朝日新聞の慰安婦問題特集は案の定いろんな所を刺激している。そのほとんどが朝日新聞への批判・非難であり、これを擁護するのは国内では皆無、もしくは極めて少数派だ。
その批判・非難も訂正記事よりも、開き直りに近い強弁に対し「誤報への対応としての不誠実さ」を指摘する物がほとんどであり、朝日新聞は最悪の戦術転換を行ったとしか思えない。本来リベラルや中道を志向する者まで批判の陣営に加わってしまっているのがその証拠。いったい朝日新聞は誰に対して「最も誠実かつ社会の正義を追求する媒体である」と主張しているのだろうか(^^;)
【朝日の大罪】報道機関としての体をなしていない 国会で早急に対応を 政治ジャーナリスト細川珠生氏:ZAKZAK
「ジャーナリストという職業で、一番大切だと思うことは何ですか?」と時々聞かれる。私は「人として信頼されるかどうかです」と答えている。「この人の言うことなら本当だろう」という前提がなければ、どんなことを発信しても、無駄であるからだ。ましてや、まったく信用に値しない虚偽の内容を発信することは罪となる。
細川珠生氏とは、政治評論家の細川隆一郎氏は父、元朝日新聞編集局長で、衆院議員を経て、政治評論家に転じた細川隆元氏を大叔父に持つ、熊本藩主・細川忠興の嫡男(後に廃嫡)忠隆の末裔である(代わって家督を継いだ弟の忠利の末裔が元内閣総理大臣・細川護熙であり遠縁にあたる)。まぁ、日本においては何とも非の打ち所がないほどに良家の子女である(^^;)血統主義などは私は好きではないにせよ、これほどの家柄の人間は、家名を汚すことを何より恥とする教育を受けている点で、社会的には信用できると思う。そしてジャーナリストである以上、どちらかと言えばリベラルの人であり、政府や右掛かった側からは警戒心を持って迎えられる人のはずである(^^;)しかし、ジャーナリズムの本来の精神は今、朝日新聞よりもこの人の側にあると、私にも理解できる。
偽善の朝日新聞に「女性の人権」を説く資格なし --- 梶井 彩子:アゴラ
「狭い町だし、そんなことがあったら黙ってないよ」――フジテレビ「新報道2001」の取材に対し、済州島住民の女性はこう答えている。済州島住民は偽の証言によって得られる政治的ポジションや利益よりも、先人の名誉を護り、真実の歴史に向き合う当然の態度を取って見せた。このことの価値、尊さは、この期に及んで居直って憚らない朝日新聞には到底分からないだろう。(中略)
近年、「強制連行」の嘘が暴かれ始めると、朝日新聞や「強制」を主張していた吉見義明教授は「強制とは何も物理的に連れ去ったということではなく、本人が意図しない場合はすべて犇制瓠廚噺世そ个靴拭さらには「傷ついた女性がいること、そのものが問題だ」とし、河野談話と相まって「強制連行」を強調してきた問題の論点を、「女性の人権問題」に巧みにすり替えて来た。
慰安婦問題では一貫して朝日新聞や慰安婦問題を煽った陣営を攻撃してきた池田信夫率いる言論サイトの一文なので「反朝日」は明確なのだが(^^;)「<女性の弱さ>を悪用した」点を最も強く非難しているのは目新しいかも。女性の性差別問題・人権問題にすり替えようとしている陣営に早速一撃を見舞っているのは中々痛快である(^^;)
【朝日の大罪】誤報放置は「犯罪的行為」 病の完治を 英国人ジャーナリスト・ストークス氏:ZAKZAK
朝日が慰安婦報道の誤りを認め、記事削除を決定したことは、世界的にも異例の事態だ。吉田清治氏の証言については、当時から疑義が指摘されてきた。真実を伝えるべき報道機関が、それを30年以上も放置し、結果として日本と日本人の名誉を貶めた責任は重大で、「犯罪的行為」と言ってもいい。
