数百本レベルで飛んでいるか、ラリッているとしか言いようがない。

※詳細はリンク先で、もっと冷静に各シーンのダメさが解説されている(^^;)

Netflix日本沈没2020ストーリーラストまでネタバレ:また日本が誇る名作アニメが誕生!:Have a Good Job

こちらは擁護派。そういう感じ方する人もいるんだね(^^;)

深田萌絵氏の『日本沈没2020』感想が酷すぎる(さぶかるもん):note

確かに湯浅監督が創業の会社「サイエンスSARU」は中国系ではなく韓国人(チェ・ウニョン:女性映画プロデューサー)が代表を務める会社。事実誤認があるが深田萌絵氏は中国系企業には敵愾心が過剰反応するので(^^;)反日的内容に「中国の匂い」を感じたのかもしれない。それに日本映画やハリウッドでも中国資本が映画製作には入り込み、設定や内容に干渉してくる話はよく聞こえてくるのであながち「無実」とも言えまい。

リチャード・ギア、反中国発言でハリウッド追放:シネマトゥデイ

リチャード・ギア

 熱心なチベット仏教徒かつ人道主義者であるリチャードは、1993年のアカデミー賞授賞式でプレゼンターを務めた際、台本を無視し、中国によるチベット抑圧は「恐ろしく人権が侵害された状態」だと非難。激怒したプロデューサーにオスカー出禁にされるも、2008年には北京オリンピックのボイコットを訴え、2012年にもインドで行われた仏教イベントで中国について「世界で最も偽善的な国」を語るなど、臆することなく発言を続けてきた。

実写版『空母いぶき』をおススメできないこれだけの理由(古谷経衡):newsweek日本語版

原作では、近未来において中国が日本をしのぐ海軍力と政治パワーを持ち、いわゆる「第一列島線」の内側を自国の内海にしようと実力行使に出る。こういった原作の背景は、もちろん、ゼロ年代の後半、中国が日本をしのぐ経済力を持ち世界第二位の経済大国になったこと。

そして中国が、南シナ海、特に南沙諸島・西沙諸島に代表されるような、近隣国(フィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾、そして日本)において、軍事的な威嚇を現実に繰り返している(もちろんそこには尖閣諸島が含まれる)、という国際情勢の現実的な機微を漫画の中に落とし込んでいるからこそ「十分にありえる」という内容になっている。

にもかかわらず、映画版ではそれらのすべてを無視して、カレドルフというルソン島北東にある正体不明の島嶼国家が、日本を脅かす存在という設定になっている。この時点で、映画的リアリティは全くない。

そしてカレドルフと中国は、別個の国家として描かれている。これでは自衛隊が怪獣や宇宙人と闘うのと何ら変わりなく、その意味でなら庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』(2016年)がいかに精密かつ完成度の高い作品であるかが分かろうというものだ。

なんちゃって転向左派の古谷(モップ頭)経衡氏にまでボロクソにけなされる始末の「原作レイプ強盗殺人的凶悪作品:実写版空母いぶき」などは日本映画界の恥辱として記念碑的な作品。ここにまで中国の介入が予想されるからだ(^^;)

「日本沈没2020」に中国が介入している具体的な物証はないものの、原作漫画から映画化されるに当たり、資本投入を受けた可能性は否定できないだろう。配給の「株式会社キノフィルム」の親会社「木下グループ」には医療事業部門も有り、北京にも事業部門を持っている。
木下グループ

「日本沈没2020」をパヨク系芸術志向監督?と反日遺伝子を持つ?韓国系プロデューサーが作ったら「日本賛美的な内容には絶対ならない」気がするのも確か(爆)それに中国マネーが絡む要素は十分ありえる。なんと言っても「日本沈没」のモチーフであれば反日国が食いつかないわけがない。状況証拠としては沈没する地域の設定が「日本列島と朝鮮半島の南半分」(爆)中国にとっては邪魔な国がセットで沈むという設定なのだ(^^;)韓国人プロデューサーを介していながらこの設定、地球物理学的な解説もほとんどされていなさそうなのにこの被災地域設定。何らかの意図を感じざるを得ないのだが?(爆)

上記のこの作品に対する批評はほんの一部だが、ネットでは映画評のページでも賛否は分かれている。私としては肯定派の言う根拠はかなり希薄であるし、「希望を捨てない若者の精神性」「国籍を意識しない新世代の日本人」「利己主義に走る一般民衆の真の姿」が破滅的な災害と言う苦境を乗り越える物語だとしても、そんなテーマなら何も日本沈没をモチーフにする必然性がないじゃないかと思わざるを得ない。
単純に「日本沈没」のネームバリューだけ拝借したかったというのがミエミエである。

湯浅政明こんなクソ映画作った監督の湯浅政明氏はてっきり若い人かと思っていたら55歳とかなりなおっさんであり(^^;)私はむしろこの方が衝撃的であった(爆)

そんな歳になってこんなアホな話を作ったのか?(爆)

プロフィールを読み進むとNetflixの配給作品「DEVILMAN crybaby」で高い評価を得たことが記述されている。永井豪原作の「デビルマン」はTVアニメシリーズは本質的に別の「変身ヒーローもの」に改変されているし、実写版は冒頭述べたように「世紀の駄作」として名高い(爆)それを比較的原作に忠実に映像化したようだが、暴力(&性的)描写を増幅させて、天使と悪魔を対比する世界として人間の中の悪魔性を暴くものとして「日本よりは欧米で評価」されているようだ。

なぜ「デビルマン」の映像化は失敗続きなのか?(小石輝):文春オンライン

小「『シン・ゴジラ』と初代『ゴジラ』は、設定も展開も結末もまるで別物や。だけど、オレの見るところ、『シン・ゴジラ』は、初代『ゴジラ』の精神を最も忠実に受け継いだ怪獣映画であり、当時の観客が受けたであろう衝撃の再現に、かなり成功していると思う。理由は、作り手たちが『圧倒的に強大で異質な存在が日常生活を破壊し尽くすが、それに対して何ら為す術がない絶望感と無力感』という初代ゴジラの衝撃の本質を、しっかりと捉えていたからや。目指すべき山頂は初代『ゴジラ』と同じやけど、そこに至る登頂ルートは、時代の変化に応じて大幅に変更する必要がある。目的と方法論との違いを明確に意識できていたことが、『シン・ゴジラ』の勝因やろう」

恋「『crybaby』は、そのあたりの意識化がしっかりできていなかった、と」

小「残念ながら、そう言わざるを得んやろうな。そやから、主人公の不動明が性欲をもてあまして飛田新地みたいな色街をうろついたり、登場人物が突然ラップで自分の欲求不満を延々と歌い始めたりと、目が点になってしまうシーンが続出するわけや。『crybaby』に限らず、漫画版『デビルマン』の映像化は失敗続き。2004年に公開された映画『デビルマン』は『映画自体が事故みたいなもの』と酷評されたし、それ以前に製作されたオリジナルビデオアニメは、完結することさえできんかった」

続・なぜ「デビルマン」の映像化は失敗続きなのか?(小石輝):文春オンライン

小「ただ、原作である漫画版『デビルマン』の『教養作品としての凄さ』は、『crybaby』のファンにも是非知って欲しいと思うんや。前回も紹介したけど、『新世紀エヴァンゲリオン』プロデューサーの大月俊倫氏は、『デビルマン』の連載をリアルタイムで読んでいて『毎週、毎週、だんだん気がヘンになりそうでした』と振り返るぐらいの衝撃を受けているし、庵野秀明監督も、『結局〈エヴァ〉もデビルマンの呪縛から離れられなかった』と話している。

 オレ自身、子どもの頃に『デビルマン』を読んでいなかったら、今の自分とは違う人間になっていたと思うし、オレが『デビルマン』から学んだ『教訓』『教養』は今の時代ではさらに重みを増している。だからこそ、『シン・ゴジラ』や、BBCテレビの『シャーロック』みたいに、『オリジナルの作品が当時の人びとに与えたであろう衝撃を、現代に甦らせる』タイプのリメークを待望しているんや」

庵野秀明監督は、「エヴァ」の旧劇場版でアスカの操縦する弐号機とエヴァ量産型との対決シーンを演出した際、「デビルマン」で暴徒たちが牧村家を襲う場面がどうしても意識から離れなかったという ©文藝春秋

恋「小石さんが『デビルマン』から学んだことって、一体何ですか。読まなかった方が、まともな人間になっていたような気もするけど」

小「それは『人間は一皮むけば、みんな獣(けだもの)』という一言に尽きるわ。ヒューマニズムなんてのは、人間という獣の表面を薄ーく覆っている皮みたいな、もろいものに過ぎん。いったん人びとの中に潜む獣性が解放されてしまったら、一人ひとりの小さな幸せや愛情なんて、あっという間に踏みつぶされてしまう。そして、『獣性の解放』の最も起こりやすいシチュエーションが、『戦争』や。そういうベーシックな人間観・世界観を、8歳のオレに理屈抜きで生々しい物語体験として叩き込んでくれたのが、『デビルマン』やったんや」

湯浅監督と同世代か上の世代には否定的、日本人ではない観客にはどぎつい表現が受けている。ということなのであれば「奇をてらうだけの」表現者であり、「あいちトリエンナーレ」に見られる、超絶マイナーな非倫理的過激表現や意味不明・難解な表現を愛好する偏執狂的信者にしか受けない表現手法を駆使する作家なのかもしれない。

また、現状では原作が注目を浴びた作品だけに「あまりに酷い原作レイプ」ぶりが叩かれている分を差し引いても、この作品の主なターゲットは日本人ではないのだろうと思うのである。海外ウケ、反日国ウケを狙って最後はヒューマンドラマ仕立てにすればこの野蛮極まりない日本で起きた災厄は浄化され、100年後?に日本列島が再隆起して日本が蘇る「キリスト教の復活神話」に結びつけてハッピーエンド的に見せているのかもしれない。

幻に終わった、4つの『日本沈没』。2020年アニメ化の前に知っておきたい、映画化の歩み:movie閲覧

映画やTVシリーズを制作するには膨大な時間とかなりな予算を必要とする。その背景を伝える記事だが、それであるならまず間違いなく反日特亜国家が台頭し「日本を政治的・文化的に沈没させたい」勢力には最適なモチーフである「日本沈没」と言う題材は作者小松左京氏の意図とは別の使われ方をするのはある意味現代においては必然だったのかもしれない。

現代においてと言うにはもう一つ理由がある。

これはtwitterでも一部書いたのだが、東日本大震災で福島第一原発で起こった炉心溶融事故は世界に衝撃を与え、9年後の現在でもろくに対策が進んでいない。溶融した炉心の核燃料や使用済み燃料に水を入れ続け、再臨界を防ぐとともに冷却に使った高濃度汚染水を濾過し安全基準を満たしたものを海に放流している。

原作のタイムスケジュールでは「日本沈没が確信されてから沈むまで約10ヶ月」実質的に陸上で各種の防災避難対策が行えるのはせいぜい半年間であろう。その短期間に停止中を含めて現存する50基以上の原発の廃炉、炉心解体、核燃料はもちろん、核のゴミの処理、青森県六ケ所村に保存されている使用済み燃料サイクル処理貯蔵施設を国外に撤去しなければならない。


六ヶ所原子燃料サイクル施設の概要:青森県

六ヶ所再処理工場
<画像元:wiki>

でなければ全原子炉と機能維持システム全体をメガフロート化し、絶対に沈まずどんなに地震振動や津波等の縦横無尽の重力加速度にも耐えうるシェル化するしか無い。

計画立案から施工〜安全検証まで数年を有するこれらの対策が間に合うはずがない。


つまり日本が沈めば少なからず核物質が太平洋に無防備に放出されることを意味し、世界規模の海洋汚染が起こる可能性があるわけだ。日本人の移住先も原作の年代よりも条件は厳しい。人類全体の人口が爆発しており居住区や食料・治安を考えれば1億2千万人の内、生存可能なのは1割に満たないかもしれない。

それだけ悲惨な想定も可能なこの災厄に言及が一切ない「日本沈没」は東日本震災以降は全く無価値である。いっそ外国勢力による「日本侵略」で国を失った日本人が自暴自棄になり凶暴化して自滅していくシナリオの方が現実感があるというものだ。

ただそれだと日本、日本人が被害者になる。貶めたい以上「被害者ポジション」は与えない。日本を操りたい側にはインフラや人的資源をできるだけ温存し支配するのが最終的な目的なのだから、そうしない中途半端な「日本半殺し」シナリオになっていると解釈すれば辻褄は合う。

日本人の価値観や認識、原作とこの駄作アニメには明確にそして許しがたいギャップが有る。天然ボケで日本人である自覚も祖先への感謝も社会に対する貢献意識もなく、ただ日本人の悪いところのみをあげつらってバカにするかのように面白がるこの感覚はとてもついていけないし評価の対象外。論外である。

どちらにしても「日本沈没」「小松左京原作」を謳うこと自体が詐欺でしかなく。見たい人は止めないが相応の覚悟で見られたし。以上!

JUGEMテーマ:漫画/アニメ




Posted by soup2001 | -  -



共産主義という病【きょうさんしゅぎというやまい】

新聞という病表題は先ごろ購入し(次に読む予定)の門田隆将氏の新刊「新聞という病 (産経セレクト)」のもじりである(^^;)

動画などで予告編的に語られていたり、門田隆将氏や小川榮太郎氏の著書などで門田氏が何を言おうとしているかは薄々わかるし、推測でしかなかった新聞社の「反日左翼体質」が的確に指摘、暴かれているであろうことはまず間違いあるまい。

資本主義?社会主義?共産主義の違いとは? 〜アメリカは資本主義でソ連は社会主義?政治経済の思想をわかりやすく解説!〜:SayGee!!

資本主義とは「お金(資本)を持っている人が、お金をたくさん稼げれる!」という考え方です。
(中略)
社会主義とは「国が経済を管理することによって、みんな平等にお金を稼げれる!」という考えです。

詳細はリンク先で読んでもらうとして、資本主義(自由主義経済)は政府の干渉をできるだけ抑えて市場の原理を最大に尊重する(ただし国家経済が危機にある時は積極介入する場合がある)。
共産主義(社会主義統制経済)では経済活動を政府が監視し、常時市場の自由取引を制限、積極介入する。

通貨相場で円安とかドル安とかで経済に大きな打撃が予想される局面ではどの政治形態も直接・間接を問わず介入するが自由主義経済では国家間の取り決めにより不当な為替操作は禁止されている。

経済で読み解く日本史 文庫版全5巻(Amazonへのリンク)などを読むと歴史上の政変の原動力(内乱・戦争)の原動力・原因には必ず経済的な偏りや不平不満の蓄積と利益の争奪が絡むように、経済の上では正義も悪も政治思想も全く意味をなさないことがわかる。それぞれが生き延びるための必死の「あがき」が闘いとなって社会が変革し時代が移ろっていく。

経済で読み解く日本史

共産主義も元はと言えばそういう社会への不平不満の発露から始まった。このあたりの話はやりだすとキリがなく面倒なのだが、アンチ共産主義はその発祥当初から「危険思想」としてヨーロッパを中心に共産主義理論(思想)に対するアンチテーゼとして相互に磨かれていく。
ドイツ人の哲学者カール・マルクスがパリ在住時代、社会に対する不満をぶつけるように理想の社会を描いてみせたがやがてヨーロッパ辺境のロシアで国家を形成するまでに至る。屈強なロシア軍に対する恐れと過激な革命思想である共産主義は誕生当初から西欧社会で強い拒否反応を受ける。

実はこのロシア革命を日本は日露戦争時期に「扇動し、焚きつける」事で極東の日本軍を援護していた。日本とも多少は因縁のある話なのだ。

しかし共産主義は話を聞けば聞くほど「根本的な違和感」を感じざるを得ない。そのあたりは下記のサイトでも紹介され、概要は私もこれまでの文献などで知ってはいたものの体系的に理解していたわけではなかったので非常に参考になった。

勝共オピニオンサイト:RASINBAN
勝共オピニオンサイト


共産主義とは何だったのか?:RASINBAN

 「共産主義って何?」と冷戦を知らない今どきの若者はピンと来ないだろう。ちょっと歴史で習っても「過去に終わった思想を、今さら知っても…」との声が聞こえてきそうだ。

 だが、20世紀以降、共産主義は私たちの「自由と民主主義を基軸とする陣営」と勢力を2分した体制であり、今も存続する一方、私たちの内なる精神文化基盤を破壊する「文化共産主義」勢力の浸透も看過できなくなっている。

 こうした人類に「災厄」をもたらした共産主義思想はなぜ登場しなければならなかったのだろうか。

 いつの時代にも人間は幸福を希求してきた。にもかかわらず、社会的格差や不平等は存在してきた。多くの場合、社会でその「不幸な人々」の受け皿となってきたのは、宗教や慈善団体などの「善意」だった。

 人類の歴史は、王の専制(一人の自由)から民主制(多数者の自由)へ移行してきたように、自由を求めてきた歴史だと捉えた(ヘーゲル)。

 しかし、人間の善意が届かず怨みに燃える人々の情念は、一斉に「社会改良」という制度変革に向かうことになった。いつしか「神は人間がつくり出した偶像だ」という主張も現れた(フォイエルバッハ)。すると「自由よりまず平等を」と「私有財産を廃止」する体制として初期共産主義は登場した。

 やがて産業革命が起こり、資本家と労働者の格差・対立に目を付け、資本主義を打倒する政治理念として共産主義理論を「完成」させたのが、マルクス・エンゲルスだった。20世紀の「革命による資本主義打倒」の結果、共産主義体制は1億6千万人もの犠牲者を生んだ。

 歴史的に共産主義形態は、

.灰潺鵐謄襯鵑覆鼻国際共産主義
共産主義国家樹立をめざす「国家共産主義
B寮より文化・伝統(最小単位が家庭)を断絶させる「文化共産主義

――の三つに区分できる。

 体制共産主義が退潮する一方、宗教や文化伝統を破壊する文化共産主義も、ベースはマルクスで、その責めは紛れもなくマルクス主義が負っている。マルクスは間違ってないと居直る経済学者も残存するが、歴史の徒花(あだばな ※)であるマルクス主義の背景にある動機と本質を明らかにし、克服する道を提示することが今こそ必要なゆえんだ。
※ 咲いても実を結ばない花。
(「世界思想」2017年6月号より転載)
※赤字は管理人による

この部分のまとめ方だけでも私には一連の脈絡が繋がっていったのだが、少々難解な本文を読み進むとやはりなぜ「こんなに穴だらけの理屈に人々は熱狂したのか?」
と思わずにはいられない。

人間の善意が届かず怨みに燃える人々の情念は、一斉に「社会改良」という制度変革に向かうことになった。

正にこれなのだが、それほど当時の産業革命以降爆発的に生産性と富の蓄積が発展した時代には「人間に対する公共的かつ福祉的視点での配慮が欠けていた」ということなのだろうと想像するだけだ。

反共ではなく勝共と言い切る明確な敵意であるこの思想もまた共産主義へのアンチテーゼの発露として早い時期に構成された。
絶対君主制や自由主義経済が花開く時期にこれらを完全否定する思想が許容されるはずもないが、これに飛びつく人が(社会の不公平性や格差を生み出した貴族や金持ちに対する憎しみが)それほどまでに深く大きかったということなのだろう。

このサイトを始め色々読んで回っていると面白い動画シリーズを見つけた。

ほぼ5分でわかる勝共理論。
勝共理論


U-ONE TVと言う名の動画チャンネルだが制作しているのは「統一教会」のようだ。キリスト教系の新興宗教で教祖は韓国人の文鮮明

共産主義思想の成り立ちや理論の解説、最近の時事問題「北朝鮮の拉致問題」「憲法改正」「モリカケ」「中国共産党の歴史と現体制」「米中貿易戦争」「沖縄基地問題」「北方領土」「北朝鮮核武装〜ミサイル」「天皇」と現在日本が抱える諸問題にもメスを入れている。そして現在スタンダードと思われる(思われていた)考え方が共産主義思想の影響が色濃くあることの指摘などなかなか興味深い。

統一教会はこうした「教養・生涯学習の啓蒙活動」が熱心なことでも知られている。各地域で「○○セミナー」と称し文化や歴史の講義や研究を行うことで受講者の信頼を得て布教活動のツールとして使っている。
セミナーそれ自体は傾聴に値する内容があったり教養を深める点で有用であることは認めざるを得ない。しかしそれが布教に結びつくと急に胡散臭い話になる。受講料を払うならまだしも、入会して教会費用を払うとなればなんのことはない。共産党の「しんぶん赤旗」を購読し各種のデモに半強制的に駆り出され仲間のコミュニティでの発言は極端に制限される。

極右と極左は名前が違うだけで本質的には同じものという事実に合致してしまうのだ(^^;)

ただ、動画(番組)自体はよくできていて「池上彰特番」を見るよりは遥かに値打ちがある(爆)

最近左翼系界隈が「皇室制度の安定的継続」を理由に男系男子継承を崩そうと愛子内親王を皇位継承順位1位にしようと画策しているが、巷間言われている通り「男系皇統の断絶」から「皇室そのものの権威失墜と廃止」までを構想しているのは明らかだ。その観点で見るとLGBTにおける「性差と法律の混乱状態を作る」工作は「父系の否定(父母をそれぞれ親1・親2と呼称変更する)」に関連し、行き着くところが「皇室における男系継承の廃絶」につながる点で「日本破壊」の長期的陰謀ということもできる。

米国や一部の外国においてはこのLGBTの人権が過大解釈されすでに「父性」「母性」が法律上では否定されつつある。そんな事を考えながら見ると得るところも多々あると思う。
注:これは統一教会への入信を勧めているものではない。念の為(爆)



統一教会とアンチ共産党という関係性は共産党のことを理解している人なら問題なく理解できるが、もし知らない人がいるなら思想の定義から始まる第1回から見ることをおすすめする。

背景的なことを言うと(統一教会と勝共連合との関係性はwikiを参照)戦前からの人脈がうまく融合し利用されている。アメリカが仕組んだのかもしれないが、先読みが下手なアメリカの戦略はそれでも十分すぎるぐらい狡猾であるという証明かもしれない(爆)

国際勝共連合:wiki

国際勝共連合(こくさいしょうきょうれんごう、International Federation for Victory over Communism、「共産主義に勝利するための国際連盟」)は反共主義の政治団体。通称は「勝共連合」または「勝共」。

世界基督教統一神霊協会(統一教会)の教祖、文鮮明が1968年1月13日に韓国で、同年4月、日本で創設した。日本の初代会長は「統一協会」の会長でもあった久保木修己。名誉会長は笹川良一、顧問団に小川半次、大坪保雄、辻寛一、千葉三郎、玉置和郎、源田実らがいた。

補足をするならば勝共連合で重要な役割を演じていると思われるのが現総理安倍晋三の祖父、岸信介である。

朝鮮戦争勃発によって朝鮮半島から日本にかけて「共産化」する流れができるのを恐れたGHQがサンフランシスコ講和を機に公職追放していた戦前の政財界の大物を追放解除しアメリカの東西冷戦戦略に組み込む形で日本国内に「反共の砦」とも言うべき政治運動を画策したと考えて良い。

この動きは日本国内の治安強化策としての警察予備隊発足と、CIAエージェントとしての岸信介、右翼会の大物笹川良一が、国内の犯罪率の高い在日勢力のコントロールと政府主導でない民間の思想団体を立ち上げることでその吸収を図ったとも取れる。実際街宣右翼暴力団の構成員は「韓国・朝鮮系」が多くなっている事実とも合致する。

激動から安定の昭和を過ぎ、変動の平成から混乱の令和?へと向かっているようなこの10年余り。
しかしよくもまぁ次から次と厄介な問題ばかり噴出するものだ。

この時期の総理が安倍さんでなければこの国難をしっかり乗り切れたか今考えても背筋が凍る(^^;)

そんな安倍晋三という政治家の一面を知るエピソードが実に意外なところから漏れ出てきた。

非情!山本太郎、ふなご議員へのリンチを放置!一方、ふなご議員を慰め、20年以上も支えてきた安倍総理。:政治知新

史上初のALSという重い障がいを抱え、国会議員となった、ふなご靖彦参議院議員。
彼のラジオ番組でのちょっとした、他愛もない発言が、れいわ新選組支持者の間で大炎上し、リンチ状態となり、謝罪文を書かされる羽目になり、それでも彼はれいわ新選組支持者に許してもらえない状態だ。

このこと皆さん知ってますか?ほとんどの国民は知らないと思います。
このあたりが実は、このれいわ新選組の極めて危険な側面であり、闇であるのだ。

そして、この間、山本太郎代表はダンマリで、事実上、リンチ状態のふなご議員を見捨てた。しかし、安倍総理は、こうした障がい者への不当なリンチを不味いと思ったのか、親しく、ふなご議員を官邸に招き、慰めた。そして、安倍総理は実に20年近くも、ふなご議員の障がいに向き合ってきたのだ。

詳細はリンク先で読んでほしいが、安倍さんらしい人間味溢れる話だ。選挙戦時に敢えてこの事を話さないのも安倍さんらしい配慮だが、僅かな言葉尻を捕らえて執拗になじる「リンチ」はさすが左翼らしい激しさだ。そして障害者を国会に送り込むという画期的な事案を起こした割には一切のフォローがなく簡単に見捨てる。いかにも左派らしい非道ぶり。山本太郎の選挙参謀は選挙違反で公民権停止中の過激派出身の活動家斎藤まさし
更に追い打ちをかけるようなニュースが…

共産、れいわ協力で一致 「野党は政権構想協議を」:産経ニュース

共産・れいわ 共産党の志位和夫委員長とれいわ新選組の山本太郎代表は12日、国会内で会談し、共産党が提唱する野党連合政権の樹立に向けた「政権構想」に関する協議を始めるべきだとの考えで一致した。安倍政権による憲法9条改正に反対する方針も申し合わせるなど協力を進めることを確認した。

 れいわ関係者によると、山本氏が他党党首と会談するのは7月の参院選後初めて。

 両党は消費税廃止が基本方針。会談後、山本氏と共に記者会見した志位氏は、れいわ側が次期衆院選での野党共闘を重視し、消費税率を5%にいったん引き下げる譲歩案を示していることに関し「一つの選択肢だ。検討したい」と語った。山本氏は「一刻も早く(野党間で)協議を始めた方がいい」と訴えた。

 会談は共産党が申し入れた。


もう何をか言わんやである(^^;)「れいわ」の支持母体が中核派であることは以前から知られていたことでこれが共産党系の過激派であることも政治を少し知るものなら容易にわかること。障害者を発言の場に引き出すという点ではそれなりの波風は立て、議席を得られたがその後の仕打ちは正に「使い捨て」。舩後氏も議員になることを考えるならまず安倍さんに相談すべきだったと今ならわかるのではないか?

挙げ句に共産党との提携である(爆)

この事だけでも共産党とそれに連なる政治勢力の暴力性・非人道性がわかるというものだ。若い時期「反抗的になって世の中の不正や不条理を憎む」のは健全な事だが、だからといってそのすべてを否定し「権力=悪」と決めつけ「ルサンチマン」の奴隷とも言うべき歪んだ情熱を引きずるのでは事態は何も変わらない。

40代くらいまでに大抵はその呪縛から開放され、もっと深く大きな視点で個人から国家に至るまでの「愛憎の注ぎ方」を学ぶものだが、左翼の暗黒面に落ちた者たちはそこからは出てこれない。ある程度の社会的立場に立って引き返せない場合もあろうが、転向者として共産主義者の非人道性や反社会性を訴えるのもいいし、山本太郎のように心あるものから見れば「あまりにあさましく品性下劣なピエロ」を演じてくれるのなら、これはこれで反面教師として彼の存在意義はあるというものかもしれない。

ただ、間違いなく彼、彼らは「自らをも滅ぼす共産主義と言う病の重病者」であることは間違いないのである。

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Posted by soup2001 | -  -



共通の敵【きょうつうのてき】

相も変わらず更新地獄(更新ネタに苦しむ地獄)から抜け出せない私(爆)

それなりにネタはあるのだが、twitterで毒を小出しにしてるせいも在り(^^;)なかなかひとつのエントリにまとめる気力がわかない。まして中断中の「帝国の功罪シリーズ」の充電のための書籍漁り&読破に時間を取られ、ネットの報道動画に時間を割かれ、前エントリの坂本真綾DVDの自分観賞用字幕作成と多忙を極めていることもあってなかなかエントリに結実していかない(汗)

とりあえず字幕のほうがナントカ決着したので(^^;)ようやくエントリ稼ぎに乗り出した(爆)

閑話休題。



シンガポール米朝会談では期待されていたほどの(私としてはあまり期待していなかったので予想通り)成果は見えず、とりあえず喫緊の朝鮮半島有事は無くなった。もちろん年内(もしくは夏頃まで?)に北朝鮮の核放棄が進展していなければ米による軍事オプションの行使は一気に現実味を帯びることになる。

その意味では今回の米朝合意はアメリカにとっての情報収集能力がフルに発揮される展開になったと読むこともできよう。今までは一切のコンタクトが不自由で(中国経由?)での情報収集だったものが、アメリカの政府関係者あるいは軍関係者の北朝鮮入りとその活動を容認せざるを得なくなる。非核化に向けての話ならば多くの設備への立ち入りも拒否できなくなるわけで、これはある意味で城の外堀を埋める行為に匹敵する。

大阪の陣で徳川勢が大砲を打ち込んで淀君を脅し、和睦に持ち込んだ挙げ句、防衛の要の掘割をほとんど埋めて裸城にしてしまった状況に似ているようにも見えるのである。

米朝会談を終え、日本政府が抱いた懸念(田原総一朗):日経ビジネスオンライン

米朝会談

 全体的に見て、やはり北朝鮮側にとって有利に感じられる内容である。しかし、トランプ氏は米朝の実務者協議について「うまくいっている。過去の合意とは異なる真のディールがまとまるかどうか、間もなく判明する」とツイッターで強調していることから、このまま妥協で終わらせるつもりはないのだろう。

 トランプ氏は米朝首脳会談の先行きに楽観的な見方を示しているが、ポンペオ国務長官は「北朝鮮が非核化に真剣に取り組もうとしているのか見極める必要がある」と慎重な姿勢を崩さない。

 そもそも、なぜトランプ氏は米朝首脳会談の実施を決めたのか。冒頭でも述べたが、今回の米朝首脳会談は歴史上初である。トランプ氏は歴代大統領が実現できなかったことをやったわけだ。

 トランプ氏は、言うならば歴代大統領ができなかったことをやるのが「好き」なのだ。特に、前大統領であるオバマ氏がやったことをすべて否定している。例えば、パリ協定離脱、オバマケアの廃止、環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱、イラン核合意の破棄。あるいは、オバマ氏が行わなかったシリア攻撃も同様だ。

 つまり、オバマ氏やブッシュ氏のやったことを全部否定し、自身の成果を強調したいのである。米朝首脳会談も、その一端だ。

 忘れてはならないのは、トランプ大統領の頭の中は、秋の中間選挙をいかにして勝つかという問題で占められているということだ。今のところ上院では勝つだろうと言われているが、下院では危ないとの見通しが強い。

 もし、ここで負けるようなことがあれば、ロシアゲートの問題が再浮上してしまう。トランプ氏としては、なんとしてでも勝たなければならないのである。

昨今頓珍漢な物言いで「老害」呼ばわりされている田原総一朗でもこの論説は比較的まともである(爆)
若者の自民党支持分析も野党の敗因分析も外してるようには見えない。確かにそう言う一面は私も感じてるのだ。ただ、肝心の旧メディアの偏向報道による反発やネットでの言論に触れない高齢層の情弱ぶりは触れていないし、戦後の自虐史観教育の洗脳からいまだ醒めない若い世代の存在も言及していない。

若い世代の「反政権」工作は実生活での関連で政権支持に回れない層が加担しているとも思えるし、在日外国人から帰化した「反日的日本人」が構成の主たる層である可能性も考えられる。

いずれにしてもノンポリの無党派層でも「モリカケしかやらない野党の怠慢」はほぼ定着してきたので(^^;)早速安倍内閣の支持率回復傾向が出てきている。

内閣支持率は6ポイント増の44%:共同通信

共同通信の世論調査によると、内閣支持率は44.9%で、5月12、13両日の前回調査から6.0ポイント増えた。不支持は43.2%だった。

内閣支持率の信憑性はこのところ特に疑問視されてきているものの、メディア主催の世論調査で政権支持が不支持を上回るともなればこれは潮目が変わったのは明らかだろう。

ネットの調査ではほぼ常時、圧倒的な差で政権支持が上回っているからである。

反日工作員たちの断末魔が聞こえてきそうだが(爆)

国会で審議中のIR法案(一応モリカケ以外もやってるらしい(^^;))でも野党は「ギャンブル依存症対策」を盾にカジノ導入の絶対阻止をもくろんでいる。そりゃ野党の支持層(朝鮮系の帰化日本人=パチンコ業界経営者)からの強力なプッシュもあろうし、干上がりそうでついにアメリアの軍門に降ろうとしている金正恩体制にとっての最後の資金源であるパチンコ業界からの送金を絶たれるのは死活問題だろうから必死だ(^^;)

逆に言えばだからこそ、ギャンブル(娯楽)産業の収益を国益に利用するために反日利権であったパチンコを潰しにかかっているわけだから、IR法案は中身が今のところどれだけ不透明であろうとも(^^;)成立させることに意味はあるのである(^^;)


そして瀕死の北朝鮮は、アメリカによって友好国のイランとも分断されつつある。

トランプ大統領がイランの核合意を離脱したあの1件である。

イランに「史上最強」制裁も、米国が核放棄など12項目要求:BLOGOS

ポンペオ[ワシントン 21日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は21日、イランが核プログラムの放棄やシリア内戦からの撤退を含む米国の要求を受け入れなければ、米国は同国に対し「史上最強」の制裁措置を導入する可能性があると述べた。

イランは米国の警告を退け、同国高官の1人は、米国がイランの「体制転換」を求めていることの表れだとの見方を示した。

米国は2015年のイラン核合意からの離脱を表明しているが、ポンペオ長官は就任後初めての外交政策を巡る演説で、イランに対する厳しい対応を表明。「イランが容認不能で、かつ非生産的な軌道を変えない限り、一連の制裁措置は一段と厳しくなる」とし、「すべての措置を導入し終わった時には、史上最強の制裁が導入されていることになる」と述べた。

そのうえで、イランが核プログラムを完全に再開させる事態となれば米国には対応する用意ができているとし、イランで禁止された取引を行なう企業に対しては責任を追及すると言明。「プログラムを断念するというわれわれのイランに対する要求は利に適ったものだ」とし、「イランが逆戻りし、濃縮活動を再開すれば、われわれには対応する用意が完全にある」と述べた。

ポンペオ長官はイランに対する12項目の要求事項を挙げ、イランが政策を有意に変更したと米政府が認識しない限り、制裁措置は緩和されないとの立場を表明。

イランに対しウラン濃縮を停止すると同時に、プルトニウムの再処理を2度と目指さないことなどを要求。核プログラムのこれまでの軍事的様相についてすべて申告し、今後は検証可能な方法で恒常的にこうしたことを放棄することも求めた。


北朝鮮の核はイランとつながっていて、イランの核開発技術と北朝鮮のミサイル技術の融合によって世界の安全保障が実はいつでも脅かされる懸念を持たれているのだ。これまで欧州を筆頭に一部容認されていたイランの核開発の制限にアメリカが異議を唱えて制裁に踏み切ることは、少なからず北朝鮮の核開発のスピードを減速させる狙いがあると見られている。

「イランの核開発合意」が実質的に有名無実化される内容であることが一部で暴露されている今、外交力でできるだけ武力を行使しない方向で北とイランを分断し、アメリカが直接金正恩の首根っこを押さえつけにかかっている…これが現状の正しい認識ではなかろうか?

