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妄想の兵器【もうそうのへいき】

表題の意味がよくわからない方もいらっしゃるかもしれない。兵器や軍事に少しでも関心がある方なら、「これは核兵器のことを言ってるのか?」とか、「北朝鮮の核ミサイル(大陸間弾道弾)のことか?」あたりをイメージすることだろう。

正に。上記の2つとも「妄想の兵器」と呼ぶにふさわしい。実際に使ったら(報復を受けることで)自国を崩壊させる兵器であり、使うことが出来ない兵器である。しかし、もしこの兵器が使用されたら・・・という「妄想の戦争」を想起させる決定的な兵器でもある。故に既存の核保有国は「核の不拡散」を大義名分に核開発に非常に神経をとがらす。

核兵器拡散状況
<画像元:核兵器(wikipedia)>


「持っているかもしれない」と思わせるだけで抑止力として機能する兵器は他に中々見当たらないが、これは局地的な小競り合いや偶発的を装った衝突に対しての抑止力はない。

脅されようが相手がどんな兵器を持っていようが、ちょっかいを出し続ける小規模戦闘はいつでも勃発する恐れが有る。つまり核保有は「決定的かつ最終的な脅しを相手にさせないための保険」としての抑止力を期待する点のみ有効といえる。核の傘の中にいても竹島は横取りされ、尖閣諸島は狙われるわけだから、これらの「挑発的軍事力の誇示合戦」には、最終的には「すぐ使える手駒」がどれだけ強力で初期戦闘力が高いかがモノを言うことになる。

核の抑止力が全く利かないものの代表がテロだ。核保有国で世界最強の軍隊を持つアメリカでも、9・11を始めとする多くの爆破テロを防ぐことは出来なかったし、むしろそのテロを利用して国益拡大に動こうとする部分も見えたりして、いかに最強の軍隊や核兵器を保有していても、国家の体裁は守れても、国民の生命や財産を守る機能は持ち合わせていないのが実情である。

だから、「アメリカの核の傘の中にいれば安全」と言う他力本願的ぐうたら平和主義者や、「軍拡をするから挑発と取られ緊張関係を高める」と言う丸腰天然平和(ボケ)主義者のお説は全く的外れということになる。

もし、日本が安全保障条約をアメリカと締結していなければ、米軍基地はなかっただろうが、アメリカは未だに日本に原発を輸出していなかったかもしれない。当然のことながら国境周辺の漁民は中国・韓国・ロシアの武装漁民や軍関連艦船によりおびただしい数の死傷者や拿捕・拘束者を出していたことだろう。

日本に原発を多数置くということは、いつでもその気になれば「保有する核物質を核兵器に転用する」ことを暗に認めたことでもある。IAEA(国際原子力機関)は一応、核の平和利用に関する監視団体だが、平和的でない国家(アメリカ)が主導する平和利用を考えた場合、ただのご都合主義でしかないことは子供でも分かる話ではないか(^^;)

早い話、核爆弾を製造しないなら、核爆弾の中身だけを裸で抱いているのが原発ということになる。我が国は今、対地震の安全性がとやかく言われているが、大陸間弾道ミサイルの直撃や至近着弾での安全性も考慮しない限り、起爆信管を敵国に握らせたまま核爆弾の中身(原発内の核物質)を後生大事に抱いていることになるのだが、これは大丈夫なのか?(^^;)

北朝鮮がテポドンの着弾精度を飛躍的に高めた場合、日本全国の原発が狙われたら、北の発射したものが核ミサイルで無くても核爆弾と同様の破壊効果をもたらすことになる。

北と言えば、飯島内閣参与が北朝鮮を訪れ、内々の事前交渉をしたようだが、具体的に何かを決めるための折衝というより、お互いの交渉条件設定の確認を行った様に私は思っている。だからこそ、政府チャーターの特別機でなく、民間航空機で北京経由で北朝鮮入りしたわけで、半ば「ほら、私が動いているよ」と各国の外交筋に情報が大っぴらに伝わるようにしたわけで、それを最大限利用しようと北朝鮮はこの訪問を大々的に報じたが、飯島内閣参与の戸惑った表情がすべてを物語ってる。

