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アメリカが日本を捨てる日【あめりかがにほんをすてるひ】

日米同盟が今ほど重要視されている時はないと思える半島危機の真っ只中ではあるが、同じく同盟を結ぶ韓国に対してはアメリカの態度は非常に冷淡に見えなくはない状況だ。

朴槿恵の中国にすり寄るコウモリ外交のしっぺ返しとも思えるし、弾劾中で左派大統領誕生間近の政治空白の中にいる韓国にアメリカが配慮する余裕が無いとも見える。いずれにしても、太平洋の制海権を維持する上で橋頭堡たる日本の最前線になるはずの韓国を軍事的に押さえつけるかのような圧力をアメリカは掛け続けている。THAAD配備費用の負担を求めるのはもちろん、それでいて在韓米軍の人員削減を画策し「韓国の外」での戦力増強の割には、アメリカの血を流すのは腰が引けているのが鮮明でもある。

THAAD配備に10億ドル 韓国に配備費用を要求か 韓国側「米側が維持費負担」:産経ニュース
 トランプ米大統領は27日、ロイター通信とのインタビューで、北朝鮮の弾道ミサイルに対処するための最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備に10億ドル(約1100億円)がかかるとして、韓国が配備費用を負担するのが望ましいとの考えを同国に伝えたと明らかにした。

結果的には費用負担を米側が行うことで同意したようだが、引き換えに何を韓国は譲歩したのだろうか?

THAAD配備費用、米負担を再確認 米韓高官が電話協議:ロイター
[ソウル 30日 ロイター] - 韓国政府は30日、米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)の韓国への配備を巡り、米国が費用10億ドルを負担することを再確認したと明らかにした。

韓国大統領府の当局者によると、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は韓国の金寛鎮国家安保室長との電話で、米国にとって韓国との同盟はアジア太平洋地域の最優先事項だと伝えた。
THAAD

あのトランプが手ぶらで承諾するとは思えないのだが(^^;)

まぁ、隣国の日本でも「あんな跳ね返りの国を守りたいとは正直思わない」(^^;)のだから、反日と同時に反米でもある韓国内の(特に左派)勢力に対するプレゼンス(意思表示)にややもすれば脅迫めいたニュアンスが含まれるのは当然だろう。

韓国側から見れば、「東西冷戦の犠牲になった祖国をアメリカが援助するのは当然」と言うものがあるのかもしれないが、元を正せば日本に併合されること無く独立を維持できるほどに朝鮮が近代化や国際化が達成されていれば、少なくとも日本は中国大陸への野心を封じ込められ、日本もまた余計な血を流して国民を苦しめることもなかったはずで、日本やアメリカ側から見る限り「自分の不甲斐なさを棚に上げて何を身勝手なことばかり言っているのか」との思いを持たれる原因でもある。

トランプ大統領は狂い始めたアメリカ中心の世界観を立て直しにかかっているようにも見えるし、我が国はそれにただ追従しているかのようにも見える。少なくとも安倍政権以前はそうであった。いまここに来てようやく「改憲」などの安全保障における不備の多さに国民も理解を示し始めている。

世界が変わっていくようにアメリカも原点回帰を目指しながらも実は違う展開…アメリカが効果的に世界に影響を与え続けられるポジションの構築を模索しているといえるのかもしれない。

それは同様に日本にも世界の変化に対応して行くことを求められていると言って過言ではない。平和主義や不戦主義を建前に、韓国のような自分勝手な世界観を振り回しているようならいずれアメリカは日本から手を引くか、もっと高圧的にあるいは直接的に日本を支配にかかるかもしれない。

日米安保体制が恒久ではないことを、いつかは自主防衛を実現しなければ国が他国に蹂躙される危険があることを意識しなければならないように思う。以前のエントリでも引用した記事を再掲しておく。

単語記事: アーレイ・バーク:ニコニコ大百科

バーク提督が残した日本の海軍再建および海上自衛隊についての発言・文章は以下のとおり。

『(日本の海軍再建について合衆国の利益であると述べた上で)日本が自らの防衛力を有することは、自由社会と合衆国の利益にかなう。なぜなら合衆国が日本を守れないときが必ずくるからである。私は合衆国と日本が友好国であり同盟国であるべきだと信じた。(中略) 世界のために貢献するには、他国に影響を及ぼし得るよう、経済、軍事、政治の各分野において強力でなくてはならない。三つすべてが必要である。どんな国も他国に完全に頼りきるべきではない。もしそうなれば強国の属国になるしかなく、何ら進歩に貢献できないであろう。