もちろん、首根っこを押さえにつけられていても油断すればアメリカの向こう脛を蹴飛ばすことは可能だろうし(^^;)…そんな事をすれば自殺行為なのは明らかだが…イラン(や国交のある第三国)に技術者などの核心部分を移転して隠蔽し続ける可能性を警戒しなくてはいけない。

そのあたりでは田原総一朗の分析の通りトランプ大統領は明らかにアメリカ国内向けのパフォーマンスをやっている。もし北朝鮮が裏切ればそれを理由に「正義の制裁」を打ち出して国民にアピールすることは目に見えている。

どちらにしても金正恩に逃げ場はないのである。もし唯一の可能性があるとすれば、北朝鮮に対して甘い措置を繰り返してきたアメリカ民主党の一部勢力によるアメリカ議会工作かもしれない。

そして今回の北朝鮮危機における政治工作で鮮明になったことがある。

トランプ米大統領と習近平中国国家主席には共通の敵がある。トランプ大統領と安倍総理が国内メディアという共通の敵があるように(^^;)両人にとっての野党勢力は同時に政敵であり利敵行為すら行う反体制勢力でもある。

そして習近平政権にも野党勢力的な敵対派閥がある。ここ数年に渡って汚職撲滅の名目で粛清されてきた江沢民派だが、これはアメリカ民主党とつながりがあるとされ「ビル・クリントン政権(1994年の北朝鮮との核合意)」時点で中国国家主席であった江沢民とも連携して、香港と北朝鮮を経由したマネーロンダリングに加担していた疑惑が持たれている。

「国籍を隠す北朝鮮にうってつけ」香港で資金洗浄される闇マネー=CNN:msn
北朝鮮が、香港に100社を超えるペーパーカンパニーを設立し、金正恩体制における核兵器開発のための資金を調達していると、米CNNが報じた。北朝鮮への資金源を断とうと国際社会は制裁を試みるが、数多くの抜け穴により資金ルートの遮断にいたっていない。

CNNは16日(現地時間)、「アジア国際金融の中心地である香港が、北朝鮮政権のマネーロンダリングの中心(hotspot)になった」とその実態を報じた。記事によると、「香港ウナフォルテ有限責任会社(UnaforteLimitedHongKong)」は、北朝鮮と連携した幽霊会社、いわゆる「シェルカンパニー(shellcompany)」で、北朝鮮の国際金融ネットワークアクセスにおいて入口の役割を果たしているという。

資産や事業活動がない、表向き(殻)だけの会社を意味するシェルカンパニー(フロントカンパニーとも呼ばれる)は、それ自体は合法だ。しかし、不法資金の助成や租税回避、所有権隠蔽などのための悪用方法になっていることが多い。実際、ウナフォルテは、国連の対北制裁の専門家パネルが、最近発行した2件の報告書から、北朝鮮の羅先経済特区に銀行を開設したことが明らかになっている。

トランプと犬猿の仲のCNNが書いているのが笑えるが、案外日本の朝日新聞等によるモリカケのようにこれもトランプのせいにしようとしているのかもしれない(爆)

北朝鮮がFXで資金洗浄 日本の不正口座を操作 大阪府警摘発:時空の旅人
外国為替証拠金取引(FX)をめぐる金融商品取引法違反容疑で大阪府警に逮捕された静岡県の貿易会社代表(41)の顧客向け口座が、北朝鮮の兵器密輸の資金洗浄(マネーロンダリング)に使われていた疑いがあることが7日、公安関係者への取材で分かった。金正恩第1書記直轄の工作機関が運用していたとみられる。
資金洗浄

日本でもこれに類する事件が起こっている。より大きな経済規模を誇るアメリカや中国が全く関与していないと考えるのはむしろ不自然だろう。

彼らにとっては資金洗浄の旨味がある以上「ブラックボックス化した国家としての北朝鮮」が非常に有益で存続を脅かす存在を徹底的に攻撃する理由になる。

アメリカで北朝鮮と敵対しているトランプ大統領はその裏にいるクリントン財団(ビル&ヒラリー)とそれに連なる?ロシア金脈と戦っているし、中国で金正恩を押さえ込みにかかっている習近平は国内の江沢民派と戦っている。

なぜ習近平政権になった途端、金正恩が「中国離れ」を企図し、親中派(習近平派)を粛清していった背景もこれなら理解できるではないか。

日本では安倍政権が北朝鮮と対峙した。安倍総理の祖父岸信介は旧満州国の高官であり満州国(中国東北部:旧瀋陽軍区)〜朝鮮半島を熟知していた政治家である。これは歴史の偶然か必然か。(この時期に安倍総理が日本にいることの奇跡的タイミングを思わずには居れない。)

北朝鮮の核開発危機とそれによる事後のパワーバランスの変化は、これからが正念場であり、安倍総理は出来うる最大限の根回しや行動をとっていたと言えるのは間違いなかろう。17連休を貪って無責任に国益を害し続ける野党と反日メディアの虚妄がこれからどんどん暴かれていくのを期待したいものだ(^^;)

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Posted by soup2001 | -  -



寄生という名の依存【きせいというなのいぞん】

森友問題が相変わらず騒がしいが矛先は財務省を巡る攻防へシフトしている。

最初から思い出すと

1)大阪でこんな極右幼稚園がある!園児に軍歌を唄わせ教育勅語を暗記させ安倍晋三を賛美している!(ケシカラン)

塚本幼稚園
塚本幼稚園<画像元:在日琉球人の王政復古日記>

2)極右幼稚園の森友学園が小学校を建てる!極右の一貫校を造るつもりだ。許していいのか!

瑞穂の国記念小学院
建設中校舎の外観<画像元:阿修羅>

安倍晋三記念小学院
大阪朝日放送のイメージ画像による印象操作<画像元:ShareNewsJapan>

3)森友学園の土地取得や学校の設置認可が不透明だ!特に土地代金が異常に値引きされている!政治家の関与か?

報ステ
<画像元:情報ドットコム>

4)学園の理事長籠池泰典は日本会議の役員で、安倍昭恵が名誉校長となっているこれは問題では?

安倍昭恵
<画像元:阿修羅>

5)安倍総理が「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と言ったぞ!(ひゃっほー♪)

安倍総理
<画像元:Everyone says I love you !>

6)籠池嫁メール、安倍昭恵夫人との会話の中で関西生コンと辻元清美の関与が言及されるがこれはデマなのでマスコミ各社は拡散するなよ!

メール
<画像元:自由速報>

7)籠池理事長が国会の証人喚問で「安倍首相から夫人を通して100万円をもらった」と言っている!

領収書
菅野完が公表した振込票画像<画像元:阿修羅>

8)籠池理事長が国会で証人喚問を受けるも真相究明には至らず、松井大阪府知事への恨み節を述べ、「忖度」と言う後の流行語を広める!

籠池と政治家
<画像元:ニッポン放送>

籠池逮捕9)大阪地検が籠池夫妻を補助金の詐欺容疑で逮捕勾留。

10)朝日新聞が森友学園に関する決済書で公文書書き換えがあったと報道、後に財務省が一部の調書の多数箇所を書き換えたことを認め、これらが本省の指示であったことを公表する。

11)当時の理財局長で国税庁長官の佐川宣寿が辞任し証人喚問へ

<画像元:朝日新聞デジタル>

まぁ、この事件は非常に単純な構図にやたらややこしい背後関係が交錯し合うことでそれぞれの思惑で言い分が微妙に食い違う。誰が悪いのか、誰が嘘をついているのか、なぜこんなに疑惑があちこちに飛び火して政府の信頼及び国会の議事進行に混乱をきたしているのか?私が理解しているレベルで整理してみる。

●教育事業におけるビジネスモデル:愛国保守派の一貫教育と私学ならではの苦悩
戦後の自虐史観へのアンチテーゼとして、本来の日本の美徳・精神性を希求した学校教育というニッチなビジネスモデルを考えた森友学園ではあったが、籠池夫妻が主導的地位を占めて事業拡大を画策した時に、資金繰りに行き詰まり詐欺的行為に走る構図が見て取れる。寄付金を集めるため右派系の有名人のネーム・バリューを求めて奔走。安倍総理夫人という知己を得て最大限に利用しようとする。

●瑕疵物件処理に苦悩する近畿財務局:籠池との狐と狸の化かし合い
地歴の点で瑕疵物件である森友学園予定地とその周辺は、住民税や周辺の住宅地への地価の影響を配慮して不当に高く設定されたために、国の補助金付にして実売価格を下げるしか売却できなくなっていた。教育機関という地価にいい影響を与える事業者に売り抜けるために、近畿財務局は地中のゴミや瑕疵物件に対する補償としての値引きで、売り抜けるために土地の評価を含めた操作を行い、籠池は有利に事を運ぶために補助金を得るための額面の違う見積もりを作って地方自治体と国をペテンにかけようとする。

●問題地域の地歴ロンダリングに加担した大阪府:すべてがウインウインになるはずだった森友学園
豊中市議の木村真が「極右の教育機関・森友学園」を敵視してこれを潰すために大阪維新の会や自民党、近畿財務局など右派と親和性の高い集団で進めていた「瑞穂の国記念小学院」バッシングに火をつける。反右派の福島瑞穂・辻元清美を巻き込み、元々の地歴の所有者につながる同和系労組関西生コンも加担して安倍政権つぶしのネタとして利用しようと画策するが、土地売却と学校設立で難のある地歴をクリーンアップし地域全体の価値をあげようとしていた大阪府(維新の会)の思惑とぶつかる。籠池理事長の強引な手法による補助金詐欺疑惑が暴露されると今まで好意的だった右派系の支援は途絶し左派の狙いは当たるが、背後の深いところまで掴まれ藪蛇となって左派まで引いて全員で籠池を登らせたはしごを外す。こうした思想・組織思惑の交錯が森友問題の複雑怪奇さを広く知らしめることになる。

●官邸(内閣府)と官庁の対立:アベノミクスと財務省の消費増税バトル
第二次安倍内閣は、民主党野田政権との三党合意による政策協定によって実現した総選挙で勝利したから生まれたもので、安倍政権当初は「消費増税やむなし」であったし、その増税に耐えうる国民所得を下支えする景気浮揚を狙った経済政策がアベノミクスだった。株価が上昇し為替が円安に振れアベノミクスは成功に向かっていたがそれを叩き潰したのが8%への消費増税でデフレ脱却を目論んだ安倍政権への打撃となり以降、安倍政権と財務省の政策は対立する。
内閣人事局の創設により官邸主導で官庁の人事権を掌握すると、各官庁では激しいストレスが発生する。森友学園事件では近畿財務局の「売り抜けるための言い訳としての忖度」誤答弁のフォローのための「文書の書き換え」が発生、過去にも上層部(次官や大臣)を守るための文書改ざんはしばしばあったが、政権への攻撃を企図し露見する意図で文書改ざんをやった可能性も出てきた。最もはっきり出たのが加計学園事件での前川喜平による怪文書流布で、これは退官後であったが官庁の官邸への反発の強さを証明するものであった。

●未だ光が当たらない闇:森友担当弁護士と藪蛇を突いてしまった反安倍勢力の暗躍
近畿財務局と価格交渉を行った弁護士は問題が表面化してすぐに辞任している。表面化直後に嘘証言した工作員を雇った田中造園土木の社長・秋山肇が死亡。その翌日にも作業員死亡(ソース不明)
登記簿
経緯を一番知っていると思われる「森友担当弁護士:酒井康生」と「森友不動産こと:阿部賞久」は立花孝志氏と上西小百合辺りが関係性を指摘しているが右派も左派もこの二人は何故かアンタッチャブル。

現自民「あべ森友不動産」爆弾証拠に戦々恐々の松井一郎:カレイドスコープ



ブログと動画、どちらも中々衝撃的。カレイドスコープはややもすると安倍政権や大阪維新の会への悪意が見え隠れするので信じるかどうかは読み手の感性にお任せする(^^;)

まぁ、立花さんの話はかなり核心をついているが、このまま鵜呑みにするのも危険かもしれない。立花さん自身が言っているように中心人物「酒井康生弁護士の話」が何処からも聞こえてこないからだ。一般庶民が知り得るのはこのくらいが関の山なのだろう。大阪地検がしっかり仕事をして何もかもさらけ出したとき、大阪の政治勢力が壊滅し有権者は疑心暗鬼に陥り、それを利用しようとした左派までダメージを受けることになると思われる。これは私の予感というか、そんな気がするだけだが、変な落とし所で収束したとき生き残るのは安倍政権か反安倍勢力か?

私としては現状を見る限り安倍政権にサバイバルを期待するだけだ。(^^;)

散々ここまで引っ張っておいて言うことではないかも知れないが、色々情報は出てきているけどこんなの大阪地検に任せて国会はもっと「国政として扱うべき政策の議論」を深めるべきではないのか?(爆)



この手の土地取引が絡む案件、特に政権交代があったここ10年で起こり得る水面下のゆらぎは与野党入り乱れての利権と保身と裏切り、そして便乗して利用しようとする者共、百鬼夜行の行い全てを注視しだしたら誰も無傷では済まない、完膚なきまでに汚れキズだらけの亡者の行進なのかも知れない。

野党が森友問題の最重要人物「酒井弁護士」を無視する理由:国家総動員報

もちろん法律違反は許されるべきものではない。しかし、森友に関しては政権トップの関与という冤罪はもはや被せようもなく、矛先を財務省(近畿理財局)に振り向け、政府責任としての倒閣運動を展開するに至っては、「安倍総理さえ引きずり降ろせばそれで良い」と言った極めて乱暴な政治テロ、あるいは野党とメディア連合軍が強引に推し進める「民意を偽装した嫌がらせ」でしかない。はっきり言って言いがかり。ヤクザが因縁をつけてしつこくつきまとうのと同じだ。

ここまで来ると正常な思考回路の人間なら「何故野党はそこまで森友や加計にこだわり安倍総理を責め立てようとするのか?」と思うはずだ。思わなければ見事なまでに野党と既存メディアの洗脳工作にハマってると言わざるを得ない。
理由として「何が何でも安倍政権の支持率を下げたい」「与党を責めることで野党の評価を上げたい」「いずれ政権交代を実現するための布石に強力な現政権にダメージを与えたい」は容易に予想できるものの、今のやり方では到底実現可能とは思えないばかりか、旧民主党の分散勢力が、名を変え旗印を変え政治信条まで曲げて党を渡り歩き議席に拘泥するその浅ましさを見るにつけこの連中に支持が集まるとは到底思えないのだ。

ならば彼等野党は「議席欲しさに自己アピールできる政府与党の汚職事件をなんとしてもでっち上げたい」と言う愚かしい、国民にいともたやすく見透かされる動機だけでここまで執着しているのだろうか?
twitterやネットでの政治的リアクションを行っている人々は一様に野党の異常性を訴え、与党の信頼性や支持を表明しているが、そこで終わっていては彼等がバカにしている野党やその支持者および捏造偏向報道を繰り返すマスメディアと方向が逆なだけで大して違わないようにさえ思える。

彼らとて国政に打って出る程度の知性や人望を持ち、支援する組織に恵まれ、それなりの資金を得て政治家をやっているのだから、政治的打算がそこまで稚拙であると考えるほうがおかしい。我々は野党やその勢力が狙うべき到達点や意図を正確に見ているのだろうか?

私もこういう考え(疑問)に至ったのは少なくとも昨年のうちであったが、森友加計とほぼ半年ごとに繰り返された「捏造疑惑」によってその真意に気づくには少々時間がかかってしまった(^^;)

今年に入って再び森友で財務省を標的に再燃するのを見てようやく確信することが出来た。

彼等は森友・加計で政権を倒そうとはしていない。深謀遠慮で目指してはいるが近視眼的に倒閣を狙っているわけではない。とかを少し前からtwitterなどではコメントしていたが先週の言論テレビ(櫻井よしこ主催)の桜LIVEに登場した高須院長が端的に言ってくれた(^^;)



彼等は日本のための国会をやっているのではなく日本の力を落とすために国会で政治工作をしている。だからその目的を阻害する者は安倍政権の要人でない民間人でも容赦なく攻撃している。朝日新聞による小川榮太郎氏へのスラップ訴訟もその一つなのは言うまでもない。

何も陰謀論をここで主張するつもりはない。野党議員が他国の(特亜国家の)政治工作員であるという仮説でも立てない限り、ここまで不毛な時間つぶしを公然と行う納得の行く説明がつかないのである。

結局の所、数を頼んで強行採決していけばある程度の進捗は可能だろうし改憲発議も可能かもしれない。しかしそれでは国民世論の反発を呼び肝心の国民投票で否決される目が出てくる。安倍内閣としては着実な一歩としての改憲をめざす以上急いでいない。総裁選で三選が難しくなった際にはサプライズ人事で予想外の総裁候補を担ぎ上げる可能性すらある。改憲勢力もまた必死に国の安全保障のために命がけの戦いを行っているのだ。

改憲反対
<画像元:レイバーネット>

反改憲(あえて護憲とは言わない)勢力の狙いとしては憲法改正して日本の軍事オプションの自由度を上げたくない。いつまでも(法的に裏付けがない)見せかけの武力で実際に武力衝突した時には一方的に負けてくれる日本軍(自衛隊)であってくれたほうが都合がいい。そういう勢力にとっては、改憲議論は1分たりともやりたくない。1ミリたりとも進捗させたくない。

だからこのモリカケを使った時間稼ぎなのである。予算やその他の法案は審議も行って法案通過させてもいいが、憲法改正論議だけは何が何でも潰しにかかるということだ。時間を稼いでいる内に本国会もしくは次期国会での憲法改正発議を阻止し、秋の自民党総裁選で反安倍勢力を支援し、安倍三選を阻止できれば改憲に消極的な内閣を作り出すことができる。

今、総裁選に向けてちょこちょこ「背後から銃撃するかのような政権批判」を行う野心むき出しの某氏と某氏と某氏辺りには野党や既存マスゴミの背景にいる共通の勢力から実弾が供給されている可能性もある。

敵の敵は味方ではなかろうが、こうなると敵味方相互依存のカオスそのものが今の政治の世界であり、その対立の構図こそがそれぞれが存在の意味を裏付ける根拠になっている。

誰が味方かの判断基準は誰が敵かという共通の利害関係で測られる。誰かを味方にするために敵という概念や利害関係に依存しているわけである。

その視点で捉え直すと、今の野党は「倒閣」という共通目的によって誰とでも組むその先のことは考えない「未来なき戦略」で支えられ、その関係性に置いて政権内閣に存在意義を依存しているのである。
本来なら与野党ともに「国益・国民の利益追求」こそが国会議員の存在意義のはずだが、その目標を見失い「他国の利益」にすり替わっているがゆえの皮肉な状況ともなっているのだ。

他者依存〜精神の寄生〜:金魚迷惑
これまでも自分軸や主体性についての話題を試みてきましたが「自分で決められない」「言いなりになってしまう」側だけが他者依存ではないことにハタと気づきました。

これをハッキリさせ、気づき、自覚しないことには始まりません。共依存のもう一方、依存関係を結び、依存させる側のお話です。

表向きはしっかりしていて、自分の意見や決断力もありそうに見えるもう一方の側の人々。

が、他者に対する支配・コントロール・干渉・献身・期待によって自己満足を得たり、空虚な自分の埋め合わせをするという他者に寄生し拠り所とする本質は、やはり他者依存に他なりません。

つまり他者依存状態が今の日本の政界に蔓延しているのだ。愛国右派や反米左派がよく口にする「非独立従米路線」も軍事的な「報復抑止力」でアメリカに完全依存する関係性ではあるが、今の安倍政権が目指す改憲による自衛権の確保は「米依存型の国防」から脱却する第一歩なのだが、なぜか「戦争する国になる」とか称して憲法改正に反対もしくは消極的な反応を示したりする。

依存

先日twitterで見かけた典型的な依存症のツイート(^^;)テレビに依存していながら好みの出演者でないことへの文句をつけているだけだ(爆)フジテレビ凋落の一因となった名言「嫌なら見るな」を実践すればいいだけなのだが、このツイート主の思考にはその選択肢は無さそうだ。一応テレビ離れのすすめとネット番組の視聴のリプを送っておいたが、果たして当人の不満は少しは解消されただろうか?(^^;)

このテレビ依存症の人のように自分で発言している人でも依存傾向が自覚できてる人はそう多くはない。私の場合は自分がネット依存症である自覚はあるのだが、他に情報取得の方法を提供してくれるならネットに依存しなくても良いかも知れないという気はある。最もそれが信頼に値すればの話だが(^^;)

一番問題なのは、これだけ「旧メディア」の報道信頼性が揺らいでいる時代に、未だにこれらを信用しこれらの論拠に依存している「知的生産性を他者の言論に依存し、自分で情報の取捨選択も思考の構築もできない」いわゆる「思考停止型権威信仰」を行こなう「情報弱者」が多いことと、メディア自身もまたそれらの情報弱者の存在に依存していることであろう。

これらはもはや「宗教」に近い「固定概念」「洗脳的思考の定着」で理性的ではない。

野党の諸君のように「他国の国益」には敏感なくせに「日本の国益」に疎い議員は速やかにこの国から退去していただきたいし、その片棒をかつぐメディア各社にも速やかかつ火急的に消滅していただきたい。

その理由は、私は「国益のために批判」を行う者は評価するがそうでない者は評価しないし、そして私がこの国を愛する者の一人であり、同好の士こそ意識を共有し相互依存を希望するからである。

頑張れ安倍総理
<画像元:じゃぱそく>



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凶方撒き【きょうほうまき】

ついこの間年が明けたと思ったらもう1月が終わる(^^;)光陰矢のごとし。というところで、先日(たぶんネット時代の節分恒例行事)2月3日の節分の行事で、豆まきではないある風習がtwitter上で熱いバトルを勃発させていた(^^;)

セブンイレブン 恵方巻き
「恵方巻」という名称は1989年セブン-イレブン広島市中区舟入店野田靜眞氏が大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習があると聴いて仕掛けたことにより1998年全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まった。(wiki)


私自身、子供の頃の一時期を大阪の寝屋川市に住んだことがあるが、両親も同居していた祖父母(特に祖母は京都出身の船場〜堀江界隈に在住していた)からもそういう風習を聞いたことが無かったらしく、「鬼のお面と豆まき」は何度かやった記憶があるが、太巻き寿司をこの日に食べるということはなかった。
2000年以降に大阪に仕事で出勤していたときに、職場近くのテイクアウト専門の寿司店で恵方巻きののぼりが立っているのを見て「なんじゃこれは?」と思ったのが最初である。

だから一般的になった2000年台後半でも節分ほどに伝統的である意識はまったくなかった。で、案の定「売らんかな」でいろいろな理屈をくっつけたあたりが俗説などが発掘されてかなり怪しくなってきた(^^;)

テキサスの黄色いバラ

いわゆる「恵方巻き疑似フェラチオ起源説」である(爆)黒い棒状の太巻き寿司を花街で遊んでる旦那衆の陰茎に見立ててそれを遊女に丸かぶりさせて面白がっていたという説である。

小野寺まさる

これらのまとめがtogetterに上がっているがこれは伝統文化肯定派。デマの最初と思われるツイートを紹介しているが、これもwikiなどにある俗説のアレンジでネタに仕立て上げたと思われる点で、やはり怪しげな起源が消えない(^^;)

節分の恵方巻きと豆まきは遊郭のお遊び隠語が元というデマというかネタ:togetter

そしてそもそも論的「ローカルな風習と伝統行事の区別」に言及したのが↓

渡邊芳之先生ynabe39の「「恵方巻きなんて10年くらい前まで誰も食べていなかった」ということも言わないとみんな「日本の古き良き伝統」だとか思い始めるぞ。」:togetter

恵方巻きチラシ

小野寺まさる氏のツイートにも貼られた昭和7年の恵方巻き販促チラシ(^^;)その後のチラシではなくなっている「この流行は古くから花柳界(風俗街)に もて囃されていました」との文言がある。

それ以前から花柳界付近の地域でほそぼそと続いていた超ローカルな風習だったかもしれないが、全国展開して

「日本の誇る伝統ですっ!」

と声を大にするようなものではなさそうだ(^^;)

【破廉恥】恵方巻撲滅をめざす@ ウィキ

↑こちらは否定派(^^;)いろんな研究者の引用も豊富なので一読をおすすめするが、その中でも学術的な考察がされているのが下記。

現代人における年中行事と見出される意味 : 恵方巻を事例として(〈特集2〉現代社会と民俗)沓沢 博行 :つくばリトリポジ(筑波大学)※PDF書類のリンク元

PDF

やはり昭和7年のチラシに行き着く。それ以外の文献が見つからない以上、江戸末期から明治にかけて「江戸の板海苔」が関西でも使われるようになってから以降に一部地域で定着した「験(げん)担ぎ」なのであろう。一番最初の由来が花街なのかどうかは定かではないが、記録に残る最古が花街由来を示唆している以上、あまりお上品な風習ではなかったのかもしれない。

男性器や女性器をかたどった道祖神は全国にあり、生殖(子孫繁栄)を祈願した文化がある以上、「性行為関連の風習だから伝統にはふさわしくない」とは思わないが、夫婦の切なる思い「子供がほしい」という願いと、下品な風俗街での「疑似フェラチオ」を旦那が遊女にやらせて喜んだ(風俗でなければほとんどセクハラ)起源ではやはりこれを大々的に「伝統文化」と呼びたくない気はする。

クリスマスやバレンタイン、最近都市圏では流行しつつあるハロウィンなど外来の宗教的儀式・儀礼に起源を持つものと比較しても少々気まずい(^^;)表題の「凶方」と言うほどではないにしろ、これを「全国に広め日本の文化として尊ぼう」と言う恥ずかしい考え方をばら撒くことのほうがよほど「凶事」だ(^^;)

実を言うと私は、太巻きよりはサラダ巻きや海鮮巻きの方が好きなんだが(爆)まぁ、それでも食べたい人は食べればいい。私も巻き寿司が特売していれば買うかもしれない(^^;)ただし恵方も向かずにちゃんと切ってから食べるけどね(^^;)

冒頭のセブンイレブンのイメージ写真をもう一度ご覧いただきたい。ちゃんと切ってあるやつも盛り付けしてるでしょ?それぞれが好き好きにできれば見苦しくなく楽しめる食べ方でいいのではないかと思う。



Posted by soup2001 | -  -



狂気【きょうき】

年頭に書をしたためると「書き初め」だが、ブログの場合は何と言うのだろう?これも書き初めでいいのか?と、どうでもいいような疑問に数秒囚われるような3が日を過ごしている(^^;)

おっと、あけおめことよろでございますって、もうこれは死語なのか?

まぁいいや、とりあえず今年の正月は例年になくシフト休みが3日もついてしまった(^^;)う〜ん、昼勤の職場は年末年始休暇が長く、夜勤しかない今は正月は休みなしでもいいとしっかり言っておくべきだった(^^;)

・・・一応週4日勤務の契約なので年末年始に週5日以上の連続勤務ができないので4日おきに休みを入れられるのだが、今年は人数が増えたせいか例年よりも多く休みが設定されてしまった。確かに今朝の勤務は人が余り気味で(^^;)手持ち無沙汰になるくらい物量が少なく、繁忙期が終わった今は休ませる方向になるのは仕方ない。

しかし例年なら撮り溜まったビデオがあったのだが、今年は「地上波やBSなどのいわゆるテレビ」の視聴時間が極端に減ってしまったので、昔のビデオかレンタルで借りてきたDVDばかり見る羽目になる(^^;)せっかくchromecastも導入したし、わざわざ出かけるレンタルビデオよりyoutubeの気になる番組をはしごで見るのを考えているが、そうなるとレンタルビデオも月額の動画配信でいいかもしれないと最近思うようになった。

Amazon.co.jp: プライム・ビデオ

Amazon.co.jp: プライム・ビデオなら月額換算だとかなり安いので宅配レンタルよりもお手軽だ。

Video&TV castしまった。それなら最初からAmazonTVにしておくべきだった(爆)・・・と思いつつ調べてみると、chrome機能拡張でPCからChromecast非対応の動画サイトをcastできるとわかった。さらにリモコン代わりに使用するスマホのアプリでChromecastに同じようにweb動画をcastできることを知り、youtube以外のニコ動デイリーモーション、あるいはビメオがTVの大画面で見られるようになった。

現在に至るまで年末の29日以降、地上波番組はタダの1本も見ていない(^^;)父がなくなった時(もう22年前になる)にそれまで購読していた新聞は止めた。今年は唯一見ている数少ない番組以外はテレビを見なくなることは確実だが、ネット配信の動画チャンネルで十分代わりが務まるばかりか、妙なバイアスがかかっていないものが多いので地味ながらも結構楽しめる。

映画もそうだが、スポーツの生中継を見ないなら動画配信サイトで十分だったのだ(^^;)



GALAXIES Vol. 1 - 4K (UHD) from Adrien Mauduit Films on Vimeo.

Vimeoのこのチャンネルが最近のお気に入り。壮大な自然をテーマにしていて非常に美しい。これが大画面で見られるのであればくだらない地上波などお呼びではない(^^;)

cast buddy
この機能拡張でVimeoのサイトをそのままTV画面に持っていける。PC上でもスマホからでも全画面表示を選択すればフルスクリーンで迫力の動画が堪能できる。

Adrien Mauduit Filmsの幻想的なタイムラプス動画は、見るたびに狂気渦巻くこの世の憂いを一瞬でも忘れさせてくれる。この雄大な自然の営みに比べて、人間の営みの何と薄汚くみすぼらしいことよ。

2017年はいろんな狂気が火を吹いた年だった。安保法制から続く反安倍政権キャンペーンに明け暮れる既存メディア。小池劇場による東京都の混乱からモリカケ報道安倍総理に対する冤罪事件と財務省の国有地売却にまつわる不透明処理と文科省スキャンダル。解散総選挙による野党の離合集散。

憤り、半ば呆れ、それでも止めることのできない社会生活での国民としての自覚と責任は、これらの問題から目を背けることを許さない。リアルな生活で社会に影響をあたえることなどできない私でも、世の中の動向には目を光らせ、おかしな動きにはネットを通じて「大衆の冷静な判断」をウォッチする。

ややもすると大衆は愚かで誤った判断・選択を繰り返しているように見えても、今の日本は少しずつでも健全化に向かいつつあると思っているしだからこそ、その中で既得権を守ろうと社会の変革、価値の再評価、政治改革〜憲法改正に向かいつつある流れを驚くほど卑怯な手口で引き戻そうとしているかのようだ。

朝日新聞を始めとする新聞メディア、NHKを始めとする地上波テレビ局の偏向ぶりは、激化すればするほどカウンターとしてのネット動画番組が注目され矛盾を指摘された地上波は為す術もなく支持を失っていく。私のようにネット越しに既存メディアウォッチャーのツイートをつまみ食いするだけでも既存メディアの主たる言論傾向は手に取るように把握できるから笑えてしまう。テレビにかじりついて真剣に見るようなものではもはやない(^^;)

年頭のトップスターに躍り出たのは「朝まで生テレビ」で小学生以下の現状認識を暴露した漫才師、「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔であった(^^;)



ウーマン村本大輔「おまえが戦争に行くのか?と言いたいですね」(週刊女性PRIME):exciteニュース
 僕は弟が自衛隊員なんです。安保法制や憲法改正の議論を聞いていると、隊員の命をカードのように扱っている気がして。

 国際貢献のためというなら、まだわかる。でも、ほかの国に命をかけて行くわけで、国が個人の命を取り扱う権利なんて1ミリもないと思います。

 そう話すと、みんな「外国から攻められたらどうするんだ?」と言う。『朝まで生テレビ』に出演したときは、田原総一郎さんから「国民は国を守る義務があると思う」と言われたし、そう考えるやつはネットでも山ほどいるけどおまえが戦争に行くのか? と言いたいですね。

 北海道・稚内でライブのあと、スナックで飲んでいたら偶然、お客さんに航空自衛隊の方がいたんです。海外派兵について尋ねたら「僕らはもちろん命をかけるつもりでいるけれど、やっぱり誰かに止めてほしい」と話していました。そら、そうやろ。簡単に命をかけさせるなと思います。

自衛官の弟にしてみればこの上なく迷惑な兄であろう。他人事ではあるが彼の弟くんにはご同情申し上げる。村本の論点はネット民の多くがツッコんでいるように、無知・認識不足・思慮の浅さからでているものが殆どで自分で脳みそから汗を流すほど没頭して考え込み、その命題の答えを先人の知に頼って解き明かそうとする「思考の旅」を経ていないのが明らかだからである。

航空自衛官の言う「僕らはもちろん命をかけるつもりでいるけれど、やっぱり誰かに止めてほしい」「僕らはもちろん命をかけるつもり」という決意を覚悟を村本はどう聞いたのだろうか?

村本の批判は他人はどうなってもいいから自分だけは助かりたいという、極めて自分本意で幼児的なワガママの域を出ない。それを命の大切さにすり替えて自己弁護を試みてるだけにしか見えないし、正論ぶった言い方で同調を求めてるにすぎない。自衛隊員の命を守りたいなら敵に攻撃する意欲を失わせるような強力な武器をもたせればいい。

北朝鮮の核武装はそもそも自己防衛が目的であり、核を背景にした政治的圧力で交渉の主導権を握るのは次の段階である。自衛隊の存在そのものも核ミサイルも本来の存在理由は「抑止力としての強力な戦力保持」なのだ。

もちろん武力はそれを使う側の意識ひとつで侵略にも使うことができる。ナイフを調理器具の包丁として考えるか他人を殺傷する凶器として考えるかの差でもある。自衛隊について論じるのであれば、国際法における正規軍としての法整備の不完全さ、装備の貧弱さ「報復抑止力の欠落」が論じられなければ全く意味がない。

今の自衛隊と憲法では、日本で戦争が起こればそれはすなわち本土決戦である。戦争に行くもクソもない。戦争が向こうからやってくるのだ。相手が撃ってこなければ撃ち返せないしこちらが負傷・戦死しなければ、相手に傷をつければ傷害罪・殺人罪である。

現状では相手の攻め方次第では、自衛隊もろともに無抵抗のまま日本人は殺されていくのである。憲法に書かれている有事の際の真実とは、国民を守らないことを宣言しているに等しい。目的としておかしいではないか!条文が狂っている。

かろうじて、それだけの犠牲のもとに報復戦力としての米軍の存在があるからこそ、ロシアも中国も北朝鮮もはたまた韓国も日本に手を出さなかっただけの話なのだ。

本当の狂気とは、お花畑平和(ボケ)主義者の狂信する憲法の中に存在しているのである。

狂気
<画像元:Zenport Book Club>

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偽計【ぎけい】

偽計

人を欺く偽りの謀(はかりごと)・計略のことだが、よくよく考えてみれば「信用できない既存メディアの垂れ流すニュース」は皆「偽計」の可能性がある。朝日のように誤報と言い訳しつつ「確信犯的」に世論操作・印象操作を行って「反日的な主張」を拡散する行為はもはや犯罪ではないのかとさえ思うことがある。

実際に今年の「モリカケ一連の報道」は偽計と呼んでいいほどの「情報の意図的な切り取り」が酷かった。

偽計業務妨害罪 :コトバンク
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人の錯誤,不知を利用する違法な手段をいう。たとえば被害者の商標と酷似したものを使用して粗悪品を売出したり,漁場の海底にひそかに障害物を沈めておいて漁網を破損させる行為などである。

報道機関の虚偽の報道は確実に偽計業務妨害と言えるだろうし、国益を害する目的あるいは日本の国民及び政府の信用失墜を図る意図を持って誤報を繰り返したり、自分の主張に都合のいいように事実を歪曲・捏造する行為は犯罪であろう。

虚偽告訴罪:wiki
虚偽告訴等罪(きょぎこくそとうざい)とは、刑法が定める犯罪類型の一つで、刑事実務上および刑法学上の用語。誣告罪とも呼ばれる。他人に刑罰や懲戒を受けさせる目的で、虚偽の告訴をする行為を内容とする。告訴だけでなく虚偽の告発や、処罰を求めての申告も含む。
虚偽の申告で人を貶めることを古くは讒訴(ざんそ)または誣告(ぶこく)といった。旧刑法下でも誣告罪(ぶこくざい)と呼んでいた。

実際に慰安婦問題での訴訟は敗訴となったが、「朝日新聞による日本及び日本人を貶める工作」は広く周知の事実となった。

【朝日慰安婦報道訴訟】「不当判決だ」法廷騒然 原告側「戦い続ける」:産経ニュース
 平成26年に朝日新聞社が一部の誤報を認めて取り消した慰安婦報道をめぐり、国民2万5000人が日本国民としての名誉や人格を傷つけられたとして同社を相手取って起こした訴訟。この日言い渡された判決は「朝日新聞の慰安婦に関する誤報で、名誉毀損(きそん)の被害者がいるとすれば、それは旧日本軍や大日本帝国、日本政府だ。日本人一人一人の国際社会における評価が下がったという道理はないし、そのような事実を認める証拠もない」と認定した。

この報道を元に韓国においては朴槿恵前大統領自ら「告げ口外交」で世界中に日本の犯罪を触れ回り、個人の名誉だけでなく、外交上や国際的信用の点でも計り知れない損害が認められてもおかしくないのに地裁としての判断は「腰が引けたというより明らかに反日的報道に加担した内容」であったと言わざるをえない。

こんな弱腰の司法を見くびっているのか、国会議員の有田芳生はこの偽計をtwiterで繰り返している。選挙妨害・公職選挙法違反が疑われる偽情報の拡散である。

有田芳生

一応監視目的で私も先日からフォローしているが早速やってくれた(爆)これが嘘の内容だったというのである(^^;)

有田芳生氏「NHKの情勢調査では自民党270,希望50台」→NHKに問い合わせたら「情勢調査はしていない」と驚愕の回答ふたたび : 以下略ちゃんの逆襲 ツイッターGOGO

有田芳生氏がNHKの情勢調査として自民党271、希望50台とツイートしアナウンス効果を狙っているようなので、正しい数字なのかNHKに電話で問い合わせてみました。

(中略)

モチヅキさん「まずNHKの情勢調査と言うようなものは行っておりません」

以下略ちゃん「有田芳生さんがそのようにツイートしてるんですが」

モチヅキさん「(中略)その日程ですと世論調査は行っております。(中略)HPでもご覧になれます」

世論調査
<画像元:NHK NEWS WEB(各党の支持率 NHK世論調査)>

(中略)

以下略ちゃん「(中略)有田芳生さんのツイートしているのは、NHKの情勢調査という議席数予測のようですが、それはどこで発表されていますか?」

モチヅキさん「そのようなものはございません」

有田芳生は以前にも同様の偽情報を流した前科が有りこれで2度めである。公職選挙法違反でも取り調べを受け不起訴処分になっている。

不起訴s
※クリックで拡大

罪がないわけではなく、起訴を猶予して罪としないと言う裁定。仏の顔も3度というが、あまり舐めた真似をしているといくら左翼に甘い司直でも逮捕・失職はありうるのだ。

そうでなくてもtwitterアカウントの不正使用と言えるのでどこかの誰かみたいに凍結される可能性もある(爆)

懲りないやつは懲りるまで懲らしめてやらねばいくらでも再犯する。こんな男が国会議員をやってるのだから世も末だ。

不倫なんかよりもよほど始末が悪いはずなんだが、国会議員のリコールに関する法律も作る必要があるんじゃないか?(^^;)

※現状では国民の請求による直接解職は法律に規定がない。

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Posted by soup2001 | -  -



嬉々管理【ききかんり】

世間一般ではGW真っ只中だが、非正規勤務の私は連休とは無縁の生活である。それでも時折2連休程度は通常の休日にシフト休も併せて組める場合があり、今日より二日間は世間の連休に(珍しく)シンクロした休みとなった(^^;)

北朝鮮関連やら国会やら、はたまた北朝鮮対応に関しての国内のニュースを見てみると色んな旗色が鮮明となって憤りを覚えると同時に、「半島危機は色んな意味でわかりやすい<リスクの見える化>装置」という気がしている。

DAPPI
DAPPI‏ @take_off_dress


ツイートに貼られているのは羽鳥慎一モーニングショーだと思うが、テレビ朝日が朝日系列の雑誌編集者のコメンテーターを出演させている時点で「パヨクによるパヨクのためのパヨクの安倍政権批判番組」でしか無い。まぁ、そこまで言って委員会NPなどは「右派による右派のための右派のパヨク(および特亜国家)批判番組」でもあるわけなのでお互い様ということなのだが(爆)

羽鳥慎一は日テレ出身だったはずだが完全に左派に取り込まれたか(^^;)地上波テレビでメインを張るMCで、右派(寄り)と言えるのは辛坊治郎くらいだろうから仕方ないのかもしれないが。あの池上彰だって(ソフト路線ではあるが、辛辣に批判をする意味で)しっかり左派系なんだし。

