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悪魔化合戦【あくまかがっせん】

昨年末から続く「武漢テドロス肺炎」(※私は疾病の発生地と世界流行にしてしまった責任者:WHOテドロス事務局長の名を冠することで以降に発生・世界流行する感染症との区別をつけるためにこう呼ぶことにしている)においては世界流行(パンデミック)状態に陥り、発生国の中国やWHOへの批判は大きくなるばかり。
ここへ来てその中国は「収束宣言?」とも言えるような動きをし始め、「中国が世界を救う」プロパガンダまで始めた(爆)

「世界は中国に感謝すべき!」中国が振りかざす謎の中国式論理:newsweek日本版

風刺画

これは典型的な中国式論理だ。外国人でも中国通なら一度はこの論理に遭遇したことがあるはず。「コロナウイルスの感染源はまだ不明である。確かに中国で感染が爆発したが、感染源は中国とは確認されていない。だから、中国は一番の被害者だ! しかもウイルスの拡散を防ぐため、中国政府は多くの国民を閉じ込める都市封鎖をやった。世界を救うために巨大な犠牲に耐えた。だから世界は中国に感謝すべきだ」――。

あきれ返ってものが言えない。確かに普通の中国人、特に武漢市民は最もひどい被害者だが、今回の肺炎は中国の硬直化した官僚組織と権力者の無能によって引き起こされた人災としか言えない。不作為の権力者は被害を受けた世界の人々にまず謝罪すべきだろう。

省1つ犠牲にしてでも世界を救う−ウイルス「戦争」に挑む中国の覚悟:Bloomberg News

  中国疾病対策予防センター(CDC)元幹部のヤン・クォンホアン氏は「省が封鎖されていなければ、医療支援を求めて全国を回る人もいただろうし、それによって国中が感染症被害地域に変わっていただろう」と指摘。「隔離は湖北省と武漢に多くの困難をもたらしたが、正しい行いだった」と言う。

  「戦争のようなものだ。困難なこともあるが、やらなければならない」。

日本人でなくともこの言い草には唖然とするのだが(^^;)当の中国は平然としたものだ。まぁ「文句があるなら言ってみろ」と多くの国の経済やITインフラを支配しつつある中国はもはや開き直りに近いプロパガンダを行っていて、裏を返せば「中国離れを許さない」「中国が世界から孤立する恐怖心」の現れであることは確かだろう。

先日来「ウイルスの起源」についてアメリカとやりあっているが、ここに興味深い動画がある。


(要約)「世界の主要国は天然痘を含め根絶・撲滅した病原菌サンプルを保有している。感染症対策と細菌兵器防御のために。研究先進国は米国で中国はそこからかなりの細菌や研究成果を盗んだ。だからあの発言は盗みを白状したと言える」


(要約)「私(藤井厳喜)の主観だが、中国はパンデミック化をわざと狙ってる。中国はかつてSARS、豚コレラ、鳥インフルの発生源となり世界のリスクとなっている。中国を世界の貿易・生産市場の供給連鎖(サプライチェーン)から排除させないために初期の沈静化に失敗した時点で、世界にばらまくことで中国だけが被害を受けない戦略をとった。」

ひどい話だ(^^;)だがありえなくはないと思わせる時点で、中華人民共和国の「正義」「や「良識」が自由主義世界のそれとは全く異なる点など、むしろ納得できてしまう恐ろしさがある。

先日読了した本にそのあたりのヒントが潜んでいた(と私は感じてる)ので紹介しておく。

中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム
林語堂は、中国人が個人主義の民族であると指摘する。彼の言う中国人の「個人主義」というのは、要するに中国人の個人個人が社会や社会の公益に無関心であるという意味合いである。しかし中国人の「個人主義」は決して、個人の自由や権利を大事にする欧米流の個人主義でもない。中国人は社会や社会の公益に無関心である一方、個人の自由と権利についても無頓着である。(※管理人注:林語堂は華人の文学者・言語学者・評論家。
結局中国人は、自分たちの家族のことにのみ関心を向け、自分たち一族の利益だけを大事にして、そして家族に忠誠 を尽くすのである。林語堂はそれをさして「肥大した利己心」という。

