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Imagine【いまじん】

夜勤明けの先ほど、twitterで興味のあるネタがリツイートされていた。

茂木健一郎氏「ネトウヨの方に質問したい…みなさんはジョン・レノンのImagineはお好きではないのですか…ジョンは、お花畑?」:Share News Japan

茂木健一郎

私にとって意外だったのは、最近の若い人にはこの歌が否定的に捉えられていたことだ。詳細はリンク先の記事を参照してほしいが、ネット時代に入ってリアルな世界がどんどん日常の生活に入ってきた時、安全な場所から平和を訴える無責任さやあまりの楽天的な感性に拒否反応が出てしまうのかもしれない。

もちろんジョン・レノンの「Imagine」は無政府で差別も争いもない平和主義の理想を歌ったものとしてその当時はもちろん今でも「反戦歌」としての一つの集大成でもある楽曲であり、20世紀の音楽史に残る大ムーブメントの「ビートルズ」の核心を形成したポール・マッカートニーとジョン・レノンの片割れが作ったこの歌が、良くも悪くも「反戦運動」の象徴として今も歌い継がれていっているのが事実だと私は思っていた。

だが時代は変わり「こういう無責任な平和主義」では若者は「ニセモノの平和主義」と感じるのか厳しい批判の嵐がこの歌とその信奉者に浴びせられていた。



こちらでも対訳で歌詞が掲載されている。
Imagine / John lennon 今こそ「イマジン」をじっくり聞いてみよう!:管理人(デイオフィス)の音楽室

曲としては穏やかで理性と感情に同時に語りかけるような、催眠的甘美な平和な世界への誘いに聞こえるこの曲は、情報が限定されていた昔ならいざしらず現在では「お花畑そのもの」と捉えられても仕方ないのかもしれない。ただ、その時代の空気感を多少なりとも記憶している私のようなオヤジ世代にしてみると少し違った感慨がある。



あの頃の僕らは 美しく愚かに 愛とか平和を詩(うた)にすれば それで世界が変わると信じてた
(作詞:松本隆)

1980年発表のアルバム「LOVE SONGS」に収録された「五線紙」で竹内まりやが歌った「あの頃の僕ら」はその空気感を知る我々の世代の総称であろうし確かに「世界が変えられる」と信じた私より少し上の世代「全学連」「全共闘」など学生運動の残響でもあろう。そしてこの歌が生まれた頃には既にジョン・レノンの理想が挫折したシンボルとなっていたのだ。

米国で反戦運動のシンボルともなった1969年のウッドストック・フェスティバルが伝説にもならない1971年の「Imagine」は、まさにベトナム戦争で疲弊したアメリカの反戦運動のピークでもあり1975年にアメリカの対外戦争初の敗北で幕を閉じた「米国が迷走を始めた端緒」を歌っているとも思えたし、戦争が実際に終わったのは戦いに疲れた国(兵士と戦争を支える経済の後退)によってであり、音楽ではなかったと言う残酷な現実の逆説的な証明にもなっている。

音楽は確かに心を揺さぶる。辛い時や落ち込んだ時に勇気や希望を与え荒んだ気持ちを浄化してくれる。しかしそこから立ち上がった人々が啓発された志を形にするためには、更に強力な現実のリソース(資産・資源)が必要になってくる。歌(音楽)は子供の頃に夢見た理想の未来への想いでしか無いのだ。

それらを考えるとあの脳科学者のツイートが酷く浅はかで無責任かつ幼稚な動機づけで「ネトウヨを小馬鹿にする為に発せられた」ように思えてくる。今の若者のほうがはるかに豊かな感性で「軽薄なおっさんの挑発を弾き返している」のがこのツイートとそのリアクションだったのだ(^^;)

老人は固定化された価値観でしか考えられなくなる。新しい感覚が受け入れられなくなるのだ。「Imagine」の時代に吹き荒れた「理想的平和主義」の嵐は日本では実際に血を流し続けた米国よりさらに稚拙な「平和ごっこ」の延長線で「戦争を知らない子供たち」や学生運動から発生した反体制ソングを生んだが、今やそれらの後遺症で日本は自分の身さえ十分に守れない。

反日国家に拉致された日本人を取り返すこともできない。



動画で語られる日本以外の国で拉致された国民のうちレバノンは国を挙げて北朝鮮に圧力をかけたらしい。戦争も辞さない覚悟で。

「想像してみよう」と今謳うのであれば、これからの日本のあり方を、世界に日本が果たすべく役割を、そして今我々庶民、一般の国民ができることを想像してみても悪くはあるまい。

いや、今こそリアルに想像すべきだろう。理想的な未来と最悪な未来の両方を。

日本ブルーリボンの会

<追記>
「五線紙」の歌詞を引用したツイートしたら、本人の松本隆氏がRTしてくれてびっくり(^^;)思わずフォローしてしまった(爆)

松本 隆@takashi_mtmt

松本隆

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