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あの道はいつか来た道【あのみちはいつかきたみち】



曲のイメージとは全くかけ離れた国際ニュースが先日飛び交っていた。そしてそれを聞いた時、その後の展開が予想通りになった時に改めて「日本がかつて歩んだ道」に思いが飛んだ。

<仲裁裁判決>中国・習指導部に痛手 国内政治に飛び火も:Yahoo!ニュース
 【北京・河津啓介】12日に公表された南シナ海を巡る仲裁裁判所の判決は、中国側の完敗と言える結果となった。中国政府は即座に受け入れ拒否を表明したが、習近平指導部には大きな痛手だ。領土や領海を巡る逆風は習国家主席への党内批判を招きかねず、国内政治で指導部の足元をゆさぶる可能性がある。

 12日午後5時(中国時間)、判決が公表されると中国の国営メディアは一斉に「中国は判決を受け入れも、承認もしない」「事実に基づかず無効で拘束力はない」との自国の立場を執拗(しつよう)に伝えた。

恐らく過去の歴史を知るものは同様の感慨を得たように思う。政治経済に幅広く評論を行うこの人も、やはり同じ思いを持ったようだ。

ついに中国は戦争への道を歩み始めたのではないか、という「強い懸念」〜戦前日本を思い出す(長谷川 幸洋):現代ビジネス
満州事変の後、日本は国際連盟が派遣した現地調査委員会(リットン調査団)の報告に同意できず1933年9月、国際連盟を脱退した。当時、日本陸軍の中堅幕僚で政策決定に大きな影響力を及ぼしていた永田鉄山は国際連盟をどう認識していたか。

第21回山本七平賞を受賞した川田稔名古屋大学名誉教授の『昭和陸軍の軌跡 永田鉄山の構想とその分岐』(中公新書)によれば、永田は国際連盟が「国際社会をいわば『力』の支配する世界から『法』の支配する世界へと転換しようとする志向を含むものである」と理解していた(77ページ)。

だが、国際連盟は各国に法の支配に従わせる力を欠いているので、いずれ世界戦争は不可避である。そうだとすれば、中国はいずれ列強の草刈り場になるから、日本も次期大戦に備えなければならない。そう判断していた。

そういう考え方が満州事変後の連盟脱退、2.26事件、さらに盧溝橋事件から日中の全面戦争へと発展していったのだ。

これは、まさにいまの中国ではないか。法の支配などといっても、中国を国際法に従わせる強制力や権威は仲裁裁にはもちろん、日米欧にもない。そうであれば、やはり力がモノをいう。習政権はそう信じているのだ。

いまや中国は自国も批准した国際海洋法条約などどうでもいい、紙くず程度にしか考えていないのではないか。そうであれば、一方的に条約の枠組みから脱退する可能性だってありえなくはない。

今の中国の覇権主義は帝国主義の焼き直しである。軍事主導の国のあり方も(国民を養うために)経済圏を拡大しながら周辺国を圧迫していった方法もほとんど同じである。

この次は一触即発の緊張状態を作り出し、日本の自衛隊を引っ張り出した上で挑発行動を繰り返すことだろうし、やがて日本の国内世論が沸騰したあたりで、人民軍が「日本軍からの奇襲攻撃を受けた」と発表して報復行動に出ると宣言し、自衛戦争にかこつけて尖閣諸島周辺地域を占領しようと軍事作戦を展開するはずだ。

それはかねてからの計画通り、尖閣諸島〜八重山群島を囲むように自衛隊と対峙して、交戦状態を継続する。沖縄にまで侵攻すれば米軍が黙っては居ないので、沖縄の領海外に布陣して睨み合う格好を作ったのち、アメリカとの交渉に入ることになる。

日中戦争のきっかけとなった盧溝橋事件の意趣返しだ。



中国の場合は、ここから一気に戦線を拡大することはせず、アメリカを「尖閣諸島周辺の中国側の権益交渉」のテーブルに引き釣り出すことを考えるに違いない。まともにやりあってはリスクが高過ぎる上に戦闘の練度の高さでは米軍の右に出るものはない以上(^^;)下手に攻めこんで敗戦の失態を犯す愚策は取らないだろうからだ。

アメリカはアメリカで、自衛隊が敗北しないかぎり、また、沖縄の海兵隊基地に攻撃が及びそうな場合を除きアメリカから積極的に交戦状態に突入することはないだろう。日本の後ろにアメリカが居るように中国の後ろにはやはりロシアが見えるからだ。

つまり朝鮮戦争の代理戦争が尖閣諸島で行われることになる。

盧溝橋事件が日本軍の自作自演である(と当時の中国は宣伝し、欧米諸国はそれを信じた)と言う事実関係はこの際問題ではなく、「大陸の権益を求めていた日本ならやりかねない」と思わせるに充分な下地があったことは確かで、今回の場合は中国人民解放軍の自作自演であることが確定的でも「中国は自衛戦争を主張して軍事工作を行うだろう」ということだ。

この方法論は日本も利用したし、アメリカも煽りに煽って日本軍に先に手を出させた(真珠湾攻撃)。暗号を解読し日本がその気になったことを知りながら、味方がまずやられることを条件に戦争に突入したのだ。これは言い方を変えると・・・

専守防衛である(爆)

戦争に突入する時は、もうどちらがどちらということはなく双方が「強く自衛を意識して始める」ということである。

日本は再び中国共産党の術中に嵌ってしまうのだろうか?もし日本の見えない所でアメリカが密かに中国を手を握っていなければいいのだが・・・(^^;)


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