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疫学的危機管理【えきがくてきききかんり】

新型コロナウイルスによる肺炎が「パンデミック(世界的流行)」の兆しを見せている。現在ではまだ中国本土での感染&発症拡大ではあるが世界各国で中国からの入国を規制する動きが取られている。

Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

※管理人注:アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモアのジョンズ・ホプキンズ大学の研究機関による感染マッピング。

コロナウイルス

直ぐ隣の我が国でも発症例が報告され増えてきている。

ただ、このデータでも「当てにならない」「甘い」という説があり、中国自体が正確に事態を把握できていない可能性もある。



この動画の元ネタになっているのが下のイギリスとインドの研究チームによる分析。特にインドでの研究発表は衝撃的である。動画の発言主「鳴霞氏」はこの一連を中国の国家的犯罪である可能性を示唆している。

英米の科学者たちが緊急論文で発表した新型コロナウイルスの「壊滅的な感染力」と「極度に悲観的な先行き予測」。そして日本は:In Deep

新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに「感染しても免疫を獲得できない示唆」を中国当局が示し、事態は新たな局面に:In Deep

ちょっと陰謀論的なニュアンスもあるものの記事の語り口は冷静で複数のソースを提示している点ですべてを否定するのも早計だ。ただし、記事の根拠となっている「biorxiv」上でこの論文は「撤回」されている。

Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag:BioRxiv

biorxiv
※Chrome翻訳のスクリーンショット

これは中国と敵対関係にあるインド側のプロパガンダなのだろうか?ただ、コメントでの指摘を受けて「修正」予定であるとのことなので科学的データの解釈に何らかの齟齬があったのかもしれない。

無症状感染者や亡くなった方の「(罹患した肺炎以外の)複合的病状」を見る限り、抵抗力の弱い人に更に抵抗力を弱めるHIVウイルスの特性が発揮され重篤化しているのかのようでもある。感染力は強いが弱毒性ではあるので感染しても発病さえ抑えられればワクチンのない肺炎でも回復可能とも思われる。

『“新型肺炎”最新情報 WHOが非常事態宣言 国内感染リスクと対策』【前編】:BSフジ プライムニュース2月3日

『“新型肺炎”最新情報 WHOが非常事態宣言 国内感染リスクと対策』【後編】:BSフジ プライムニュース2月3日

プライムニュース

上念司氏絶賛の「正しい怖がり方と正確な現状分析」ではあるが一般庶民が参考にすべきは「通常の感染症予防対策を徹底すること」つまり帰宅後の手洗いとうがい・アルコール等による除菌である。

【解説】新型コロナウイルスとの闘い、抗HIV薬は有効か:時事ドットコム

 中国の医師らは2週間前、北京で新型コロナウイルスの患者に抗エイズウイルス(HIV)薬を投与していることを認めた。この措置は、SARSに対し「良好な」反応を示したとする2004年の研究に基づいているという。
 抗HIV薬のロピナビルとリトナビルを併用すると、患者の血液中に存在するHIVに感染した細胞数が減少し、HIVの複製能力と免疫システムを攻撃する能力がなくなる。
 医師らは、これら2種の抗HIV薬とオセルタミビルと呼ばれる抗インフルエンザ薬の組み合わせが、新型コロナウイルスに有効な可能性があると期待している。
 タイでは、この3種混合薬を71歳の中国人患者に投与したところ、48時間以内に陰性の検査結果が得られた。

まだ研究段階で確実なものではないようだが上述の「鳴霞氏」による細菌兵器研究で開発されたウイルスであるならば、HIV因子を組み込んだ性質上、HIV治療薬が有効値を示すのは予想できる話ではある。

上念司氏と百田尚樹氏がtwitter上で「新型肺炎に対する一般人の対応」で口論をしたのも、右派(保守系)論客が一斉に政府対応を批判し始めたのはこのあたりの情報が入ったためかもしれない。

百田尚樹「不思議だ… 私は、謎の新型ウイルスを大流行させた中国からやってくる人を制限したら、と言ってるだけなのに、ベストではないとか言ってくる人が少なくない。なんで?」:Share News Japan

これに関しては私は不思議には思わなかった。

毎日のように中国からの観光客が入ってくる「観光地:奈良」の住人だけに、最初に発症者が現れた時点で警戒網を貼らなければ手遅れになるのは当然だからである。

なので最初にこの肺炎騒ぎが報告されたのはいつかサクッと検索して調べると当初のタイムスタンプは1月6日(1月7日更新)のNHKニュースだった。

中国初の肺炎に警戒強まる:NHKニュース

中国内陸部の湖北省武漢で、先月以降、原因不明の肺炎の患者が相次いで見つかったことを受け、中国本土との人の往来が多い香港では、症例は確認されていないものの香港政府が水際での対策を強化するなど、警戒を強めています。

カルロス・ゴーン逃亡劇で日本人を驚かせ憤慨させた熱気も冷めやらぬ時すでに中国で発症例が広報されていた。実際には1ヶ月前に症例は上がっていたというから2019年12月初旬から防疫体制を取らない限り日本への侵入阻止はまず不可能である。

ただ、湖北省からの渡航者は制限したが、未だに中国全土からの渡航者を制限しないのは批判されても仕方がないとは思う。自民党内の親中派が妨害したとも思うがウイルスに汚染された人々を毎日受け入れる愚は、「保菌者を無制限に受け入れている印象を与え」日本が汚染大国として承認されることにしかならないからだ。