木村伊量(ただかず)社長以下、朝日の関係者を国会に招致して、徹底究明すべきである。「報道の自由に抵触する」との意見もあるが、一連の報道が国家に与えた損害は甚大で、当然、その責任が追及されなければならない。記事を削除すれば済む次元の問題ではない。
これが欧米の国で起きたことなら、当然「タダでは済むはずがない」と、私でも思ったし(^^;)朝日新聞というメディア自体が存続できなくなる可能性すらあったはずだ。事件を全力で煽るだけ煽ったメディアは、消火にもそのメディアの存続をかけて真摯に自己検証を行って第三者に全てをさらけ出さねばならない。
報道する権利と自由を確保したいのなら、記事によって影響を受けた政治・経済・文化・外交など広範囲に及ぶ被害想定を試算し、それに見合う贖罪事業(?)なり、自己改革案の提示なり、自らに課せられた説明責任と自浄努力を国民に見せる義務があるのだ。
欧米人は権利を強く主張するが、同じくらい義務についても強く意識している。アレだけの誤報を出した自覚があるなら朝日新聞はその自らが正すべき内容とその公表をもっと積極的に全世界に向けて発するべきであり、責任関係を明確化して当該責任者に対してペナルティを課さねばならない。
朝日新聞の慰安婦虚報は日本にどれだけの実害を与えたのか(古森 義久):JBPress
私がそのとき主張したのは、「日本の軍(官憲)が組織的に女性を強制連行して売春をさせた事実はない」という一点だった。私が「慰安婦たちは売春のたびに代金が支払われていた」と述べると、ザカリア氏が一瞬「信じられない」というびっくりした表情を見せたのをいまも覚えている。彼も「性的奴隷」は代金を受け取っていたはずがないと思い込んでいたのだ。
それ以外にも、私は米国でのセミナーやシンポジウムに招かれて登壇するたびに、「軍による強制連行はなかった」と強調してきた。私に限らず日本側の他の関係者たちも、この慰安婦問題の真実を米国など諸外国に向けて発信してきた。
だが、米国はその真実よりも朝日新聞主導の虚構を信じ、日本への非難を続けてきた。その結果、日本の名誉は徹底して不当に貶められたのである。
米国におけるこの論議の中で、私はまさに多勢に無勢だった。学者からマスコミ、政治家、政府高官までが「日本軍は女性を組織的に強制連行し、性的奴隷とした」と主張するのだ。その主張の根拠とされたのが、朝日新聞が発信し続けた日本からの虚報だった。米国内で事実を主張する私たちにとっては、まさに「弾丸は後ろから飛んできた」のである。
ある意味有色人種として差別されるよりも屈辱的な汚名。それをなすりつけたのが日本のメディアたる朝日新聞であるという事実が今持って腹立たしい。「日本の暗黒面を発掘して貶められればいい、新聞が売れるような衝撃的なスクープが取れればいい」としか考えていなかったようなメディアが朝日新聞・・・としか感じられない。朝日新聞は何と戦ったのか。何が目的だったのか。
日本を戦争に導いたのは朝日新聞だった!戦争賛美で開戦を煽り、ヒトラーを称賛!:テレビじゃ流さないニュース簡易版 DX
赤峰 そこで今回は、「朝日新聞の戦争責任問題」を取り上げてみたいと思います。
朝日新聞は、今回の慰安婦問題を「取消」はしたけれど、あたかも自分たちには責任はないという態度を示しています。このような無責任な態度は、朝日新聞の過去の報道をよく見れば、似たような事例がたくさんあります。したがって、この点を通して朝日新聞の本質的な問題について探って生きたいと思います。
藤原 そうですね。朝日新聞は小賢しすぎるというよりも卑怯な振る舞いが多いですからね。
「朝日新聞戦争責任論」で言いますと、戦時中は、朝日新聞こそが戦争のアジテーターだったわけですよね。実際のところ、朝日新聞があのように日本国民を煽らなければ、戦争にならなかったのかもしれません。当時の日本政府も戦争回避の努力は必死で行っていましたからね。