「(まだ、何も動いてないんだし)言う事は何もない」

ノーコメントを貫くのが当然であるわけだ。拉致被害者の一部を開放、帰国させた小泉政権下で秘書官だった飯島内閣参与だけに安倍総理はもとより、(北と直接交渉しないポーズを取る)アメリカの意を汲んでの「下打ち合わせ」であることは容易に想像できるが、北がここまで高めた緊張関係をどう収束させるか、店じまいに入ったと言う気もする。ある意味外交兵器としての飯島内閣参与(^^;)の真価が今後の展開でにじみ出てくるかもしれない。

モノノフ飯島
<画像元:ももいろクロニクル:2013/02/02(土)


う〜ん、「モノノフ飯島」(こう書くとロシアっぽいのが妙に可笑しい)が、今の日本(のみならず世界)ではすごいバリューを持つことに改めて驚かされるわけだが(^^;)彼の政治工作能力が「妄想の兵器」ではないことを祈りたい(いやマジで)

ところで(例によって)話は突然変わる(^^;)

中国網 Japanese.China.org.cn<中日両国>

中国網

たまたま拾った中国のメディア?の日本語版。世界各国語の翻訳にも対応しているメディアサイトのようだが、記事内容がなんとも「ユルさ」を感じる。画像はトップページから「中日両国」のトピックスページ。

猫寿司とか先日エントリにも上げた「プラモデル:パッケージイラスト」とか、ネタ臭がプンプンするものの(^^;)真面目そうな記事もあり、どこまで本気かがよくわからない。もしマジだとしたら、ここを見た人は確実に日本を誤解する(爆)

というのも、真面目な記事
日本のヘリコプター 米の支援でラインナップが強化
と同じ扱い?でネタとしか思えない記事も掲載されているからだ。

日本の自衛隊の武装ヘリコプター構想

日本の武装ヘリ

ほうほう、中々カッコイイ(^^;)元プラモオタクの心の琴線に触れるテイストだ(爆)しかし、これがマジなら日本やアメリカのサイトで掲載されるならまだしも、中国系のメディアサイトに掲載されるのは軍事機密の漏洩ではないか?まさかとは思いつつ(^^;)クレジットされている「RidwanChandra」を検索してみるとCGアーティストたちのサイトがあった。

CGHUB.com

ここにアカウントを持っているのがmeganeridことRidwanChandra氏。
RidwanChandra

例の作品もちゃんとある。彼の創作CG作品だったというオチだが、例の中国網のコメントが「日本自衛隊の武装ヘリコプター「風神」の完成予想図がこのほど、インターネット上に登場した。現在の科学技術の発展水準から言うと、同機はややSF的である。」とあるのは、おいおい本気にしてるのか?(爆)裏を取ってないのか?(^^;)

攻撃ヘリCG

ネットのエンタメ記事だったのかもしれないが(^^;)これが「中華ジョーク」なのだろうか?・・・ん〜ワカラン(爆)何れにしても「妄想的兵器」であることには間違いない。プロフィールによるとRidwanChandra氏はルーカス・アーツ(シンガポール)に籍をおくCGのプロ。キャリアは5年ほどで、全編CG制作のスターウォーズTVシリーズ「クローン・ウォーズ」の制作にも加わったとある。中々の凄腕(^^;)中華品質しか知らない中国系メディアライターなら「日本の脅威」を妄想しても不思議ではないのかもしれない(^^;)

というのも、ロシア国民は未だにドイツに対して恐怖心を持っているらしい。あのヒトラーの再来が現れ、またロシアに戦争を持ち込んでくる事を心底恐れているというのだ。独ソ戦争は多大な犠牲を払って(連合国側では最大の死傷者数)勝利しただけに、その報復を今でも警戒しているという。
同様に中国国民は日清・日露戦争、第1次世界大戦、日中戦争と絶え間なく大陸に進攻してきた日本に対するトラウマがあるらしいのだ。