武漢退避!その舞台裏:NHK政治マガジン

政府はいつ頃からチャーター機による退避を本格的に検討していたのか。

複数の政府関係者によると、1月23日(木)、武漢の公共交通機関などが停止し、武漢が事実上、封鎖された段階で、外務省は、現地への定期路線を持つ全日空に対し、水面下で「チャーター機をお願いする可能性がある」と依頼した。

(中略)

26日夕方。安倍総理大臣の表明直後、茂木外務大臣は、中国の王毅外相とただちに電話で会談できるよう、事務方に指示した。

そして、自らも外務省に向かった。

中国政府は、日本側の求めに応じ、電話会談は午後9時から始まった。今回の取材で、電話で交わされた内容の一端が明らかになった。

茂木大臣

茂木「最初にお見舞いを言わないといけない。大変な状況だが、できることがあったら何でも言ってほしい。日本は何でもやる。困ったときの友が、一番の友だ」

王毅「ありがとう。あなたは、今回の事態を受けて電話会談した外国の最初の大臣だ。実は、現地ではマスクがとても不足している」

茂木「マスクだな。すぐに送ろう。不足しているものがあったら何でも言ってくれ。実は今、日本の外交官を北京から武漢に向かわせているが、封鎖されていると聞いている。ぜひ、武漢に入れるようにしてほしい。関係方面すべてに、うまく伝えてもらえないか」

王毅「わかった」

茂木「マスクなどの支援物資を運ぶとなると、飛行機が必要だ。実は日本では3時間前、安倍総理大臣が、希望している日本人を帰国させたいと表明した。今、日中関係は非常にいい。総理は、中国側が日本の方針に応えてくれるという思いを持っている。ぜひ、チャーター機を入れたい。許可してほしい」

中国にしてみたら、封鎖している都市から外国人が退避するのは、いわば逃げ出すようで、国際社会へのイメージが悪い。

しかし、王毅は協力する考えを伝えた。チャーター機派遣の方針が固まった瞬間だった。

政府対応が緩慢だったのは現地邦人の救出にチャーター機を飛ばすために中国政府に「印象を悪くさせない」ためだったのか?アメリカのような軍事・経済で中国を圧迫できる超大国なら貿易戦争で闘っている最中でも救援機を飛ばすことを要求できるが、軍事圧力のカードを持たない日本ならではの苦肉の対応だったのかもしれない。

茂木大臣はTPP交渉など「ハード・ネゴシエーター」としての面目躍如の活躍をここでも見せた。相手に華を持たせつつしっかりと要求をねじ込むこの手腕は流石と言える。与党の悪口しか言えない野党議員にこんな交渉ができる人物がいるだろうか?私には皆目思いつかない(^^;)

保守論客の多くはこの救援機には余り触れたがらない。流石に同胞救出のために「マスクや防護服を差し出した」となると今まで「媚中外交」と批判していた部分を取り下げなくてはいけなくなるからだろうが、都合の悪いところに眼をつぶるのであれば「肝心な情報を伝えないマスゴミ」と何も変わらない。

対中対決姿勢を崩さないために「アメリカに忖度している」のであれば尚更だ。

安倍総理が最後の切り札に使うのは「東京五輪」かもしれない。このままでは4月の「習近平国賓待遇訪日」どころではないし、7月の東京五輪開催も黄信号だ。

では尚の事中国からの訪日客渡航禁止で隔離対策を強化すべきとの声もあるが、上述したようにもはや「侵入阻止は不可能」であり「手遅れ」である。もし五輪まで長引かせないためには、国内での「発症ピーク」を早く通過させ制圧状態に移行することである。そのためには保菌者の来日を止めても余り意味はなくむしろこれを遅らせる効果しかないという。

疫学調査の基本ステップ:平成28年度感染症危機管理研修会資料 (PDF)

平成28年度感染症危機管理研修会資料

横軸の時間軸がよくわからないが、流行性の感染症の場合は週単位で記述される例が多いのでこの場合は最短29週〜最大40週で流行が沈静化することになる。つまり7.25ヶ月から10ヶ月で収まる話だ。3日単位だとすると約12.5週(3ヶ月)から約17週(4.3ヶ月)今は2月で日本でのピークを迎えつつある状況ならこのまま医療体制のバックアップのみ充実させることに集中し早期収束を図る戦略は手遅れとなった今むしろ善策かもしれない。というかこれでなければ五輪開催に間に合わない。最悪は開催延期または中止が予想される状況である。

このグラフで見ると中国はピークに達する前に医療崩壊が起こり感染拡大が止まらなくなっている可能性がある。すべての帰国希望邦人が救援完了後、中国からの渡航を全面的に禁止する可能性はあるが、この場合の問題は中国から出国して帰れなくなっている中国人観光客の対処である。「帰国難民」ということだが、これは別のリスクさえ伴うしただでさえ「医療ツアー」で日本の健康保険を食いつぶす中国人たちに最優先で高度医療を与えることにもなりかねない。

保守論客が怒り心頭なのは「日本人を最優先しない(できない)政府対応」であって、野党と同じレベルの「政権たたき」ではなかろう。政権を揺さぶっている今回の「新型肺炎」は中国の体制崩壊や安倍政権の崩壊の危機すら孕んでいるのだ。

ボンクラ野党はこの期に及んでまだ「桜を見る会」をやりたいらしいが(^^;)

これでは安倍政権が崩壊しても自民党内で首班が変わるだけで絶対に野党政権の誕生には結びつかないだろう。

まぁ、その点だけは楽観してもよかろうと思っている(爆)

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