でも、それを国民が戦争への道を選択した。その背景には、マスメディア、とりわけ朝日新聞による凄まじいばかりの世論形成があったからですよね。
横井 そのことを、元朝日新聞の記者で、堂々と朝日新聞と戦っておられた稲垣武氏も、「朝日新聞が軍国路線に転じたのが、満州事変以後のことである」と述べておられたと思いますが・・・。
朝日新聞は何を、どう報じてきたか(3)― 戦前から戦後へ ―:脱・洗脳史講座
(2)軍部のお先棒をかついだ朝日
事変勃発1ヶ月後の1931年10月16日付けで、「関東軍将士の労苦に報いる」ため、朝日新聞社(大阪朝日、東京朝日。下記の注参照 )は1万円を支出、2万個の慰問袋を贈ることとし、慰問使として原田取締役一行を現地に派遣しました。同時に紙上で一般にも募金を呼びかけ、約半年後(昭和7年4月)までに43万7千余円を集めています。
また、ニュース映画会、写真展など通して関東軍の行動を率先して讃えました。冊子の裏表紙に大阪朝日新聞社の大江 素夫が作詞した「満洲行進曲」(堀内 敬三作曲)が記載されています。終わりの6番はこんな具合です。
東洋平和のためなれば 吾等がいのち捨つるとも なにか惜しまん日本の
生命線はこゝにあり 八千万のはらからと ともに守らん満洲を
今は満州事変にける日本の行動を中国侵略の象徴のごとく叩く朝日新聞ですが、この当時はこんな具合に軍部のお先棒をかついで国民を鼓舞したのでした。
(3)不買運動でコロリと変節
満州事変以前の朝日新聞は軍縮路線を支持するなどリベラル傾向が強かったことは見てきた通りですが、満州事変を境にして「満蒙は日本の生命線」 とする軍部に同調する姿勢に転換したのでした。
事変勃発1ヵ月後の1931年10月12日、大阪朝日は上野精一会長、高原 操編集局長らを集めて役員会を開催、事変の支持を打ち出し、東京朝日もまた同じ方針をとりました。次の資料は憲兵司令官が参謀次長あてに送った秘密報告書で、朝日の路線変更を証拠だてる重要なものです。
大阪朝日新聞社は今後の方針として軍備の縮小を強調するは従来の如くなるも、
国家重大事に処し日本国民として軍部を支持し国論の統一を図るは当然の事にして、
現在の軍部及び軍事行動に対しては絶対非難批判を下さず 、極力これを支持すべきことを決定 、
翌13日午前11時より編集局各部の次長及び各主任級以上約30名を集め高原(編集局長)より之を示達、・・・。
大朝の姉妹紙たる東京朝日も同様の方針を執らしむる為、下村(注、海南=宏)副社長は13日上京す
― 『資料現代日本史―満州事変と国民動員』、大月書店 ―
朝日新聞の歴史こそ日本の暗黒面をはるかに凌ぐ「暗黒」ではないか。
当時の非道を騒ぎ立てるのであれば、戦争を賛美し続けた朝日新聞こそ自分を責め続けなければなるまい。
【朝日の大罪】俳優・津川雅彦が緊急寄稿 慰安婦“大誤報”「どうか見苦しく逃げ回ってほしい」:ZAKZAK
朝日としては販売部数が落ちて、慌てて慰安婦問題の検証記事を出したのだろう。だが、その訂正は一部に過ぎない。反省の余地が、ごまんとあることは誰でも知っている。朝日を親分として、似たような記事を書いてきた新聞数紙がダンマリを決め込んでいるのも、彼ららしい。このまま一生黙っていることを勧める。
朝日はイメージダウンの解消に必死なのか、「広島原爆の日」の6日、国民的人気女優を1面トップで扱っていた。「核兵器にノー」を大見出しで、小見出しで「さよなら原発」。記事の終盤で、彼女は「集団自衛権」や「政治」への批判・懸念まで語っていた。朝日が、口にたまった痰(たん)を外に吐き散らかし、その清掃もせず、国民的女優をティッシュがわりにして、自分の口を拭ったとしか思えなかった。
<画像元:私は画家>※画像クリックで拡大します。