それにしても「不安を煽ってる」という認識がジャーナリストとして信じられないレベルではある。歩道のない道で爆音を立てて蛇行しながらやってくる暴走族の車に対し「警戒し注意喚起する」ことが「不安を煽ってる」とクレームを付けられるようなものだ(^^;)

それ、まずミサイルを立て続けにぶっ放してる北朝鮮に厳重抗議してから言え!と思うのが普通だと思うのだが、ネット民やネットのニュースワイド(虎の門ニュースとか)でも同じツッコミを一斉に入れている(爆)

パヨクのボケには笑えない痛々しさがあるのだが、
そろそろその芸風変えてくれんか?(爆)

だが、パヨクの腐れ芸は他でも顰蹙の嵐を巻き起こす(^^;)

ミサイル文書配布「子どもに不安」 滋賀、教組が知事らに抗議文:京都新聞【 2017年04月27日 23時20分 】
 朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて、滋賀県教育委員会が弾道ミサイル飛来時の対応について県立学校と各市町教委に通知を出したことに対し、全滋賀教職員組合などは27日、戦争の危機をあおり、子どもに不安を与えたなどとして三日月大造知事らに抗議文を提出した。

 同組合などによると、県教委は「屋内避難の呼びかけがあった場合は幼児・児童・生徒の皆さんに周知をお願いします」などとする通知を25日までに出した。このため多くの学校が保護者向けの文書を作り、児童や生徒に配布した。

 抗議文では、児童生徒に唐突にミサイル飛来の可能性を伝えればパニックが起こると批判。実際に、小学生が「戦争が起こる」と泣きだした例があったとした。その上で、「政府・内閣官房はこの機を利用し国民を煽(あお)っている」とし、文書の回収や保護者への謝罪を求めた。

 県教委は「子どもの安全確保を最優先に、迅速に対応するためだ」(総務課)として、文書回収や謝罪の考えはないとしている。

教育委員会は子供の教育問題に関してはその制度自体が問題視されている部分もあるのだが、これに限っては正しい判断を下した。おかしいのはどう見ても滋賀教職員組合の方だ。まぁ今頃大量の批判や抗議・罵倒が滋賀教組には舞い込んでいると思うが、おそらく彼等にはどこがおかしいのか・間違っているのかわからないのではなかろうか?(わかっているならそんな意見が出ても、抗議文を出す前に内部で処理するはずだ。)

まるで硬直化した官僚型思考法というか、誤った平等主義・安全主義の典型で、「縁起でもないことを言うものではない」「何も起こらなかったら騒ぎを大きくした責任をどうするのか」「物事は起こってから対処すればそれでいい」・・・仕事をしない役人の発想そのものであり、福島第一原発事故が発生するまでの原発安全神話下における災害対策や危機管理の思考法と同じだ。

いや、ここまで無責任に危機管理を放棄するのは日本人的ではないかもしれない。少なくとも民間企業であれば「とりあえず何か事が起こってからでは遅いので、できるだけの安全マージンは確保しておこう」と表向きは同じようなことを言ってはいても裏ではしっかり対策を施しているものだ。役人とは対応が真逆の保身なのだ(^^;)

こういういい加減な「危機意識」を聞くとあの事件(事故)を私は思い出す。

2014年韓国フェリー転覆事故:wiki
事故船の乗務員による避難誘導も完全でなく、「救命胴衣を着用して待機してください」という自動船内放送が流れたのみで、船員も乗客へは「動かないでください」とのみ繰り返していたという声もある。そのため、4階にいた多くの高校生たちのほとんどは船内放送に従って待機したままと見られ、適切な避難誘導がされれば多くの命が助かったとする声もある。
救助活動<画像元:NAVER(韓国)>

「ケンチャナヨ」な危機管理がどれだけの事故・人災を彼の国で起こしてきたか、いや、我が国でもそういう安易な想定、甘い危機管理によって重大事故が起こり、その最たる例が福島第一だったではないか。

民進党や左派のマスメディアが半島危機よりも森友にご執心なのは周知の事実だが、現実対応の方法にいちいち文句をつけるこの無神経さは改めて驚かされる(^^;)

さて昨日は憲法記念日であった。改憲派の私としては、NHKなどでも各党からの代表が論戦を繰り広げたらしいが、「NHKが仕切る以上大した議論はできまい」(爆)と思っていたので見ていない。twitterで抽出された共産党や自由党などの腐れパヨクの酷いコメントを見て、「ああ、こいつらはどこまで言っても水掛け論にしかならんな」としか思えなかったし、その程度の内容ならわざわざ時間を割いてまで今さら見る必要はないのだ(爆)

今年の目新しさと言えば、改憲案ではない「自主憲法」を掲げた党がいたことだ。



上はサイトのトップページにアクセスすると現れるコンセプトページ。ブラウザの画面を動画でキャプチャしたものだが、これを含めて、中々金も気合も入った作りである(^^;)

日本国憲法草案について:日本のこころ

自民党改憲案:PDF

日本のこころの考えるポリシーには共感できるのだが、自民党改憲草案と同じ懸念が一つある。

 (憲法尊重擁護義務)
第九十一条 国民は、この憲法を尊重しなければならない。
2 国務大臣、国会議員、裁判官その他全ての公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。

憲法とはそもそも権力を縛る法律である。確かに国民主権を謳っている以上、主権者たる国民に憲法遵守を求めるのは当然といえるのかもしれないが、この場合の権力抑制装置としての憲法は、国政及び外交の執行者としての政府や立法権限を持つ国会とその議員(地方行政における政治的権利も同様)、安全保障に重大な役割を持つ国防軍とそれらを監視する司法に対する足かせが憲法であるはずだ。

なにより、日本国内に在住する外国人は日本人でないため「憲法を尊重しなくて良い」と読めるのが気にかかる。日本人が他国に長年住みつけばその国の憲法(基本理念)を読み聞きすることもあるだろうが、言われなくても「その国にとっての守るべき慣習・文化・歴史認識」についての一定の配慮はするはずだ。日本においてそれをしないのは一部の「在日」韓国人・朝鮮人・中国人くらいのものだろう。

国民に尊重の義務を求めるならば、在住する外国人にも求めるべきではないのか。なぜならこれらの憲法においては少なからず日本国民に準ずる扱いではあっても「在留外国人の基本的人権は保証されている」からである。

一部野党は日本を尊重もしないくせに「地方参政権をよこせ」と言ってるぐらいなのでそれならば絶対条件として日本在住の外国人、特に永住権を申請する外国人には課してほしいと思うのだ。でなけりゃ後々ややこしい話になりかねないこの一文は外すべきだ。その点は現行憲法のほうがマシに思える。

国民の意識はようやく改憲〜安全保障体制の見直しに向かいつつあるようで、憲法9条の条文改正もさることながら、「自衛隊の存在意義・位置づけ」「国家緊急事態宣言」の付記・新設は必ず実現して欲しいものである。そういう意味では北朝鮮危機は、ある意味で改憲派として歓迎している部分もあるのだ(^^;)

北朝鮮がどうにか決着して当面の危機を脱したとしても、南にはとにかく日本を目の敵にする反日国家と、西には海洋権益を求めて邪魔な日本に圧力をかけようとする反日国家と、北には不凍港を求めて南下しあわよくば勢力園を太平洋に広げたい野心的独裁国家が日本を取り囲んでいる。東には日本を飼いならしたつもりでいくらでも無理難題を言いつけてくる野心的金の亡者の国がいるのだから、日本が自主防衛に近づける好機をうまく使ってほしいと祈るのみである。

実際に火を吹かないのならいくらでも危機を煽ってくれとばかり、
すれすれのスリルに嬉々とする私なのだ(爆)
↑我ながら危ないやつだ(^^;)

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琴線【きんせん】

時折エントリする音楽系のネタ。それらは私個人の心の琴線に触れるものがあればこそエントリとして上げているのだが、最近では欅坂46の二人セゾンがお気に入りである(^^;)



まさかAKB系統のアイドル曲が今さら「どストライク」に来るとは思っていなかったので意外なのだが(爆)過ぎ去りし若き日々の甘く切ない心情を思い出させる少し悲しげな旋律がヒットしてしまったのだから仕方がない。

他のPVも何曲か聞いてみたが、二人セゾンほどハマるものはなかった。それでもアイドル曲であってもやはりいい曲はあるもので、最近導入したLINE MUSIC(お試し30日無料期間中)でもあえて聞かないアイドル系のアルバムも幾つかチョイスしてみた。メインは昔良く聞いていたジャズ&フージョン系のLee Ritenourで作ったプレイリストだが、毎日何時間も音楽を聞くような生活でもないので(^^;)無料期間が過ぎたら時折チケット(30日間20時間)を購入するぐらいだろう。



やはり若い頃に聞いた音楽の嗜好はそんなに変わらない。サービス利用を継続しても結局は古い曲を中心にチョイスすることだろう。それでも最近のこの手の音楽配信サービスは、私のようないい年のオッサンでも「音楽の嗜好の幅を広げるいいチャンス」ではあると思う。



ニコ動の音源は音質がしょぼいのが残念だが、LINE MUSICの音源はとてもクリアでストリーミング配信の割にはスムーズに再生され非常に良い。彼女もミュージカル映画「舞妓はレディ」の女優さんだけあって素敵な歌声だ。この曲の入ったカバーアルバムもプレイリストに入れた。

聞きホーダイとなると若い頃と違い、普段「音楽バカ」から離れているオッサンでも色々探してしまうな(爆)

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期待はずれ【きたいはずれ】

今日明日明後日、この3日間は久しぶりの3連休である。2箇所の勤務先を非正規で務めている私の場合、片方が(年末年始などで)長めの連休になっても、もう片方が年中無休体制なので中々連休にならない。しかしその年中無休体制の職場では「年次有給休暇」が付くこともあって気づいたら2週間分も有給が溜まっていた(^^;)

例年なら今頃はちょうど桜の開花時期なので、桜を撮影するために遠出も出来るようこの3日間を設定したのだが、見事に空振り期待はずれ(爆)今年は例年より開花時期がずれ込んで来週あたりが絶好だったようだ、残念。

自宅裏のミニ公園の桜も一輪二輪ほどは開花しているが、大きく膨らんだ蕾ばかりが開花予備軍を形成している(^^;)

というわけでこの連休はひたすら惰眠をむさぼることになる。あ〜あ(爆)

ついでにというわけではないが、最近「桜の寿命問題」と言うものを拾った。

「桜の寿命は60年」はほんとうなのか:ライブドアニュース

桜花見シーズンも終わり、桜の木には青葉がみなぎってきた今日このごろだが、先日、「桜の寿命が60年」という噂を耳にした。

日本で最も有名な桜は、「ソメイヨシノ」という品種なのだが、これは第二次大戦後、全国で一斉に植樹が始まったものなのだそうだ。今年で終戦から67年を迎えるわけだが、もしソメイヨシノの寿命が60年だとしたら、そろそろ日本全国の桜が寿命を迎えて、日本から桜が無くなってしまったりしないのだろうか?


え?とばかりに検索してみると、結論から言えば「ソメイヨシノ」が日本から消える心配はなさそうだが、元々園芸品種で繁殖できない。※結実した種子から栽培しても原種の特徴(遺伝子)が再現されてしまいソメイヨシノの特徴が失われる。現存するソメイヨシノは全て原木から接ぎ木によって増やされたいわばクローンなのだ。ただ、日本各地で華やかな春を演出する桜の約8割はソメイヨシノだという説もあるらしいので、元々長命であるエドヒガンなどの原種と違って、雑種のソメイヨシノはちゃんと手入れをしない場合数十年ほどで衰退期に入ることは十分あり得る話ではある。

ソメイヨシノがクローン増殖させた桜だというのは某韓国の「ソメイヨシノ起源説」といういかにもな妄想を知った時点で知識として知ることになったが、精度が甘い某国民のことだから「本物のソメイヨシノ」の特徴も知らずに自生種の山桜を「韓国原産の王桜(ソメイヨシノのつもり)」と思い込んでるようだ。

韓国人「桜の起源は韓国じゃないからね」:カイカイ通信
韓国人はなぜ桜の起源が済州島だと信じ込んでいるのだろうか
これは、遡ること80年前の日帝時代、日本の小泉源一という学者が日本のソメイヨシノは韓国済州島が起源であり遺伝子解析もほぼ一致すると主張したためだ。
え?日本人までそう言うなら桜は韓国から日本に渡ったということでいいんじゃないの?
そう思ってしまうかもしれないが、注目すべきは、これは桜ではなくソメイヨシノだということだ。桜の原産地は、済州島ではなく古くから中国、韓国、日本などに広く分布していたものだ。その中の王桜という種類が済州島の原生種であり、日本にもそのようなものが多く存在する。

小泉源一という日本の学者が「王桜の原産地は済州島」と主張したことに対し、韓国では「桜そのものが原産地」とひねりを加え、「日本の桜も全て韓国から渡ったもの」と間違って解釈してしまったのだ。

ソメイヨシノ〜王桜起源説:wiki
鎮海の桜に見られるように、韓国には日本統治中にソメイヨシノが導入されたが、韓国ではソメイヨシノの正体は韓国固有種の王桜(エイシュウザクラ)であるとする韓国起源説が主張されており、その為朝鮮語においても両者を区分せず、どちらも「왕벚나무(ワンボンナム)」と呼称されている。このため現在においても王桜の名所を作るという名目で韓国内でソメイヨシノの大量植樹が行われている。しかし上記の通り様々な遺伝子解析によってソメイヨシノの片親は日本固有種のオオシマザクラであり、ソメイヨシノと王桜は遺伝的に異なることが明らかにされている。2017年には改めて森林総合研究所(チーム長 勝木俊雄)と岡山理科大学の池谷祐幸がサクラの種間雑種について分類体系を整理し、韓国済州島の王桜(エイシュウザクラ)はエドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種でありソメイヨシノと異なることを明らかにして、新たな王桜の学名(Cerasus × nudiflora (Koehne) T.Katsuki & Iketani)を確立させて、国際的な周知が行われた。

案の定(^^;)ただ、韓国人が起源を主張するもの全ては「良い物」であることから、元々は日本発の園芸種であることが気に入らず、無理矢理な理屈(日本のものであることを否定する嘘)をこねているということも真実だろう(^^;)

一時帰国中の駐韓大使の韓国帰任を発表した日本政府だが、次期大統領が慰安婦合意を否定するなら今度こそ「日韓断交」も現実味を帯びてくる。韓国がこの期に及んで日本になびく可能性もなくはないが、これほど反日煽動が定着している以上あの国は今後とも親日国になることはあるまい。

嫌韓派の私としては両国が疎遠になることは全く問題ないというか、むしろ歓迎している。一部の親日韓国人(在韓・在日ともに)には苦労が増えることにはなろうが、こういうときこそ「民団」の構成員は日韓友好に尽力してほしいものだ。もちろん日本に働きかけるのではなく韓国に対しての行動を求めるものだ。

日本はこれまでにこれ以上無いほどの譲歩をしているので、「ここから先は無いことを認識」しない限り日本側からの歩み寄りは日本の国民が納得しない。

当ブログでも何度か紹介している親日韓国人ブロガーシンシアリー氏もどうやら日本移住を実行されたようだ。

代金引換:シンシアリーのブログ
いろいろ生活に必要なものを用意できました。

ルーターも設置できたし、少なくともネットでは不自由しなくなりました。

ええと、テレビがない、書くところが無い(机などが届いてない)、エアコンがまだで少し寒い・・・それ以外は、基本的な生活はできるようになったと思います。

今後は著述業で生活していかれるようで、数年後の帰化を目標にしておられるらしい。祖国を捨てる英断と言えば簡単だが、当人にとっては相当な覚悟で決断されたと思うので、日本での生活の安寧を祈らずにはいられない。

何よりこの時期に日本移住〜国籍取得へ動いたことで彼の危機感が見て取れる。

来年は平昌冬季五輪が開催される韓国ではあるが、この分では直前に戦乱勃発で開催中止ということもありうる。日本が土地取得疑惑で政治を停滞させ、行政にも悪影響を与えている事自体、危機感の無さというか、野党が仕掛けた政治スキャンダルはもはや「外患誘致罪」に近いものと考えていいくらいの愚行である。

まぁ、本当に火を吹いた場合は反日売国勢力はあっという間に支持を失い、実質的に壊滅状態にはなるだろうが、それまでの準備が間に合わなければ日本も無傷ではすまない。

温かい春先には似合わない「お寒い未来」しか予見できないこの春だが、願わくばこんなブログをのんきに書いていられる状況が続いていることを撮り溜めたビデオと積読を消化する今日、ひたすら願っている私なのだ(^^;)

こっちだけは期待はずれにならないで欲しいのだ。いやホント(^^;)

JUGEMテーマ:日常。



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凶育【きょういく】

森友学園の国有地払い下げ問題だが、この件を足がかりに、この学校法人がどうにも胡散臭い「右派民族思想教育」を最大の売りにしている件が色々取り沙汰されている。

学校法人森友学園の歩み、環境|学校紹介|瑞穂の國記念小學院

瑞穂の國記念小學院

この問題の発端は、国有地の評価額に対して非常に安い金額で払い下げられたことに対する「政治家の介入=何らかの汚職があったのではないか」と言うものだった。

1.近隣国有地の約1割で売却した理由
2.地下のごみの撤去費としての減額が適性であったか(撤去費と減額評価の根拠)
3.売却先の学校法人と安倍首相(とその夫人)の関係性
4.関与した人物と売却に至る過程に問題がなかったかの疑惑
5.学校法人の教育方針の妥当性


あたりでぐじゃぐじゃやっていて、野党が張り切って政権を追求にかかっているのだが、まぁ、安定政権に油断ぶっこいた自民党側の脇の甘さをうまくつついているとは思うものの、何事にも優先して取り上げる「最優先政治課題」とは思えない点では野党の相変わらずの「民意音痴ぶり」にうんざりしている。

安倍首相がヒステリックに関与否定、森友学園へ国有地払い下げの闇…「特別な意図」か:Business Journal
 森友学園の籠池泰典理事長は保守系の民間団体「日本会議」大阪支部で代表・運営委員を務めている。日本会議は設立以来、憲法改正や首相の靖国神社参拝を求めており、国会にはその活動に賛同する超党派の議員連盟もある。安倍首相はその議連では特別顧問の立場にあり、日本会議とはかねてから親しい関係にあるのは有名だ。

日本会議は民族主義的な思想を持つ民間の政治団体で、日本の伝統と文化の継承を重視した「日本原理主義」的な懐古主義的傾向が見える組織である。

日本会議とは:日本会議
 私達の国民運動は、これまでに、明治・大正・昭和の元号法制化の実現、昭和天皇御在位60年や今上陛下の御即位などの皇室のご慶事をお祝いする奉祝運 動、教育の正常化や歴史教科書の編纂事業、終戦50年に際しての戦没者追悼行事やアジア共生の祭典の開催、自衛隊PKO活動への支援、伝統に基づく国家理 念を提唱した新憲法の提唱など、30有余年にわたり正しい日本の進路を求めて力強い国民運動を全国において展開してきました。

 今日、日本は、混迷する政治、荒廃する教育、欠落する危機管理など多くの問題を抱え、前途多難な時を迎えています。私達「日本会議」は、美しい日本を守り伝えるため、「誇りある国づくりを」を合言葉に、提言し行動します。

つまりリベラル系野党にとっては、与党ひっくるめて、全部まとめて攻撃対象になりえる非常にわかりやすい図式の事件でもある(^^;)

右派(民族主義的)教育機関を建設推進するために、思想的に繋がってる与党含めた財界の影響力で、「日本の民族学校」を作ろうと「コストダウン(払い下げ減額)への協力依頼(陳情)」や、寄付金集めに安倍首相周辺のバリューのある人物を軒並み(講演会などで)動員して経済効果を高める部分が注目されたように見える。

私はこの問題が取り沙汰された途端に、舛添前東京都知事が推進しようとしていた東京都内の朝鮮人学校の認可取り消し騒ぎを思い出した。

韓国人学校問題は、舛添知事の「命取り」になるかもしれない『門田隆将』:iRONNA
 発端は、3月16日、東京都が韓国学校を増設する用地として、新宿区矢来町にあった旧都立「市ケ谷商業」の跡地を韓国政府に有償で貸し出す方向で「具体的な協議に入る」と発表したことだ。

 そのことを報じた産経新聞によれば、「韓国政府から要請があったため」で、都は地域住民の意見を踏まえ利用方法や条件などを詰めるのだそうだ。しかし、これに反発の声が上がった。新宿区と言えば、東京都の中でも待機児童の多さで、かねて有名な地だからだ。

 新宿区では、昨年4月時点での待機児童は「168名」となっている。話題になったツイッターの「保育園落ちた日本死ね!!! 何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ」とつぶやいた母親ではないが、本当に「何なんだよ日本」と思っている母親はいくらでもいるのである。

 都では「保育所」や「特別養護老人ホーム」など福祉施設が大きく不足しており、待機児童、待機老人問題は言うまでもなく喫緊(きっきん)の課題だ。やながせ都議によると、東京都は都立公園の緑地まで「福祉施設に転用」しなければならない事態に陥っているという。
舛添 韓国人学校

舛添と言えば公私混同の激しさで職を追われた「セコい政治家」の代名詞にもなった人物だが、勝手に国際交流という名の独自外交を行って、都の所有地に有償とは言え外国人学校を建てようとしたのが、都民ならずとも国民の怒りまで買ってしまった一件である。

舛添はこれ以外にも国民の神経を逆なでにする言動に終止し、結果的に「公私混同による都税の実質的横領」という犯罪行為まで疑われて辞任に至った。

森友学園は、総理周辺で起こったことではあるのだろうが、これが即安倍政権の致命傷にはならない気がする。直接関与が証明できるとも思えないし、おそらく学校の趣旨に異論もない事もあってスポンサーの日本会議の顔を立てる程度にバリューを与えた程度にしか見えないからだ。

ただ、↓のように内容を全く理解できない幼稚園児にこういう刷り込みを行うような教育は正直適切であるとは思えない。

平成26年同期の桜を歌う会 T幼稚園 教育勅語・日の丸行進曲... 投稿者 Anonymousユーザー5582238

思わず↓の動画を思い出した(^^;)

北朝鮮への忠誠を誓う東京朝鮮学校の生徒たち


朝鮮学校の子どもたちも幼い頃から塚本幼稚園のような刷り込みを行われてきたことは間違いなく、高校生程度の素養を持ってして「自発的に政治体制の称賛を行う」動機づけをあたえていると思えるからである。

これでは日本民族のいい部分が歪曲して伝わってしまう。幼児に歌わせるのであれば童謡などの子供に適した唱歌がふさわしく、軍歌は不適切。少なくとも成人した人間による音楽としての「合唱」でなければ「偏った思想性」を危惧されて当然だ。

大体幼稚園児の唄はちっとも上手くないではないか(爆)

無理に歌わせているのが鮮明になって痛々しいだけだ。

韓国から見た日本〜反日教育の実態〜


もう周知のことではあるが、韓国における反日教育は極端な愛国と結びついて「絶対的な敵視の十分な動機」となっている。国外で学んだ者ならこれらが韓国内でのみ通用する認識であることを自覚する者も出てくるが、多くは他国の歴史認識が誤っていると考える。そればかりか特定の国を必要以上に貶めて侮辱するネガティブに過ぎる洗脳を行うのは正常な教育ではない。

狂育、いや凶育だ。

少なくとも森友学園ではない日本の教育は自虐史観に毒されているものの、「理性的である」との評価を外国から受けている。

「一番公正な歴史教科書は日本」米スタンフォード大学:BLOGOS

読売新聞081216
※クリックで拡大

昨年(2010年)12月に読売新聞が報じた「日本の歴史教科書は最も抑制的」(右)というスタンフォード大学Stanford Universityの調査報告について、スタンフォード大学の学者が雑誌サピオに論文「日米中韓台の比較研究で分かった一番公正な歴史教科書は日本」を寄稿している。

戦争賛美せず 愛国心あおらず 日本は最も抑制 :先の大戦に対する各国の歴史認識問題が、アジアの国際関係に影を落とし続けている。米スタンフォード大学アジア太平洋研究センターは、日中韓と米国、台湾の高校歴史教科書比較研究プロジェクトを実施し、日本の教科書は戦争を賛美せず、最も抑制的だと指摘した。

(中略)
日本の教科書 :今回比較した中では日本の教科書が最も愛国的記述がなく、戦争の賛美などは全くしていない 。日本の中国進出についてのくだりは全く事実をそのまま伝えており、当時の軍と政府のリーダーたちの責任だとしている 。非常に平板なスタイルでの事実の羅列であり、感情的なものがない。

韓国の教科書 :韓国の教科書は特にナショナル・アイデンティティーの意識の形成に強く焦点を当てている。自分たち韓国人に起こったことを詳細かつ念入りに記述している。韓国の教科書は、中国で起きた戦争に関する記述が希薄だ 。韓国は日本の中国に対する行為には興味はなく、日本が自分たちに行ったことだけに関心がある 。私が驚愕した一つの例は、主要な韓国の教科書には広島長崎の原爆投下の記述がないことだ。それほどまでに彼らは自己中心的にしか歴史を見ていない。

(中略)
中国の教科書 :歴史学の観点から見て、最も問題が多いのは中国の教科書だ。
中国の教科書は全くのプロパガンダになっている。
共産党のイデオロギーに満ちており、非常に政治化されている。太平洋戦争に関してほとんど記述がなく、広島・長崎の原爆投下もほとんど言及していない。 中国の教科書は2004年に改定されているが、改定後は中国人の愛国心を謳い、日本との戦いを強調している。内戦の話は後退し、抗日戦線での勇ましい描写が増えた。南京事件などをより詳細に記述するなど、日本軍による残虐行為もより強調されている。つまり中国人のナショナリズムを煽っている。

このスタンフォード大学を擁するアメリカとて、日本が「(太平洋戦争時点で)正義であっては困る国」の一つであるので、この評価を根拠とするのは非常に不愉快ではあるのだが、他国(反日国家)に比べて健全である一つの証左となろう。

私はここ数年で随分右寄りにはなっているとは思うものの、この教育方針は正直好きにはなれない。教育勅語は最低でも小学校高学年。軍歌というジャンルは高校の日本史と音楽のコラボ授業としてなら容認できるものの、「教育方針」「教材」として幼年期の人間に刷り込むべきものではない。そのポジティブなエッセンスのみ抽出して「普遍的な善性」を教えるべきである。

また、私は嫌韓派で反中派だが、この考えを幼い子どもに吹き込もうとは思わない。人種差別や民族差別につながる考え方を教える気はないのだ。理解力と行動力が伴う年令になって歴史とともに他国やその国民・国民性に評価を与えられる見識が身に付いた時点で「情報を与えて判断させれば良い」その時に私の意見を求められれば、嫌韓反中を隠すこと無く表明するだろうが、それは誰にも強制すべきものではないのだ。

しかし、この一件は安倍政権の長期化の弊害と言えるのかもしれないな。野党がちゃんとしていればチャンスが拡大しているはずなのに、彼らは相変わらず「政権の足を引っ張ることだけ」のためにこれを使うんだろう。

そういう意味ではまだまだ安倍さんは枕を高くして眠れそうだな(爆)

<2017年3月6日追記>
あまりに端折りすぎて、森友学園の問題に関して事実関係の記述がなかったので全体が把握しづらい内容になっていた。私自身は森友学園の民族教育そのものは否定しないが、個々の内容には異論があるということである。また、野党が問題にしようとやっ気になっている背景状況を、わかりやすく説明してくれている2ちゃんねるまとめサイト(のコメント欄の一部)を引用しておく(^^;)

【国会-森友学園】民進・玉木「国として調査すべき」 麻生財務相「何を調子いいこと言ってんだか」 民進は抗議:政経ch(コメント欄)

[ 1711980 ] 名前: 政経ch@名無しさん 2017/02/25(Sat) 02:00
・そもそも森友学園の土地は、森友学園が買い上げる前までは「借用地」。
→もともとの不動産価格が9.56億円。そんな大金なんて無いから最初は国から土地を借りてた。
・借用中に、汚.染土壌を確認。ゴ.ミ撤去費用として1.32億円実費負担。
→つまり、借用地の使用者が借用地の価値を1.32億円上昇させた。
・更に調査を進めた結果、本来国が処理しなければならないはずの土壌ゴミが更に存在することが判明。
→国交省の試算によると、8.19億円。(どんぶり勘定だった場合の責任は、国交省にあり、少なくとも安倍夫妻には一切関係がない)

・瑕疵付きの土地ということになり、土地の価値が9.56−8.19で1.34億円に目減り。
→1.34億円であれば買えるということで、森友学園側は土地を買い上げることに。
→その際、借用地が借用地では無くなったため、有益費償還1.32億円が発生。

・瑕疵付きの土地を、「瑕疵を甘受したまま使用するか」「瑕疵を徹底的に除去して使用するか」は買主である森友学園側の自由。
→よって玉木雄一郎議員が「実際に8億円のゴミ撤去があったのか調べるべきだ」という主張は成り立たない。撤去していようがいまいが今回の話とは全く関係がないからである。


[ 1711982 ] 名前: 政経ch@名無しさん 2017/02/25(Sat) 02:14
朝日新聞:築地1坪200万以上の国有地を1坪56万で購入
読売新聞:1坪600万の国有地を1坪83万で購入
大阪朝鮮学園:公用地を50年以上格安貸与の上売却
兵庫朝鮮学校:公用地を相場年間2600万を26万で貸与
東京朝鮮学園:公用地を20年間無償貸与後、地価の1/10である1.7億で売却


※管理人注:参考記事URL
維新・丸山穂高議員「朝日新聞、読売新聞、朝鮮学校にも国有地を格安で売却。森友学園だけではない。」 各マスコミ黙殺
http://paradoxin.net/archives/3402


※時間指定再生(7分〜13分42秒)。最初から見る場合はyoutubeオリジナルサイトで。

[ 1711983 ] 名前: 政経ch@名無しさん 2017/02/25(Sat) 02:15
しかも夫人を辞任に追い込んでいるし
政党あげて業務妨害をし、その矛先が子供の通う教育機関という最悪の状況。

選挙違反の外人の党首としては日本の教育を妨げれて目的達成だろうけど


[ 1711986 ] 名前: 政経ch@名無しさん 2017/02/25(Sat) 02:27
おめーん所の党首の国籍を調査しろよ

安倍夫妻にとってバツが悪いのは、良いように広告塔に利用された点だろう。ただ、自虐史観を粉砕する民族教育の私学に対して冷たくもできない立場(保守系右派)を考えると、むしろタカられたようにも見えるし、政治資金の裏金を掴んでいないなら被害者と言って良いかもしれない。金の流れが出てくると話がややこしくなるのだが、興味深いネタを掴んだので後日再追記する予定である。

<2017年3月8日追記>

森友学園追及の裏には辻元清美が出てくる:さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」

さて、この一連の森友学園潰しの一角が見えてきた。
マスコミの取材に応じていたゴミ撤去業者が「ゴミを埋めた」と証言していたが、この業者は孫請け業者の「生コン」業者であった。

生コン業者

この時の取材では、この孫請け業者の社長も取材に応じており「埋戻しなどしていない」と述べていた。

しかし報道ではこの社長の発言は取り上げず、作業員の発言だけが取り上げられていた。マスコミは都合の悪いものは報じないのだ。

この社長の話では、この作業員は3日しかおらず、非常に態度の悪いヤツだったと言っている。しかもこの作業員は「連帯ユニオン関西地区生コン支部」の人間だという。

この連帯ユニオン関西地区生コン支部に所属している在日朝鮮人の事件が多くあり、ホームページには生コン業者であるのに「共謀罪阻止」や「戦争するために必要な防衛省予算増額を阻止しよう」と掲げている極左活動を主としている団体なのだ。

さらには、MXニュース女子の「マスコミが報道しない真実」を「なにが真実の報道だ」と書き、「反対運動のなかには韓国人はいるわ中国人はいるわ、など民族差別する発言もある」と書き「私たちは、このようなデタラメや排外主義を煽ることを許さず、沖縄の仲間と共に闘うことが必要です」と辛淑玉を擁護している。素性がわかる。

この連帯ユニオン関西地区生コン支部の所属議員が辻元清美と木村真(豊中市議)なのだ。木村真は左翼活動家で森友学園の土地問題を専門に追及している。

辻元

また、「瑞穂の國記念小學院」の認可を握る私学審議会の委員には、森友学園の小学校開校をさせたくない反対派の大阪府幼稚園連盟の人間がいる。

この大阪府幼稚園連盟の会合には辻元清美が顔を出す。私学審議会の元委員の安家周一は特に辻元とは昵懇であると評判である。

また民進党の森友学園追及チームの中心が辻元清美だ。

このように今回の森本学園潰しを追及していくと必ず辻元清美に突き当たる。

そう言えば辻元は国会をサボってわざわざ大阪まで視察に行っていたな。

連帯ユニオン 関西地区生コン支部
連帯ユニオン 関西地区生コン支部


民進党議員が予算委員会を欠席して視察へ?与党議員から苦言「不真面目すぎ!!」「(怒)」:buzznews.jp
2月21日に民進党議員が「森友学園」についての現地視察を行っていた件に関連して、これに同行した議員らが予算委員会を欠席していたとして与党議員から批判の声が上がっています(画像は赤羽議員のTwitterより)。

民進党議員による視察についてはテレビでも報じられていますが、公明党衆議院議員の赤羽かずよし氏は2月21日の午後からTwitterで疑問を呈していました。

「間もなく衆議院予算委員会中央公聴会が始まります。各党推薦の公述人をお招きしての重要な会合です。が、ナンと民進党は、11名の委員のうち出席者はたった4名!辻元さん、前原さん、玉木さん等の民進党の顔の面々は、午前中も欠席していました。不真面目すぎ!!」

辻元清美・玉木雄一郎両議員の国会「無断欠席」で民進党が「指示だった」「手違い」「陳謝する」:buzznews.jp
「わが党の予算委員会委員の大阪出張は国会対策委員会の指示に基づくものですが、委員差替手続が未了でした。本件を厳粛に受け止め、陳謝いたします。今後、同様の手違いが生じないよう万全を期します。出張で得た情報は審議に生かして参ります。国会対策委員長 山井和則」

「連帯ユニオン」とは非正規雇用をもカバーする一人から入れる労働組合の全国組織であり、母体が「関西地区生コン支部労働組合」であり元々は共産党系労組で内部分裂してできた「過激派」の性格を持つ。この組織のトップ武建一(威力業務妨害・強要未遂・政治資金規正法違反などで複数回の逮捕歴があり、辻元清美に1000万円以上の政治献金を行っている)は、民主党政権時に当時の平野博文官房長官との繋がりを問題視されたり、労組の親玉として暴力団まがいのパワハラを行って蓄財をしている背景がマスコミにも暴かれている。

森友学園のゴミ埋め戻しに関与した業者に「反日(利権)左翼」のスパイが紛れ込み、そのスパイの本体とつながりのある国会議員が視察を名目に当該学園を訪れる。(福島瑞穂・辻元清美、両国会議員は2017年1月14日、大阪の労組新年会に出席。)

辻元清美が国会をサボってまで行った「森友学園視察」の真意がわかろうというものだ。確かに「現状視察」を行ったのだろう(^^;)右派の作る民族学校は認めず、なんとしても潰す。しかしマスコミや朝鮮人学校は格安で土地の払い下げを受ける(^^;)その経緯の透明性はどうなっているのだ?(爆)

森友学園の思想教育とのネガキャンは別にしても、土地取得の手口はマスコミや朝鮮学校と同じ。意図も目的もはっきりしている上に、自分たちもやってることを問題化して藪蛇というか、お得意のブーメランがまたも炸裂とは、毎度毎度なんと学習能力のない連中なんだろうか?(^^;)

このままでは別の意味で民主主義が死ぬ。民進党や共産党のような「ボンクラ議員」「無能政党」が野党の主流では、自民党はじめとする保守系政党まで劣化・腐敗する。

頼むからもうちょっとしっかりしてくれ。本当に有能な政治勢力が現れたのなら、自民党を支持する必然性など何もない。国民はそれを最も期待しているのだ。

あと森友学園も実態はかなり怪しい。あの理事長も補助金詐欺で立件される可能性すら出てきた。やっぱり極端な思想教育とかやりすぎる組織は共通の闇が広がっているようだ。労働者を食い物にする「左翼ユニオン守銭奴」も「国粋愛国教育信者」も「共産党独裁政権」の北朝鮮と変わらない。最近は韓国まで北朝鮮化しつつあるようだが(^^;)

つまらん話ばっかり溢れてくるなぁ(溜息)

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北へ帰ろう【きたへかえろう】

表題を見て「寺内貫太郎一家」とか「徳久広司」とかが頭に浮かんだ方。

おめでとう。間違いなくあなたは「おっさん(おばはん)」です(爆)

先週は日曜から北朝鮮のミサイル発射。火曜には金正男暗殺ときな臭いニュースが続くが、北朝鮮がらみの動きがやけに活発である。

弾道ミサイル
<画像元:ロイター「北朝鮮、新型ミサイル発射実験に成功と発表」>

金正男
<画像元:ロイター「北朝鮮指導部が暗殺指示」>

ミサイル発射は間違いなく金正恩の指示だろうし、意図するところはアメリカや中国・背後のロシアに向けての揺さぶりだし「どうだ、俺っちもう立派な『核大国』だぜ(えっへん)」と言うところだろう。

日本への援護射撃も兼ねてトランプ大統領は北朝鮮の動きを非難するも、具体的な制裁措置には触れずどこまでやるか(できるか)は全く闇の中。中国はアメリカ同様に非難しているものの、イギリスのメディアなどは喜んでいるとも論評していて中々一筋縄ではいかない。

そこへきての金正男暗殺事件であるから様々な憶測を呼ぶのは当然である。このところフェイク・ニュースが色々クローズアップされていることもあり、正直最初は真実とは思っていなかったし、多くの外電が発信し始めた今も疑っている。マレーシア政府(警察当局)の公式表明も出ているが、今なお捜査段階であり「死亡した人物のDNA分析」を含めてそこに偽情報が入り込む可能性を捨てきれないのだ。