アメリカの対外政策は殆どの場合、失敗していると言っても過言ではない。戦術的勝利を得たとしても永続せずしっぺ返しを食らっている繰り返しだ。占領政策に成功したと言われる日本でさえ、後年経済大国化してアメリカの経済を赤字に転落させるなど長期的視野に欠けている。

トランプ大統領がどれだけ先を見据えた戦略を立てていても、結局アメリカの「強さの源」を間違えていたなら、過去と同じように再び戦争で疲弊し活力を失うアメリカの再現となるだろう。


ところで、GWの連休でようやく見ることが出来た映画がある。上記のような停滞・沈滞するアメリカの病理に鋭くメスを入れることで定評があり、アメリカの中では「リベラル」に分類され、社会批判・問題提起を得意とするドキュメンタリー映像作家であるマイケル・ムーア氏の新作だ。



マイケル・ムーアが語る、世界一平和的な「世界侵略」の舞台裏:エンタメステーション
「いまこそ発想の転換が必要だ」ということ。今から20〜30年前、アメリカでは「もっと生徒に宿題を増やすべきだ」と言われていた。なぜなら教育水準の高い日本人はたくさんの宿題をこなしていたからだ。日本の子どもたちはより長く学校や塾で時間を過ごして、よりたくさん宿題をしている。大人になっても、より長く会社にいて、 よりたくさん働く。それが強い経済を生みだしたんだと言われていたんだよ。でも間違いだったんじゃないかな。いま日本はあの時のような強い経済を維持できていない。つまり、強い経済力は、それ以外のところに秘訣があったんじゃないかな。アメリカも日本も、本質に立ち返った方がいい。世界的に世の中がおかしくなる前の時代にね。もといた場所に立ち返ってみることは悪くないし、決して「後ろ向き」なことじゃない。僕たちは、いまこそ歴史に学ぶべきなんだ。もっと平和的に人間らしく生きる道や方法が、きっとあるはずだ。

結局のところ、日本もアメリカも国の開花期、勃興期に最もパワフルであった部分を今失っていると言っていいのだろう。アメリカが世界最大の経済大国になれたのは、広大な国土に豊富な資源、そして奴隷制度から発展したある種「非人道的な合理性を伴う大量生産」を「人種を超えた共通概念としての<自由と成功>への渇望」でコーティングした楽観主義(オプティミズム)だったかもしれない。

日本が明治維新における近代化と戦争による大破壊から立ち直り、戦後30年ほどで米国に次ぐ経済大国になり得たのも、強い好奇心に支えられた楽観主義と創意工夫の知的生産性の高さが世界レベルに達した時、他国に負けない技術力を獲得した。

アメリカはいつしか格差が拡大し「自由と成功」のアメリカン・ドリームは実現が困難になっていったし、日本は技術の高さが知識の蓄積だと誤解して硬直化した「ガラパゴス的工業製品」を生み出すことに汲々として世界のニーズから外れていった。

どちらも自分たちの本来の強みを間違えて信じ込み、本来の利点を失っていったのかもしれない。少なくともアメリカにはそれらを冷静に検証する人々がいる。日本ではある種の原点回帰は「懐古主義」や「国粋主義」と同一視され、森友学園のようなエセ保守がややもすると脚光を浴びることになってむしろ状況を悪化させかねない危惧がある。一部のはずの反日売国(無責任)平和主義がこの国の本質的な利点を抹殺にかかっている(としか思えない)今、この映画のように、日本にかけている発想や思想、それも本来は日本が持ち合わせていた美徳や合理性を再発見することができれば、彼等反日勢力の欺瞞や偽りもより表面化するのではなかろうか。

もし映画のようなヒントをアメリカがマトモに対応して実現した時、日本は遅れを取ること無く、明治維新のときのような多くの英傑を輩出して国難を乗り切れなければ、日本という国の自主性をアメリカは見放すかもしれない。今よりももっと深くアメリカの影響下に置かれて現在の韓国のように中国やロシアの矢面に立たされて疲弊していく日々を迎えるかも知れない。

笑わせながら結構シリアスな部分を突っ込んでいるマイケル・ムーア氏ならではの映像技法に今回も舌を巻いている私なのだ。

春菜&マイケル

本編とは全く関係ないが、近藤春菜に似ていることに今頃気がついた(爆)



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Posted by soup2001 | -  -



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