いつでも「良識派を装う狡猾さ」が朝日新聞にはある。今開催中の「夏の甲子園」もそうだ。甲子園球児の熱闘と朝日新聞の権力への戦いを重ねたいのだろうが、もはや「反日利権」という邪悪な権力にあぐらをかいて「お利口さんの振り」をするだけの道化者でしかない。そのことを国民は気付き始めている。
アパ元谷代表、朝日への広告やめる 慰安婦大誤報「国家的損失は天文学的」:ZAKZAK
──朝日がこのまま謝罪や記者会見を拒否し続けるならどうする
元谷氏「報道機関の資格はない。アパグループは、朝日が謝罪の記者会見をしない限り、今後、朝日に広告出稿する予定はない。朝日の大誤報は、日本と日本人、日本企業に多大な悪影響を与えている。他の日本企業も抗議の意思を示すべきだ」
アパグループとは田母神俊雄氏の懸賞論文に賞を贈った(第1回「真の近代史観」懸賞論文)この懸賞論文は「出来レース」疑惑もあるちょっと怪しい会社(^^;)だが、まぁ反日企業ではないことは確かで、その点朝日新聞への出稿をやめるのは賢明な判断だろう。
ちなみに「真の近代史観」懸賞論文の第2回以降の最優秀賞受賞者は、第2回:竹田恒泰(明治天皇の玄孫)、第3回:佐波優子(チャンネル桜キャスター・陸上自衛隊予備自衛官)、第4回:高田純(札幌医科大学教授)第5回:一色正春(尖閣ビデオをyoutubeに公開した元海上保安官)、第6回:松原仁(民主党・衆議院議員)
第6回「真の近代史観」懸賞論文受賞者
最後の松原仁は意外だが(^^;)、この人は民主党内でもかなり自民党に近い思想の持ち主なので、なぜ左翼側に居るのかが不思議な人でもある。元々新自由クラブ出身で河野洋平の下にいた人なので怪しい面もあるわけだが(爆)左翼側にいながら日本の国益をしっかり語れる論客として私は評価している政治家でもある。ただ上記を見る限り、右寄りに偏るのは仕方ないとしても、有名人ばかりが最優秀賞に選ばれている点がこの懸賞論文の胡散臭さを消せない要因でもある(^^;)
敢えて朝日新聞を擁護する --- 山城 良雄:アゴラ
朝日が誤報を小まめに訂正せんかったこと。「強制性」に関して、ほぼ全面的に責任のある朝鮮人業者を追求する気がないこと。批判者に対する上から目線の議論。意地でもしない謝罪。死ぬほど読みにくくて退屈な文章。
批判する点は山ほどあるけど、旧日本軍がいかに異常な行動をしていたかを示す一断面として、慰安婦の問題にこだわる朝日新聞の姿勢には価値がある。問題を無視したり、ましてや慰安婦の存在自体を、朝日の誤報や捏造だと言うのは、日本人として明らかに間違っておると思うがのう。
珍しく「擁護派」を名乗る人物の論説も拾ってみたが、残念ながら少しズレてる(^^;)
慰安婦の存在自体を否定するって、そんな人がいるんですか?いたとしたらほとんど無知をさらけ出してるだけの「相手にしなくて良いレベルの連中」だと思うんですがね(爆)
「旧日本軍がいかに異常な行動をしていたかを示す一断面」というのなら、それは正確性を欠いては意味が無い。誤報とわかれば即座に訂正し、誤報が何故起こったかを速やかに検証できてこそ「信頼に足るメディア」であろう。
その全てを怠った朝日新聞をまだ擁護しようというのは貴重かつ奇特な人であることは認めるが(^^;)正直「朝日からいくら貰ったの?」と言いたくなるくらいわざとらしい(爆)
正に下衆の勘ぐりかも知れないが(^^;)私を下衆呼ばわりするのは一向に構わない。朝日新聞という下衆の反日利権集団よりはマシだと思ってるからだ(爆)
さらにもっと見事に左翼な論説も拾ってある(^^;)
【左巻き書店からの緊急のおしらせ】
朝日の慰安婦報道問題で大喜びしているネトウヨに告ぐ!:リテラ
朝日新聞が従来の自社「慰安婦問題」報道に関するトンデモ総括を発表(8月5〜6日)して、ネトウヨや保守論壇が小躍りして喜んでるようだな。