また、「犯人(実行犯)が特定されている」点などは、「仕立てられた犯人」としての危惧を覚えるし、騙されて利用されたにせよ「教唆犯とその黒幕の意図するところ」は、いくらでも憶測が可能だ。

想定できる可能性を並べてみる。

<条件1>死んだのは金正男ではない場合

1.北朝鮮以外の国が黒幕:金正男の生存を消し地下に潜らせる→北朝鮮に対する情報撹乱と黒幕となった国家による北朝鮮への威嚇
・・・これを行う可能性は、中華人民共和国>アメリカ合衆国>大韓民国>ロシアの順で並ぶ。
●中国が行った場合は、金正男の完全保護(隔離)により北朝鮮の反体制派(旧「張成沢」派残党)の取り込みと情報戦としての「暗殺」によるミサイル発射など「中国の面子を潰す挑発行為」を繰り返す金正恩への警告(威嚇)
●アメリカが行った場合は、トランプ政権発足直後にミサイル発射などの揺さぶり(挑発)に対する報復(威嚇)と金正男の拉致監禁による保護か、中国の庇護からの強奪であり情報収集のための拘束。
●韓国が行う場合は、北朝鮮のミサイル発射などの挑発に対する報復(威嚇)と大統領不在な状況での北朝鮮による攻撃を回避(牽制)するとともに「脱北者」としての亡命が不可能な今、死亡したことにして別人として受け入れる政治工作。
●ロシアが行った場合は、中国と北朝鮮の離反を誘発し東アジアに緊張をもたらすことで、その後起こりうる突発的な事態での仲裁役として影響力を行使するための調略。

2.北朝鮮が黒幕:金正男の生存を消し、北朝鮮の「正統的継承権」を消失させることを条件に北朝鮮へ帰国を認め、別人として余生を過ごす。
●金正男が金正恩に「命乞い」していたと言う情報もあるので、北朝鮮当局がこれを許す条件として「金正日嫡流としての金正男の抹殺」を指示したため替え玉を用意して実行した。失踪にしてしまうと関係各国が捜査に乗り出す可能性もあるため「北朝鮮工作員による暗殺」を演出した。

「私や家族を助けて」 正男氏は弟・正恩氏に命乞いの手紙を送っていた 韓国情報機関「2012年にも暗殺計画」:産経ニュース
 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、マレーシアで死亡したとされる金正男(ジョンナム)氏(45)について、韓国統一省報道官は15日、「政府は殺害されたのは確実だと判断している」と記者会見で述べた。情報機関、国家情報院は、正恩政権発足直後の2012年にも北朝鮮当局が本格的に正男氏の暗殺を企てたと明らかにした。米韓当局は、北朝鮮工作員による暗殺との見方を強めている。
(中略)
 国情院の説明によると、北朝鮮の工作機関が暗殺を狙う動きは12年ごろから確認され、その年の4月には、正男氏が最高指導者に就任した金委員長に宛て「私や私の家族を助けてください」と記した手紙を送ったという。手紙には、自分たちを処罰する命令を中止するよう求めた上で、「私たちは行くところも避けるところもなく、逃げ道は自殺だけだとよく分かっている」と書かれていたという。


<条件2>死んだのは金正男の場合

1.北朝鮮以外の国が黒幕:北朝鮮への最大限の脅し(見せしめに殺害した)可能性と考えるなら
●中国が手の内に飼っていた金正男を消す理由としては、利用価値がなくなったので始末し、金正恩に「中国に逆らい続けるなら次はお前だ」もしくは「中国は北朝鮮と交渉・援助する意思を失った=決別」のメッセージを送る。
●アメリカやロシアが金正男を殺す必然性はあまりない。唯一あるとするなら、韓国の右派による「米韓・韓日連合を阻害する工作員を背後から操る北朝鮮への政治圧力としての暗殺」くらいだろう。アメリカが関与したのであれば北朝鮮および韓国の高官が保有する在米資産の凍結(実質的没収)の宣言または(もっと直接的に)処刑され、金正男に流れた張成沢の在米遺産の強奪。

2.北朝鮮が暗殺を行う場合の目的(意図)。
●金日成-金正日の嫡流である金正男の儒教的世襲の正当性を抹殺し、北朝鮮内外の反乱分子の糾合のシンボルとなりうる存在を消す。(脱北者を中心とした北朝鮮の<正統的>亡命政権を他国で設立する恐れを排除した。)
●張成沢(2013年12月12日処刑)の援助と影響が強かった金正男が受け継いだ張成沢遺産の変換を拒否したことへの報復。

「北朝鮮亡命政府」に担ぎ出されて暗殺された金正男:wedge infinity
金正男報道
韓国・国家情報院長は事件について、「金正恩政権発足後、継続的な暗殺指示があった。5年前から暗殺を試みていた」と報告し、北朝鮮の犯行であることを指摘した。
(中略)
 ある脱北者団体のリーダーは昨年夏、2017年上半期までに米国ワシントンに「北朝鮮亡命政府」を樹立する構想を披露した。金正恩体制に反発して脱北したエリートを中心とする亡命政府を作り、政治的には自由民主主義体制を、経済的には中国式の改革・開放政策を目指す国家を樹立するという内容だ。

 そして公にはされていないが、「北朝鮮亡命政府」の首班に金正男氏を推戴することも計画されていたという。


金正男暗殺は資産「200億円」が理由だった…返還命令に従わず:日刊ゲンダイDIGITAL
海外を転々としていた正男は、張成沢から多額の資金援助を受けていたという。張成沢の死刑判決文には、「1年間に460万ユーロ(約5億5000万円)以上を秘密金庫から引き出して使った」とあった。正男が後継者争いに敗れた2009年から張成沢が処刑される13年まで毎年、引き出した5億円のうち2億〜3億円が正男に流れていた可能性もあり、トータル10億円以上になる計算だ。

 正男は張成沢から、資金援助とは別に巨額資産も譲り受けたという。

「張成沢は北朝鮮に入ってくる援助物資の一部を闇市に流したり、北朝鮮に進出する中国企業から仲介マージンを徴収して蓄財に励んでいました。マレーシアやパナマの金融機関に蓄えた信託資金は2億1900万ドル(約220億円)にもおよぶと報じられています。金正恩が叔父を処刑したのは、巨額資金を“強奪”する目的もあったのでしょう。ただ、身の危険を察知した張成沢は財産を小分けにして金正男に“生前贈与”し、処刑前にほぼ全額を譲り渡したといいます」(北朝鮮事情通)

事件の裏には必ず「金の動き」が存在し、「情報は金で動き、金は情報で動く」ことを考えれば、北朝鮮をコントロールしようとする勢力に暗殺された可能性が大で、周辺国ならどこでも動機となりうる事情を抱えている。その意味では日本とて例外ではない。ただ、今の日本にそこまでの直接工作を行う実力も無ければ動機も薄いのではあるが・・・。亡命政権の話が面白いのだが、金正男には「その気」はなかったらしい。しかし<正統性>にこだわる朝鮮人気質によると、「金王朝」の継承権に疑念を生じさせる人物の存在を徹底的に排除したいと思うのは、その<正統性>に自信のない金正恩には必然だったということらしいのだ。


歪んだ「序列意識」の源泉:韓国人が暴く黒韓史(シンシアリー著)
黒韓史
 あるお金持ちの貴族に二人の息子がいたと仮定します。
 一人は嫡流の子で、乱暴で遊んでばかりでとても父の仕事を受け継ぐには相応しくない男でした。もう一人は庶流の子(庶子。正妻でない、妾腹の子)で、人徳があり仕事も上手で、町の人気者でした。大勢の人たちが、庶流の子が仕事を継いでくれればいいのに、と願いました。お金持ちは仕事と、それに関連した遺産などを誰に譲るべきでしょうか?
 普通に考えると、庶流の子だと思われるでしょう。しかし、結果は違います。他の国ではどうなのかわかりませんが、朝鮮の儒教では、無条件で嫡流が権利を持っていました。養子縁組などは、基本的に認められません。
 だから嫡流の子は「正統性」で勝っています。この喩え話の中で実際に遺産と仕事を継ぐのは、嫡流の子になります。
(中略)
 そのためか、韓国では嫡流を「統」と書きます。これが儒教思想的にいかに大事なことなのか、おわかりでしょうか。
 正統性は、すなわち「人より上に立てる(嫡流になれる)」力でもあるのです。逆に、正統性がないと「格下(庶流)」になってしまいます。


「金正男暗殺」は、20年前の事件とソックリだ〜故・金正日総書記のいとこ暗殺も2月だった:東洋経済ON LINE
1997年2月に発生した故・金正日総書記のいとこである李韓永氏が殺害された事件を想起させるからだ。李氏はソウル首都圏・京畿道城南市のあるマンションで2月15日に殺害された。

この事件は北朝鮮にとって「特別な日」の前日に発生した。2月15日は金総書記の誕生日である「光明星節」の前日である。そのため、北朝鮮内の各機関が最高指導者への忠誠心を見せる競争を繰り広げたものと多くの専門家が分析していた。「今回の事件も、現体制の基盤固めを目標に、北朝鮮内の各種機関が最高指導者への忠誠心競争を繰り広げ、金委員長へのプレゼントとして行われた」と、ある専門家は分析する。

李氏は北朝鮮のロイヤルファミリーの実像を暴露した本を出版するなどしたため、“金王朝”の怒りを買った。金正男氏もまた金日成、金正日、金正恩と続く三代世襲を公に批判したことで金委員長の怒りを買っていた。
(中略)
「金正男氏が金正恩側近による行きすぎた忠誠心競争によって殺された可能性がある」と見る。北朝鮮は毎年、光明星節を前に機関別に忠誠心報告大会を開くなど、金正日・金正恩への忠誠を誓う競争を行ってきた。

一方で、金正男氏が韓国に亡命しようとするのを阻止するために殺害したのではないかという「亡命阻止説」も出ている。これは、今回の事件を説明する重要な背景の一つだ。韓国の情報機関・国家情報院は否定しているが、金正男氏は亡命させる価値のあるターゲットの一人だった。韓国・統一研究院のチャ・ドヒョン研究員は「政権の頂点にいるファミリーが亡命したとなれば、ファミリーにとって対外的に大恥をかくことになる。一般的なエリートの亡命とは意味が違う。そのため、金正男氏をあわてて除去しようとしたのではないか」と指摘する。
(中略)
金正男氏は2004年にはオーストリアで、2009年には北京で暗殺されそうになったことがある、ともいわれている。2009年に北朝鮮・人民武力相だった金永春が中国を訪問したのも、金正男氏の暗殺未遂を中国当局に謝罪するためだったという話もある。

ロイター通信は2月15日、ある消息筋の話として「米国政府は北朝鮮の工作員が金正男氏を殺害したと強く信じている」と報じた。

とりあえず、死んだのは金正男で殺したのは北朝鮮の意思に通じた者で、情報操作(?)は進行している。となると気になるのは次の展開である。それについては下記がヒントになるのかもしれない。

68 韓国よさらば(2015年8月21日):余命三年時事日記
第一次安倍内閣の時代、日米安保で極秘交渉があった。米軍再編成、沖縄問題等公になっている部分以外に、日米の超高官レベルで別途の問題の核心的提案があったのである。日本側からでは、合意に至ったか、文書化されたか、記録に残されたかはまったくわからないが、米側からの情報でその交渉の中身はすべてわかっている。何十年か後に米国公文書館においてみつかる可能性がある。
「我々は日本側が一切の記録を残さないことを前提に提案を行う。米国は韓国に対し、過去、現在、将来の各種分析を行った結果、同盟国としては不適格との結論に達した。よって経済的には,スワップの延長停止をはじめとして積極的に関わる援助等は行わないことを決めた。軍事に関しては、最先端軍事技術の供与停止をはじめとして、軍事訓練等もそれを考慮して対応する。来る2012年米韓指揮権委譲後は速やかに在韓米軍の撤退をすすめ、統合司令部だけを残す予定である。その後の北朝鮮侵攻のような事態については、朝鮮戦争勃発当時とは大きく周辺国の状況が変化しているので、韓国の国防力と中国非参戦を考慮すれば米国や日本が巻き込まれることはないと判断している。原則、米国は介入しない方針だ。韓国との原子力協定改定を認めることはない。陰で核開発を進める国に核開発のお墨付きを与えるようなもので論外である。米中ともに朝鮮半島非核化を望んでいる。このままの中途半端な米韓同盟は北朝鮮の核武装を進め、それはIAE脱退による韓国の核武装と必然的に日本の核武装につながる。米国が半島から手を引いて日本とともに第一列島線防衛に専念することは両国にとっても多くのメリットがあると考える。半島は中国の影響を受け韓国は半属国となるであろうが、即、侵攻、占領のパターンは考えにくい。韓国が国として存在するならば中国は北朝鮮と韓国に自国の安全保障上、絶対に核を持たせないであろうから半島は非核化されるであろう。ついては事実上、敵となる韓国と直接向き合い対峙することとなる日本に対し、米国は以下の対応をとる。まず日米安保の密接強化。軍事共同訓練の強化。日本の防衛力強化への協力。また戦後の軍事産業にかかる制限や規制を原則解除、容認、黙認することとする。米国は直接の脅威となりうる原潜と大陸間弾道弾は認めないがそれ以外は注文をつけない。日本の国内事情が許せば、中国に対する抑止力の範囲で核弾頭を売却してもよい。日本が軍備増強し、中国に対する核抑止力を持つことはアジアの平和、世界の平和につながると我々は確信している。日本はこの提案を踏まえて適切な対応をとられたく思う」まさに驚愕メッセージ。これは2007年と思われるが、当時はもちろんのこと、現在であってもこんなものが明るみに出れば国内大混乱となるでしょうな。小生の以上の記事は2009年とそして20013年には再掲して検証している。安倍政権が民主政権となり、また韓国の対北朝鮮との関係から指揮権委譲が2012年から2015年に延長された以外は完璧にシナリオ通りにことが進んでいることがわかる。

在韓米軍
<画像元:日本とアジアニュース>

日本側が一切の記録を残さないことを前提あたりが曲者だ(^^;)つまり「これはアメリカの思惑なのでオフレコで聞いてくれ」と取るならば直球ズバリの本音だろうし、後々前言を翻したとしても「あれはオフレコの話だから」と公式に結んだ国際条約でも協定でもないので反故にすることもある含みを持つ。

しかし以前からアメリカが南鮮防衛は必要最低限で積極的に朝鮮統一に動かない理由の一つがここに垣間見える。実際在韓米軍は減少の一途を辿っている。朴槿恵政権が焦って親中外交に走ったのは無理からぬ事だったとも言えるのだ。

元々アメリカは太平洋の覇権が重要なので半島から大陸に至る戦略的要衝には興味が薄い。しかし大陸から太平洋の海原に出るうえで外壁として存在する日本は太平洋と言う海洋権益を守るためには極めて重要な地域であり、自国の影響力が失われるのを好まない。

ただ、極東において面倒な相手を黙らせる有効な手段があるなら、アメリカも興味を示す可能性はある。北朝鮮の場合は背後の中国やそれに連携するロシアに対する牽制に使えるし、その点で上述の「金正男<北朝鮮亡命政権>」構想はお手頃な外交カードでもある。北朝鮮の体制存続交渉にアメリカを引っ張り出したいのは山々だが、金正男をアメリカに奪われ、交渉の主導権を握られるのは困る。自分の支配下に置けないのであれば抹殺するほうが得策・・・。と北朝鮮が考えるのは当然だろう。

「後ろから顔を掴まれて、顔面に液体をかけられた」のは公式に伝えられている正男のコメントだ。その後意識を失い絶命するまでに何かを話したかもしれないが、彼自身は最後の瞬間犯人を誰と考えたのだろう。最後に何を話したかったのだろう。

あなたが死ぬ前に言う最後のセリフ:vonvon

ちなみに私の最後の言葉は・・・

最後の言葉

117歳も生きれば悔いもなかろうと思うが、私としては117歳も生きてしまうのか!と、この設問を試してしまったことを悔いるのみだ(爆)

表題は死を悟った金正男が最期に思ったことが「祖国の地で死にたい」であれば、漠然とこうつぶやいたかもしれないという私の勝手な想像である(^^;)

仕方ないので冒頭の徳久広司の演歌でも貼っておく(^^;)・・・一応私の一族の父方のルーツは秋田らしいので、まぁ、魂が帰っていくのはそこかもしれないし。「北」繋がりということで(^^;)

北へ帰ろう・・徳久広司 投稿者 prdlpp

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危機の予感【ききのよかん】

前回エントリと順番が逆になるが、消費増税延期の理由にされた(?)伊勢志摩サミットで安倍首相が発言した「現状はリーマン・ショック前の状況に似ている」が各所で批判を浴びている。

伊勢神宮
<画像元:産経ニュース>

安倍晋三首相「リーマン前と似てる」 消費税再増税の先送りを示唆:産経ニュース
安倍晋三首相は消費税再増税先送りの条件を「リーマン・ショック級」の状況としていたが、現在の経済情勢がリーマン前と似ていることを指摘し増税先送りを示唆した。

しかしこの見方は世界的には不評である(^^;)

<伊勢志摩サミット>「リーマン級」に批判相次ぐ:YAHOO!ニュース(毎日新聞)
 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は「世界経済が着実に成長する中、安倍氏が説得力のない(リーマン・ショックが起きた)2008年との比較を持ち出したのは、安倍氏の増税延期計画を意味している」と指摘した。首相はサミット初日の26日、商品価格の下落や新興国経済の低調ぶりを示す統計などを示し、自らの景気認識に根拠を持たせようとした。しかし、年明けに急落した原油価格がやや持ち直すなど、金融市場の動揺は一服している。米国は追加利上げを探る段階だ。英国のキャメロン首相は26日の討議で「危機とは言えない」と反論。FTは英政府幹部の話として「キャメロン氏は安倍氏と同じ意見ではない」と指摘した。

開催中は出てこなかった不協和音。このニュアンスの違いはなんだろうか?と考えていると国内でもこれに便乗する動きが(^^;)

民進党・岡田克也代表「理解に苦しむ。増税先送りの言い訳に利用」 首相の「リーマンに似た状況」を批判:産経ニュース
 民進党の岡田克也代表は26日夜、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で安倍晋三首相が世界経済の現状について「リーマン・ショック前と似た状況にある」と言及したことに対し「何をもって言っているのか、理解に苦しむ」と批判した。党本部で記者団に答えた。

 首相が平成29年4月に予定している消費税再増税を延期する場合、「リーマン・ショック級の事態」を条件としていることを念頭に、「増税先送りの言い訳に使えるよう、先進7カ国(G7)の場を利用しているといわれても仕方がない。非常に恥ずかしい」と不快感を示した。

増税延期を打ち出していた野党側の民進党は、同様にサミットでの安倍首相発言に絡んでいるが、増税延期なら参院選での対立軸を失うことになる。これが困るためにいちゃもんをつけてるようにしか見えない(^^;)

慌てて「増税延期ならアベノミクス失敗の証拠」と強弁して安倍政権の責任をあげつらおうとしているのだが、有権者側には「景気浮揚に失敗したと言うか無策だった民主党崩れが何を言うのか」(^^;)という感覚を当事者の旧民主党勢が全く認識していないことに呆れているのが全く把握されていないことに改めて唖然としている(爆)

「安保法制」が有権者受けしないことに争点をアベノミクス批判に変更したかったのだろうが、機先を制して安倍首相(+自民党&公明党)にうまく根回しをして国民の最大関心事である消費増税で争点を消してしまえば、実績でモノを言う与党が有利となる。増税延期理由の一つに熊本地震があるとも思われるが、災害対応でも自民党政権と民主党政権の違いは明快だ。政治資金のスキャンダルでも甘利VS山尾で引き分け(爆)

どうにも、どこから見ても野党側に魅力を感じないのである(^^;)

何でもかんでも自民党(安倍政権)に反対する野党側の主張は往々にして反日勢力の主張とかぶる。韓国・北朝鮮・中国である。特に経済及び外交的には民進党(旧民主党)は中国との結び付きが強い。旧社会党系の議員も多い民進党(旧民主党)ならではあるが、中国は今回のG7サミットには批判的である。

まぁ、経済の国際協力会議に、GDP世界第2位なのに除外されているわけだから面白くないのは当然だし、本来ならG8でロシアと言う親中国勢力がクリミア問題でペナルティとしてサミット対象国から除外されてしまったためG7ではこれらのロシアや中国の勢力拡大路線に批判が集まる事が予想され、実際それを匂わせる首脳宣言も発表された。

サミット首脳宣言(PDF):外務省

サミットに不満の中国、弱い犬程良く吠える:YAHOO!ニュース(Japan In-depth)
中国が伊勢志摩サミットの首脳宣言に「強い不満」を表明した。相変わらずのドギツイ表現だが、中国が普通の「不満」を表明したことはあるのか、と突っ込みたくもなる。新華社通信は「成果が乏しかった」、「議題は空虚で実質性がない」と批判した挙句、「議長国として日本はサミットの場を私物化した」と批判したそうだ。弱い犬ほどよく吠える。今回サミットが如何に成功したかは中国側の反発の大きさが如実に示している。


李克強
<画像元:sputnik日本>

ところが、サミット終了後、手のひらを返したような論評が飛び交う。日本は孤立してしまったのか?

消費税再延期も財政出動も意味なし? サミットでハシゴを外された日本 - 加谷珪一 経済ニュースの文脈を読む:YAHOO!ニュース(ニューズウィーク日本版)
 今年の前半は、資源価格の下落や中国の景気失速など不安材料が目白押しで、伊勢志摩サミットでは、経済対策が主要な議題になるとの声も多かった。安倍政権としては、7月の参院選を控えており、サミットをうまく活用することで大型の景気対策を打ち出し、選挙を有利に進めたいとの思惑があったようである。米国の一部から財政出動が必要との見解が示されていたことを利用し、サミットでは、協調した財政出動について安倍首相がリーダーシップを発揮するというシナリオが準備された。

 だが、財政出動についてドイツは当初から否定的であり、英国やフランスもドイツの立場を尊重する可能性が高かった。各国が協調した財政出動を実現するには、どうしてもドイツのメルケル首相を説得しなければならない。安倍首相がゴールデンウィーク中にわざわざドイツと英国を訪問し、メルケル首相と会談したのは、財政出動についてメルケル氏の理解を得るためである。

 しかし、一連の首脳会談においてドイツはほぼゼロ回答に終始し、キャメロン英首相も各国の事情を考慮すべきと、日本側には同調しない方針を明確にした。安倍首相はほぼ手ぶらで帰国し、今回のサミットに臨む結果となった。

 ドイツが日本主導の財政出動に対して否定的な理由は2つある。ひとつは、経済政策に対するドイツの基本的な考え方であり、もうひとつはマクロ的な経済環境の変化である。

 ドイツは、基本的に財政出動が経済を持続的に成長させるという認識を持っていない。財政再建を積極的に進め、過大な政府債務を削減した方が、長期的な効果は大きいとの立場だ。実際、ドイツは財政再建を実現しており、2015年度予算からは事実上国債の発行がゼロになっている。

チャイニーズ・リスクをひしひし感じている隣国日本と、直接的に国境や領海を接していない日本以外の首脳国メンバー6カ国ははっきりした違いがある。日本にとっては中国経済と軍事力が脅威だが、他の国にとって脅威となるのは中国経済の崩壊だけである。つまり中国バブルの崩壊リスクに加え戦争リスクを一番感じているのは日本ということでもある。

金融の動きは私には分からないが、リーマン・ショックとはサブプライムローンに端を発する「信用度の低い金融商品の蔓延が招いたバブル崩壊」である。中国の経済自体もそれに比べて充分にバブリーであり、経済数値の信頼性や情報の正確性が低い点はサブプライムと変わらない。そういう意味では安倍首相の「リーマンショック以前」の表現は、正に「中国バブル崩壊リスク」と言いかえれば合点がいく。

ところが欧米など日本とアメリカ以外の主要国は中国にかなりの金融投資をしている。日本と米を除くG5は軒並みAIIB(アジアインフラ投資銀行)に加担している。ロシアのクリミア同様に領土拡張路線を容認はできないが、金融危機を声高に(日本と並んで)叫ぶことはしたくなのではないか。

こうなると先日暴露されたパナマ文書で、軒並み西欧及び中東の要人にプレッシャーが掛かったのが意味があるようにも思えてくる。比較的その暴露対象が少ないアメリカと日本がAIIBと関係が薄いのは偶然だろうか?(^^;)

パナマ文書暴露は中国とそれに与するヨーロッパや中東の要人に対するアメリカの警告であり、習近平体制に反発する中国の反主流派の反撃材料となる点で反中勢力に最適なスキャンダルであった(^^;)

そう考えると今回のサミット首脳宣言の内容と終了後の安倍発言批判と金融出動の否定は、このパナマ文書の報復ではあるまいか?(^^;)少々陰謀論めいているが私としてはかなり納得できる裏事情なのである(爆)

サミット
<画像元:newsweekjapan>

実際に砲火を交えない「経済と情報の戦争」はすでに始まっているし、その国威を支えるものが日本の場合は「高度な技術」、アメリカの場合は「圧倒的な経済力と軍事力」。そのアメリカに「経済力と軍事力」で迫らんとする中国に危険なほどに経済・金融依存するヨーロッパこそ「リーマン級のリスク」と言わしめたのではあるまいか?これはアメリカに言わされた感が強いと思うし、その代償がオバマ大統領の広島入りと考えるなら、最近の一連の流れでバランス外交を展開する日米の戦略とも取れる。

どおりで、ヨーロッパではオバマ大統領の広島入りは大きく扱われないわけだ(^^;)
↑元々大戦中のアメリカの広島長崎への原爆投下と現在の広島訪問は、日本が被爆国だけに敏感に反応するが、世界共通の重大関心事案ではない。多少の知識と同情を集めるものの、アジア地域以外での関心は日本人が思うほどに高くはないのだ。

「核なき世界」という新世界秩序や世界的平和構築の構想の大風呂敷を広げた割には、クリミアやシリアでヨーロッパの期待に答えなかった分、アメリカの行動が冷ややかに報じられる理由も「日米間のタダの自己満足。何の意味もない」と切り捨てられる理由も理解できるというものだ。

今後の展開は日本における選挙とアメリカの大統領選挙の結果で大きく変わってくるだろうが、憲法改正や自主防衛路線を期待できる点では案外「トランプ大統領」は改憲派には好都合かもしれない(^^;)

まぁ、いろいろ物騒な御仁だが(^^;)いきなり戦争おっぱじめるほど馬鹿ではないだろうし、「ヒラリー大統領」でも日本に有利とは限らない点ではいい勝負だ。

これからの激変リスクの高い時期に、安定感を保ってきた安倍政権を揺るがす愚かな選択はするべきではないと思うのは私だけではないだろう。そう言う意味では選挙が何やら楽しみになってくる私なのである(爆)

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逆襲【ぎゃくしゅう】

この所連日「舛添東京都知事」関連のニュースで持ちきりである。まるでパナマ文書の飛び火を恐れるかのように、民進党山尾志桜里(通称:ガソリーヌ山尾)議員の政治資金規正法違反容疑を覆い隠すように(^^;)

自民党に批判的で民進党をはじめとする「なんちゃってリベラル」には毎度毎度甘々のマスコミ各社だが、舛添都知事のネームバリューに比してその行状の「セコさ」や「強弁」ぶりが各所で失笑され批判されている。
どこかで聞いたようなパターンだと思っていた私も、号泣会見の野々村竜太郎元兵庫県議会議員の類似点に思わず爆笑(^^;)

舛添要一都知事と野々村竜太郎元県議の動作がそっくりだと話題に:ガジェット通信
野々村+舛添
舛添要一東京都知事の政治資金規正法違反の疑惑にまつわるニュースが連日のように報じられているが、その中で”号泣議員”こと野々村竜太郎・元兵庫県議が再び脚光を浴びている。
「号泣会見」のさなか、野々村氏は耳に手をあてて質問を訊くポーズが話題となった。それとそっくりなポーズを、今回舛添都知事が行っているというのである。また、二人とも水を飲む時に口元を隠して飲む動作を行っているということで、これらの比較画像がネット上には溢れることとなった。

いわゆる「朝鮮飲み」とされる作法が「金に汚いイメージの某民族」(^^;)と相まって相乗効果を出している。実際に両者が「在日帰化人」かどうかは不明だしそういう家系である立証もされていないので、「在日認定」はやり過ぎだろうが、心にやましい物を持つ人間が殊更に丁寧さや誠実さを演じようとして不自然にオーバーアクションになってるのは間違いないだろう。小学生の喧嘩で不自然に敬語を使って自分の主張を繰り返すのと同じだ(^^;)

「○○ちゃんがそう言いました!」
「言ってません!」
「言いましたー!」
「絶対言ってませーん!」
「絶対絶対言いましたー!」

野々村の「子供じみた醜態」は不快感しかなかったが、舛添の「慇懃無礼な誤魔化し」も大して違わない。

【書き起こし】野々村竜太郎県議、”号泣”記者会見 「キッチリ報告してんのに、なんで自分を曲げんといかんのや」:ログミー
ですから、……皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、議員という大きな、ク、カテゴリーに比べたらア、政務調査費、セィッイッム活動費の、報告ノォォー、ウェエ、折り合いをつけるっていうー、ことで、もう一生懸命ほんとに、少子化問題、高齢ェェエエ者ッハアアアァアーー!! 高齢者問題はー! 我が県のみウワッハッハーーン!! 我が県のッハアーーーー! 我が県ノミナラズ! 西宮みんなの、日本中の問題じゃないですか!!
そういう問題ッヒョオッホーーー!! 解決ジダイガダメニ! 俺ハネェ! ブフッフンハアァア!! 誰がね゛え! 誰が誰に投票ジデモ゛オンナジヤ、オンナジヤ思っでえ!
ウーハッフッハーン!! ッウーン! ずっと投票してきたんですわ! せやけど! 変わらへんからーそれやったらワダヂが! 立候補して! 文字通り! アハハーンッ! 命がけでイェーヒッフア゛ーー!!! ……ッウ、ック。サトウ記者! あなたには分からないでしょうけどね! 平々凡々とした、川西(市役所)を退職して、本当に、「誰が投票しても一緒や、誰が投票しても」。じゃあ俺がああ!! 立候補して!!
この世の中を! ウグッブーン!! ゴノ、ゴノ世のブッヒィフエエエーーーーンン!! ヒィェーーッフウンン!! ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!! ゴノ! 世の! 中ガッハッハアン!! ア゛ーー世の中を! ゥ変エダイ! その一心でええ!! ィヒーフーッハゥ。一生懸命訴えて、西宮市に、縁もゆかりもない西宮ッヘエ市民の皆さまに、選出されて! やっと! 議員に!! なったんですううー!!!

動画を見ると、だんだん腹が立ってくるのだが、文字で読むと読む気力がどんどん失せてくる(爆)・・・いや〜書き起こされた方、ご苦労様(^^;)よくもこんなくだらない会見コメントを文字起こししてくださいました(爆)

「白紙の領収書」「家族同伴のホテル会議」舛添知事の答弁に記者が総ツッコミ:ログミー
記者10 読売新聞のコシムラと申します。先ほどのホテルの関係なんですけれども、宿泊費のすべて込みで会議費として一本化しましたと。
それは知事の説明ですと、政治活動だったとおっしゃいましたけども、少なくともほかのご家族3人か奥様、お子様の分の宿泊費も含めたものが会議費として計上されて、収支報告書に載ってると。
それをチェックしたときに、「これでも、会議をやったときに自分の子供も入ってるよね」「それはどうしても政治活動とは思えないよな」というのが普通の認識だと思うんですけれども、そういうときにチェックは働かなかったのでしょうか?
舛添 ですから、それを私自身が、「これはもう政治活動だ」という認識をまず持ったんですよ。非常に大きな決定をやるので。ただいまコシムラさんがご指摘のことは、いま十分反省しておりまして、今後こういうことは絶対にないようにしたい思ってます。
記者11 フジテレビのツバキハラと申します。よろしくお願いします。そのホテルの宿泊代について、ご家族の宿泊費用を含まれているものを政治資金として、指摘がなければ当然として計上していたと。
そういった感覚が庶民の感覚からずれていると思うんですけれども、そういったことは都民の理解を得られると思いますか?
舛添 ですから今回、その点は深く反省して、非常に大きな政治的決断だということで決断したんですけれども、それはツバキハラさんおっしゃる通りなので、これはもう訂正削除して、返金をしてしっかりと謝罪をするというのが今の立場です。
記者11 その訂正削除ということですけれども、オリンピックを控えた大事な時期に、やはり都知事を務め上げられると思われていらっしゃいますか?
舛添 いや、しっかりと仕事をして、先ほど申し上げましたように、この2020年大会を成功させるために全力をあげたいと思っております。はい。

「盗っ人猛々しい」とか、「盗人にも三分の理」とか、どう考えても「税金泥棒」の守備範囲から出て行かない(爆)まだ国内に居てやってる分、パナマ文書のように狡猾さや悪質さは無いかもしれないが充分にうんざりさせられる。

東京都は知事の人材に恵まれないねぇ(^^;)まだ変な金を掴まされてやめた猪瀬直樹の方が都民から集めた税金を「公私混同して使いまくる事(横領)」はしなかったからマシに見える(爆)

ただ、普通なら舛添知事が誕生した背景を考えても、自民党や都の職員などがフォローに回っても良いはずが、最初に告発した「文春砲」にむしろ実弾を供給してる(爆)・・・つまり内部情報をリークしてどんどん追い詰めているようにも見えていた。ひょっとしたなんかやらかしたか、舛添?(^^;)

と思っていた矢先、その理由が書かれている記事を発見。

舛添都知事が恐れる3つの「時限爆弾」〜さらなる追及、刑事告発、自民党離反の可能性を予測する(高橋洋一):現代ビジネス
舛添氏は、地方自治体であっても「外交」すべきという持論をもっている。自らの語学力を生かしたいという気持ちもあるだろうし、これまでの学者生活や国政経験で培った舛添氏の売りは「外交」であった。猪瀬氏のあと、急遽舛添氏は都知事になったわけだが、筆者はこの「都市外交」を、場違いだと感じたものだ。

いうまでもなく、外交は国レベルで行うもので、地方自治体はそもそも「外交」を行う主体でない。いくらこちらが叫んだとしても、相手国でも地方自治体に「外交」を認めるわけもなく、せいぜい「友好都市」レベルの話である。
(中略)
政治的な見方からすれば、ポイントは、政治資金の使い方で今後さらに新たな問題が出てくるのかどうかという点だ。

記者会見を踏まえて、(市民団体などが)刑事告発が行われるかどうか、また、都議会がどのように対処するのか、百条委員会(自治体の事務について疑惑や不祥事があった際、事実関係を調査するために設置される委員会)を設置するのかどうかである。

7月上旬に参院選もあるので、都議会自民党や公明党が、世間からの批判の矛先がこちらに向くのを恐れて、舛添都知事に対する姿勢が一気に変わる可能性もあり、予断を許さない。そうなったら、舛添都知事はかなり危うくなるだろう。

多少は納得できるものがあるのだが、舛添はそもそも政権交代で野党になった時に自民党を飛び出した言わば裏切り者であることを考えると、案外その「報復」はすでに始まっているんじゃなかろうか?とも思ったのだ。
何故今のタイミングだったのか。それの答えは別の記事にあった。

舛添バッシングの裏に自民党・都庁職員との“政争” 鉾木雄哉[清談社]:ダイヤモンド・オンライン
「舛添さんと都議会自民党の関係が悪化の一途をたどったのは、まずは東京オリンピック会場計画を都知事主導で見直したことからです。特に新設予定だった都内3会場の建設を中止したのは決定的でした。新設予定の会場には、それぞれ自民党都議の利権が紐付いていたので、それを白紙にするということは、つまり自民党の利権を奪いとることに他なりません。このほかにも、知事就任以来どんどん勝手に改革と称していろんな政策を進めることで、当然、都議会自民党とは最悪の関係になっていました」(前出の公明党幹部)
(中略)
「話は、石原慎太郎さんが勝利した1999年の都知事選挙まで遡ります。このときに国際政治学者でタレントだった舛添さんも立候補し、3位で敗れたものの80万票以上を獲得して注目を集めました。そんな舛添さんの人気に目をつけたのが、ときの自民党、中でも価値が高いと評価していたのが森喜朗元首相と言われています」(自民党都議団幹部)

森+舛添
<画像元:huffingtonpost>

 自民党は、舛添氏を2001年の参院選に引っ張り出し、比例全国区から出馬させた。結果は160万票近くを獲得しトップ当選。自民党に大きく貢献した。

「森さんはことあるごとに舛添さんに、『あんたは将来の総理候補。自民党の宝だ』と最大限の待遇を約束したと言います。しかし自民党は、選挙で舛添人気を利用しただけで、その後は舛添さんを冷遇します。第一次安倍内閣で入閣こそさせましたが、総裁候補にしようとか、派閥の後継者にしようという声は一切出ず、党内の主流派からは外したままでした。また独断専行が目立ち、執行部に批判的な言動を繰り返す舛添さんに対して、党内では『舛添不要論』さえ囁かれるありさまでした」(前出の自民党都議団幹部)

 09年の総選挙で自民党は歴史的な大敗を喫して下野。政権担当与党でなくなった自民党に用はないとばかりに、舛添氏は自民党を飛び出し、新党改革の代表となった。

「舛添さんからすると『俺を総理にしてくれるって言っていたのに約束が違う』という思いがありますし、自民党にすれば『自民党が野党の苦しいときに飛び出しやがってふざけるな』という話で、これが両者が対立する根本的な原因です」(前出の公明党幹部)

 ただし14年の都知事選では、自民党は脱原発の細川護熙氏を絶対に勝たせたくなかったことや、候補を擁立する時間がなかったこともあり、舛添氏を支援。舛添氏サイドも自民党の応援が欲しかったため、表面上は一時的に和解した結果、舛添都知事が誕生した。

自民党にすれば、選挙で支援したんだから、都議会運営には当然協力してくれるものと考えていたようですが、舛添さんの自民党に対する恨みは凄まじく、オリンピック会場の建設計画を中止は、大会組織委員会会長を務める森さんへの復讐とも取れます。オリンピック運営費の無駄を省くなどの政策は、一見合理的に見えますが、その実は森さんが仕切っているオリンピックに水を差すことで、森さんの顔を潰す結果にもなります。要するに国会議員のときはさんざん利用されたけど、都知事になったことで自民党や永田町へのリベンジを果たしているのでしょう」(前出の公明党幹部)

 そしてオリンピック関係以外でも、韓国人学校を増設するため都有地の韓国政府への貸出を決めるなど、舛添氏はことごとく都議会自民党に反する政策を進めていった。

自民党東京都連や都議会は、もう舛添さんを切る方向で動いています。それで今回の『週刊文春』以降、この問題を放置し、むしろ陰では『いつまで持つか。俺たちは模様眺めだ』などと言っているのです。また不倫スキャンダルで潰れましたが、乙武洋匡氏を参院選に出馬させて、ゆくゆくは自民党から知事候補として公認し、舛添さんの後釜に据えるというシナリオもあったんです」(前出の自民党都議団幹部)

こうなると、そもそも舛添を知事選の時に支援していた自民党が案外「文春」にリークしていたことも考えられる(^^;)

何の事はない。お互いが相手を利用しようとして思惑が外れた途端に「報復」を始める泥試合の応酬だっただけだ。それぞれが「金に汚い亡者」どもの痴話喧嘩に過ぎなかった(ため息)・・・どこかで「こんなオチ」になるような気がしていたが、それにしても舛添の脇の甘さというか「私腹を肥やす小物っぷり」が鮮明であればあるほど一方的に損をするのは舛添の方だろう。

舛添の方にさらなる逆襲のチャンスは有るのだろうか?私にはソッチのほうが面白そうなのだが(^^;)舛添の方から「文春」に自民党の不正をリークしたら更にヒートアップは間違いないのだが・・・(爆)

あと、先ほど拾ったニュースに別の事件で、「これは大逆転のきっかけになるかもしれない」と思わせるものがあった。

STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる:ビジネス・ジャーナル

小保方晴子

 今年3月10日、ドイツの名門大学、ハイデルベルク大学の研究グループがSTAP関連の論文を発表した。
(中略)
 わかりやすく解説すると、以下のようになる。
<小保方氏が発見したSTAP現象を、がん細胞の一種であるJurkatT細胞を用いて再現実験を試みた。同細胞に対しては、小保方氏がネイチャーで発表した細胞に酸性ストレスをかける方法ではうまくいかなかったため、独自に修正した酸性ストレスをかける方法を試してみたところ、細胞が多能性(体のどんな細胞になれる能力)を示す反応を確認した。それと同時に細胞が死んでしまう現象も確認されたので、何が細胞の運命を分けているのかを探っていきたい>
(中略)
 日本国内では、マスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。
(中略)
 小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。

さて理化学研究所とその背後に連なる者共の、その名の通りの「利権」(^^;)によって葬られた小保方晴子に逆襲の時は来るのだろうか?
ちょっと「ズルをした」科学者であり研究者の小保方が、海外に迎えられて(向こうで研究者として認められ)日本の科学界と理研の腐敗構造に宣戦布告してくれたらものすごく注目するのだが(爆)

すでに其の芽は発芽しつつある。

STAP問題の元凶は若山教授だと判明…恣意的な研究を主導、全責任を小保方氏に背負わせ:ビジネス・ジャーナル
若山氏はキメラマウスをつくる技術を小保方氏に教えなかった。小保方氏の要請に対して、「小保方さんが自分でできるようになっちゃったら、もう僕のことを必要としてくれなくなって、どこかに行っちゃうかもしれないから、ヤダ」と答えたという。

小保方+若山
<画像元:wellstone1017(Twitter)>
 
 この若山氏の言葉は見逃すことはできない。なぜなら、STAP細胞実験を行っていた当時、小保方氏はCDB内の若山研究室(以下、若山研)の一客員研究員にすぎなかったからである。小保方氏の当時の所属は米ハーバード大学バカンティ研究室(以下、バカンティ研)であり、若山氏は小保方氏の上司であり指導者という立場であった。
 当時の小保方氏は、博士課程終了後に任期付きで研究員として働くいわゆるポスドク、ポストドクターという身分だった。不安定な身分であることが多く、日本国内には1万人以上いるといわれ、当時の小保方氏もそのひとりであり、所属する研究室の上司に逆らうことはできなかったのだ。
 この弱い立場が、のちに巻き起こるマスコミのメディアスクラムに対抗できなかった最大の理由である。メディアがつくり上げた虚像によって、まるで小保方氏が若山氏と同じ立場で力を持っていたかのように印象づけられていた。
(中略)
 そもそもバカンティ教授の仮説から始まり小保方氏の検証から動き出した研究の主導権が、完全に若山氏に渡ってしまい、ついには若山氏が特許配分51%を要求するまでになる。バカンティ研所属でいながら若山研の客員研究員という複雑な立場の小保方氏は、アメリカと日本の大先生の板挟みとなっていく。

擁護派の記事も早速登場。確かに寄ってたかって小保方に責任を押し付けるような「醜悪さ」は感じていたし、科学者って言っても責任問題になると、事実検証を棚に上げて「ひたすら逃げまくる、何とも意地汚いものだな」と思ったものだった。今後の経緯や如何に?