それが真実なら、もっと怖がっておいてくれ(^^;)

尖閣や沖縄に手を出すと日本は本気出して急激に右傾化して中国を攻めるよ!オラオラオラ!核なんて日本の技術があれば90日ほどで完成するらしいから、国交断絶したら中国への核攻撃準備完了の合図だからね。ヨ・ロ・シ・ク(はぁと)

おっと、これは私の妄想だった(爆)

まぁ、日本も中韓の製品品質では(日本と比較した場合)評価が低いだけに(^^;)油断しているわけで、この連中の製品品質のすべてを「過小評価する妄想」だけは囚われないようにしたいものだ。どんな馬鹿でも継続すれば成長するわけだし(爆)

<追記>
どうやらみんな気がついたようですね。作者本人も(爆)へぇ、インドネシア人だったんだ。インドネシアは2004年のスマトラ島沖地震などで、日本も支援に加わったほか、旧日本軍がオランダから独立する時に義勇兵として参加した経緯などから「親日」度の高い国。ハイテク兵器のモチーフに自衛隊を選ぶのもそういう意味があったのかもね(^^;)

しかし中国共産党・・・大丈夫か?おい?(爆)

【誤報】中国共産党機関紙が「日本自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道! → インドネシア人作のCG作品だった:ロケットニュース24

ロケットニュース24



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Posted by soup2001 | comments(2)  trackbacks(0)



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comments
Re:
>「アメリカの核の傘の中にいれば安全」と言う他力本願的ぐうたら平和主義者や、「軍拡をするから挑発と取られ緊張関係を高める」と言う丸腰天然平和(ボケ)主義者のお説は全く的外れということになる。

全く同感です。
どちらも違う。
ただ、対テロって本当に難しいですよね。
あるテロリストがこう言いました。
「俺たちは一度だけラッキーなら良い。だがあんた達は常にラッキーでなければならない」
ホント、対テロの本質を表した言葉だと思います。

現在、対テロ先進国はイギリスやドイツのようなヨーロッパ諸国、イスラエルやアメリカかと。
それでもそれらの国でテロは発生するんだけど、それでも国と国民の対テロに関する高い意識は、悲しいかな日本のそれとは雲泥の差があります。
私は安倍さんが構想している “日本版NSC” に大きな期待を寄せています。

風神、私もネットで見つけたときは 「カッコイイ!!」 でした。中国の反応には笑いましたが。
インドネシア人の作品でしたか。
こうなったらいっそ、ガンダム構想、ガンタンク構想の逆ディスインフォメーション作戦で、中国にもっとビビってもらいましょう^^
やまさん | 2013/05/29 22:53 |
Re:
>やまさん、毎度♪&お手数をお掛けしましたm(_ _)m

アダルト系「テロ」コメントを恐れるあまり、色々設定を厳しくしすぎていたかもしれません(汗)

テロも国家間戦争の一形態にもなりつつありますからねぇ・・・CIAの陰謀とか、CIAの陰謀とかの陰謀とか、CIAの陰謀とか(^^;)イスラム過激派だけでなく、非合法組織を利用した襲撃など、おおっぴらに事を構えられない大国やマトモにやったら勝てっこない弱小国なら当然とる選択肢ですよね。

日本版NSCもその母体をどこに置くかで無意味な組織になる恐れがあるところが少々気がかりですが・・・(^^;)

警察庁・外務省系列にだけはなってほしくないと思います。総理府直轄で防衛省から人材を入れ、警察の公安や外務省(の優秀な人材のみ)を傘下に入れるくらいの上部組織として「身内をも監視する」くらいの「防諜的機能」を持った組織を期待したい。

さて、期待通りに何とか実現できたとして、どこまでアメリカの意向を抑えることができるかなぁ・・・(爆)
soup2001 | 2013/05/29 23:19 |
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