朝日をターゲットに据えることで非保守(朝日ごときブル新を栄光ある「左翼」とは呼ばない)の言論全般を否定にかかるネトウヨ側の戦略はさて置き、朝日自身が慰安婦問題の提起者を自認してるのにはあきれるしかない。
在日朝鮮人らへの民族差別や性差別、戦争犯罪の問題は、枚挙にいとまがない程、戦後様々に語られてきている。朝日新聞が1990年代になってはじめて問題提起したかのような物言いがよくできるな。吉田清治て何者だよ。世界公認の歴史研究の最高権威なのか。単に注目を集めたいがために適当なことをしゃべるじいさんじゃないのか。吉田があると言えばある、ないと言えばない。なんでそんな奴ひとりの発言で歴史が確定されるんだ。世間ではきちんと議論されてたのに、単に朝日新聞記者だけが問題意識が低くてだまされただけだろよ。朝日新聞とネトウヨの談合で歴史を決められちゃたまんないぜ。
「左巻き書店」氏(リテラのサイト内注釈●左巻き書店とは……ものすごい勢いで左に巻いている店主が、ぬるい戦後民主主義ではなく本物の左翼思想を読者に知らしめたいと本サイト・リテラの片隅に設けた幻の書店である。)と言うバリバリの左翼の方の論説である。何とも好戦的で面白い。しかし・・・おや、朝日新聞は左翼にも見捨てられてたらしい(爆)
まったく嗤わせる。個人の自由意志で職業選択できるなんて、戦後憲法上の理念の上だけの話で現実化したことなど一度もない。誰もが自由に職業を選択し望む仕事についているなんて信じてるとすれば、完全な「戦後民主主義ボケ」だぜ。いまこの現在だって、多くの人間が状況に強いられてやむなくその仕事に就いてる。戦前において、年端もいかない娘が、どうやって周囲の反対を押し切り自分の意志を貫いて売春婦になるんだよ。個人の意志など圧殺されて、状況と他者に強制されたに決まってるじゃないか。想像力も持ち合わせていなければ、歴史の知識のかけらもない。
想像力を持ちすぎると朝日新聞のような捏造に走るとも思えますがね(^^;)自分が望む職業に就けなかったからといってそれが差別だとか奴隷的だとか強制的だとか言い出したら、就活に敗れ非正規雇用の悲哀をかみしめている今どきの若者は全員「性奴隷ならぬ職奴隷」ということになるが(^^;)まぁ、社畜と呼ばれるほどに滅私奉公、会社のために命がけ・・・な、日本人的職業観に支えられてるからこそ「非正規雇用」のような冷遇でも企業がそこそこの業績を上げてしまうわけだが(汗)
※凶作による飢餓で大根をかじる東北地方の子供 岩手県岩手県上閉伊郡青笹村小水門部落 毎日新聞社 昭和9年11月<画像元:セカンドベストはなんだ?>
リンク先を読めばそこから「昭和恐慌」の解説に入り、人身売買で強制的に売春婦に仕立てられた女性たちの不遇を挙げ、
こうして、経済的不平等を推進する社会構造を基盤に、日本の因襲的なイエ制度の下、家族を餓死から逃れさせるために親に売られた娘たちこそが、やつらのいう「(高級)売春婦」なのだ。
と、まくし立てるのだが・・・。いや、ネットで慰安婦問題を語るときには普通の人間だったら、その時代的背景くらい調べますがね(^^;)
昭和恐慌とその後の惨状が
二・二六事件の決起の一つの原因になったことや、公娼制度が合法だったために経済的苦境を凌ぐための借金をカタにして実質的に人身売買までが合法とされた時代のことを。
その点では現代もさほど変わっちゃいませんね。今でも借金や経済苦に陥った家庭は崩壊したり風俗産業に身を投じる女性も少なくない。しかし、現在でも実在するように最初は必要に迫られていやいや就いた職業でも、努力して借金を返し自分の店を持つ女性だってまたいたわけだ。