いや〜世の中、順風満帆に見えていても一寸先は闇だねぇ(^^;)

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記念品【きねんひん】

今日の夜勤で意外な記念品をもらった。今の業態で商売をはじめて40周年だったらしい。家に帰って開けてみると(^^;)

どら焼き

どこの夜勤に勤めてるかバレバレだが、焼き印がマークになってるのが妙に可愛い(^^;)しかしデカイ(爆)贈答用のこのデカさのドラ焼きを見るのも随分久しぶりだ(^^;)さすが一流企業、日頃はケチケチしているが(爆)使うところは律儀にきっちり使っていらっしゃる。

一応契約社員以上の従業員限定だったらしい。見本に置いた100円玉でも大きさがわかるが直径約14センチ。通常の大きさのものがおおよそ10センチ未満位なので体積比的には約4倍のボリュームになる(爆)

流石に1人で食べるには大きすぎる。カロリー的にもこれはよくない(^^;)パック入りなので開封したら当日に食べないと乾燥したり傷んだりするかもしれない。なので話の種にもなるし自分では食べずに、昼勤の(別の)職場の女子に「袖の下」として使わせていただこう(^^;)

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虚星【きょせい】

北朝鮮が元気である(爆)空元気であろうし、かなり切羽詰まって居るであろうことは察せられるものの、周辺国がいずれも有効な手を打てない点で中々厄介だ。

“水爆ではなくとも日本への脅威が増した可能性” 海外メディアが指摘するブースト型とは:newsphere

◆水爆にしては爆発の規模が小さい、前回とあまり変わらない
(中略)
 聯合ニュースによると、韓国の情報機関・国家情報院は、今回の爆発による地震の規模はマグニチュード4.8、爆発の規模はTNT火薬6.0キロトン相当だったと同国の国会議員に説明した。しかし前回の実験時はマグニチュード4.9、7.9キロトン相当だったとのことで、それを下回っている。水爆ならば、爆発規模は数百キロトンに上り、失敗しても数十キロトンになると同院は説明したそうだ。

◆「ブースト型核分裂兵器」だったのではとの推測
 爆発したのが水爆ではないとすれば、北朝鮮は全くの嘘をついたのだろうか。

 多くの専門家は、実験で使用されたのは水爆ではなく、「ブースト型核分裂兵器」だった可能性があると考えているようだ。

「われわれがこれまでに把握しているデータから見て、今回爆発したのは水爆ではなく、せいぜいブースト型核分裂兵器だ。水爆であれば、最低でもTNT火薬50キロトン分の核出力がある」と、カーネギー国際平和財団で核政策を専門とする李彬シニア・アソシエイトはブルームバーグに語っている。

 ブースト型核分裂兵器とはどのようなものだろうか。原爆は、ウランやプルトニウムといった核物質を核分裂させることでエネルギーを発生させる。それに対し、水爆は、水素の同位体(二重水素、三重水素)を核融合させることでエネルギーを発生させる。ただし、核融合には超高温・超高圧の環境を必要とするため、まず原爆を爆発させてその状況を作り出す。

 ブースト型は、韓国国防安全保障フォーラムのヤン・ウク上席研究員がロイターで形容するところによると、「原爆と水爆の中間段階のもの」。また、核問題に取り組む米NGOプラウシェアズ基金のジョセフ・シリンシオーネ理事長は、原爆(のコア)に水素同位体を混ぜたもの、と形容している。これによって、核物質の核分裂の効率が高まる。INYTは、兵器設計者は、原爆のコア(の中央部)に三重水素を少量配置することで、原爆の破壊力を容易に高めることができる、と説明している。

 シリンシオーネ理事長は、「実際、それは水素なので、北朝鮮がそれを水爆だと主張することはできなくはない」「しかしこれは、何百万トンものばく大な核出力を持ちうる真の水爆ではない」とロイターに語っている。

「なんちゃって水爆」だったとは、虚言癖が毎度の名刺代わりな朝鮮族らしいのだが(^^;)核爆弾の進化の過程を着実に上がっている点は笑ってばかりはいられない。

というのも3年前に今回のブースト型原爆の開発が予想されていた。


2013北朝鮮核実験 4:うららのラララ


2013/2/13付 日本経済新聞
 北朝鮮が12日に実施した核実験について専門家は、ミサイル搭載が可能な高性能の「ブースト型核分裂爆弾(強化原爆)」を使った可能性が高いと指摘する。「現時点で断定は難しい」(防衛省幹部)が、北朝鮮はブースト型だと中国に伝えたとの情報もある。すでに必要な技術を開発済みで「1年以内で完成する」との見方もある。

 核兵器は航空機などで運んで攻撃目標の上空で落とす核爆弾と、ミサイルに載せて遠距離の標的を攻撃する核ミサイルの2つがある。ミサイルに搭載するには核弾頭の小型化が不可欠で、そのカギとなるのがブースト型爆弾の開発だ。

 ブースト型爆弾は楕円球形で、中心部に重水素と三重水素を詰め、両端の2カ所にある起爆装置を爆発。その衝撃で重水素などが核融合反応を始め、周囲のプルトニウムやウランの核分裂反応を引き起こす。一方、長崎型原爆に採用された「爆縮」方式は爆薬を多数配置し、中心にある球状のプルトニウムを均等に圧縮する必要がある。ブースト型は小型化に有利で量産しやすいとされる。


ブースト型原爆 核実験でのマグニチュード換算比較

3年前がすでにブースト型だったという話だが、その前の原爆が「プルトニウム型」で2回行っているところを見ると「ウラン型のブースト原爆」を3年前に続いて行ったとするならば、「水爆に手が届く」自信ができたから「水爆に成功した」との大法螺をかましたのではあるまいか(^^;)

さしずめ「オラオラ、オレっち水爆なんざそのうちにでも作っちゃうんだぜ〜♪」というところなんだろうが、今回はそれに弾道ミサイル発射もセットになっていた。「いよいよICBM完成間近なんだぜ〜♪」(^^;)と言う猪八戒正恩のドヤ顔が目に浮かぶ(^^;)

ところで、ネット時代の恐ろしさというか凄さというか、いま衛星軌道上にある殆どの衛星は落下して地上に害を及ぼさないように監視されていて、更にそのデータが公開されwebで簡単に捕捉できるというから凄い時代である。

JavaScriptで人工衛星の位置を表示する:STUDIO KAMADA
JavaScriptで人工衛星の位置を計算して地図上に表示します。表示される桁数ほどの精度はありません。太陽系はこちら。

ここで表示されない衛星は Satellite Tracker 3D で探してください。

打ち上げ、ドッキング、再突入または帰還の前後の衛星の位置は正確に表示されないことがあります


衛星位置表示

北朝鮮の自称人工衛星(^^;)「光名星4号」も見られる。スゲー時代になったもんだ!デフォルトは国際宇宙ステーションの軌道を表示してるのでポップアップメニューをプルダウンすれば最後に「光名星4号」が追加されている。

少なくとも衛星軌道にのせることは成功したようなので、かなり宇宙技術は上がってきたというところだろう。ただ、ICBM(大陸間弾道弾)は破壊力は大きいが着弾精度はかなりアバウトなものらしい。狙った都市には落とせても、正確な場所に撃ちこむことは困難なようで、巡航ミサイルのように特定の建物・施設を狙うことはできない。

逆に言えばアメリカよりも確実に近い距離にいる日本の場合、弾道ミサイルを警戒するならロケットではなく巡航ミサイルこそが最大の脅威足りえる。宇宙空間にまで到達しない分、技術的にはロケットに比べれば敷居が低い。今回の衛星のロケットに味をしめて北朝鮮専用のGPS衛星が実用化されれば巡航ミサイルに着弾精度向上に貢献するだろうし、対抗する我々としては対空レーダー網の充実が必須となるが、彼の国の結構いい加減な科学力(^^;)だけに狙ったところを外す可能性も少なくなくかえってタチが悪い(爆)

どっちにしてもこの暴走は迷惑この上ない。アメリカや中国が積極的に動かない事もあって、北朝鮮主導のチキンレースはどんどん危険域に近づいている。

今回のミサイルも軍事衛星の打ち上げ予告編でも有りうる点でも「自称人工衛星」を「虚星(虚勢)」と笑えなくなってきてるわけだ。いよいよとなれば米中が水面下で手を打って「中国主導のクーデターで北朝鮮政府を転覆」という話も空想でなくなってくるわけだが、ミサイルだけに、今回の一連の「国際的批判」を受けた落とし所を北はどう考えてるのだろうか?

衛星の残骸は捕捉できても北の暴走の顛末まで補足できない以上、今年は少々洒落にならないことが起こる可能性も考えておいたほうがいいかもしれない。

北朝鮮崩壊の「Xデー」迫る!金正恩は、中国にまもなく消される:現代ビジネス
胡錦濤主席の後を継いだ習近平主席は、いまやまったく異なる「北朝鮮生贄論」を模索しているというのだ。

前出の中国政府関係者が解説する。

「わが国は昨年、南シナ海の島礁を埋め立て、飛行場などを建設した。それに対し米オバマ大統領は、昨年9月に訪米した習近平主席に猛抗議し、米軍を派遣すると断言した。実際、10月に駆逐艦を派遣し、それはわが国にとって大きな脅威となった。

わが国は今年、さらに南シナ海の埋め立てを拡張する予定で、そうなるとアメリカとの摩擦が、一層高まる。この摩擦を最小限に抑えるには、中国とアメリカが共闘する共通の敵、すなわち『生贄』が必要なのだ。今回、図らずも核実験を強行した『三胖』は、まさにピッタリの生贄ではないか。

北朝鮮の核兵器の能力というより、杜撰な核管理によって、周辺地域が『第二の福島』と化すリスクが高まっている。また北朝鮮の核実験の影響で、1903年以降、休火山となっている長白山(白頭山)が噴火するリスクも急浮上している。『三胖』はもはや、中国の我慢の限度を超える地域のリスク要因なのだ」

金正恩

※「三胖」とは、「三代目のデブ」という意味で、中国共産党・政府の幹部たちの間で、金正恩第一書記を指す隠語になっている。北朝鮮が虚勢を張ればはるほど、日本人にはかつて大日本帝国がアジアの独立、日本の信じる正義を世界に訴えて跳ね返され、あまりの頑なさに孤立を深め、大破壊の地獄に落ちていった焼き直しのようにも見えてくる。

いくら自説が正しくても固執し、周囲を敵に回してはその正しさは認められない。認められなければ間違ってるのと同じである。日本はかつてアジアにおいてアジアの一等国・盟主国として西欧列強の植民地支配や人種差別に異を唱え、日本の国益を主張した。その国益は日本自らが西欧から輸入した帝国主義に基づいたもので日本人もまた他のアジア人を見下し劣等民族として差別する意識を有していた。(もちろんそうでないものもいただろうが同じ日本であった台湾や朝鮮でも「皇民」として格上なのはやはり本土の日本人だった)

狂信的に「金王朝」の正当性を訴え、自国の国益を主張し自衛戦争を辞さない虚勢を張る。
彼らの立場・状況ではそうならざるを得ないのは不回避にも思えるのだが、自分たちの思想のいびつさを認識し、中国並みに現実的な対応を取り入れなければ、崩壊はすぐそこに見えてくるような気がする。

朝鮮半島でシリア難民発生のようなことになりかねない点で心配なのだ。・・・現在日本は難民受け入れに否定的である。北朝鮮難民であればなおさらだ。

何やらあの核実験から始まった北の暴走が、周辺国の暴走(あるいは出来レース)を引き出して、日本が尻をふくハメになる最悪の事態が懸念されるのである。・・・杞憂に終わればいいのだが。

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浄めたまえ祓いたまえ【きよめたまえはらいたまえ】

元プロ野球選手清原和博の逮捕劇は、さすがに驚いた。

プロ入り当時、ただの若僧にしか見えない兄ちゃんは、現役最晩年には独特の凄みを体にまとっていた。しかしその強面の風貌の割に繊細さや天然ささえ見える「野球バカ」な天才的スラッガーは、その天性の才能故に野球に対する理論を持たず自身も理論的に野球を考えていたように見えなかった。
PL学園でKKコンビと称された一方の桑田が彼とは真逆の理論派で、センスは一流だったが能力や体格が普通のプロ選手並(に私は見えた)な桑田真澄が引退後も野球に真摯に向き合い、将来指導者として球界に戻るための有意義な時間を過ごしているように見えていた。

考えずとも結果を出せた天才ゆえに彼の思考に「(現役後も)野球を極める」と言う発想が持てなかったことが彼の人生を最初に狂わせるきっかけだったかもしれないなと私は思うのだ。

ネットやテレビでも清原の関連情報で一色だ。ベッキーの不倫よりも衝撃的(^^;)で、かつての栄光からの転落を惜しむ声が多い分ワイドショー向けではあるのだが、私の中では「あの天才打者・清原和博」は死んだ。

number右の画像はスポーツグラフィック雑誌「Number」だが、発行元は文藝春秋社・・・ベッキー&甘利事件以来絶好調だな(爆)何かと話題に絡む特ダネ体質・・・というから今年は当たり年か?(^^;)

Numberは私も一時期購読していた。プロ野球とF1がメイン特集の時は殆ど買っていただろう。

この表紙のように高卒で球界入りし、巨人にフラれた悔しさとバネにパ・リーグを代表する4番打者に成長して行くさまは圧巻だった。柔らかい(ほとんど力みなど感じないような軽やかな)スイングから放たれた打球は、あっという間にスタンドに吸い込まれる。打球が上がった瞬間に・・・いやインパクトの瞬間にその打球の角度で「行った!」とホームランを確信できる打者は早々いない。

上がった瞬間の打球の速度と角度で「お!」と思うのはホームランを打てる打者の場合珍しくないが、インパクトから打球が白線を引き始めるその瞬間に「行った!」と思わせてくれるのは、私の記憶では王貞治のホームランくらいである。全盛期の松井秀喜もそんな雰囲気があったが、同じく強打者、ホームランバッターとしての引退後の過ごし方は雲泥の差を感じていた。松井秀喜の場合の長嶋茂雄氏のような「生涯の師」を清原は持てなかったしドラフトでの不運がそれを決定づけていたのだとしたら、やがてくる悲運をあのドラフトは象徴していたのだろうか。何ともやるせない。

こんなTwitterを拾った。
Twitter

私も同じように思えてならない。犯罪者の形跡を消し去ることは社会にとって有益ではない。戦争の記憶や震災の記憶を風化させないようにマスコミは特定の日になれば必ず特集を組んだりして「忌まわしい記憶」をも糧とするように警鐘を打ち鳴らすのに、有名人が犯罪者となった時、過去の全てを消し去るのが妥当だとは思えないのだ。

犯罪で穢れた人間(及びその記憶を)を「栄光や虚飾に満ちた世界に置いておく訳にはいかない」とでも言うのだろうか。なんという欺瞞。おぞましい偽善。

神社参拝の手順:神社.com
お願いごとがすんだら一拝。
このとき「祓いたまえ、清めたまえ、神ながら、守りたまえ、幸いたまえ」という清めの詞を
唱えた方が良いと思われます。なお、神社によっては清めの詞を掲示しているところもあります。
その際には、掲示の詞を唱えましょう。

穢れを祓うには神社でお祓いを受けることも必要かもしれない。祓いたまへ清めたまえ・・・順番を入れ替えると、清めたまえ祓いたまえ・・・

略してキヨハラ(^^;)

最後に清原が輝いていた時代の記憶を私も止めようと思う。そして今の清原はあの頃の清原ではなくなった。覚せい剤依存の場合再犯率が高く、強い意志で薬物依存を断ち切り社会復帰できた人もいるのは確かだが、肉体的にも精神的にも「基本的には一度なってしまった依存体質は改善されない」らしい。

すべてを失った今、彼の未来は無いも同然であるし、彼を知る全ての人は酷なようだが彼に期待しない方がいい。そうしてやるのがむしろ彼には楽かもしれない。今生きている清原和博と、かつて存在した野球人清原和博は同姓同名の別人である。

栄光に包まれた清原和博はすでに死んだのだ。

そしてだからこそ、輝いていた時の清原に感じた歓びや興奮を私は忘れないでおこうと思う。



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嫌いなもの【きらいなもの】

私は嫌いなものが結構多い(^^;)食べ物なら極端に嫌い=食べたくない(食べない)ものは数えるほどだが、産地が中国産と韓国産の場合はほぼ100%口に入れる気がなくなる(爆)中国産のものは有害化学物質汚染が深刻で数年後に酷い健康障害が出そうだし、韓国産なら大腸菌など食品衛生管理の不徹底による細菌汚染。異物混入で数時間以内に食中毒症状を起こしかねないと思っているからだ。なので産地・原産国表示のない食品は可能な限り避けている。

豆菓子

画像はこれを書いている時につまんでいた「煎り大豆」。最近はもっぱらこれである。本当はバタピーが好きなのだが、国内流通の安価なものはすべて中国産落花生が原材料。国産は千葉県産(価格は約3倍)があるものの、品揃えとして常備している店が少なく手に入りにくいことも有り「煎り大豆」に変えた。こちらの方が、若干バタピーよりは食べづらく食べ過ぎることがない、加えて調味料が使われていないので減塩効果もある。なのでできるだけこちらで行こうと思っている。時々アメリカ産・カナダ産のアーモンドに浮気はするのだが(^^;)・・・

・・・このままだとまたまた特亜ネタになりそうなので(^^;)少し方向を変えてみる(爆)

食べ物以外でも「嫌いなもの」は少なくないが共通点が一つある。その対象物(商品・製品・サービス・組織・企業・公的団体)に信頼感を持てないということである。安全性に疑問がありながらも推進してきた「原子力ムラ」の面々とその傘下の企業群も好きではないし、親方日の丸に守られた官庁の「無責任体質」も嫌いだ。だからウイルスメールで個人情報を流出させた職員の質が恐ろしく低い年金機構とか、私は全く信用していない(^^;)

独りよがりな理屈がそのまま通ることをいいコトに好き勝手やって自滅してしまったフジテレビとかいう某電波媒体も嫌いだし、それに親方日の丸が合体したNHKも嫌いである。番組の一部が良質のものがあるためNHKなどは、BSだが週一くらいでは見るし、フジもBSのF1中継は唯一録画して見る番組である。それでもそれ以外で興味のある番組が重なった時は、除外されるのもこの2局である。テレビ朝日系列は元々・・・(最近は特に)ほとんど見ていなかったので(^^;)よくよく考えると私が一番見ているのは、テレビ東京系のドラマ以外のドキュメントかニュース系バラエティということになる。

テレ東・テレ大

未来世紀ジパング、和風総本家、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿、そこまで言って委員会NP、英雄の選択、攻殻機動隊AAAが毎週録画して見ている番組で、不定期放映の池上彰特番(複数局)、F1中継、世界ネコ歩き・・・

それ以外の時間ではもっぱらレンタルDVDや以前録画した番組・映画などを繰り返し見る程度で、世間的な流行り廃りからは徐々に隔絶されて行っている(^^;)だから日本エレキテル連合や8.6秒バズーカなど一発系の芸人などは知った時には既に人気が下火だったりする(爆)

ひな壇に芸人が並んで大して面白くもない番組ネタで一喜一憂している様子を見るのはもはや苦痛でしか無く、そんな番組に出くわした途端に放映中の放送の視聴を止めることが多くなってきた。youtubeで短くても面白そうな動画を漁ったほうが余程楽しい。まぁ、当たり外れはテレビ以上に大きいが(^^;)結構掘り出し物にも出会えるので最近はこっちが視聴比率としては伸びてきている。まぁ、いつでも打ち切って他のことをしやすい(番組に縛られない)点でも私には好都合だ。

嫌いなものの一つとして、かつては政治家が嫌いだった。今でも嫌いなのだが(^^;)種類によってその度合に変化が出てきた。革新系と称された時代もある左翼系の政治家は、その批判精神で与党系の政治家よりは信用できると若い頃の私は考えていたのだが、左翼テロと同根の思想的背景や、北朝鮮による日本人拉致事件の存在実証、反日的政治圧力を加えてくる特ア国家に迎合する野党系の左翼政治家に、いつしか失望と憤りを感じるようになっていった。そしてそれにとどめを刺してくれたのが民主党による政権交代の悪夢の3年間(^^;)である。

ただ、今思うことは、あの3年間とその後の状況の変化こそ、「ゆるい左翼支持者」が少なくなかった日本には必要な試練であったようにも思えてきたのが唯一の救いである。

そのダメダメな左翼系政治家の1人に辻元清美というおばはんがいる。関西弁のやり手ババアそのもののイメージで汚いことも平然とやりきってしまうその厚顔さに、得も言われぬ嫌悪感を持つのだ。

辻元清美秘書給与流用事件:wiki
辻元清美 秘書給与流用事件(つじもときよみひしょきゅうよりゅうようじけん)は、2002年(平成14年)に発覚した、社会民主党(社民党)国会議員やその秘書らによる議員秘書給与詐欺事件である。辻元清美ら4名が逮捕され、後に全員が有罪判決を受けた。



誰もが思う「本人?」というくらいの完成度は「キャベツ確認中」のしまぞうZ。これで見ても一瞬不快感がよぎる(^^;)くらい嫌いだ。

辻元清美:wiki
早大在学中の1983年(昭和58年)、その前年に起きた歴史教科書問題に触発され、アジア諸国と日本の交流の活性化を目的としたNGO「ピースボート」を設立した。

設立の趣旨として海外交流と世界的視野を持つ発想自体は悪くないが、元が左翼系の人物によるためか問題も少なくない。

ピースボート〜評価が分かれている諸問題:wiki
北朝鮮への渡航
「アジア未来航海」と名づけられた第29回クルーズや、「コリア・ジャパン未来クルーズ」と名づけられた第50回クルーズなど、ピースボートは数回にわたり朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ渡航している。また、過去に北朝鮮によるスパイ事件や密輸事件に関わったことが証明されている万景峰号をチャーターして北朝鮮へのクルーズを行ったこともある。
海賊対策での海上自衛隊派遣問題
ピースボートは海賊対策での海上自衛隊派遣に反対していたにも関わらず、2009年の第66回目の地球一周航海の際、ソマリア沖・アデン湾を航行中に海上自衛隊の護衛艦による護衛を受けていたことが報道され、普段の主張と「主張とは別に参加者の安全が第一」というご都合主義ともとれる姿勢とのギャップが議論を呼んだ。その後も平然と、海自護衛艦による護衛を受け続けている。

これなどは当時結構物議をかもしたので記憶している人も少なく無いだろうが、辻元清美は元々社民党出身であり北朝鮮系の支持団体とつながりがある。万景峰号をチャーター出来たこともこれと無縁ではない。

万景峰号
<画像元:丘田@okada014(twitter)>※クリックで拡大

↓の動画を見れば「誰の言葉が現実的か」は誰でもわかると思うのだが・・・。



若き日の辻元
「若き日のどっから見てもパンパンにしか見えない清美 」<画像元:ログ速>

過激派のアイドル?(爆)だった時代の画像か?てか、これがモノクロとはいえグラビア風に載っていた雑誌って・・・なんて物好きな(^^;)

崔竜海
金正恩体制で、一時ナンバー2にまで昇格した崔竜海(チェ・リョンヘ)との2ショット<画像元:ログ速>

この画像は国会議員になる以前の「ピースボート」時代のものらしい。

辻元清美の内縁夫が公安テロ捜査流出情報を実名・顔写真付き出版 :韓流研究室
赤軍派人脈
・辻元が議員にこだわる理由
 http://k2t2f.blog.ocn.ne.jp/tubaki/2005/10/post_4533.html
※管理人注:リンク切れかサイト移転?のため上記リンクは別サイト(辻元清美を批判するブログサイト)に自動的にリダイレクトされます。現在更新停止中。

辻元と内縁の関係にあると言われている第三書館の社長、北川明という人物像に迫ってみよう。先の記事でも表記しているとおり、北川は元日本赤軍のメンバーだ。北川は日本赤軍で何をやってきたのか。日本赤軍の人のつながりを見て行くととても複雑で理解するのが大変だ。いろんな噂もあり、どれが真実か見抜くのも大変。

ここでは、真実と確信できるものを取り上げたいと思う。まず、北川明が元日本赤軍のメンバーであったことは、確かだ。これは、過去の新聞記事、警視庁の資料などを検索すると分かる。

昭和50年9月4日の毎日新聞と読売新聞には、赤軍のメンバー北川と島田がスウェーデン当局に逮捕され、強制送還になり、翌日羽田で逮捕された記事がある。そのあたりの詳しい内容は下記の「ヒロさん日記」にも記述がある。

 ・ヒロさん日記
 http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/
※オリジナルサイトはリンク切れ、同一人物か関連があると思われる「ヒロさん日記」はこちら
↓Twitter
ヒロさん日記 (@hiroshinta) | Twitter


2001年にリーダである重信房子が高槻で逮捕され、解散宣言をしたことになっているが、警察はまだまだ、日本赤軍の活動は裏で動いているとみて、警戒をしていることがわかる。
だが、一時に比べて日本赤軍が衰退の一途をたどっていることも否めない。その衰退に向かいつつあるこの時期に、辻元の国会議員復活である。ここに辻元が議員にこだわる理由があるのではないだろうか。


■外国人記者クラブが見た、辻元清美の「赤軍疑惑
  2005/9/27(火) 01:40
 http://www.asyura2.com/0505/bd41/msg/374.html
辻元清美の「赤軍疑惑」について、FCCJ日本外国特派員協会(通称:外国人記者クラブ)の大阪ウォッチャーはどのように捉えたのか。以下、全文翻訳で紹介する。

外国人記者クラブ:Osaka Diary by Kristen McQuillin (2003/9/29)
7月に逮捕された元社民党代議士の辻元清美だが、彼女にまとわりつく秘密のベールの数々が、タマネギの皮をむくように徐々に引き剥がされている。
まずは、北川明という男との長期にわたる関係である。辻元は早稲田大学の学生のときに北川に出会ったが、辻元憎しの人たちに言わせれば、北川こそが彼女を政界に送り込んだ張本人なのだという。

北川は第三書館という出版社のトップだ。彼は、欧州で数々のテロ活動を画策したとされる日本赤軍の元リーダーで、1975年に日本へ強制送還されている。
辻元は1988年に第三書館の取締役となり、1996年に衆議院で初当選した直後に同職を退任している。しかし関係が完全に切れたわけではない。第三書館は、議員経験などを記した辻元の著作を、実に6冊も出版しているのだ。

問題の核心はこうだ。本来、辻元の秘書に支払われるべき金が、日本赤軍に横流しされていたのかどうか? 現時点では、赤軍資金問題を取り上げる地元大阪のメディアは非常に少ない。
しかし捜査がこの方面に伸びていることは明らかだ。さらに驚くべきことに、重信房子との関係についても疑惑が持ち上がっている。重信は(日本赤軍が解散される直前の)元日本赤軍リーダーで、現在は刑務所にいる。重信は数十年にわたり国際指名手配を受けていたが、3年前に大阪府警によって逮捕された。重信が逮捕されたのは大阪府の高槻市だが、なんと偶然なことに辻元の選挙区なのである。

※改行変更、リンク切れの修正、太字・赤字等の強調は管理人による

背景はこれ以上ないくらいに怪しげな辻元清美。もっと直接的なコメントを拾った。

国壊議員
由比 周也(@syuya_yui)| Twitter

まぁ、政治家のコメント以上にメディアの掲載記事の信頼性という点では怪しさは消えないのだが、辻元清美には一貫した「ご都合主義的な言動のブレ」が消えない。自民党にも粗悪な議員は大勢いるし(^^;)やってることも少々おかしなことがあったりと全面的な信頼感はないのだが、これだけ反日色や反社会的な側面。背景を持った「国民の代表者」は福島瑞穂級の逸材といえる(爆)

辻元清美へのヤジが原因で謝罪する羽目になった安倍総理。論戦では全く優勢だったはずが、今回の集団的自衛権にまつわる安保法制では、憲法学者の「違憲」発言まで飛び出し、中々「無理」を押し通すのに苦戦しているようだ。

現実対応を考えた上での自衛隊や集団的自衛権行使と、非現実的世界観になってしまった憲法との整合性など最初から取れるはずがないのだが(^^;)憲法解釈の閣議決定という裏ワザで、何とか押し通そうというパワーゲームはそれでも政権に対する決定的なダメージにはならないだろうと思われる。

国民としては「戦争は嫌だが野党のいう護憲で平和維持は今の世界情勢では困難」という意識が高まっている以上、憲法を変えて「戦闘可能な状況」にしたくはないが、中国や北朝鮮、反日色の強い韓国に、基地問題で沖縄の造反まで重なって、「なんとなく改憲状態もやむなし」な空気が醸成されつつあるからだ。

自民党がそこまでしっかり国民感情を読み取っているかどうかは知らないが、「今できる最も改憲に近い状態」にするのを急ぐのがどうにも気にかかる。

アメリカの朝鮮半島からの撤退(朝鮮半島有事での作戦統帥権の韓国への返還と、その後の軍撤退構想)が実質的に秒読みになりつつあり、それを見込んで太平洋への進出の足がかりを何とか築きたい中国、中東他からの輸入ルートを確保する「シーレーン防衛」的にもこれからは「平和的指向」だけの政策での限界を感じている政府の焦りか、とにかく今年に入って少々急ぎ足な印象は否めない。

アメリカ側からの「実質的な再軍備」「作戦行動の一部限定解除」・・・つまり、自ら血を流す覚悟を示す意思表示を求められているとも考えられる。それを口約束してきたのが先の米上下両院総会での演説であり、その前のバンドン会議での「平和主義」アピールなのだから、当然といえば当然なのだが。

ただ、ここへ来てのゴリ押しが目立ってくる当たりは、特亜国家を中心に具体的な異変あるいは挑発行動などの予測(地下情報)があったのかもしれないと思えるフシもある。とりあえず法整備や憲法解釈で無理矢理でも突破口をこじ開けておけば、実際に事が起きた時に現場の対応がスムーズになるわけで、それを行う必要を現政権が感じてるという気がする。

そしてそれを阻止したい勢力は間違いなく中国や韓国・北朝鮮でありあるいはロシアかも知れない。無理やり通そうとする自民党に無理矢理の理屈をこねてでも「平和維持」を看板に反対しようとする野党。日本が自衛力を高めることに反対する意味があるのは、それによって利益があるのはこうした反日的な勢力だけであることを忘れてはならない。

それを踏まえたとしても、ああまではっきりと「違憲」として断じたのは、自民党の憲法草案の出来の悪さが憲法学者にも不満だったのではあるまいか?(^^;)そんな気がするのだ。

大体「違憲」なんて、昔は自衛隊そのものが違憲だと言われていたのだが、現実的な対応としてこれほどの「正規軍まがい」の規模にまで拡大した。それは時代とともに必要とされてきたから憲法解釈で許容してきたに過ぎない。

もっと昔に「国防とか安全保障」とかで、国民を啓蒙・教育してこなかったツケが出てきていると言って過言ではない。それができなかった自民党が悪いのか、させなかった野党が悪いのか、自虐史観を植えつけたアメリカが失敗したのか・・・今それを問うても仕方がないが、今と将来に向けて、この国が存続しうるために必要な百年の計を持たねばならない。

唯一持っているはずの自民党でも大した「計」が示せていないのは、何故なのか。・・・選挙に勝てないから、票にならないから腰が引けてしまっているのであれば、情けない限りだし、野党側もとりあえず反対勢力として食いつなげれば政権担当するより楽だし、文句言ってるだけのほうが気楽で責任ないしそこそこの特権もあるわけだし現状で十分じゃないか。・・・なんて邪推が成り立ってしまう。はぁ〜・・・やはり私はどうにも政治家は好きになれそうにない(^^;)

なぜ「安保法制」は間違っているのか:ビデオニュースドットコム



とは言うものの、民主党の中でも議論が空転するだけの憲法議論よりも実質的な内容を考え、比較的まともな論戦を展開している御仁がいた。2本合わせて1時間程の非常に長い質疑応答だが、安全保障に関して「全否定ではない現実対応」を問うている点で彼の質問主旨ならば有意義であろう。野党でもちゃんとした国会対応はできる。辻元のような似非議員、「国民の代表の立場」を盗んだタダのクレーマー、あるいは北朝鮮の意を汲んだ反日煽動活動家とは違うのだ。



安保国会
論戦
<画像元:長島フォーラム21(6月6日読売新聞掲載の画像)>
辻元の安保法制の違憲問題と自衛隊員の抱合せは論理的におかしい。安保法制や集団的自衛権の前に自衛隊を否定する立場ではなかったのか?ピースボートでお世話になったから自衛隊の存続だけは認めるつもりなのだろうか?(^^;)その自衛隊に護衛をさせていたピースボートだが、その際「海賊」に襲撃されたなら自衛隊員は命がけで応戦したはずで、その場合の自衛隊員の生命の危険は考慮されなかったのだろうか?(爆)

まぁしかし、何が不快と言っても長島議員の背後に映る辻元がうざくて仕方がない(爆)カメラアングルをを変えるか辻元が写らないように席を変えろ(^^;)もちろん選挙でしっかり落としてやるのが一番いい。長島昭久のようなまともな議員が野党の多数を占めるようになればこの国の政治ももっと正常化し私も政治家全般を信頼する気になれるのだろうが・・・(^^;)

