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グル【ぐる】

今年は正月早々から「貧乏くじ」を引かされた人が大勢いたらしい。例の「グルーポンおせち事件」である。グルーポンと言うのは昨年急成長した「フラッシュ・マーケティング」という、言わば「ゲリラ的格安商法」である。昨年は私もグルーポンをはじめとするクーポンサイトからメルマガやいろんな場面でうんざりするくらいの広告に晒された。「苦ーポン」と言い換えたいくらいに(^^;)

バッドカフェ

今回実際に被害が出て、私はやはりなと思わざるを得なかった。まず、販売されている商品の多くは食品であり調理済みの真空パックモノか、クール便による消費時期が極端に狭いものばかり。年末のおせちならではの被害でもあると思うが、わたしはそもそもこの手の「調理食品の通信販売」を信用していない。時間差の少ない通販としてなら、出前のすし屋かせいぜいピザが限界である(^^;)これなら配達された時点で見本との差を理由にその場でキャンセルできるし、やり直しを要求できるからだ。

おわかりだろうか?つまり商品の広告表示(写真)を信用していないからである。あれはあくまでイメージとしての見本でしかなく、調理直後の見本ですらない。実際の納入時期に合わせて広告用の写真を用意する場合、どう見ても1週間以上は前もって撮影されたものであり、生鮮食品の場合1週間タイミングがずれると、見本と同じ産地はまず考えられない。全品産地・大きさ・品種が同じでそろえられるとしたらそれはすべてが中国産などの海外産か冷凍ものである。
産地が違えば野菜などは品種が変わり、大きさも変わる。同じ具材を使用してもやり方で貧弱にも豪華にも作れるのである。なので先のおせち事件での見本と実物の差は当然起こりえる話であって、あまりにも貧相な実物はそもそも定価設定が異常に高すぎるということの証明でしかない。

外食産業のメニュー写真と実際のギャップをシビアに見ていれば想像がつく話なのだ(^^;)

まして通販商品の場合、リアルな商品販売以上にギャップが大きいことは一度でも利用したことがあれば、その実態についてある程度想像がついてしかるべきだと思えるのである。一番期待し一番裏切られた人の多くはこの差を知らない人と思えるのだ。

また、販売者側の提示する「定価」と言うのは、少なくとも2000年前後に「オープンプライス」という表示形式になったと思っていたが一部ではまだ存在していたようだ。メーカー希望小売価格と名を変えたはずの「売り手側の言い値」も実効性を失い、名も知れぬブランド品を売る「ヤフオクのような(価値を誇大に見せるのが常套手段の)市場」でしか生き残っていないと思っていたのだが・・・実勢価格の比較がしづらい商材だから仕方ないと思うが、利益の出ない商品を業者が売ることはまずない(^^;)

完全閉店前の在庫処分を除けば、安売りになっている商品はその価格が適正価格なのである。

そんなキッツイ目で見ると、グルーポンのような最初から格安商品の集合のようなビジネスモデルは、騙されるリスクが非常に高いとしか思えない。少なくとも謳われている額面と実勢価格〜実物とのギャップはまさに詐欺的と思っている。

しかしまぁ、このギャップをちょっと想像しろと言うのは実際酷かも。この写真を見る限りどう見ても詐欺ですな。



そしてこの手の「煽動型」の集客戦略は、フラッシュマーケティング同様に話題となったペニーオークションサイトも同様だ。私はかつてこのサイトのひとつに乗ったことがある(^^;)被害額は3000円(爆)まぁ、勉強代としてなら安い方だろう。

何より高額な家電品が超格安な価格で落札できるというのが魅力だし、その可能性がいかほどのものか身銭をきって確かめたくなったのだ。結果は合えなく惨敗(^^;)3000円ぽっちの落札ポイント購入では、何も落札できない。金をドブに捨てたも同じだった。検索で探すと今はこのペニーオークションの問題点を追及するサイトは山ほど出てくる。出品者側は絶対に損をしない仕組みが作れ、落札者が出品者側のサクラである可能性が疑われる以上、加担するだけ浪費させられる。もう博打と同じだ。



youtube本体のコメントを見ると、二つのIDが交互に入札を繰り返し「カモ」が乗ってくるまで価格を吊り上げている。これは出品者側のサクラであり、途中で数回入って来る入札者が「カモ」(^^;)このカモが一定量たまって、手数料だけで利益の出る販売価格を超えるまで繰り返されると思われる。

例えば卸価格1000円、実勢価格2000円の商品を出品したとする。ペニーオークションで1円出品し、1円価格が上がるごとに50円の入札手数料が入るなら、20回入札が入れば手数料が1000円の卸価格を超える。このときのオークション価格は20円(^^;)つまりサクラを使って活発に価格を吊り上げても真の入札者が最低20回入札してくれないと利益が出ない。終了間際でこの価格なら期待に胸を膨らませた入札者が少なくとも100回くらいは入札してくれるかもしれない。それだけで出品者側は5000円の手数料が入ることになる。それでもオークション価格上は200円(爆)

馬鹿どもから広く薄〜く金を搾取する仕組みと言うわけだ。落札者でさえ入札手数料を含めると実勢価格と同等の出費を強いられる。そして最悪なのは、サクラを最終落札者にできる点だ。手数料で馬鹿から金を巻き上げれば十分だし、同じ商品で何度でも搾取が可能だからね(^^;)他の入札者からは「落札者が居る」ことだけが開示され、それがサクラであることは決して知らされない・・・。

そのからくりが見えたときは「頭のいいやつはこうして貧乏人から金を巻き上げるんだなぁ」と感動すら覚えた(爆)こんなセコイ、博打まがいのオークションに加担するのは「ギャンブル狂」か「格安落札の言葉に踊らされた単なる馬鹿(私も乗った以上はこの部類に入る(^^;))」でしかない。ある意味「そんなことに喜びを見出すメンタリティ」の持ち主だけがこのサイトを心から楽しみ、満足できる(?)ことだろう。

フラッシュマーケティングもペニーオークションも真に利益を得るのは客ではないところがミソだ。胴元が一人勝ちするビジネスモデルといえるのかもしれない。まぁ、いとも簡単に乗せられる消費者も「誰かの金儲けに加担する」意味で<グル>といえる。

ひどい言い方と思うだろうか?タバコをやめられない人もタバコ産業を設けさせている加担者であることは間違いが無いが、喫煙者はそれが喫煙者にとって「必要なもの」「有益なもの」という錯覚を与え、依存症に陥らせているのに、「それを知っていながらやめられない状況」に似てると思うのだ。

だから騙す側も騙される側も同じ穴の狢(むじな)、金が一方的に流れるだけで全部ひっくるめて加担者<グル>なのではないか?(^^;)

爺くさい言い草だが、・・・世知辛い話だね(爆)

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