でも悲しいかなこれが現実。これが弱肉強食の社会の実態。不遇な運命にさらされた人間はそこから這い上がるしかないのは、昔も今も変わらない。
時間や空間を超えて異なる文化や思考が存在するというということを認知できないからもちろんネトウヨなのだが、戦前を賛美するとき頭の中にあるのは、自分の狭い知見で構成された戦後的価値観とイメージの投影にすぎないのだ。歴史の現実などまったく知らない。一部には「慰安婦は朝鮮人の親が貧困から売春業者に売っただけなので、日本(国/軍/人)は悪くない。当時ビンボーは当り前だからしようがない」というような発言も横行してるが、社会構造というものへの無知に加えて、自己利害の擁護のためには他人の痛苦は平気というのはある種の病いとしか考えられない。
昭和の時代は江戸時代に比べればずいぶんと福祉的には充実していた時代ですがね(^^;)明治維新(明治元年:1868年)から62年後の昭和恐慌(1930年)の時代の移り変わり、価値観の変遷を考えると、ちょうどその昭和恐慌の時代に明治維新以前の江戸時代にあった遊郭の遊女たちを性奴隷として人道的・人権的に許されないと吠えまくるようなもので(^^;)昭和16年:1941年の73年後の2014年に昭和初期の人道・人権的に問題があった部分を拡大して考えるのもどうかと思う。
第一、日本以外の世界各国は未だに「自国の国益だけを求めて色々と暗躍し工作しまくってる」わけだが、当時は人種差別はもちろん西欧列強諸国は軒並み侵略国であったことを考えると、日本だけが非人道的なことをしていたわけではない。
日本が裁かれるならば同様に西欧列強もその裁きを受けるのが公平というものだ。
時代を超えて倫理観や公平性を訴えて今の日本を責めるのであれば、すべての国が等しく問題を共有し償いを考えるべきであろう。
韓国や中国など反日色の強い国家が、自分の国の不都合に目をつぶり、正義の味方よろしく「悪逆非道の日本を叩くのが正義」とすることが公平で世界的に見ても共通の社会正義だと私には絶対に思えない。
問題の本質を些事にこだわって隠蔽させるな。人間が殺しあう戦争には反対する。戦争を遂行するために、女性を戦場において兵士の性欲を処理に従事させることは許されない。人命と人間の尊厳は尊重されるべきだ。だから、従軍慰安婦の存在を肯定する言論は許容できない。――単にそれだけのことだ。
過去の戦争を正当化することによって、また新たな戦争が正しく必要なものとして求められている時代が今だ。ただただ愚直な反戦の論理だけを響かせろ。
左巻きらしい平和主義的世界観が出てきましたが(^^;)戦争を好む人間なんて真性のキチガイが武器商人くらいのもので、基本的に人間は平和な生物である。それがそうならないのが過去からずーっと続く実際の歴史である。
頭で考えてその「絶対的いい方法」を認めない奴が悪い、それ以外の方法はくだらない。くだらない方法をありがたがってるバカどもに頭のいい左翼様が教えてやる。
・・・とまぁ、脳内で自己陶酔に浸ってドヤ顔してるのが目に浮かぶ(^^;)
そういう独善的・自己満足的思想に浸った若者が、かつて日本でも赤軍派を結成して資本主義者の信奉者を殺す前に
内ゲバやらかして大勢殺してましたな(^^;)そういう殺し合いは左巻き氏はどう総括するのだろうか?(^^;)
そういう勝手に仕切りたがる自己中心的で独善的な言動に関しては、朝日新聞も同様のニオイがするわけなのだ。しかし「左巻き書店店主・赤井歪」って(爆)
自分で歪んでること自覚してるんじゃないの?それなのにまだ左巻きやってるなんて
ホント馬っ鹿だねぇ(^^;)
ところで前回このネタで言及した東電福島第一原発事故の「吉田調書」。門田隆将というジャーナリスト・作家の方が、朝日新聞の「現場から多くの職員が逃亡」の報道に対し、産経新聞に反論を寄稿していたのをご存知だろうか?