そう、政治家などはアイドルの総選挙じゃないんだから「好き」「嫌い」の評価基準ではダメなのだ。政治政策能力を信頼できるか、無能として切り捨てるかどちらかでなければならない。

その点で反日議員や無能議員に関しては、数が少なくとも自民党も同じことが言えるのがどうにも残念でならないのである。

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狂信【きょうしん】

関西では伝統的に?阪神タイガースのファンが主流である。巨人ファンその他はどちらかというと声を潜めて公言することはないが、阪神ファンは仕事中であろうが「阪神ネタ」を繰り出しては、趣味なのか仕事なのかよくわからない会話を継続することがある(^^;)まぁ、「掴みネタ」として定番ということなので、罪がないといえば無いのだが(^^;)私のように巨人ファンでなくなったが阪神ファンというわけでもない人間(ここ数年はどちらかと言えば楽天ファン)には少々うざったい時もある(^^;)

いわゆる「虎キチ」になってくると、阪神のことをファン以外の人間が悪く言うと本気で怒るから始末が悪い(^^;)関西だと「虎キチ」はかなりの確率で存在するので、初対面の人の場合は「絶対に<阪神タイガースの近況>を掴みネタには使わない」ことを心がけている。下手に同志だと思われたら後が面倒くさいからである(爆)

まぁ、東京で巨人のことを悪く言えば、やはり白い目で見られることは確かだろうから程度の差はあっても「熱狂的」ファンの逆鱗に触れる愚は避けるべきだし、そういう話はそもそもしないほうが無難だ。

しかし、熱狂的というか狂信的というか「こんないいことを知らないでいるなんてもったいない。私が教えてあげよう。絶対に為になるのだから」と、おせっかいにも頼みもしないことを勝手にやらかす御仁がたまにいる。

どうやらその類の延長線上にいたらしいのが、例の「神社仏閣で油をまいた器物損壊犯」で、ネットワーカーの一部でささやかれていた「こんなことする奴はどうせ反日コリアンだろ」が残念ながら事実であったことが証明されてしまった。

米国在住の男に逮捕状 千葉の寺社に油をまいた疑い 奈良などの被害にも関与か:産経ニュース
 千葉県香取市の香取神宮で3月、油のような液体がまかれた事件で、米ニューヨーク在住の50代の医師の男が関与した疑いが強まったとして、同県警が建造物損壊容疑で逮捕状を取ったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。同県の寺社に設置された防犯カメラに写っていた男と似た姿の男が奈良、茨城両県など各地の防犯カメラにも写っていたといい、両県警などと千葉県警が情報を共有して男の行方を追っている。



実際に逮捕前なのでこういう表現「アメリカ在住の日本人医師で宗教団体創立者」なのだろうが、これだけヒントが提示されれば比較的早期に特定されるだろうと思っていたら、案の定ネットではすでに人物の特定がされていた(^^;)

【確定】 犯人 金山昌秀 画像 【寺社に油まかれる事件】 米国在住 東京都内に拠点がある キリスト教系 宗教団体幹部 (52歳) | 自称 ニューヨークで医師 の 在日韓国人の牧師:事件ニュース速報

↓キャプチャされている画像の元サイト
日本伝道セミナー / 일본 전도 세미나:地球村教会

金山昌秀

↓金山昌秀の主催する宗教団体のサイト
IMM Japan (インターナショナル・マーケットプレイス・ミニストリー)

IMM Japan

【鬼女が見つけ出す!!】官報に帰化情報有り 金山昌秀 昭和45年6月19日法務省告示第209号…アメリカ産婦人科学会の専門医リストでも見つからない:復活! 強い日本へ!
※2015年6月3日追記

朝鮮カルトの錆びた十字架…邪教を産み出す在日社会:東アジア黙示録
既存メディアの全てが第一報で、そのように伝えた。ネットユーザーに衝撃を与えたのは、連続寺社襲撃事件の容疑者が判明したことよりも、徹底して名前が隠蔽されたことだった。

報道発表の直後から始まったネット上の大捜査は実に優秀で、間もなく、モザイク写真との照合や略歴精査から、1人の男の特定にいたった。朝鮮カルトの首謀者・金山昌秀…案の定だ。

在日が日本人を偽装する際に使用する定番ネームと言って良い。ネット捜査の過程で容疑者の姉の「元在日証言」が発覚。確定的だったが、ネット上では「官報」の広域一斉調査が呼び掛けられる。そして…

官報

約1日という驚異的なスピードで、官報の記載ページが発掘された。またしてもお手柄は、鬼女板住民だったという。膨大な予算を食い潰す国内の捜査機関は、爪の垢を煎じて呑め。

金昌秀(キム・チャンス kim Chang-Su 김창수)

公表されている生年月日とも見事に一致。実母と見られる人物が終戦時に10歳前後だったことから、密航3世の疑いが濃い。

※2015年6月4日追記。昭和54年というから3日のものは日時の誤記だったと思われる。他にも注目すべき内容があるので是非リンク先で全文を参照していただきたい。

正直「どうせ反日コリアンだろ」と言うのは、偏見であり当てずっぽうでしかなく、根拠の無いいわゆる「ヘイト」と呼ばれてもおかしくない・・・そう思っていた。

しかし、当てずっぽうでさえ、こうも的中してしまうと今後は同様の反日的犯罪は、まず容疑者対象として韓国人や韓国系帰化日本人が疑われても仕方がない。日本人に馴染み、日本人の習慣や文化を尊重する善良な在日韓国人や帰化日本人にとっても迷惑な話だし彼らこそ最も声を大にしてこうした犯罪行為を非難すべきだろう。


※クリックで指定時間(12:49)から再生。

そしてこの「教祖」の講演動画。ニュースで使われた動画とは異なるが、言っていることが変なことはこれでも十分わかる(^^;)いや〜中々「トンデモ」な説話である(^^;)

昭和天皇がクリスチャンに改宗しようとしたとか(^^;)東日本大震災はキリスト教の神によって引き起こされた神道破壊の御業であるらしい。へぇ〜神によって焼き払われた堕落と背徳の街ソドムとゴモラと同様に神の罰を日本が受けていたのかー(棒読み)・・・まぁ、他の部分も同様にトンデモな話のオンパレードである。教祖なのだからこれくらいは当然かも知れないが(爆)

こういう奴だからこそ「正しいことを行っている」つもりで何でもできるわけなのだろう。「自分は正しいから何をやってもいい」というのは、少し利口な人間なら危険な考え方であることはすぐに気がつく。

自分にとっての「大義・正義」はあくまで自分だけのものであり、周囲(社会全体)と共有することによってのみ初めてその正義は正義として認識される。それ以前はタダの独りよがりでしか無い。

韓国系日本人の金山昌秀は、そういう意味で日本の悪を糾弾する反日韓国人と同じメンタリティの持ち主と言うことができるだろう。帰化人である以上「頭のおかしい日本人」でしか無いわけだが、こういう人間に帰化されるのは正直迷惑である(^^;)こいつは「日本のために良かれと思ってやった」つもりかもしれないが、こんなつまらんことをやらかしてくれるなら、はっきり言って日本人として認めたくない。

仏閣損壊は韓国系団体によるテロ行為です:在日朝鮮人から見た韓国の新聞
※追記

彼はノールウエーのインターコープの人間だということも分かりました。なんで日本語版で隠しているのかは知りませんが。
インターコープと言えば、アフガニスタン拉致事件が有名です。これは日本ではあまりニュースになりませんでしたが、アフガニスタンに赴き、そこでキリスト教を布教し始めたんですね。その結果。23人もの南朝鮮青年が拉致された事件を引き起こした宣教団体です。

※上記サイトで詳細な金山昌秀の背景状況が紹介されていたので当日中に追記している。宗教家というよりオウム真理教を彷彿させるようなカルト宗教活動家としての側面が浮かび上がっている。こりゃ確かにテロだ。ぜひリンク先で全文を確認されることをおすすめする。


ただ、こういう手合=愚にもつかない事に執着し、狂信するその精神構造は、何も朝鮮人特有のものではない。かつて富国強兵の果てにアジアの盟主は疎か世界までもその手中に収めるような幻想に酔いしれ、勝てるはずのない戦いの中でも、あらゆる手を使った負けない戦い方よりも、美しく死ぬ戦いを賛美し同胞の国民の多数を死に追いやった全体主義の悪夢もまた、狂信と呼べるものだ。

そのトラウマのあまりに、本来なすべき「自主防衛」の気概さえなくし、70年も前の古びた理想・幻想にしがみつき、現実から目を背け続ける行為もまた「誤った平和への渇望」の意味で狂信と呼べるものだろう。

良くも悪くも金山昌秀は「悪しき日本人の姿」を体現しているといえるかも知れぬ。彼が「日本人」にならずとも「朝鮮人として開眼した開明的な人物」であったなら、こんなおかしな宗教ごっこに血道を上げることもなかっただろうに、今「必要な措置ひとつ取ること無く、平和を無条件に最優先に求める日本人」の護憲ごっこ、平和ごっこもまた、金山と同様の痛々しいほどの「狂信」と呼べる気がしてならないのである。

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凶悪と教育【きょうあくときょういく】

昨年から中東地域で「洒落にならない状況」を引き起こし続けるIS(イスラム国家)が、とうとう日本人拘束者への殺害予告(警告?)を動画で行った。この動画自体合成が疑われるほどの「雑な作り」ではあるものの、もはや日本がイスラム過激派の攻撃目標として免除対象ではなくなったことを象徴しているようで何やら心寒いばかりだ。

凶悪なテロ組織、イスラム国が台頭した理由
人質にされた日本人2人への高額な身代金要求はなぜか:JB PRESS


とても長い記事だが、リンク先の記事を読んでもらえば、イスラム国の全体像がなんとなく見えてくる。

1)イスラム国は他のアラブ系イスラム国家に比べても宗教的に教義上の優位性があると思い込んでいる。
2)原油密売で資金源を得ているがそれらは歴史的に培われてきたサダム・フセイン時代からの地域の共同体(民族・部族)と密接で単純に切り離せない。
3)各種偽造品ビジネスと誘拐ビジネスに加えてフロント企業による正規ビジネスへの参入も図っている。
4)彼らの中枢に位置する指導部にはサダム・フセイン時代のバース党員が多く入っている。
5)スンニ派vsシーア派の宗教間戦争に過ぎないが、欧米やイスラム系諸国の思惑もあり、敵味方入り乱れるややこしいパワーバランスである。


わかったような気もするが(^^;)多分半分も飲み込めてはいない(爆)

あらためて、カリフ制って何 ?:provai.ciao

ん〜ますますわからなくなってきた(爆)

イスラム国「カリフ制宣言」 反発浴びつつアラブの春の幻に代わる恐れも:産経ニュース

アラブ・イスラム諸国の間でも思想・宗教的意識は統一されておらず、イスラム国家の存在はこれらの隙間にははびこる感染症のウイルスにも似た一時的なものにも見える。結局のところ、ソビエトのアフガン侵攻から連綿と続く西欧の中東への介入がすべての元凶・・・いや、第一次世界大戦後の中東分割こそが遠因なのだが、そんなややこしい地域に日本が関わっていく上でもっとも重要なのはこの地を正確に理解し的確な情報を集めることだろう。

IS
<画像元:AFP>

何にせよ、中東のシリア周辺の様相ははっきり言って素人の理解の範疇を超えている。今回問題とされているジャーナリスト・後藤健二さんは、先に拘束されていた湯川遥菜さんの救出を試みていたようだが、あまりにもリスクの高い行動の結果ふたりとも拘束されるという最悪の事態となった。

湯川遥菜氏の経歴は少し特殊で、以下の記事を参照してもらいたいが、民間人が取材やそれ以外の目的で危険地域にわざわざ出向くこと自体が「すでに決死の覚悟」が必要なことは明らかであり、彼らの真意が戦場ジャーナリズムに殉じる行為だとしても「拘束あるいは殺害」されてしまえば非情な言い方だが「下手を打った」と言わざるをえない。

アングル:シリアで拘束の日本人男性、変転した人生の再出発:ロイター

湯川遥菜youtube
※湯川遥菜氏のyoutubeチャンネル。

生存が確認されている以上政府としては助命・開放を要求することしかできないが、テロリストの要求に応じる事は国際的な信用問題として許されない以上、もはやこの二人は絶望と考えて対処したほうが今後の「身代金目当ての身柄拘束」を抑止する力となろう。テロリストが「人質の生命」を盾に脅しにかかるのであれば、国家としての回答も「日本および日本人を敵に回すことを自覚せよ」言う他ないだろう。

安倍総理が中東各国を歴訪し「テロ活動抑止への支援」を表明した時点で、既に拘束が確認されていたこの二人を見捨てたも同然であり、この二人の生死に「日本としての対応が影響されない」ことを宣言したも同じだからである。

そうでなくても「好き好んで戦闘地域に潜入する戦場ジャーナリスト」には常に死のリスクが伴う。

危険を顧みずに海外取材する戦場カメラマンたちの姿:NAVERまとめ

シリア内戦時に銃弾を受け死亡した戦場<女性>ジャーナリスト・山本美香さんなどは記憶に新しいところだが、湯川遥菜氏が行動を共にしていたFSAとは、この山本氏をサポートしていた?FSA〜自由シリア軍(山本氏の死亡情報はFSAの広報からもたらされた)と同じであり、このFSAはアメリカやトルコの支援を受ける点でイスラム過激派の標的になりやすい組織でもある。ただ、日本からこの地に入るルートとしてはこれがデフォルトなのだろう。親米・新日な国家を通しての潜入である以上、反米のイスラム勢力であれば敵対視されて不思議はない。

第一、どこの国の人間であろうが、武装集団に拘束され身代金を要求されるが如き「卑怯な手段」は、誰の目から見ても悪であり許されるべきものではない。しかし「イスラムの正義」の名のもとに彼らはその悪を平然と行う。お花畑平和主義には決して理解できない「血と力でしか対峙できない現実」もあるのだ。

その暴力をもたらしたのは間違いなくユダヤ・キリスト教文化圏の西洋諸国でありアメリカではあるのだが、被害者であった弱きイスラムの一部は過激派となって反抗を試みる。暴力が限りなく連鎖する最悪の状態に陥ってしまった以上、それに与することの意味を日本人はもっと正確に知る必要があるだろう。

ところで、この湯川氏に関してはいろいろな憶測を呼ぶエントリを数多くのブロガーが上梓している。その一つが下記である。これは「世に倦む日日」の無断転載のようにも見えるのだが?ちょっとグレーな内容であるので本文引用はしない。詳細はリンク先で参照願いたい。

湯川機関の謎ー田母神との本当の関係は?:支離滅裂ですが、何か?

本文中で湯川遥菜氏のブログが紹介されていて、それによると湯川氏が民間軍事会社を立ち上げ、活動に入っていく過程を検証し「民間人を使った特務機関創設」に言及している。湯川氏が立ち上げた民間軍事会社は、日本版NSCなどと連動させた海外情報網の構築の一環としてのものだということなのだろうか?だとすると中東地域での貴重な情報源を喪失することになるし、他の情報収集活動にも支障が出ている可能性がある。

湯川氏が拘束されたとされる昨年8月以降、まともな情報が世に出てこない点も含めて、外務省などの政府機関の情報コントロールがなされている可能性も否定出来ない。単純に外務省が無能(^^;)と言う可能性も否定できないが(爆)この沈黙(情報統制)や、今回表面化した日本政府との敵対の図式が意味するところがどうにも気になる。
安倍総理が「厳しい時間との戦いの中で、徹底した情報戦を展開していく必要があります。地球儀俯瞰(ふかん)外交で培ってきた中東各国との信頼関係、あらゆるチャンネル、ルートを最大限生かしながら、政府を挙げて、手段を尽くしていく考えであります」と語ったのも今考えると意味深である。

この件では鳩山由紀夫@サイコパス@外患誘致罪@地球規模お花畑と同レベルの主張を打ったバカが居る(爆)

ツイート山本太郎氏、仰天のツイート「2億ドルの支援を中止して下さい」:ZAKZAK
 小沢一郎代表率いる「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎参院議員は21日、「2億ドルの支援を中止し、人質を救出してください」とツイートした。これは安倍晋三首相宛となっていた。
 山本氏のツイート内容が気に入ったのか、イスラム国のメンバーとみられる人物が「リツイート」と呼ばれる転載機能を利用して“拡散”する事態も発生した。


現在このツイートは削除されている模様(^^;)削除するようなツイートするなよ馬鹿!(^^;)
その代わりと言っては何だが、これに輪をかけたような馬鹿馬鹿しいネット署名活動が始まっている。

[1/23提出分締め切り、キャンペーン継続中]イスラム国周辺国への2億ドルの人道支援を留保し、日本人人質の人命を救ってください:change.org
「イスラム国」が20日、日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオをインターネット上に出しました。

人質に取られた日本人2名は湯川遥菜さん、フリージャーナリストの後藤健二さんとみられます。

「イスラム国」の声明によると、安倍首相がイスラム国の周辺国へ2億ドルの対テロ支援を行うこととしたことが今回の身代金要求の理由となっています。

実際には、この2億ドルは、イラクやシリア、その他周辺国の難民支援などに使われるものですが、安倍首相がこれを「対イスラム国支援」と位置づけたことにより、今回の身代金要求へと繋がっています。

この「対テロ戦争」へのきっかけを作り、日本社会をテロの標的にさせてしまう可能性を作ってしまったのは安倍首相であり、この責任は必ず追及されなければなりません。

日本人人質の救出のために、この2億ドルの支援を留保して下さい。

打てる手を打たなかった時、それは安倍政権の失敗です。


これ以上、テロとの「新たな戦争」に日本を巻き込むことのないよう、最善の努力をしてください。

そして、日本だからこそできる人道支援の道を模索してください。

この活動に賛同する人間はイスラム国を支援したいのだろうか?(^^;)馬鹿を言うにももう少しよく考えてから馬鹿を言っていただきたいものである。太字の部分が目的(安倍政権の否定)でそれ以外が付け足しなのがよく分かる文面だ(爆)

「イスラム国」が奴隷制復活を宣言 女性や子ども、「戦利品」として戦闘員に分配:J=CASTニュース
イスラム過激派組織「イスラム国」が、奴隷制の復活を宣言した。
インターネットに掲載されたイスラム国の機関誌「DABIQ」最新号で明らかにした。それによると、イラクやシリアで少数派のヤジーディ教徒の女性や子どもを「戦利品」として扱っている実態も明かした。

イスラム国が異教徒の少女を性奴隷に 毎日のように「暴力や性的虐待」:ハフィントン・ポスト
一方、イスラム国では、「異教徒」の女性たちが性的な暴力を受けていることが報道されている(日本語版記事)。イギリスに拠点を置くNGO「シリア人権監視団」(SOHR)によると、イスラム国は8月、イラクのヤジディ教徒の女性約300人を「戦利品」として誘拐し、シリアへ移送。うち27人については、一人あたり1000ドル(約10万円)で売られ、イスラム教へ改宗させられたうえに結婚を強いられたことを確認しているという。
また、中東のメディアについて研究する機関「MEMRI」(Middle East Media Research Institute)は、9月3日付けの記事において、ソーシャルネットで行われた会話の分析を通じて、こうした女性たちがどのように扱われているかを紹介している。これによれば、こうした女性たちは180ドルから350ドルで販売され、暴力や性的虐待を受けているようだ。

こんなことを21世紀の今平然と行う武装集団を容認し、あらぶる相手をひたすら刺激しないことだけを是とする「事なかれ主義」は、ある意味で非常に日本的な価値観だとは思う(^^;)しかし得意の人権意識や人道主義の観点から考えてもイスラム国を否定し、これと敵対することは「世界共通の正義」だと思っていたのだが、脳内お花畑の連中は違うらしい(^^;)

大対、対テロ戦争で日本が「安全圏」に居ると思っているこの認識の外れっぷりが何とも痛々しい。日本がユダヤ教やキリスト教が主体の国でない分、最前線にいないだけで、これまでも決して安全圏に居たはずがないのだ。それらの国に比べてより直接的でない分順番が後回しにされただけである。

言い方を変えれば、イスラム国(過激派)が日本を対象にし始めたということは、彼らもまた手詰まり感の中で新しい展開を標榜してあらゆる選択肢を模索しているとも言えるかもしれない。積極的平和主義を掲げて国際社会に関わろうとする日本に「釘を刺したい」のか「部外者が関わるな」との警告を発したいのかもしれない。

そういう意味で言えば、「事なかれ主義」的なこれまでどおりの日本の立場を続けるほうが「安全度」は高いかもしれない。しかし、国際情勢はそれを許さなくなっているのも確かだ。強大化する中国への脅威に対する東アジア諸国との連携、混乱の坩堝(るつぼ)状態に陥った中東に化石燃料を依存する経済大国としての意思の発露やエネルギー政策の安定を図る上でも無視できない以上、旗色不鮮明のままでは「ある日全てを敵に回す」可能性さえある。

日本はもう、見ないふりをする卑怯者の国であってはならない。そういう現実を認識すべきなのだ。

もちろんだからといって自衛隊を中東に派遣せよというわけではない。この地における平和と安定に向けた環境構築のために必要なものを国際社会と共に模索しなければならないというだけであり、そのための意思表示を行ったリアクションが「今回の殺害予告」というだけなのである。

実際問題として彼らの運命は「人質を開放して日本と政治的に対決することを回避」という選択肢をイスラム国家が選ぶか否かにかかっているが、最悪の結果になることも織り込んで置かなければならない。縁のある人々には辛い状況・結果になるかもしれないが、本人たちの意思によって起こった状況である以上、過剰に国家の責任や対応に期待するのはお門違いだ。北朝鮮の日本人拉致事件とは根本的に違うのである。

それにしても。同じ人間として平和と安全、生存保障と正義を求めているだけなのに、世界はどうしてこれほど混乱するのか。その原因は「不当な暴力の存在」であり、「適切な教育の不在」であると言われている。

マララさん、米大統領夫妻と面会 無人機攻撃を批判:CNN
マララさんは大統領に、無人機を使ったタリバーン掃討作戦への懸念を表明。「罪のない人々が殺され、パキスタン国民は反感を募らせている。代わりに教育に重点を置けば大きな影響を与えることができる」と主張した。
マララ&オバマ

奇しくもノーベル平和賞の受賞者同士の会談だったが、以前から「教育の重要性」を唱えるわずか16歳のマララ・ユスフザイさんに指摘された「不当な暴力の総本山」たるアメリカ大統領のオバマですら、「適切な教育」は足りていないようだ。

なぜなら、教育もまた「知的な強制」「情報刷り込みの暴力」の側面を否定出来ないからである。教育が力を発揮するのは、同じ価値観を共有できる相手だけだ。それが証拠に特亜国家のように「反日教育」を行えば正義はいくらでも変更できる。共通認識を教える公平性や平衡感覚を失った教育(きょういく)は、一字違いの「凶悪(きょうあく)」にいとも簡単に変貌してしまうのだから。

以前から何度も言っていることなのだが、現代に直接的に繋がる近代史こそ我々はもっと真面目に学ばなければならない。そうすれば中東などの世界の問題や日本の憲法論議なども案外単純な根っこに行き当たるし、そこの評価と研究だけでも多くの回答を引き出せる可能性があると思えるからだ。

ただ、それをさせたくない一部の勢力があることもまた現実の、そして最大の問題点であることは間違いない。誰のことかって?そりゃもう言うまでもなく・・・おや?誰か来たようだ・・。

JUGEMテーマ:社会の出来事
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危険領域【きけんりょういき】

危険領域とはFA(factory automation)用語で、「機械の作業空間のうち、人間の作業空間が重なり合うと、人的災害が発生する可能性のある領域。」のこと。(weblio辞書)産業ロボットのようにプログラム的に全ての動きを一括管理していればそういう危険領域が発生することはまず無いのだが、人が大勢出入りする工場はもちろん、自由に動き回る事の出来る場所であればどこにでも発生しうる。

この場合はお互いが十分に注意することで「事故」の発生が未然に防げるが、無事故が続き、緊張感が薄れ、油断するのと同じ注意の不徹底が常態化してしまうと事故率は一気に上る。

私も非正規雇用とはいえ工場勤務の端くれであり(^^;)機械設備をすこしばかりいじるときもある。さすがに一級整備士ではないので自動車をリフトに乗せて持ち上げるような危険度の高い作業はしないが、重量物を運ぶこともあれば「問題を抱えたクルマを運転する」こともある。

問題と言っても大抵は「警告灯が点灯する」「パワーウインドウが動かない」「頻繁にエンストする」類のものが多いが、先日さすがにこれはヤバイ(危ない)と思う車を引き取りに行った。ハイラックスサーフ級の馬鹿でかいRV車だ。
過去には同じような大型RV車で「エアサス仕様のエアサスが壊れ、強制シャコタン状態の車」を引き取りに行ったこともある(^^;)RV車がシャコタン状態という何とも珍妙な状況の上に、サスペンションが機能していないため路面の凸凹をもろに感じる乗り心地の悪い、20分ほどで尻が痛くなってきそうな最悪の車だった(^^;)

何より元々私はデカイ車が好きでない上に、今回も故障持ち車の引き取りなので正直嫌な予感はしていたのだが・・・。

ブレーキの警告灯が点灯したとのことで依頼客のお宅に伺うと
「ブレーキのパッドが擦り切れてガリガリ言うてるから気をつけてね」

・・・え?

警告灯が点灯してから、そのまま走り続けていたらしい(爆)とにかく預かって走りだした瞬間に理解した。ブレーキパッドがすり減っているどころか、完全になくなっている!

摩擦を発生させ制動をかけるパッドの部分が削り取られ地金の金属が直にブレーキディスクに接している感触。まだかろうじて摩擦による制動がかかるが本来はそういうために作られている部分ではない。走行中に普段のようにブレーキを踏んだら異常に高熱となって地金本体が損傷・脱落してしまう可能性すらある。その場合ブレーキディスクを挟み付けるキャリパーの圧力は全く効かなくなる。・・・つまりブレーキを失った状態(恐)

しかも依頼客の自宅から会社までは無料区間の高速道路を走行するルートなのだ。幸い渋滞の多発する朝夕の時間帯ではなかったので、「超安全運転」で社に向かうことにした。高速区間は信号も無いため完全停止する機会も少ない。こんな状態の車なら、ノロノロ走って前を開けすぎるくらい開ければ、下道を走るよりはむしろ安全だろうと言う判断だ。

当然、「ブレーキをできるだけ踏まずに運転」することが求められ、最近は一般のAT車にも付いている場合の多いS/M(スポーツ/マニュアル)シフトモードで、エンジンブレーキを最大限使用し、ブレーキを踏むのは時速10km以下で前の車との車間が5m以内になってからを心がけた。最後の頼みはサイドブレーキだが、これとて後輪側のブレーキを手で操作するだけのこと、走行中に下手にかけるとタイヤがロックして挙動を乱しかえって危ない。最後の時速10kmからの急ブレーキ用にできるだけ温存。第一フロントのパッドは無くなるくらい摩耗しているわけなので、後輪のパッドが正常である保証はないのだ。

ほとんどすべてのコーナリングをアクセルワークとエンジンブレーキのみで切り抜け、車間距離は十分すぎるくらい空ける・・・当然隣の車線から割り込まれることも多く、さらに車間を空けるためにどんどんこちらの車速は落ちる(^^;)なにせ急ブレーキが絶対踏めないので、「でかいくせに異様にノロい車」状態で何とか帰り着いた。でかい車はでかい車体を動かすために総じてエンジンの排気量は大きい物が多い。乗って帰ってきたのは3L級だったのでエンジンパワーがある分アクセルレスポンスも出やすく、エンジンブレーキもよく利いた。

そんなこんなでなんとか無事に帰り着くことができたが、気になったので作業中のピットを覗きに行くと・・・

摩耗したパッド

左が前輪側の摩耗部分がなくなったパッド。見事に地金までが削られている(^^;)右は残っているとはいえもうほとんど無いに等しい2mm残(冷汗)前輪はブレーキディスクも傷が入り交換となり、パッド交換のみに比べても+6万円(工賃込み)の加算となった。警告灯が点灯した時点ですぐにパッドを替えていればディスクは助かっただろうに、変にケチったのが仇になってより高額な修理費用となった。

ブレーキ警告灯が付いたらケチらずにできるだけ早急に車屋に持って行きましょう。間違いなく「危険な領域」に踏み込んでいる証ですから。ブレーキの無くなった事故予備軍の車に乗りたくなければね(^^;)

↓参考までに

図解

見本

<画像元:ユニコルセ・エンジニアリング>

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旭日の嚆矢【きょくじつのこうし】

朝日新聞の慰安婦問題特集は案の定いろんな所を刺激している。そのほとんどが朝日新聞への批判・非難であり、これを擁護するのは国内では皆無、もしくは極めて少数派だ。

その批判・非難も訂正記事よりも、開き直りに近い強弁に対し「誤報への対応としての不誠実さ」を指摘する物がほとんどであり、朝日新聞は最悪の戦術転換を行ったとしか思えない。本来リベラルや中道を志向する者まで批判の陣営に加わってしまっているのがその証拠。いったい朝日新聞は誰に対して「最も誠実かつ社会の正義を追求する媒体である」と主張しているのだろうか(^^;)

朝日の大罪
【朝日の大罪】報道機関としての体をなしていない 国会で早急に対応を 政治ジャーナリスト細川珠生氏:ZAKZAK
 「ジャーナリストという職業で、一番大切だと思うことは何ですか?」と時々聞かれる。私は「人として信頼されるかどうかです」と答えている。「この人の言うことなら本当だろう」という前提がなければ、どんなことを発信しても、無駄であるからだ。ましてや、まったく信用に値しない虚偽の内容を発信することは罪となる。

細川珠生氏とは、政治評論家の細川隆一郎氏は父、元朝日新聞編集局長で、衆院議員を経て、政治評論家に転じた細川隆元氏を大叔父に持つ、熊本藩主・細川忠興の嫡男(後に廃嫡)忠隆の末裔である(代わって家督を継いだ弟の忠利の末裔が元内閣総理大臣・細川護熙であり遠縁にあたる)。まぁ、日本においては何とも非の打ち所がないほどに良家の子女である(^^;)血統主義などは私は好きではないにせよ、これほどの家柄の人間は、家名を汚すことを何より恥とする教育を受けている点で、社会的には信用できると思う。そしてジャーナリストである以上、どちらかと言えばリベラルの人であり、政府や右掛かった側からは警戒心を持って迎えられる人のはずである(^^;)しかし、ジャーナリズムの本来の精神は今、朝日新聞よりもこの人の側にあると、私にも理解できる。

偽善の朝日新聞に「女性の人権」を説く資格なし --- 梶井 彩子:アゴラ
「狭い町だし、そんなことがあったら黙ってないよ」――フジテレビ「新報道2001」の取材に対し、済州島住民の女性はこう答えている。済州島住民は偽の証言によって得られる政治的ポジションや利益よりも、先人の名誉を護り、真実の歴史に向き合う当然の態度を取って見せた。このことの価値、尊さは、この期に及んで居直って憚らない朝日新聞には到底分からないだろう。(中略)
近年、「強制連行」の嘘が暴かれ始めると、朝日新聞や「強制」を主張していた吉見義明教授は「強制とは何も物理的に連れ去ったということではなく、本人が意図しない場合はすべて犇制瓠廚噺世そ个靴拭さらには「傷ついた女性がいること、そのものが問題だ」とし、河野談話と相まって「強制連行」を強調してきた問題の論点を、「女性の人権問題」に巧みにすり替えて来た。

慰安婦問題では一貫して朝日新聞や慰安婦問題を煽った陣営を攻撃してきた池田信夫率いる言論サイトの一文なので「反朝日」は明確なのだが(^^;)「<女性の弱さ>を悪用した」点を最も強く非難しているのは目新しいかも。女性の性差別問題・人権問題にすり替えようとしている陣営に早速一撃を見舞っているのは中々痛快である(^^;)

【朝日の大罪】誤報放置は「犯罪的行為」 病の完治を 英国人ジャーナリスト・ストークス氏:ZAKZAK
 朝日が慰安婦報道の誤りを認め、記事削除を決定したことは、世界的にも異例の事態だ。吉田清治氏の証言については、当時から疑義が指摘されてきた。真実を伝えるべき報道機関が、それを30年以上も放置し、結果として日本と日本人の名誉を貶めた責任は重大で、「犯罪的行為」と言ってもいい。

 木村伊量(ただかず)社長以下、朝日の関係者を国会に招致して、徹底究明すべきである。「報道の自由に抵触する」との意見もあるが、一連の報道が国家に与えた損害は甚大で、当然、その責任が追及されなければならない。記事を削除すれば済む次元の問題ではない。

これが欧米の国で起きたことなら、当然「タダでは済むはずがない」と、私でも思ったし(^^;)朝日新聞というメディア自体が存続できなくなる可能性すらあったはずだ。事件を全力で煽るだけ煽ったメディアは、消火にもそのメディアの存続をかけて真摯に自己検証を行って第三者に全てをさらけ出さねばならない。

報道する権利と自由を確保したいのなら、記事によって影響を受けた政治・経済・文化・外交など広範囲に及ぶ被害想定を試算し、それに見合う贖罪事業(?)なり、自己改革案の提示なり、自らに課せられた説明責任と自浄努力を国民に見せる義務があるのだ。

欧米人は権利を強く主張するが、同じくらい義務についても強く意識している。アレだけの誤報を出した自覚があるなら朝日新聞はその自らが正すべき内容とその公表をもっと積極的に全世界に向けて発するべきであり、責任関係を明確化して当該責任者に対してペナルティを課さねばならない。

JBpress-日本ビジネスプレス
朝日新聞の慰安婦虚報は日本にどれだけの実害を与えたのか(古森 義久):JBPress
 私がそのとき主張したのは、「日本の軍(官憲)が組織的に女性を強制連行して売春をさせた事実はない」という一点だった。私が「慰安婦たちは売春のたびに代金が支払われていた」と述べると、ザカリア氏が一瞬「信じられない」というびっくりした表情を見せたのをいまも覚えている。彼も「性的奴隷」は代金を受け取っていたはずがないと思い込んでいたのだ。

 それ以外にも、私は米国でのセミナーやシンポジウムに招かれて登壇するたびに、「軍による強制連行はなかった」と強調してきた。私に限らず日本側の他の関係者たちも、この慰安婦問題の真実を米国など諸外国に向けて発信してきた。

 だが、米国はその真実よりも朝日新聞主導の虚構を信じ、日本への非難を続けてきた。その結果、日本の名誉は徹底して不当に貶められたのである。

 米国におけるこの論議の中で、私はまさに多勢に無勢だった。学者からマスコミ、政治家、政府高官までが「日本軍は女性を組織的に強制連行し、性的奴隷とした」と主張するのだ。その主張の根拠とされたのが、朝日新聞が発信し続けた日本からの虚報だった。米国内で事実を主張する私たちにとっては、まさに「弾丸は後ろから飛んできた」のである。

ある意味有色人種として差別されるよりも屈辱的な汚名。それをなすりつけたのが日本のメディアたる朝日新聞であるという事実が今持って腹立たしい。「日本の暗黒面を発掘して貶められればいい、新聞が売れるような衝撃的なスクープが取れればいい」としか考えていなかったようなメディアが朝日新聞・・・としか感じられない。朝日新聞は何と戦ったのか。何が目的だったのか。

日本を戦争に導いたのは朝日新聞だった!戦争賛美で開戦を煽り、ヒトラーを称賛!:テレビじゃ流さないニュース簡易版 DX
赤峰 そこで今回は、「朝日新聞の戦争責任問題」を取り上げてみたいと思います。

朝日新聞は、今回の慰安婦問題を「取消」はしたけれど、あたかも自分たちには責任はないという態度を示しています。このような無責任な態度は、朝日新聞の過去の報道をよく見れば、似たような事例がたくさんあります。したがって、この点を通して朝日新聞の本質的な問題について探って生きたいと思います。

藤原 そうですね。朝日新聞は小賢しすぎるというよりも卑怯な振る舞いが多いですからね。

「朝日新聞戦争責任論」で言いますと、戦時中は、朝日新聞こそが戦争のアジテーターだったわけですよね。実際のところ、朝日新聞があのように日本国民を煽らなければ、戦争にならなかったのかもしれません。当時の日本政府も戦争回避の努力は必死で行っていましたからね。

でも、それを国民が戦争への道を選択した。その背景には、マスメディア、とりわけ朝日新聞による凄まじいばかりの世論形成があったからですよね。

横井 そのことを、元朝日新聞の記者で、堂々と朝日新聞と戦っておられた稲垣武氏も、「朝日新聞が軍国路線に転じたのが、満州事変以後のことである」と述べておられたと思いますが・・・。


朝日新聞は何を、どう報じてきたか(3)― 戦前から戦後へ ―:脱・洗脳史講座 
緒言 朝日新聞(2)軍部のお先棒をかついだ朝日
 事変勃発1ヶ月後の1931年10月16日付けで、「関東軍将士の労苦に報いる」ため、朝日新聞社(大阪朝日、東京朝日。下記の注参照 )は1万円を支出、2万個の慰問袋を贈ることとし、慰問使として原田取締役一行を現地に派遣しました。同時に紙上で一般にも募金を呼びかけ、約半年後(昭和7年4月)までに43万7千余円を集めています。
 また、ニュース映画会、写真展など通して関東軍の行動を率先して讃えました。冊子の裏表紙に大阪朝日新聞社の大江 素夫が作詞した「満洲行進曲」(堀内 敬三作曲)が記載されています。終わりの6番はこんな具合です。
  東洋平和のためなれば 吾等がいのち捨つるとも なにか惜しまん日本の
 生命線はこゝにあり 八千万のはらからと ともに守らん満洲を 

 今は満州事変にける日本の行動を中国侵略の象徴のごとく叩く朝日新聞ですが、この当時はこんな具合に軍部のお先棒をかついで国民を鼓舞したのでした。

(3)不買運動でコロリと変節

 満州事変以前の朝日新聞は軍縮路線を支持するなどリベラル傾向が強かったことは見てきた通りですが、満州事変を境にして「満蒙は日本の生命線」 とする軍部に同調する姿勢に転換したのでした。
 事変勃発1ヵ月後の1931年10月12日、大阪朝日は上野精一会長、高原 操編集局長らを集めて役員会を開催、事変の支持を打ち出し、東京朝日もまた同じ方針をとりました。次の資料は憲兵司令官が参謀次長あてに送った秘密報告書で、朝日の路線変更を証拠だてる重要なものです。

