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秘録【ひろく】

今回の失業中はこれまでになくよく書籍を読んでいる。およそ20年間の読書離れから回帰するように、ハードカバーを読みあさっていた。もちろん失業中なので購入するわけにはいかない。当然市民の権利として利用出来る「図書館」に通うハメになる。
奈良市には3箇所の図書館があるが、一番遠い中央図書館が収蔵量でダントツなため、交通費をかけて往復する。3冊ほどを2週間程度借りられるから十分にその価値はある。

もうひとつ、バイクで行ける距離に国立図書館がある。国会図書館(関西館)である。画像で見るようになかなかクールな建物(内部は撮影禁止)で、「箱物行政の残骸」(爆)を見る思いもあるのだが、残念なのは基本的に貸出ができないことだ。閲覧と書き写し、有料でコピーは取れるものの、他の図書館がそうであるように「利用者による撮影(複写)禁止」なので、「無料で読書出来る日本最大の場所」でしかない。携帯電話も使用禁止なので不便と思いきや、PC利用コーナーがあったりする。どこまでのことができるのかは利用したことがないので不明だが、機会があれば試してみようと思う。

国会図書館1
<国立国会図書館関西館>総ガラス張りの高級感ある建物。ビルの中に木々があるように見えるが、3階部分の飲食スペースは半開放型でテラス状の屋上公園で飲み物・軽食が摂れる。味は学食並か少しましな程度(^^;)

国会図書館2
<国立国会図書館関西館>この無駄に広い芝生の下には、広大な地下室が書架と閲覧スペースがある。(今のところこの全域にわたって書架スペースはないようだが、おそらく拡張可能なようになっていると思われる)閲覧サービスには入館IDが必要。(登録しない場合は臨時入館カードがもらえるので入館し一応閲覧することはできる)

・・・奈良市立図書館でこの1ヶ月ほどに借りたのは、いわゆる経済本や歴史物、小説はあまりなく途中で飽きて投げ出したものもある(爆)が、歴史に関するものが多い。今回の読書週間で一番印象深かったのがアメリカの裏歴史物、

書籍3冊

軍産複合体のアメリカ―戦争をやめられない理由

CIA秘録上

CIA秘録 下

である。特にCIA秘録は下手な創作よりも面白い「真に恐るべきコメディ」としてブラックな滑稽さに満ちていた。実しやかに囁かれたCIAの陰謀の実態とその成否、内幕は想像を遥かに絶するものだった。

あくまでフィクションや「大げさすぎる陰謀論」として信じてはいなかった事象まで、CIAによるものと知り、アメリカはこんな「クズ」のためにアメリカ自身が踊らされていたことを知ったのだ。シビリアン・コントロールという意味においては、明らかに本末転倒な活動内容である。最高指導者の大統領が主体というより、突出した情報機関の暴走が、トラブルの種を巻いては、数限り無い失敗の連続と政治工作という名の内政干渉であり、テロリズムに外ならない。アメリカの意志によって行われた反国際社会的無法行為と、それが時間を経てアメリカを痛撃するしっぺ返しの歴史でもある(^^;)

間違いなくアメリカは余計なことを数限りなくやってきた。その当時は「社会主義・全体主義を排除し民主主義を守る上で」必然と思えることでも、およそ邪道な為政者の方法論であり、他国の内政干渉・国際法違反など、悪の親玉の名にふさわしい業績だ(^^;)そしてその「余計なこと」を望んだのはアメリカの経済と政治に深く根付いた軍産複合体だった。
オバマが「核廃絶」を訴えたのは、消費されない兵器を抱え込み「管理コストの増大に苦しむ」よりは通常兵器を増強して作戦展開しやすい軍事力に注力したほうが効果的と判断したに他ならないようにも見える。

日本においては(もはや有名な)岸信介がCIAと取引し、日米安保のレールを敷き、そのための権力を維持するため金銭的支援を受けた事が書かれている。アメリカは海兵隊を日本に売りつけることに成功し、日本は実効支配の中枢と命綱をアメリカに売り渡すことに同意したのだ。戦後60年を経過し、日米安保のニュアンスはかなり変わってきたが普天間基地問題も浮上してきた以上、もっと深い部分での「日米の安全保障とその負担方法」に関しては協議する必要がある。

鳩山前首相はひょっとしてそこまで踏み込むつもりだったのか?(明らかに時期を限定したのは失敗だったろう)そのため「虎の尾を踏んで」政権を失ったのか?だとすると、民主党は一刻も早くアメリカとレベルの高い協議をしなければならない。でなければ早晩政治工作を受けて民主党政権は滅ぼされる。いわゆる「CIAの陰謀」によって(^^;)

ただ、それが日本にとって「悪い方向に向かう」可能性は余り無いかもしれない。長期的に見れば、アメリカのやったことの殆ど全ては「時間を経て逆効果を生んでいる」ことが簡単に証明されているからだ(爆)

そしてもう一つ、こんなCIAと軍産複合体に踊らされるアメリカに「本気でついて行くのか?」と言う議論は、今一度全国民レベルでやる必要があるのではないか?その上で対中国やアメリカと敵対・競合する国々との接し方を決める必要があると思うのだが・・・
恐ろしいことに小沢民主党などの左派勢力が脱アメリカを模索するとき、必然的に親中国(反米)的にならざるを得ず、今度は中国に国を売ることに繋がり兼ねないことだ(^^;)

哀しいかなわが日本には「驚くほどバカバカしいCIA」ほどの組織すら持ちあわせていない。「驚くほど馬鹿な<天然>」でこれまで生き延びてこられたから仕方ないが(爆)

ただ、このCIA秘録の中、かつて米国務長官を務めたコリン・パウエルの「われわれがいま直面する最大の脅威は何か」(webサイトに寄稿された文章:現在は削除)の引用が印象深い。

人々はそれはテロだと言うだろう。しかしいったい、アメリカ人の生活様式やアメリカの政治制度を変えられるテロリストがこの世界にいるだろうか。ノーだ。建物を崩壊させることはできるだろうか。イエス。誰かを殺すことはできるだろうか。イエス。しかしわれわれを変えることはできるだろうか。ノー。われわれを変えられるのは、われわれ自身だけだ。・・・・本当にわれわれを破壊できるのは、われわれだ。われわれは自分たちを破壊するようなことはしない。政治目的のために恐怖をもてあそんだりするべきではない。人々を恐怖のどん底に陥れて、投票行動を左右させたり、テロ産業複合体をつくりだしたりすべきではない。


政治家にして言わしめる「恐怖政治」は実はこのブログでも再三言及している「アメリカの代表的メンタリティ」でもある。脅迫し、誘導し従わせ、他の選択肢を奪う。なんのことはなくアメリカはアメリカ自身で自家中毒を起こしているだけのことだ(爆)

そして恐ろしいことに、日本も日本的優柔不断(グズグズ)と言う自家中毒に陥っているのか・・・

駄目だこりゃ(爆)

JUGEMテーマ:戦争・紛争








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