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 門田隆将:著
門田隆将:wiki
「朝日新聞は事実を曲げてまで日本人をおとしめたいのか」 ジャーナリスト、門田隆将氏:msn産経ニュース
それにしても朝日新聞が、この吉田調書をもとに「所員の9割が所長命令に違反して撤退した」と書いたことが信じられない。自分の命令に背いて職員が撤退した、などという発言はこの中のどこを探しても出てこない。
逆に吉田氏は、「関係ない人間(筆者注=その時、1F〈福島第1原発〉に残っていた現場以外の多くの職員たち)は退避させますからということを言っただけです」「2F(福島第2原発)まで退避させようとバスを手配したんです」「バスで退避させました。2Fの方に」と、くり返し述べている。
つまり、職員の9割は吉田所長の命令に“従って”2Fに退避しており、朝日の言う“命令に違反”した部分など、まったく出てこない。
だが、朝日の報道によって、世界中のメディアが「日本人も現場から逃げていた」「第二のセウォル号事件」と報じたのは事実だ。最後まで1Fに残った人を「フクシマ・フィフティーズ」と称して評価していた外国メディアも、今では、所長命令に違反して所員が逃げてしまった結果にすぎない、という評価に変わってしまった。
事実と異なる報道によって日本人をおとしめるという点において、先に撤回された慰安婦報道と図式がまったく同じではないか、と思う。
なぜ朝日新聞は事実を曲げてまで、日本人をおとしめたいのか、私には理解できない。
さらにこの記事に過剰反応した朝日新聞に対しブログでこう述べている。
日本人にとって「朝日新聞」とは:ブログ「夏炉冬扇の記」
私は、吉田さんの証言を聞きながら、「今の世にこれほど“生と死”をかけた壮絶な場面があるのか」と思い、そのシーンを忠実に描写させてもらった。
しかし、朝日新聞は、あの壮絶な場面を世界中のメディアが「所長命令に違反して現場から逃げ出した」と報じるようなシーンにしてしまったのである。
(中略)
吉田調書とは、いかに事態を収束させようと、現場で働く浜通りの人々、すなわち故郷、ひいては日本を救おうと頑張った人たちのようすが「よくわかる内容」だったのである。それは、私が予想した通りのものだった。
私は、「日本人にとって“朝日新聞”とは何だろう?」と、しみじみ考えている。従軍慰安婦の強制連行問題でも、朝日新聞は「私は済州島で慰安婦狩りをした」と言う自称・山口県労務報国会下関支部動員部長の吉田清治氏の話を流布しつづけた。
32年間もその報道を訂正しなかった朝日新聞が、さる8月5日、この一連の記事を突然、撤回したのは周知の通りだ。しかし、世界中で「性奴隷(sex slaves)を弄んだ日本人」と喧伝され、日韓関係も完全に「破壊」された今となっては、その撤回も虚しい。
朝日新聞とは、日本人にとって何なのだろうか。今、そのことを多くの国民が「わがこと」として考える必要があると、日本人の一人として心から思う。
ちなみに、朝日新聞デジタルには「吉田調書」の特設サイトまである。興味のある方は無料会員登録すれば全文を読めるのでリンクを置いておく。
「吉田調書」の特設サイト
朝日新聞を信用に足ると思う人達には迫真のドキュメントなのだろうが、私には「講釈師 見てきたような 嘘を言い」にしか思えない(^^;)
事の真相を判断するには「吉田調書」の全てを一般公開するしかなかろう。朝日新聞の暴挙を暴くなら政府が率先して公表しその罪の大きさを世に知らしめるのが最もふさわしいが、これを阻害する何らかの理由があるだろうか?
あるいは門田氏朝日新聞ともに「虚偽」の部分が少なからずあり、とても公表できないシロモノなのだろうか?
とここまで書いた昨日夜のニュース。
原発事故の「吉田調書」、来週にも公開へ:日テレニュース24
福島第一原発事故に関する政府の事故調査委員会が当時の吉田昌郎所長に聴取し、非公開となっていた記録「吉田調書」について、政府が来週にも公開することがわかった。
「吉田調書」をめぐっては、被災者らから「事故原因の究明のため、現場で指揮を執っていた吉田氏の対応を検証することが必要だ」として開示を求める動きがある一方で、吉田氏本人が非公開にしてほしい旨の上申書を提出したことなどから、これまで開示されていなかった。ただ、政府高官は「当初から公開すべきだと思っていた」などと話しており、政府は吉田氏が去年7月に死去した後、公開してもよいか遺族に確認を行っていた。
こうした中、最近になって、遺族側から対応を政府に任せる旨の返答があったということで、政府は早ければ来週にも公開することにしている。
すんばらしい!これでどちらが嘘を書いていたかはっきりするというものだ。さぁ、どうする朝日新聞。これまた嘘がバレたら今度こそタダじゃ済まないねー(^^;)
表題の嚆矢(こうし)とは戦いの始まりを告げる鏑矢(かぶらや)のことである。旭日は朝日新聞の社旗でもあり日章旗を持つ日本でもある。つまり今回の表題は「日本と朝日の戦いの幕開け」を意味している。
歴史的に重大な時期かもしれないこれからの動向に、非常な関心を持って注視したいと思う。