 大阪朝日新聞社は今後の方針として軍備の縮小を強調するは従来の如くなるも、
国家重大事に処し日本国民として軍部を支持し国論の統一を図るは当然の事にして、
現在の軍部及び軍事行動に対しては絶対非難批判を下さず 、極力これを支持すべきことを決定 、
翌13日午前11時より編集局各部の次長及び各主任級以上約30名を集め高原(編集局長)より之を示達、・・・。
 大朝の姉妹紙たる東京朝日も同様の方針を執らしむる為、下村(注、海南=宏)副社長は13日上京す
― 『資料現代日本史―満州事変と国民動員』、大月書店 ―


朝日新聞の歴史こそ日本の暗黒面をはるかに凌ぐ「暗黒」ではないか。
当時の非道を騒ぎ立てるのであれば、戦争を賛美し続けた朝日新聞こそ自分を責め続けなければなるまい。

【朝日の大罪】俳優・津川雅彦が緊急寄稿 慰安婦“大誤報”「どうか見苦しく逃げ回ってほしい」:ZAKZAK
 朝日としては販売部数が落ちて、慌てて慰安婦問題の検証記事を出したのだろう。だが、その訂正は一部に過ぎない。反省の余地が、ごまんとあることは誰でも知っている。朝日を親分として、似たような記事を書いてきた新聞数紙がダンマリを決め込んでいるのも、彼ららしい。このまま一生黙っていることを勧める。

 朝日はイメージダウンの解消に必死なのか、「広島原爆の日」の6日、国民的人気女優を1面トップで扱っていた。「核兵器にノー」を大見出しで、小見出しで「さよなら原発」。記事の終盤で、彼女は「集団自衛権」や「政治」への批判・懸念まで語っていた。朝日が、口にたまった痰(たん)を外に吐き散らかし、その清掃もせず、国民的女優をティッシュがわりにして、自分の口を拭ったとしか思えなかった。

8月6日朝刊
<画像元:私は画家>※画像クリックで拡大します。

いつでも「良識派を装う狡猾さ」が朝日新聞にはある。今開催中の「夏の甲子園」もそうだ。甲子園球児の熱闘と朝日新聞の権力への戦いを重ねたいのだろうが、もはや「反日利権」という邪悪な権力にあぐらをかいて「お利口さんの振り」をするだけの道化者でしかない。そのことを国民は気付き始めている。


アパ元谷代表、朝日への広告やめる 慰安婦大誤報「国家的損失は天文学的」:ZAKZAK
 ──朝日がこのまま謝罪や記者会見を拒否し続けるならどうする

 元谷氏「報道機関の資格はない。アパグループは、朝日が謝罪の記者会見をしない限り、今後、朝日に広告出稿する予定はない。朝日の大誤報は、日本と日本人、日本企業に多大な悪影響を与えている。他の日本企業も抗議の意思を示すべきだ」

アパグループとは田母神俊雄氏の懸賞論文に賞を贈った(第1回「真の近代史観」懸賞論文)この懸賞論文は「出来レース」疑惑もあるちょっと怪しい会社(^^;)だが、まぁ反日企業ではないことは確かで、その点朝日新聞への出稿をやめるのは賢明な判断だろう。

ちなみに「真の近代史観」懸賞論文の第2回以降の最優秀賞受賞者は、第2回:竹田恒泰(明治天皇の玄孫)、第3回:佐波優子(チャンネル桜キャスター・陸上自衛隊予備自衛官)、第4回:高田純(札幌医科大学教授)第5回:一色正春(尖閣ビデオをyoutubeに公開した元海上保安官)、第6回:松原仁(民主党・衆議院議員)

第6回「真の近代史観」懸賞論文受賞者
アパグループ第6回「真の近現代史観」懸賞論文募集

最後の松原仁は意外だが(^^;)、この人は民主党内でもかなり自民党に近い思想の持ち主なので、なぜ左翼側に居るのかが不思議な人でもある。元々新自由クラブ出身で河野洋平の下にいた人なので怪しい面もあるわけだが(爆)左翼側にいながら日本の国益をしっかり語れる論客として私は評価している政治家でもある。ただ上記を見る限り、右寄りに偏るのは仕方ないとしても、有名人ばかりが最優秀賞に選ばれている点がこの懸賞論文の胡散臭さを消せない要因でもある(^^;)


敢えて朝日新聞を擁護する --- 山城 良雄:アゴラ
朝日が誤報を小まめに訂正せんかったこと。「強制性」に関して、ほぼ全面的に責任のある朝鮮人業者を追求する気がないこと。批判者に対する上から目線の議論。意地でもしない謝罪。死ぬほど読みにくくて退屈な文章。

批判する点は山ほどあるけど、旧日本軍がいかに異常な行動をしていたかを示す一断面として、慰安婦の問題にこだわる朝日新聞の姿勢には価値がある。問題を無視したり、ましてや慰安婦の存在自体を、朝日の誤報や捏造だと言うのは、日本人として明らかに間違っておると思うがのう。

珍しく「擁護派」を名乗る人物の論説も拾ってみたが、残念ながら少しズレてる(^^;)
慰安婦の存在自体を否定するって、そんな人がいるんですか?いたとしたらほとんど無知をさらけ出してるだけの「相手にしなくて良いレベルの連中」だと思うんですがね(爆)

「旧日本軍がいかに異常な行動をしていたかを示す一断面」というのなら、それは正確性を欠いては意味が無い。誤報とわかれば即座に訂正し、誤報が何故起こったかを速やかに検証できてこそ「信頼に足るメディア」であろう。

その全てを怠った朝日新聞をまだ擁護しようというのは貴重かつ奇特な人であることは認めるが(^^;)正直「朝日からいくら貰ったの?」と言いたくなるくらいわざとらしい(爆)
正に下衆の勘ぐりかも知れないが(^^;)私を下衆呼ばわりするのは一向に構わない。朝日新聞という下衆の反日利権集団よりはマシだと思ってるからだ(爆)

さらにもっと見事に左翼な論説も拾ってある(^^;)

朝日の慰安婦報道問題で大喜びしているネトウヨに告ぐ!
【左巻き書店からの緊急のおしらせ】
朝日の慰安婦報道問題で大喜びしているネトウヨに告ぐ!:リテラ

 朝日新聞が従来の自社「慰安婦問題」報道に関するトンデモ総括を発表(8月5〜6日)して、ネトウヨや保守論壇が小躍りして喜んでるようだな。
 朝日をターゲットに据えることで非保守(朝日ごときブル新を栄光ある「左翼」とは呼ばない)の言論全般を否定にかかるネトウヨ側の戦略はさて置き、朝日自身が慰安婦問題の提起者を自認してるのにはあきれるしかない。
 在日朝鮮人らへの民族差別や性差別、戦争犯罪の問題は、枚挙にいとまがない程、戦後様々に語られてきている。朝日新聞が1990年代になってはじめて問題提起したかのような物言いがよくできるな。吉田清治て何者だよ。世界公認の歴史研究の最高権威なのか。単に注目を集めたいがために適当なことをしゃべるじいさんじゃないのか。吉田があると言えばある、ないと言えばない。なんでそんな奴ひとりの発言で歴史が確定されるんだ。世間ではきちんと議論されてたのに、単に朝日新聞記者だけが問題意識が低くてだまされただけだろよ。朝日新聞とネトウヨの談合で歴史を決められちゃたまんないぜ。

「左巻き書店」氏(リテラのサイト内注釈●左巻き書店とは……ものすごい勢いで左に巻いている店主が、ぬるい戦後民主主義ではなく本物の左翼思想を読者に知らしめたいと本サイト・リテラの片隅に設けた幻の書店である。)と言うバリバリの左翼の方の論説である。何とも好戦的で面白い。しかし・・・おや、朝日新聞は左翼にも見捨てられてたらしい(爆)

 まったく嗤わせる。個人の自由意志で職業選択できるなんて、戦後憲法上の理念の上だけの話で現実化したことなど一度もない。誰もが自由に職業を選択し望む仕事についているなんて信じてるとすれば、完全な「戦後民主主義ボケ」だぜ。いまこの現在だって、多くの人間が状況に強いられてやむなくその仕事に就いてる。戦前において、年端もいかない娘が、どうやって周囲の反対を押し切り自分の意志を貫いて売春婦になるんだよ。個人の意志など圧殺されて、状況と他者に強制されたに決まってるじゃないか。想像力も持ち合わせていなければ、歴史の知識のかけらもない。

想像力を持ちすぎると朝日新聞のような捏造に走るとも思えますがね(^^;)自分が望む職業に就けなかったからといってそれが差別だとか奴隷的だとか強制的だとか言い出したら、就活に敗れ非正規雇用の悲哀をかみしめている今どきの若者は全員「性奴隷ならぬ職奴隷」ということになるが(^^;)まぁ、社畜と呼ばれるほどに滅私奉公、会社のために命がけ・・・な、日本人的職業観に支えられてるからこそ「非正規雇用」のような冷遇でも企業がそこそこの業績を上げてしまうわけだが(汗)

昭和恐慌
※凶作による飢餓で大根をかじる東北地方の子供 岩手県岩手県上閉伊郡青笹村小水門部落 毎日新聞社 昭和9年11月<画像元:セカンドベストはなんだ?>

リンク先を読めばそこから「昭和恐慌」の解説に入り、人身売買で強制的に売春婦に仕立てられた女性たちの不遇を挙げ、

 こうして、経済的不平等を推進する社会構造を基盤に、日本の因襲的なイエ制度の下、家族を餓死から逃れさせるために親に売られた娘たちこそが、やつらのいう「(高級)売春婦」なのだ。

と、まくし立てるのだが・・・。いや、ネットで慰安婦問題を語るときには普通の人間だったら、その時代的背景くらい調べますがね(^^;)昭和恐慌とその後の惨状が二・二六事件の決起の一つの原因になったことや、公娼制度が合法だったために経済的苦境を凌ぐための借金をカタにして実質的に人身売買までが合法とされた時代のことを。

その点では現代もさほど変わっちゃいませんね。今でも借金や経済苦に陥った家庭は崩壊したり風俗産業に身を投じる女性も少なくない。しかし、現在でも実在するように最初は必要に迫られていやいや就いた職業でも、努力して借金を返し自分の店を持つ女性だってまたいたわけだ。

でも悲しいかなこれが現実。これが弱肉強食の社会の実態。不遇な運命にさらされた人間はそこから這い上がるしかないのは、昔も今も変わらない。

 時間や空間を超えて異なる文化や思考が存在するというということを認知できないからもちろんネトウヨなのだが、戦前を賛美するとき頭の中にあるのは、自分の狭い知見で構成された戦後的価値観とイメージの投影にすぎないのだ。歴史の現実などまったく知らない。一部には「慰安婦は朝鮮人の親が貧困から売春業者に売っただけなので、日本(国/軍/人)は悪くない。当時ビンボーは当り前だからしようがない」というような発言も横行してるが、社会構造というものへの無知に加えて、自己利害の擁護のためには他人の痛苦は平気というのはある種の病いとしか考えられない。

昭和の時代は江戸時代に比べればずいぶんと福祉的には充実していた時代ですがね(^^;)明治維新(明治元年:1868年)から62年後の昭和恐慌(1930年)の時代の移り変わり、価値観の変遷を考えると、ちょうどその昭和恐慌の時代に明治維新以前の江戸時代にあった遊郭の遊女たちを性奴隷として人道的・人権的に許されないと吠えまくるようなもので(^^;)昭和16年:1941年の73年後の2014年に昭和初期の人道・人権的に問題があった部分を拡大して考えるのもどうかと思う。

第一、日本以外の世界各国は未だに「自国の国益だけを求めて色々と暗躍し工作しまくってる」わけだが、当時は人種差別はもちろん西欧列強諸国は軒並み侵略国であったことを考えると、日本だけが非人道的なことをしていたわけではない。日本が裁かれるならば同様に西欧列強もその裁きを受けるのが公平というものだ。

時代を超えて倫理観や公平性を訴えて今の日本を責めるのであれば、すべての国が等しく問題を共有し償いを考えるべきであろう。韓国や中国など反日色の強い国家が、自分の国の不都合に目をつぶり、正義の味方よろしく「悪逆非道の日本を叩くのが正義」とすることが公平で世界的に見ても共通の社会正義だと私には絶対に思えない。

 問題の本質を些事にこだわって隠蔽させるな。人間が殺しあう戦争には反対する。戦争を遂行するために、女性を戦場において兵士の性欲を処理に従事させることは許されない。人命と人間の尊厳は尊重されるべきだ。だから、従軍慰安婦の存在を肯定する言論は許容できない。――単にそれだけのことだ。
 過去の戦争を正当化することによって、また新たな戦争が正しく必要なものとして求められている時代が今だ。ただただ愚直な反戦の論理だけを響かせろ。

左巻きらしい平和主義的世界観が出てきましたが(^^;)戦争を好む人間なんて真性のキチガイが武器商人くらいのもので、基本的に人間は平和な生物である。それがそうならないのが過去からずーっと続く実際の歴史である。

頭で考えてその「絶対的いい方法」を認めない奴が悪い、それ以外の方法はくだらない。くだらない方法をありがたがってるバカどもに頭のいい左翼様が教えてやる。
・・・とまぁ、脳内で自己陶酔に浸ってドヤ顔してるのが目に浮かぶ(^^;)

そういう独善的・自己満足的思想に浸った若者が、かつて日本でも赤軍派を結成して資本主義者の信奉者を殺す前に内ゲバやらかして大勢殺してましたな(^^;)そういう殺し合いは左巻き氏はどう総括するのだろうか?(^^;)

そういう勝手に仕切りたがる自己中心的で独善的な言動に関しては、朝日新聞も同様のニオイがするわけなのだ。しかし「左巻き書店店主・赤井歪」って(爆)自分で歪んでること自覚してるんじゃないの?それなのにまだ左巻きやってるなんて
ホント馬っ鹿だねぇ(^^;)


ところで前回このネタで言及した東電福島第一原発事故の「吉田調書」。門田隆将というジャーナリスト・作家の方が、朝日新聞の「現場から多くの職員が逃亡」の報道に対し、産経新聞に反論を寄稿していたのをご存知だろうか?

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 門田隆将:著

門田隆将門田隆将:wiki

「朝日新聞は事実を曲げてまで日本人をおとしめたいのか」 ジャーナリスト、門田隆将氏:msn産経ニュース
それにしても朝日新聞が、この吉田調書をもとに「所員の9割が所長命令に違反して撤退した」と書いたことが信じられない。自分の命令に背いて職員が撤退した、などという発言はこの中のどこを探しても出てこない。

 逆に吉田氏は、「関係ない人間(筆者注=その時、1F〈福島第1原発〉に残っていた現場以外の多くの職員たち)は退避させますからということを言っただけです」「2F(福島第2原発)まで退避させようとバスを手配したんです」「バスで退避させました。2Fの方に」と、くり返し述べている。

 つまり、職員の9割は吉田所長の命令に“従って”2Fに退避しており、朝日の言う“命令に違反”した部分など、まったく出てこない。

 だが、朝日の報道によって、世界中のメディアが「日本人も現場から逃げていた」「第二のセウォル号事件」と報じたのは事実だ。最後まで1Fに残った人を「フクシマ・フィフティーズ」と称して評価していた外国メディアも、今では、所長命令に違反して所員が逃げてしまった結果にすぎない、という評価に変わってしまった。

 事実と異なる報道によって日本人をおとしめるという点において、先に撤回された慰安婦報道と図式がまったく同じではないか、と思う。

 なぜ朝日新聞は事実を曲げてまで、日本人をおとしめたいのか、私には理解できない。


さらにこの記事に過剰反応した朝日新聞に対しブログでこう述べている。

門田隆将オフィシャルサイト
日本人にとって「朝日新聞」とは:ブログ「夏炉冬扇の記」
私は、吉田さんの証言を聞きながら、「今の世にこれほど“生と死”をかけた壮絶な場面があるのか」と思い、そのシーンを忠実に描写させてもらった。
しかし、朝日新聞は、あの壮絶な場面を世界中のメディアが「所長命令に違反して現場から逃げ出した」と報じるようなシーンにしてしまったのである。
(中略)
吉田調書とは、いかに事態を収束させようと、現場で働く浜通りの人々、すなわち故郷、ひいては日本を救おうと頑張った人たちのようすが「よくわかる内容」だったのである。それは、私が予想した通りのものだった。
私は、「日本人にとって“朝日新聞”とは何だろう?」と、しみじみ考えている。従軍慰安婦の強制連行問題でも、朝日新聞は「私は済州島で慰安婦狩りをした」と言う自称・山口県労務報国会下関支部動員部長の吉田清治氏の話を流布しつづけた。

32年間もその報道を訂正しなかった朝日新聞が、さる8月5日、この一連の記事を突然、撤回したのは周知の通りだ。しかし、世界中で「性奴隷(sex slaves)を弄んだ日本人」と喧伝され、日韓関係も完全に「破壊」された今となっては、その撤回も虚しい。
朝日新聞とは、日本人にとって何なのだろうか。今、そのことを多くの国民が「わがこと」として考える必要があると、日本人の一人として心から思う。

ちなみに、朝日新聞デジタルには「吉田調書」の特設サイトまである。興味のある方は無料会員登録すれば全文を読めるのでリンクを置いておく。

「吉田調書」の特設サイト
吉田調書サイト

朝日新聞を信用に足ると思う人達には迫真のドキュメントなのだろうが、私には「講釈師 見てきたような 嘘を言い」にしか思えない(^^;)

事の真相を判断するには「吉田調書」の全てを一般公開するしかなかろう。朝日新聞の暴挙を暴くなら政府が率先して公表しその罪の大きさを世に知らしめるのが最もふさわしいが、これを阻害する何らかの理由があるだろうか?

あるいは門田氏朝日新聞ともに「虚偽」の部分が少なからずあり、とても公表できないシロモノなのだろうか?

とここまで書いた昨日夜のニュース。

原発事故の「吉田調書」、来週にも公開へ:日テレニュース24
 福島第一原発事故に関する政府の事故調査委員会が当時の吉田昌郎所長に聴取し、非公開となっていた記録「吉田調書」について、政府が来週にも公開することがわかった。

 「吉田調書」をめぐっては、被災者らから「事故原因の究明のため、現場で指揮を執っていた吉田氏の対応を検証することが必要だ」として開示を求める動きがある一方で、吉田氏本人が非公開にしてほしい旨の上申書を提出したことなどから、これまで開示されていなかった。ただ、政府高官は「当初から公開すべきだと思っていた」などと話しており、政府は吉田氏が去年7月に死去した後、公開してもよいか遺族に確認を行っていた。

 こうした中、最近になって、遺族側から対応を政府に任せる旨の返答があったということで、政府は早ければ来週にも公開することにしている。


すんばらしい!これでどちらが嘘を書いていたかはっきりするというものだ。さぁ、どうする朝日新聞。これまた嘘がバレたら今度こそタダじゃ済まないねー(^^;)

表題の嚆矢(こうし)とは戦いの始まりを告げる鏑矢(かぶらや)のことである。旭日は朝日新聞の社旗でもあり日章旗を持つ日本でもある。つまり今回の表題は「日本と朝日の戦いの幕開け」を意味している。

歴史的に重大な時期かもしれないこれからの動向に、非常な関心を持って注視したいと思う。

JUGEMテーマ:社会の出来事
Posted by soup2001 | comments(2)  trackbacks(0)



玉音【ぎょくおん】

来週の金曜日。今年も終戦の日が近づいてきた。終戦記念日向けのドラマに必ず登場する「玉音放送」だが、全文を聞いたこともその内容もキチンと読んだ記憶が無い。なので探してみた。まずは動画。



なぜ天皇の肉声を「玉音」と言うのかは昔は不思議だったが、その当時のメディアはラジオしかなく、恐れ多くも「陛下の御声」を聞く機会など一般庶民には殆どなかったはずである。おそらく多くの日本人が「陛下はこんな声の持ち主だったのか」と初めて聞いた印象を持ったに違いない。

玉音:コトバンク
ぎょく‐いん 【玉音】

1 玉のように清らかで美しい音や声。
2 相手を敬って、その音信や書信をいう語。
3 ⇒ぎょくおん(玉音)

ぎょく‐おん 【玉音】
天皇の声。ぎょくいん。

なんだ、「ぎょくおん」と言う読み方からして本来は違っていたのか!(爆)今では今上陛下の声はニュースなどで普通に聞けることを思えば、昔ほど有り難みはないのかもしれないが・・・。

いずれにせよ当時の日本人が「敬意と緊張」を持って聞いた言葉であることは間違いない。

以下はそのテキスト全文である。(wikipedia)

終戦の詔書(大東亜戦争終結ノ詔書)

朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ收拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク

朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ

抑ゝ帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ

朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス

朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ


動画で音声を聞いても原文を見ても、60年以上前の日本語はもはや外国語並みに難しい熟語の羅列である(^^;)ましてカタカナの送り仮名は現代では馴染みにくく読みづらいので口語訳も拾ってある。

↓口語訳:「満州引き揚げ回想記」終戦の詔勅−玉音放送より引用

 私は、深く世界の大勢と日本国の現状とを振返り、非常の措置をもって時局を収拾しようと思い、ここに忠実かつ善良なあなたがた国民に申し伝える。

 私は、日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して、それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。

 そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは、代々天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。 ところが交戦はもう四年を経て、我が陸海将兵の勇敢な戦いも、我が多くの公職者の奮励努力も、我が一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して、しきりに無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。
 なのにまだ戦争を継続するならば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したら良いというのか。これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾(無条件降伏)するよう下命するに至った理由なのである。

 私は、日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては遺憾の意を表せざるを得ない。日本国民であって前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂かれる思いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々の再起については、私が深く心を痛めているところである。
 考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

 私は、ここに国としての形を維持し得れば、善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民と共に過ごすことができる。もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。
 ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。

 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。


Macarthur_hirohitoこの口語訳をさらに「ですます調」に言い換えたなら多分、今上陛下のお言葉のように優しい印象になったことだろう。
特に色付き太字の部分、「国を守るために戦いを開いたが、国民を守る天皇という使命に殉じるなら、敗戦を受け入れても民族の存続に望みを託す」あたりの心情が何とも痛切である。さらに後半の部分、「感情に走り暴発したり、裏切りや謀略で混乱させ、時代の趨勢を読み誤りその結果、世界の信頼を失うことがあってはならない。」あるいは「正道を誤ることなく国のあるべく姿を守り、世界の流れに遅れを取らぬようにせよ」あたりのことは、感動すら覚える。
<画像元:英語版ウィキペディア>

左巻きの連中には「正道=不戦の誓い」「国のあるべき姿=非戦非武装の平和国家」に思うのだろうが(^^;)少なくとも私には「正道=独立国家としての成熟」「国のあるべき姿=自主防衛が基本、世界共通の社会正義を希求」ではないかと思うし、「感情的な騒ぎを起こすもの」や「陰謀・謀略によって自国を貶め世界の信頼を損なうもの」を警戒せよとは正に反日国家に呼応する国内の一部組織・勢力のこととしか思えないではないか(^^;)

一番有名な「耐え難きを耐え忍び難きを忍び」の部分などは、正に日本人が太古より耐え忍んできた「自然災害と向き合いその試練を乗り越える術」そのものであろう。だからこそ最初に聞いた誰もが印象深く心に刻んたのではなかろうか。

口語訳のリンク元「満州引き揚げ回想記」本体もおすすめである。同じように日本敗戦に伴い朝鮮半島から幼い姉妹の脱出行を描いた妹自身によるノンフィクション竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記にも匹敵する歴史資料である。この「竹林はるか遠く」は、amazonの内容紹介でも書かれている通り「1986 年にアメリカで刊行後、数々の賞を受賞。中学校の教材として採択された感動秘話。」であり、戦争で翻弄される庶民(子供)のリアルな姿と危険を淡々と記述した緊張感あふれる物語でもある。

「満州引き揚げ回想記」も敗戦以降の家族の記録である。ソ連兵などの監視の中で息を潜めるような生活と、死と隣合わせの暗然たるプレッシャー。日本国内ではない地域に暮らす人々の偽りない記録だ。

戦争というものは戦っている兵士よりも非武装の庶民こそが最大の被害者となる。敗戦という「決定的な戦争終結」以降でも庶民の「戦時被害」は即時終息とはいかない。それに思い至らないわけではないのだろうが戦争は起こってしまった。いや、起こしてしまった。

ではその時の詔勅はどんなものだったのか。


太平洋戦争 開戦の詔勅  (米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書)

天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝國天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス

朕茲ニ米國及英國ニ対シテ戰ヲ宣ス朕カ陸海將兵ハ全力ヲ奮テ交戰ニ從事シ朕カ百僚有司ハ勵与μ灰鯤行シ朕カ衆庶ハ各々其ノ本分ヲ盡シ億兆一心國家ノ總力ヲ擧ケテ征戰ノ目的ヲ達成スルニ遺算ナカラムコトヲ期セヨ

抑々東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與スルハ丕顕ナル皇祖考丕承ナル皇考ノ作述セル遠猷ニシテ朕カ拳々措カサル所而シテ列國トノ交誼ヲ篤クシ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ之亦帝國カ常ニ國交ノ要義ト爲ス所ナリ今ヤ不幸ニシテ米英両國ト釁端ヲ開クニ至ル

洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕カ志ナラムヤ中華民國政府曩ニ帝國ノ眞意ヲ解セス濫ニ事ヲ構ヘテ東亞ノ平和ヲ攪亂シ遂ニ帝國ヲシテ干戈ヲ執ルニ至ラシメ茲ニ四年有餘ヲ經タリ

幸ニ國民政府更新スルアリ帝國ハ之ト善隣ノ誼ヲ結ヒ相提携スルニ至レルモ重慶ニ殘存スル政權ハ米英ノ庇蔭ヲ恃ミテ兄弟尚未タ牆ニ相鬩クヲ悛メス米英両國ハ殘存政權ヲ支援シテ東亞ノ禍亂ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス

剰ヘ與國ヲ誘ヒ帝國ノ周邊ニ於テ武備ヲ甼シテ我ニ挑戰シ更ニ帝國ノ平和的通商ニ有ラユル妨害ヲ與ヘ遂ニ經濟斷交ヲ敢テシ帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ

朕ハ政府ヲシテ事態ヲ平和ノ裡ニ囘復セシメムトシ隠忍久シキニ彌リタルモ彼ハ毫モ交讓ノ李奪淵徒ニ時局ノ解決ヲ遷延セシメテ此ノ間却ツテ此劫岸讃綏鎧上ノ脅威ヲ畭腑薫淵堂罐魘從セシメムトス

斯ノ如クニシテ推移セムカ東亞安定ニ關スル帝國積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ帰シ帝國ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ事既ニ此ニ至ル帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外ナキナリ

皇祖皇宗ノ註余絅忘潺蠶織脇鰺衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス

  御 名 御 璽
   平成十六年十二月八日



↓現代語訳文

神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。

私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、私の国民はおのおのその本分をつくし、一億の心をひとつにして国家の総力を挙げこの戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。

そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、私が常に心がけている事である。そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、帝国の外交の要としているところである。今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。このような事態は、私の本意ではない。 中華民国政府は、以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。

さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、ともに提携するようになったが、重慶に残存する蒋介石の政権は、米英の庇護を当てにし、兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。

あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与へ、ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を加えている。

私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようとさせようとし、長い間、忍耐してきたが、米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。

このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

 皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、東アジアに永遠の平和を確立し、それによって帝国の光栄の保全を期すものである。


原文・現代語訳共に大東亜戦争 開戦の詔勅(米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書):Camp Siozのホームーページより引用 ※管理人により改行位置変更

為政者側の都合とはいえ、戦争というものがもっともらしい理由(大義名分)で始まり、もっともらしい理由で終わる事がよく分かる。戦争をして国益が損なわれるのを防ぐ、国民の生命と財産を守る。戦争を始めたら始めたでこれ以上国益を損なうのを防ぎ、国民の生命と財産の損失を防ぐと言う理由で降伏を決め、戦争を終えるのである。

何とも同じような理由で戦争が始まり、終わるわけだ。なにより戦争とは「外交の失敗」の証拠でもある。だからこそ大義名分が必要になる。かつて自国の権限を最大に発揮できた「大日本帝国」では、軍部の専横が突出して悲惨な結果を招いたことは事実だがそこまで極端でなくても、アメリカや旧ソ連およびロシアや中国もほとんど同じ理由付けで戦争・紛争を始めては終えている。

左巻きの連中が、「戦争をする国になる」と言う理由で集団的自衛権容認や憲法改正を阻もうとするが、現状では「自分すら守れない国」でしかない。未だに自衛隊の交戦規定は曖昧のままだ。国内に侵入してきた他国の武装勢力を排除するとき、自衛隊の活動を肯定する法的根拠がないのだ。



交戦規定

交戦規定:wiki
交戦規定(こうせんきてい、Rules of Engagement、以下ROEと表記)とは、軍隊や警察がいつ、どこで、いかなる相手に、どのような武器を使用するかを定めた基準のこと。 このような規定は時代や各組織ごとに大きく異なるものの、多くの組織が用いており、詳細にわたって定められているのが普通。通常、敵に手の内を見せるのを防ぐため、公表されることは少ない。

上記wikiには、自衛隊の他アメリカ軍の規定も記述されている。現実的に兵士たちの生命と安全を再優先に考えて「アメリカ軍のROEは自己防衛のための武器使用を常に第一に掲げる。」とされている。

専守防衛を謳っていながら実際は自衛戦争すらしっかりと行えないのが日本なのである。このあたりのことを考えて思い出すのが尖閣諸島中国漁船衝突事件である。もし臨検目的で近づいた日本側の船が海上保安庁の巡視船でなく、海上自衛隊の護衛艦であった場合どういう対応になったのだろうかということだ。

九州南西海域工作船事件:wiki
九州南西海域工作船事件(きゅうしゅうなんせいかいいきこうさくせんじけん)は、2001年(平成13年)12月22日に発生した不審船追跡事件。不審船は巡視船と交戦の末、自爆と思われる爆発を起こし、沈没した。

海上保安庁の巡視船と銃撃戦を演じ、逃げ切れないと察して自爆し沈没した衝撃的な事件だった。ただしあくまで秘密裏に行動していた使命上、絶対に捕らえられてはならない制約があったための行為だと思えるし、同じことを中国の武装漁船が起こしたら、彼らは巡視船以上の武器(ミサイル等)を装備している可能性がある。果たして沈むのはどちらになるのだろうか?



日本を取り巻く環境が刻一刻と悪化している現状で、備えを厳重にするすべての行動を「軍国主義の復活」「戦争をする国になる」と非難し妨害する「自称平和主義者」たち。

最後に上述の「終戦の詔勅」の末尾を再掲する。

 ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。
 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。


今の日本人は、この時の天皇陛下の「意」を真に理解し行動してるといえるのだろうか?自国を守り、国民を幸福にすることに全力を注いでいるといえるのだろうか?

それらを阻害する勢力が少なからず居ることに憂慮が絶えない私なのだ。

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逆説【ぎゃくせつ】

今日久しぶりにネットで、「勘違いのすごい文章」を読んだ(^^;)

日本人は凄いという内容の本やテレビ番組をみて喜んでいるとアホになる:ハフィントン・ポスト
鏡に「世界で一番うつくしいのはあなたです」と言わせて喜んでいる王妃の姿はおぞましいですが、テレビに「日本人は世界中で尊敬されているんです」と言わせて喜んでいる視聴者の姿も同じくらいおぞましいものです。
世界には様々な意見を持った人がいます。その中から「日本のここが凄い」とか「日本人はこんなに尊敬されている」なんていう、自分達にとって耳当たりの良い話だけを集めてもそれは客観的評価ではありません。自分にとって耳当たりの良い話だけを聞いて喜んでいるというのでは裸の王様と同じです。
テレビ局は視聴率の取りやすい番組を作ろうとします。こういうバカげた番組を作って視聴率を稼ごうとするテレビ局の倫理観の低さにはもちろん問題がありますが、こういうバカげた番組の視聴率を上げてしまう視聴者にこそ最も大きな問題があります。

自己愛と愛国心を混同しているのみならず、単純過ぎるリアクションしか想定できていない時点で、ものすごい的はずれな論説だと思うのだが、私の読解力不足だろうか?認識違いだろうか?(^^;)興味がある方はリンク先で全文を読んでみてほしい。

殺人魔鏡鏡に「世界で一番うつくしいのはあなたです」と言わせて喜ぶのはナルシストに他ならないだろう。以前鏡に向かって「お前は誰だ」と問い続けると精神に異常をきたす話を書いたが、それとナルシズムはある意味似ているのかもしれない。そうでなくても鏡は自己暗示を掛ける場合にも使われる重宝ながらも危険な道具ではある。

<画像元:殺人魔鏡!你看到的...不會是你:宅宅新聞(中国の映画サイト)>

そういう意味では、自分と同民族の「日本人讃美の番組」を見ることは、ナルシスティックに民族主義を高める精神的効果はあるだろう。しかしこれらの番組を見て手放しに日本人はすごい、だから同じ民族の自分はすごいあるいはだから日本は大丈夫だ、繁栄は永遠につづく・・・とは感じないと思うのだが?(^^;)

まともな日本人ならまず画面に映る日本人を讃え、素晴らしい実績を残す人間が同じ民族であることに誇りは感じても、「こんなすごい人がいるんだねぇ」とか、「自分もこの人に叶わないまでも努力しないといけない」とか、「どうすればこんな(立派な実績を残せる)人に(能力的資質的に)近づけるのか知りたい」とかの方に反応するはずである。それくらいの謙虚さが、日本人には幼い頃から備わるような教育がされているはずなのだ。

もし今がそういうことになっていないのなら、「教育内容」を見直すべきだろうしリンク先の筆者「ふとい眼鏡」氏の危惧するように「自分自身にその権威や功績を投影して自己陶酔に浸る」のが、大多数の日本人の特徴であるなら、すでにこの日本は終わっていて特亜国家に骨の髄までしゃぶられ尽くしていることだろう(^^;)

はっきり言って、自国愛・自民族愛を過剰すぎるほどに増幅させて悦に入っている国は正に特亜国家位のものだからである(爆)

自己愛性パーソナリティ障害:wiki
自己愛性パーソナリティ障害(じこあいせいパーソナリティしょうがい、英: Narcissistic personality disorder ; NPD)とは、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である。

現在の「日本賛美」的なムーブメントは、端的に言えば戦後日本が強制的に植え付けられた自虐史観の反作用である。自虐史観に強烈に洗脳された世代がようやくその矛盾に気が付き、下の世代も呼応して「本当の日本を再発見する」動きの一形態にすぎないと思えるのだ。

韓国人「韓国=自国卑下するだけ、日本=自国賛美するだけ、これってどっちがヤバい?」 韓国の反応:かんこく! 韓国の反応翻訳ブログ

スレ主韓国人
どちらが国家発展に阻害をもたらしますかね?
卑下するだけの国は韓国であり、賛美するだけの国は日本です。
ネイバーやYouTubeだけで見てみても韓国と日本の国民性がその様だと知ることが出来ます。
(中略)
何処かの韓国人1
両方バランスよくなら良いですけどね。
何にしても偏るのは良くない。
それでも私は韓国が日本よりましだと思います。
現実を自覚することが出来るからwwwww

引用したのは一部だけだが、韓国人は同民族同士では「韓国政府」を卑下し、「日本政府」と「ネトウヨ(^^;)」を敵視する。歪曲された情報を受け取っていることへの疑問は湧かないらしい(^^;)
ただし海外に向けては「日本を貶め」「韓国を賛美」しているわけである。

つまりこの反応パターンから見て「ふとい眼鏡」氏の反応は、特亜国家の中でも韓国系のネット民と同じ考え方を有しているようにも見えてしまう。実際「ふとい眼鏡」氏が在日とか半島系の人間かどうかは不明ながら、「日本賛美の番組」を見て、日本人が白痴化蔓延する発想しか持てないとしたら、逆説的に「日本を貶める言動を発し、見聞きして喜んでいる国民」はどう考えておられるのだろう?(爆)


ウリナラ起源説全開!(^^;)これって「日本讃美」以上の「讃美(ただし捏造)」としか思えないんだが?(^^;)


すんごい話だ(爆)旧石器時代(中期旧石器時代)から韓国があるということになる(爆)何が何でも韓国が起源でないと気がすまないらしい(^^;)

自己愛性パーソナリティ障害とは別に、すでに言い尽くされているが朝鮮民族特有の精神病質の存在からも国家レベルでの問題がすでに内包されている点は含んだ上で上記の動画は楽しんでいただきたい(^^;)

「中国の愛国教育は間違っていた」−ある中国人の告白:BLOGOS
だが、その従姉の一番上の姉の子、小学3年生の鵬鵬(ポンポン)だけは違っていた。初対面から敵意むき出しの顔で俊夫をにらみつけ、こぶしを振り上げると「打倒小日本(ちっぽけな日本をやっつけろ)!」と叫んだのだ。これには俊夫も周りの大人もビックリ。父親が鵬鵬を叱ると、「だって、日本人は中国人の敵じゃないか!学校の先生がそう言ってたよ。パパたちは中国を愛していないんだ!」と言って泣き出した。「先生が言っているのは歴史の話だよ、今は日本と仲良くしなきゃ。それに俊夫は私たちの大切なお客さんなんだから」と言い聞かせると、「じゃあ、パパやママはなぜ毎日、日本製品をボイコットするなんて言ってるんだよ?学校で見せられた教育アニメでも、日本帝国主義を打倒しろって言ってたよ!」と反論した。

韓国のような有りもしない事象まで欲張って我が物にするほどの極端さはないにせよ、中国もまた自国の歴史を都合よく歪曲して「日本を絶対悪」として教育し、「中国(共産党)が正義」を国民が信じることを喜んできた。日本の「自国讃美」に比べれば、よほどタチが悪いように思うのだがどうだろう。

日本の「自画自賛」は放送メディア。韓国の「自画自賛(ウリナラファンタジー)」は官製相乗りの学術界。中国の「自画自賛(国家的正義観)」は官製主導の教育界。これだけ「ナルシストの国」に囲まれれば、否が応でも対抗意識として日本を好きにならざるを得ないではないか(爆)

自己愛も過ぎれば精神病となる。溺愛も過ぎれば愛された対象が堕落する。狂った人間は自らを滅ぼし、堕落した国家は自らを滅ぼす。これは人間レベルでも国家レベルでも同様に起こった歴史的事実だ。

和風総本家カレンダー
<画像元:社長ダイアリー>

日本の「愛国」はかつて身を滅ぼす溺愛だった。今は等身大で飾らない愛国にようやく近づいていると思える。まぁ、中には「溺愛」としか見えない連中も少なからずいるわけだが(^^;)

今回肴にさせてもらった(^^;)「ふとい眼鏡」氏のお説の主旨は、「自己責任論」であり「ニッポン・ヨイショ!(^^;)に乗る軽薄さへの警告」なのかもしれないが、本気で警鐘を打ち鳴らしたいなら「日本賛美の番組・出版物の製作者」や「一部の民族的ナルシスト」を基準に批判していては全く伝わらないと思うのだがねぇ(^^;)

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窮状の九条への苦情【きゅうじょうのきゅうじょうへのくじょう】

以前から文面に感じた違和感が、最近になって更に強くなった気がする文章がある。

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法:wiki

日本国憲法 全文:法学館憲法研究所

最近色々話題に登る「九条」である。まじめに「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」するなら、本来一方的な非武装宣言は無意味である。試しに言い換えてみよう。

日本の警察は、正義と秩序を基調とする社会平和を誠実に希求し、警察権の発動たる懲罰的拘束を事件解決の手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、全国の警察機構の銃器他の武器は、これを保持しない。武器の使用はこれを認めない。


国民にとって何の役にも立たないどころか、自分の命すら守れないトンデモな法律であることが浮き彫りになる(^^;)現実社会と国際社会ではスケールも意味するところも違うと批判する人もいるだろうが、国際法や国連憲章をまともに守ってる国がどれほどあるだろうか。国連の常任理事国のような世界に範を示すべく責任のあるはずの国家ほど国益を理由に国際平和や国際的正義を身勝手に解釈しやりたい放題の繰り返しではないか(^^;)

そもそも、憲法の赤字の部分、読み方を変えると「紛争解決の手段としないならば、戦争を放棄しない」とも読めてしまうように思うのだが、気のせいだろうか?(爆)
「紛争が解決しようがしまいが関係なく戦争やり放題にできる」「解決しないための戦争の戦力だから保持できる」と、更に解釈を進めるとどこが平和憲法なのかわからなくなってくる(爆)

そんなのは屁理屈だというのなら、「憲法改正すると戦争する国になる」というのもずいぶんな屁理屈であるし「集団的自衛権」の解釈変更に対してもall or nothingな極論ばかりが煽られ、有事の際の具体的な判断基準の策定や条件設定などの詳細になかなか議論が行かない。仔細な部分まで検討した上で全体として集団的自衛権の行使限界を設定するほうがよほど「戦争をしやすくできない」と思うのだが、どうもお花畑平和主義左翼脳の面々には受け入れられないらしい。

平和というものは、われわれが平和の歌を歌っていれば、それで守られるというようなものではない。いわゆる平和憲法だけで平和が保証されるなら、ついでに台風の襲来も、憲法で禁止しておいた方がよかったかも知れない。
田中美知太郎(哲学者)
筑摩書房 田中美知太郎全集 第10巻「今日の政治的関心(二)」p248

さすが哲学者は核心をうまくついた言葉を残してくれている(^^;)しかしいわゆる護憲派の人々は「憲法改正=改悪」とか、「平和憲法があったから日本は戦争に巻き込まれなかった」とか、現実逃避的な事実誤認と新興宗教カルトの洗脳にも似た「九条原理主義」の蔓延はおかしなことにまで発展し始めている。

「憲法9条をノーベル平和賞に」一人の主婦が発案 委員会が推薦受理:The Huffington Post
鷹巣さんは受賞者を「日本国民」にした。「9条を保持し、70年近く戦争をしなかった日本国民の受賞に意味がある。みんなが候補として平和を考えるきっかけになれば」

この取り組みを相模原市の市民団体「9条の会」などに報告すると、協力者が次々現れ、8月には「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会が発足。実行委は今年2月1日までに大学教授や平和研究所長ら43人の推薦人を集めた。推薦状に2万4887人の署名も添えてノーベル委員会に送った。

これはノーベル平和賞が実質的な功績を伴わず、期待値や政治的プロパガンダだけで他のノーベル賞のように受賞者が人類の発展と文化の向上に寄与したわけでもない人物にも与えられる場合が少なくない、著しく不正確で「名前ほどの意味が無い権威」であることへの皮肉なのだろうか?(爆)

本気でやってるならひたすら痛いだけだが、私から補填してあげるならば、

その受賞者の中には日本国民だけでなく、在日米軍基地に駐在した全ての海兵隊員を加えるべきだろう。なぜなら平和憲法の存在とそれに寄るとされる平和な時代は、彼ら日米安保の実行者である海兵隊の存在なくしては維持できなかったからである。

日本の平和は日米安保に担保された「他国の戦乱と引き換えに得られた幻想の産物」でしか無いことをもっと直視すべきだろう。そもそも戦後日本の経済復興は朝鮮戦争特需が原資となっており、その発端も韓国大統領の李承晩による対馬への領土的野心から起こったわけで、日本の平和は米軍の庇護がなければもっと早くに崩壊していたはずだからだ。

水鉄砲戦士
<画像元:日本ハム選手名鑑>

アメリカは戦後ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(wiki)によってアメリカの正当性と軍国日本=絶対悪の概念を日本人に植えつけたが、日本国憲法もその一環で武力の全面否定を盛り込んでいた。これはその時点ではアメリカへの絶対的服従と反抗を断絶させる意味があったが、ソビエトなど共産主義勢力の台頭に早くも手のひらを返して再軍備を求めた。

警察予備隊:wiki
警察予備隊(けいさつよびたい、英語表記:National Police Reserve)は、1950年(昭和25年)8月10日にGHQのポツダム政令の一つである「警察予備隊令」(昭和25年政令第260号)により設置された武装組織。1952年(昭和27年)10月15日に保安隊(現在の陸上自衛隊)に改組されて発展的解消した。

平和憲法そのものがアメリカのご都合主義的意思によって否定されているにもかかわらず、アメリカが主導した「戦争罪悪論」が日本人を必要以上に洗脳し、戦後長きにわたって「別の反米意識」を育んでしまったのは皮肉というかアメリカのいつもの「先見性の無さ」「しっぺ返しの歴史の再現」でしかあるまい。

護憲論者の一部には「平和憲法死守とともに米軍撤退」を掲げるところもある。全くもって歴史と国際情勢の何を見ているのか不思議なのだが(^^;)

日本を「丸腰」にさせたがっている護憲派
抑止力なくして中国の膨張主義に立ち向かえるのか(筆坂 秀世):JB PRESS

 ところで抑止力とは何か。かつて、と言ってもほんの数年前、抑止力についてよく知らなかったという首相がいた。米軍普天間基地を「国外に、最低でも県外に」と公約した鳩山由紀夫当時首相だ。

 その後、辺野古への移転に賛成するが、その際、「日米同盟や近隣諸国との関係を考え、抑止力の観点から海外は難しいという思いになった」「米海兵隊の存在は、必ずしも抑止力として沖縄に存在する理由にならないと思っていた。学べば学ぶほど抑止力(が必要と)の思いに至った。(認識が)甘かったと言われれば、その通りかもしれない」と語った。

左翼にかぶれた「元共産党員」が現実に目覚めた時、ニワカ保守論客よりも骨太な評論家になった。この筆坂氏は「たかじんのそこまで言って委員会」でもおなじみのパネラーだが、共産党の期待のホープから一転失脚・議員辞職に至った経緯はよく知らなかった。この時の処遇に「左翼組織共通の致命的弱点」を察したのか、「脱共産党」以降は非常に「左翼の欠陥」を鋭く突いてくる、共産党には「痛恨の評論家」になったのだが、その裏話に興味がある方は下記のリンクを参照されたい。共産党という自民党とは違う腐敗政党の実態が見えてくる(^^;)

日共大物国会議員、筆坂秀世氏失脚の深層:行政調査新聞

もう一つの護憲派だった政党が社民党である。ある意味共産党以上に頭が硬直している点はもはや国民の多くが知るところとなり、その命運は風前の灯だが案外しぶとい(爆)

九条原理主義

【護憲派の正体】社民党・福島瑞穂の妄言は韓国とそっくり=「右傾化」「軍国主義」と煽り勝手に憤激:NEWS SCRAP
 日本の手足を縛り、無力化するための占領政策の柱が現行憲法であるのは疑えない。それゆえに、96条の改正要件を厳しく定めたわけだ。そして今、護憲派は韓国メディアなどと声を合わせて、改憲派に対してこう扇情的に決め付ける。
 「アメリカとともに世界で戦争をするために9条の改悪をしようとしている」(社民党の福島瑞穂党首)
 根拠なく一方的に日本は右傾化、軍国主義化したとあおり、自分で勝手に憤激している韓国そっくりだ。[MSN産経ニュース]

(中略)
2: 名無しさん@13周年 2013/05/09(木) 07:59:02.34 ID:vHpWEBEI0
「朝まで生テレビ」での福島瑞穂の過去の発言

福島「ですから、日本はスイスのような平和中立国を目指すべきなんですぅ。」
田原「スイスは国民皆兵制で、一般家庭に自動小銃が有る国だよ。」
福島「いえ、例えばスウェーデンみたいな中立国もあるわけですしぃ…」
田原「スウェーデンはナチに協力して中立を守った国だし、今では武器輸出大国だよ。」
福島「えーと、ベルギーのように歴史的に中立を貫いた国もあるんですぅ。」
田原「ベルギーみたいに何度も外国軍に蹂躙されてもいいの?」
福島「・・・・」
田原「ベルギーみたいに何度も外国軍に蹂躙されてもいいの?」
福島「え〜?でもぉ〜、侵略するより侵略される方がイイですし〜…」
田原「・・・・」

福島瑞穂「警察官の拳銃使用は絶対だめです。犯罪者にも人権があります。例え凶器を持った犯人にでも警察官は丸腰で 確保すべきなんです。」
田原「それで警察官が殉職したら?」
福島「それは警察の職務ですよ。」さらりと簡単に言う。
会場「ええ!!??っ」という驚愕の声が響き渡った。福島も気まずくなり、
福島「それに犯人が抵抗したら無理して逮捕する必要ないと思うんですよ。逃がしてもいい訳ですし。」
田原「じゃ、その犯人が別の殺人事件起こしたら?」
福島「それは、それで別の問題ですしぃ」

「朝ナマ」は話が長い割には議論が錯綜し混乱するだけで一向に結論に向かって収束している感じがしない(^^;)なので最初のうちこそ見ていたが、そのうち見なくなっていたが・・・上記の私の「九条の言い換え」と同じことを「みずほたん」が言っていたとは知らなんだ(爆)さすが人権派弁護士、警察官や国民より犯罪者の人権を守りたいらしい。いや〜根っからの売国奴ですか(^^;)

そう言って悪ければ、自分の発言の意味するところがわかっていない薄ら馬鹿か、ものすごい無責任政治家(弁護士)ということだろう。従軍慰安婦問題も自分の売名に使った挙句、今ほど騒がれている時に一切表に出て発言しない。他にも「平和主義の護憲派」は数多いるが、非現実的な夢想平和主義は日本国内よりまず、他国に攻め入ることを平気で行う世界の国々に説いて回ったらどうだろうか(^^;)

日本国憲法の第九条は制定からたった4年で朝鮮戦争によって形骸化した。しかしそれを放置したまま64年も経過し、間違いなく日本は領土主権を脅かされかねない窮状に陥っている。

終戦直後1945年にソ連軍の侵入を北方領土で許し、1952年に講和条約締結直前で無防備の日本の竹島を韓国が占拠。そして今、尖閣諸島や沖縄が中国の標的にされ、韓国の反日教育は相変わらず「対馬」すら韓国領と主張していることでも明らかだ。

その諸悪の根源が第九条であることはもはや疑う余地がない。

実質的な国軍を保有している以上、その交戦限界を示して初めて「平和維持軍」としての自衛隊が成立する。在日米軍との相乗効果で「戦争抑止力としての戦力」の意味があるのだ。
しかし有事の際の運用が不透明な現状は、むしろ米軍の協力要請に従うままに動くことでしか法的根拠がないわけで、そのほうがよほど米軍の言いなりとなって自衛官の生命が危険にさらされることが「似非平和主義者」には理解できないらしい。

いずれにしても「集団的自衛権」に対するアレルギー反応はいい加減うんざりしている。ほんとうの意味での野党とは、日本が抱えている状況を正しく理解した上で枝葉の部分でより良い議論を重ね政策を練り上げる役割を担うはずだが、現状では、特に左翼系の政党では「話にならない税金泥棒ばっかり」で、あるべく理想の日本の姿を奈落の底に落とすことに腐心してるようにしか見えない。

今までに何度となく「お花畑」にはそのあたりを私なりの苦情として申し立ててきたつもりだが、野党としての能力すら無いのならこの国に彼らは不要としか思えない。おそらく少なからずの国民が私と同じ思いをいだき、悶々としていると思うが(^^;)同時に、洗脳から解けない「左翼脳」患者たちは今日も無責任に「不戦の全面降伏しかできない日本の構築」に勤しんでいることだろう。

まぁ、間違いなく、これこそが一番の窮状なのだ・・・(ため息)

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綺麗事【きれいごと】



ソチ冬季五輪も終了。期待された選手がメダルに届かず敗退する場面もあったものの、日本勢全体としては、メダル獲得の最年少記録と最年長記録というおまけも付いてそういう意外性は面白かったし、長野冬季五輪に次ぐメダル数と期待以上の成果を上げたことは、取り敢えず喜ばしいことである。

ただ、いろんな局面で問題を感じた点も多々あった。ひとつは冬季五輪における「採点競技」の多さだ。

夏季五輪の場合、格闘技などでは技や攻撃で確実に相手を圧倒した場合、審判の裁定(判定)は行われない。僅差の競り合いの場合のみ判定が行われ、審判員の主観が勝負を左右する。スピードを競う「競争」種目では、ルール違反がない限り審判が結果に介入しない。球技での審判の公平性は疑惑を持たれることはあってもそのほとんどは誤審であり、恣意的な判定によって競技の結果に重大な影響を及ぼすことはあまりないと言える。

スノボ

冬季五輪においては、純粋な格闘技が存在しない。格闘性の高いのがアイスホッケーだったりするが、氷上の球技といえるものなので、多くの競技が他者と接触を伴う攻撃を行わない。他者と競う形を取っていても実際は「自分の限界と戦う」傾向を持っている。

また、有色人種、特に黒人選手が極端に少ないのも特徴的で、夏季五輪では各分野に必ず存在する黒人系の強豪選手が冬季五輪ではほとんど居ない。スポーツの歴史的経緯によって、冬季五輪のスポーツが元々は貴族の遊びの延長線上に有り、オリンピックに出場するレベルの選手ともなれば、経済的に裕福でなければ継続できなかったり、ある種差別的な白人至上主義がいろんな点で残っている競技が多いのも確かだ。

今回も「採点の妙」が勝負の明暗を分け、後から批判を呼ぶことが多かった。私が夏季五輪ほど冬季五輪に入れ込まないのはそういう「主観的な採点」によって勝負が決まってしまう不透明性が原因とも言えなくないし、そもそも寒い場所が嫌いなので(^^;)そんな場所で面倒くさい遊びをわざわざやることに興味が持てないのもある(爆)

ジャンプ

モーグルの上村愛子のメダル圏外の判定もスピード競技とは異なる、2度のエアの空中姿勢や完成度、ターンの確実性を評価判定した採点が影響している。スノボやフリースタイルスキー、ジャンプなどにまで「技の完成度」が評価判定され勝負を分ける。素人には非常にわかりにくい。アルペンの滑降競技など「とにかく速ければ勝ち」という単純明快さがないのが冬季五輪における競技種目の難点である、と私は思っている。

フィギュア

終盤のフィギュアでは男子の羽生結弦の金メダルというボーナスがあったかと思えば、女子の浅田真央のSPでの大失速とフリーでの自己ベストという波乱が話題に登ったが、ここでも得点の公平性や採点基準の曖昧さが競技後の悶着を引き起こした。

私は男子のフィギュアスケートに何とも言えない気恥ずかしさを感じてしまう(^^;)華麗なスケーティングやジャンプは確かに技量の高さを感じるとはいえ、オーバーアクション(?)な振付が「厨二病の自己満足」的なものに見えてしまい、どうにもマトモに見る気がしないのだ(^^;)

くるくる回ったりひらひらキラキラの衣装をたなびかせて舞うのは、やはり女性の美しさが一番映えるし、似合ってると思う。そもそもが「舞踏」競技である以上、その美しさを判定するのが審判の主観になるのはしかたがないものの、素人の印象とは異なる得点になる点は今後も物議をかもし続けることだろう。

キム・ヨナ八百長疑惑に荒川静香が反論!「ジャンプの浅田、芸術性のキム・ヨナ」は誤解!?:日刊サイゾー

元々大技を捨て、確実性の高い演技構成で金メダルに輝いた荒川静香は、キム・ヨナの戦略に近いとも思われ、擁護へ走るのは当然かもしれない。ソチ五輪では、むしろ不可解な採点でロシアのソトニコワに逆転を許したキム・ヨナ。疑惑の採点の上を行く地元有利な判定が行われたという話もあり、今回は韓国民がコレまでとは違い激昂しているがこれもこの競技の宿命。しかし疑惑の採点というなら、地元びいき以上にキム・ヨナの採点は高過ぎるという元来の疑問点がある。これをわかりやすく解説している漫画がネットに上がっていた。

【画像】キムヨナの異常な高得点を解説した漫画が面白い:もみあげチャーシュー

下のコメント欄では非難のほうが多いが(^^;)アンチ・キム・ヨナの主張の根拠が示されているのは興味深い。キム・ヨナの体が柔軟性に欠けるのは荒川静香も指摘しているので、あながち中傷目的の漫画とも思えない。採点評価上の問題点を指摘している点は評価されてもいいだろう。

後はスポンサーの韓国企業サムスンの意向が影響していると言われるが、金にモノを言わせ活発なロビー活動を行うのは韓国の常套手段であり、これらの効果が出ているとすればこのような採点競技の勝負は競技場の外である程度結果が見えていると批判されてもしかたがないだろう。

韓国がキム・ヨナの金メダルを欲していた理由:FPU

このFPU(フィギュアスケート保護連合)という有志のサイトでは韓国による工作を始め、五輪憲章違反疑惑などが指摘されており、この一面を見ても冬季五輪の見た目の華やかさに隠れる薄汚さがわかるというものである。



今回ロシアのスケーターが金メダルを取ったことも同様の目で見られておかしくないし、そもそも国際的なスポーツイベントに国家の威信や商業主義的利害関係が絡む以上、アスリートの祭典という御託もタダの綺麗事でしか無いのは明白。

代表選手もスポーツ振興や強化予算を国から得て「プロ化」している競技も少なくない。夏季五輪の競技種目に比べれば規模も予算全体も日本では低いだろうが多かれ少なかれ同じことはどこでも行われているのである。

上述のFPUでも日本スケート連盟の問題点が指摘され、自国を差し置いて他国や国際スポーツ管理組織に批判する資格があるのかという問題もある。オリンピック期間中にそれなりに調べてみたが、どの競技も少なからず問題は有り、人種差別やロビー工作、採点競技への恣意的な介入は疑い出したらキリがない。

これはもう最高にスマートに演じられるプロレスと言っていいかもしれない(^^;)ある程度の枠内で結果が固定され、その間で選手たちの闘いが行われるが、最終的には外圧によって「経済的な判断」が優先される。と言えるものだろう。

綺麗事として、結末未定のお芝居として楽しむならコレはよく出来たエンターテインメントである。だからテレビの応援実況や盛り上げ担当のゲストのはしゃぎぶりがひたすら痛々しく、見ていられない苛立ちと気持ち悪さがこみ上げてきて、実はLIVEでの競技は殆ど見なかった。ニュース番組でのダイジェストしか見た記憶が無い。

2ちゃんねるのまとめではないが、今年年末のダイジェストで改めて見た時に日本代表たちの成績については再評価できるかもしれないなぁ(^^;)

政治の世界ほど見え透いた「綺麗事」が、恥ずかしげもなくまかり通る社会もないが、それに比べれば「商業主義的オリンピックの綺麗事」くらいは、「わかった上で馬鹿になって楽しむべき」なのかも知れない。

やはりウインタースポーツに縁遠い人間には(そもそもスポーツ全般に縁遠いが(^^;))そういう思い入れが無い分、嫌な面ばかりが目についてしまう。ん〜・・・そういうことなら早い話が「見るな」ということか?(爆)

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北は無慈悲なデブの呆王【きたはむじひなでぶのほうおう】

月は無慈悲な夜の女王表題の元ネタはこちら。SFの古典的名作だ。→

月は無慈悲な夜の女王:Amazon

月は無慈悲な夜の女王:Wikipedia

北とはもちろん北朝鮮。このところチキンレースに余念がなく、誰も「日頃のオオカミ少年ぶり」を理解しており、口だけで何も出来まいと舐めきっているため北としてはひたすらエスカレートするしか打つ手はなくなっている。正に「周辺国が無慈悲にかまってあげないために」自爆行為をさらに危険域に近づけようとしているとしか見えない。

無慈悲すぎる北朝鮮の挑発コメント:NAVERまとめ

どうしようもなく馬鹿である。阿呆である。とは言えそのうち日本海に向けてミサイルの在庫一斉処分くらいはやるだろうから、せいぜい竹島辺りに狙いをつけてくれれば日本としては嬉しいのだが(^^;)

アメリカも中国も一応合わせるかのように「口だけ牽制」を繰り返しているが米韓軍事演習はそれ以前から実行を公表しているだけに何をいまさらな反応だ。

米韓両軍、合同軍事演習を開始−北朝鮮は対抗措置を警告


金正恩コラ画像北朝鮮といえば、先日の「韓国でサイバー攻撃の可能性――放送局と銀行で大規模なネットワーク障害」とのニュース。もし反撃されても北朝鮮には国内に大規模なネットワーク自体が存在しないので実害は少ないと言われていた(^^;)

貧乏すぎて喧嘩にもならないと言うか、情けない犯行動機だなぁ(爆)と思っていたら・・・

Anonymousが北朝鮮にサイバー攻撃、公式宣伝サイトがダウン

右の画像は犯行声明を出したAnonymousによって乗っ取られた北朝鮮公式アカウントに貼られた金正恩のコラ画像。見事に「無慈悲なデブの呆王」そのものだ。いや、やはりどう見ても西遊記の猪八戒だ(爆)

何にせよ、ものの見事にサイバーな反撃を食らったというオチ(^^;)まぁ、北朝鮮国内にはバレなくとも世界的にはこれ以上無い「馬鹿のされ方」としてネット史に残る怪挙と言えるだろう(^^;)

ちなみに上記の「月は無慈悲な夜の女王」は宇宙時代の植民地である「月」が「地球」に対して独立戦争を起こすと言うお話。月面から巨大隕石を地球に射出すると言う「無差別・無慈悲な攻撃」が何やら北朝鮮の核攻撃にダブって思えたし、北朝鮮が実質的な中国の属国であるにも関わらず、その独立性を強力にアピールする手段としての核武装やアメリカ攻撃計画などの「わかりやすい政治宣伝」が、もはや痛々しさを通り越して自爆寸前のような印象を与えたからだ。

小説の本編では、それなりの成果は上げられるものの、決して首謀者の望むような理想通りにはならず、逸脱していく辺りがSFという架空世界のお話に現実性をもたらす絶妙なスパイスとなっている。

アメリカであれ中国であれ、あるいは韓国であれ日本であれ、いや、大元の北朝鮮であれ、この一連の北朝鮮からの動きの事の顛末を正確に見据えることのできる存在は果たしているのだろうか?

もし居たとしたら、これらの状況を意図的につくり出した可能性があり、この状況によってその黒幕には限りない恵みをもたらす「目的」が存在することになる。

考えられるのがいわゆる戦争屋(軍産複合体と金融資本)の連中である。彼らにしてみれば、危機が存在し、次第にエスカレートさえしていけば緊張関係を作っている全てのプレイヤーに武器が売れる。中国や韓国、アメリカや日本自身でさえ、国防・国益と言う名の絶対防衛線を引いて緊張を煽っている。偶発的な小競り合いは起こっても、決して全面対決にはしない微妙過ぎるパワーゲームこそが「金融消耗戦」的には非常にオイシイはずだからだ。

アジアで戦争が起これば潤うのは武器製造を行なっている欧米系の金融と企業である。ハイテク武器に欠かせない付加価値の高い部品を供給する日本も少しは潤うだろうが、火の粉を被ってしまう可能性もあるし、それが原因で日本のハイテク企業群を欧米に移転させ、日本の産業を空洞化させる「欧米による経済侵略」のきっかけにもなりかねない。

それらの思惑を崩す、あるいは逸脱させるのがAnonymousだとしたら、これは何とも上手い皮肉だ(^^;)いや、それともそれら全てが想定内だとしたら、真に「無慈悲な王」はこのあとどう世界を動かすのだろうか?



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期日前投票【きじつまえとうひょう】

今日(正確には昨日:11日)期日前投票に市役所へ行った。日曜が休みでないため、投票可能な時間に終業できる確信がなかったこともあり行ってきたわけだが、午後3時頃の期日前投票所は平日午後に関わらず、想像以上に盛況(^^;)立会人や誘導係員を含めてそう広くない会議室に10人程度がパズルのように机を並べて、投票者は書き込み台と投票箱をジグザグ縫いのミシンのように動きまわる。
「ご苦労様でした」退室する際は皆、係員のおばちゃんにねぎらいの言葉をかけられていたが、まぁ社交辞令ではあるのだろうが、「好き好んで投票の権利を行使に来た」私に「する必要のない労苦を強いた代償のようなねぎらいの言葉」に少し違和感を覚えた。

確かに訪れていた人のほとんどが私と同世代かそれ以上の高齢者。私より年下の人もいたかもしれないが、若者とひと目で分かる人はいなかった(^^;)

衆議院議員選挙年齢別投票率の推移
<画像元:衆議院議員選挙年齢別投票率の推移>※クリックで拡大

以前テレビの選挙関連の番組(池上彰さんの番組か?)でも確か言われていたように記憶しているが、若者の就職難とか非正規雇用増大による低所得層の大量生産を批判するなら、これらの政策を行なってきた政治に一番物申さなければならないのは若者のはずである。前回の民主党躍進の政権交代選挙では、若者(20代〜30代)の投票率はたしかに跳ね上がったが、それでも年配層(40代以上)を越えることはなく60歳代の約半分の投票率だ。

反原発だとか、反韓流だとかのデモには参加しても投票には行かないというのは、どうにも合点がいかない。言いたいことは代弁者たる候補者に託して政治の世界に送り出さなければ、政策は変えられない。少なくとも政策を立案する点で国会議員としての権力がなければ、法案作成の官僚機構に注文すら付けられないのだ(^^;)

自分の考えに完全に適合する候補者がいなくても、究極の選択を行うのが選挙というもの。嫌なら自分が立候補するしかない(^^;)やり方によっては当選するかもしれないが、たった一人で国会にたったところで何もできるわけがない。大きい数の中に埋没しその中に自分の主張を埋め込ませるなら、投票行動と大して違いはない。「理想主義」と言う名の無い物ねだりではなく、「現実的な理想」にアップグレードする知性こそ今の若者に一番不足しているのかもしれない。まぁ、偉そうなことを言っているが若いころの私も選挙には行くものの「理想主義的な政治」に溺れ、ひたすら「反体制側:左翼政党」を中心に投票していたと思う。実際は「国会議員にふさわしい該当者なし」的な批判票としての「白票」を投じることも少なくなかった・・・てゆうか半分くらいは何も書かずに入れていたような気がする(爆)前回と今回はそれなりに考えて投票したのだが、前回は見事に裏切られたし今回また裏切られるようなら昔の「白票」族に戻って行くかも知れぬ(^^;)

そんな期日前投票を済ませた私は「フライング投票」をしたようなものだ。頼むから一票を投じた政党・候補者がつまらんスキャンダル暴かれないように祈るばかりだ。(^^;)当選しても躍進してもコレが出てくると支持者としての責任上テンションが下がりまくるからね。

フライング繋がりで・・・(^^;)下の動画は、旧MacOSユーザーには懐かしいスクリーンセーバーソフト「After Dark」の中のモジュールの一つ「フライング・トースター」である。何故トースターが飛ぶのか?(^^;)今もってその理由はわからないのだが、妙に愛らしく羽をばたつかせて浮遊するトースターとこんがり焼き色のついたパンに非常に親しみを持ったのを記憶している。



なんともお気楽な映像だが、スクリーンセーバーが起動し、画面が暗転し「After Dark(暗闇の後で)」現れる意外性のある映像としてこのモジュールはMacを象徴するスクリーンセーバーでもあった。(昔はスクリーンセーバーはパッケージソフトとして売られていたのだ。オンライン販売などもまだ主流とは程遠く、結構な価格がしたものだった。しかし、フライングトースターの歌まであるとは今の今まで知らなかった(^^;))

選挙期間という政治空白(暗闇)の後現れる意外な展開は、先の選挙で経験済みだったし、3・11東日本大震災の後の驚愕の失政である意味とどめを刺した。願わくばこのトースター達のようなお気楽な未来を期待したいものだが(^^;)現実はどうもそうは行かないようだ。

帰宅すると、週末の投票日に向けて選挙管理委員会作成の選挙公報がポストに入っていた(^^;)ネット検索で選挙管理委員会HPの地域別選挙公報PDFを閲覧していた私には既に必要のないものだったが、選挙結果が出るまでとりあえず保管することにした。大勢が決した後でこれらを見る時、何か感じるものがあるかも知れない。

JUGEMテーマ:社会の出来事
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虚構【きょこう】

NHKニュースなどで今日は繰り返し報じられていた「沖縄返還40周年」。返還後も米軍による基地使用が続き、土地の返還率?が20%と書かれていたが、軍用地以外の領土主権が返還されただけで第二次世界大戦後から沖縄は、米軍の極東最前線としての拠点であることに変わりは無く、軍事的な支配権は変わらず、返還そのものが「虚構」だったのかもしれない・・・と言う気がした。

普天間、鳩山政権で複雑化=岡田氏

ずいぶん控えめな表現だが「バカ鳩」のせいで民主党の大コケ行政が加速してしまったことを改めてコメントせざるを得ないのは何とも苦しかろう(^^;)あのまま自民党政権が続くことは望んでいなかった私だが、こと「沖縄と普天間基地問題」に関してだけは、自民党政権のままであったなら今頃はずいぶんと違う外交・国防環境だったように思えてならない。まぁ、自民党政権であっても国防体制は不備だらけの状態が続いていたのは事実で、長い政権与党時代にちゃんと仕事をしてこなかったツケを民主党政権と今の国民に負わせるのも少々無責任な話にも思える。

震災復興に関しても阪神淡路大震災を知る自民党の方が政策的にも優れていたと思えるので、いよいよ民主党による政権交代のメリットは値打ちがなくなってくる。麻生太郎がいみじくも「民主党はたった2年で自民党政治が正しかったことを証明してくれた」と皮肉をのたもうて居るが(^^;)「そんなこと言ってるから政権を失ったんだよ」と思わず突っ込んでしまう私が居る(爆)

自民党が民主党に勝っていたのは「(戦後長く続いた政権与党としての)統治能力」と「国防意識」だけではなかったか?お隣の社会主義国並みに長期間の「政権支配」を許したために、野党に行政能力・統治能力の育つチャンスを与えず、その結果自浄能力すら衰えてしまったのだから、遠まわしに言って「自民党以外を育てなかった国民の愚かさ」「長期与党体制に甘えた保守系政治家の怠慢」が今日の状況を招いたと言える。

記念式典
(画像元:Yahooニュース<時事通信>沖縄復帰40周年記念式典)

沖縄の仲井間知事の人相も相変わらず悪い。相当「心身ともに疲弊」しているのか、県民の真の思いと理想と建前のゆがみに身を引き裂かれそうになってるのが伝わってくるほど「異様な表情」に見えてならない。

今「沖縄」を支配しているのが「平和を維持するための軍事基地」という「真実」と「虚構」、裏表を天秤に掛け揺れている心情であるならば、尖閣事件のような「軍事的脅威」が顕在化すればするほどどうしようもないジレンマに陥り、苦しみを倍化させる。

沖縄は本当に日本なのか?私も時々そういう思いに襲われる時がある。

というのも1429年(室町幕府6代将軍足利義教<よしのり>の時代)以来、薩摩藩に侵略され日本に編入されるまで琉球王国は独立国であった。琉球王朝の祖は今年の「大河ドラマ平清盛」にも登場する源為朝(鎮西八郎)という伝説もあるなど、独立国とはいえ古来より日本とはゆかりの深い地域であった。しかし北海道のアイヌ同様、辺縁地域には冷徹な中央の政権の態度は現在でも引き継がれているようで、本土および主要な領土を構成する国民に比べても、「日本国民」としての扱いは良いとは言えない。

太平洋戦争で沖縄戦以前に原爆投下があったなら、そして沖縄の焦土戦が無かったら、今ほどの軍事施設は築かれたのだろうか?歴史にifは禁物とはいえ、この問題を思うとき、沖縄の背負ったの歴史の重みを感じざるを得ないのだ。

話は変わるが、「虚構」と言えば少々ばかばかしい論争が巻き起こっている。

【NAVERまとめ】
虚構新聞の嘘記事にいろんな意味でマジになる人達【橋本市長が市内の小中学生にツイッターを義務化】

虚構新聞より日経のほうが悪質だろと指摘するネットの声

マスコミが「虚構新聞」に見習うべき点

よく言えば日本人はまじめだし、悪く言えば洒落がわからない堅物、騙されやすいお人よし。いや、情報のソースを確かめもせず伝聞する「風評拡散体質」というか「おっちょこちょい」が過ぎるところがある(^^;)

実名で他人の評判を貶めるウソ記事を書く虚構新聞の危うさ

上記などは最悪だ。ジョークや風評と今のジャーナリズムの境の無さを認めちゃってますがええんでっか?(爆)


虚構新聞に騙された人を笑うモラルのない人がインターネットに増えた


う〜ん・・・権力の犬に成り下がり、するべく批判もせず独自の視点も持たず「記者クラブの警察発表」や「官房長官の広報、首相ぶら下がりコメント」を金太郎飴のごとくばら撒くだけの似非ジャーナリストらしい「風刺精神の欠落」したコメントにしか思えないのだが・・・?でなきゃ洒落のわからない野暮天でしかない。

NAVERまとめの中でも言われているが、あの2ちゃんねるでもある情報に対し「ソ−スは?」と検証を試みる用心深さと思慮の深さがあり、情報が乱立する今こそ求められている「メディアリテラシー(情報読解力)」を鍛えるにちょうどいい「ウイットに満ちている」と思うのだが。

虚構新聞

虚構新聞を閉鎖に追い込んだところでこういうジョークサイトは少なからず現れるだろうし消えてはならないと思う。メディアに流れる情報を何でも鵜呑みにして盲目的に付き従う、そんな愚民を生み出したい勢力(支配者・為政者)だけが、こういう風刺を嫌うのは歴史的必然だからだ。

中々センスのあるネタを量産してくれる点で私も愛好しているサイトであるし(^^;)見習いたい点が多々あることもあって、こんなしょうも無い似非ジャーナリストの攻撃にだけは屈することの無いようにエールを送りたいと思う(^^;)

なんと言っても、民主党政権の発している虚構に比べれば、笑ってすむレベルの可愛いものではないか(爆)

虚構新聞内メニュー「お願い」より

Kyoko Shimbun(虚構新聞)について

 Kyoko Shimbun News(虚構新聞ニュース)は、虚実の狭間を行き交う可能性世界の事件を報道するニュースサイトです。

 当サイトは現実のニュースをパロディにした諷刺・皮肉が開設の目的であり、この記事を通じて元ネタである世の諸事象に関心を抱いていただきたいと思っております。

 当然のことながら、弊社が取り上げるニュースはすべて虚構のものであり、現実の人物・事件・団体とは関係ありません。また、閲覧者を騙して喜ぶ、世間を騒がせるというような悪意も持っておりません。
 まれに弊社の報道を現実のものと誤解される方がいらっしゃるようですが、冷静な判断力を持って記事をお読みになられますよう、厚くお願い申し上げます。

◆記事引用の際のルール

 (1)弊社記事の引用・印刷等、二次配布によって生じる可能性のある不利益・損害について、弊社は全く関知しません。すべて引用(印刷)者の責任でお願いします。

 (2)記事の真偽を判断しないコピペ対策として、見出し・記事中に「これは嘘ニュースです」という隠し文字(背景と同色にした文字)を入れています。
記事引用の際、これらの文言は、省いていただいてかまいませんが、このことから生じる結果責任は、引用者の自己責任でお願いします。

 (3)引用記事へのコメントには、それが嘘であることを明確に言及する、あるいはほのめかすなど、あらかじめ引用記事が嘘であることをにおわせておいたほうが何かとトラブルを招かないと思います。

 *これらのルールをしっかり守って、虚構記事を楽しんでいただけると幸いです。


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現代用語のクソ知識の目次

当ブログの目次(管理人のオススメ一覧)です。かなり古い時事問題に関する記事もありますが、当時を思い出してご覧いただけると幸いです。
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埋没映画館[目次]

エントリシリーズの内、映画評論に特化したシリーズです。メジャー作品は通常エントリで扱っていますので、できるだけマイナーな作品を取り扱う事を目指しています(^^;)
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特亜国家考察[目次]

歴史研究シリーズです。日本と反日国(北朝鮮・韓国・中国)の歴史的事実とその時代の価値観、国家観を考えます。(恐ろしく長文なので注意)
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※2019年8月1日〜11月25日の間はtwitterの仕様変更で自動まとめ投稿が停止していたためこの間のまとめはありません。

2022年1〜5月の通常エントリ
2021年1〜12月の通常エントリ
2020年1〜12月の通常エントリ
2019年1〜12月の通常エントリ
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