つまり中国人の「利己心」は自分自身一人に対する「利己心」であるよりも、まさに家族に対する利己心、家族のための利己心なのである。 このような「利己心」の下では、中国人が社会の公益などに対して無関心である一方、自分たち家族や一族の利益だけを大事にする。そうなると、家族や一族の利益のために社会の公益を損なっても構わないというのは当然、中国人の行動原理となるのである。
これに関し、林語堂は文学者らしい表現で次のように指摘している。「(中国人の)家族はその友人とともに鉄壁 築き上げ、内に対しては最大限の互恵主義を発揮し、外の世界に対しては冷淡な態度を以て対応しているのである。その結果、家族は堅固な城壁に囲まれた砦となり、外の世界のものはすべて合法的な略奪物の対象となっている」
 
林語堂はここでは実は、中国人の独特の家族観の本質的側面を指摘してみせた。 中国人は家族の中ではいわば「互恵主義」を発揮して互いに助け合うのだが、 いったん家族という「城壁」から出てしまうと、行動原理も考え方もまったく別なのである。 家族以外の社会は中国人にとって助け合いの世界でもなければ、互恵主義の適用される世界でも ない。 外部の世界、つまり社会は所詮、個々の家族にとっての「略奪物の対象」なのである。
(※太字は管理人による)

ああ、やはり。と、腑に落ちる人も多かろう(^^;)
私もこの本の第一章にある「中国の山本七平(^^;)」ばりの哲学者の分析に膝を打つのだ。

中国では政府の言うことを聞かない民衆が各地方で絶えず暴動を起こしているとも聞く。なるほど政治思想的な反逆ではなく、「宗族の利害が絡む腐敗役人との抗争」と捉えるなら、さもありなん(^^;)である。他に土客械闘(とかくかいとう)と呼ばれる宗族同士の武力抗争も頻発しているらしい。規模が大きいものは結構外国でも情報が出ておりこの本でも少なからず紹介されている。
いやはや。日本人の価値観とはかけ離れた慣習の世界。儒教や仏教、古代に伝えられた「知の結晶」の欠片も感じないこの野蛮かつ国家的無秩序はIS(イスラミック・ステート)が勃興した混乱のイラク〜シリアと大して変わらないではないか。

皮肉なのはこうした宗族・一族イズムのアンチテーゼとして「共産主義」が存在し、共産主義こそが「中国の古代からの悪弊を絶つ劇薬」として処方されたと石平氏は語る。家族や宗族の制度を破壊し「宗族至上主義を共産主義独裁に塗り替える」ことが中国の近代化の近道だと。その結果としての「宗教の排除」であり「汚職の撲滅」であり「中国人の意識改革」であった。

しかし皮肉なことに小平時代に始まった「改革開放」はこの共産主義の無機的な試みを水泡に帰せしめた。自由経済に似た外国資本の導入と文化や技術の導入は「自由主義社会の利己的な部分のみ取り入れ、権利の代償としての義務、法令遵守や公的規範を宗族主義時代の倫理観へ回帰する」結果を呼ぶ(^^;)つまり宗族主義の完全復活であり、習近平による「汚職撲滅キャンペーン」は毛沢東らが行った「宗族主義の廃絶」の模倣でもあるわけである。

ただ、現中国においては「習近平一族の宗族イズムが最大勢力になっただけ」と言う解釈が中国国内でも一般的で、それに政治的に反発する勢力や宗族抗争としての械闘(かいとう)の一端が今回の武漢テドロス肺炎の発生と拡大の発端ではないかとさえ思えてくる。

「対外強硬路線」を叫ぶのは、国内世論を収斂させる政治的プロパガンダの常道であるし、中国とアメリカ、あるいは中国と世界において相手を悪魔化して非難し責任を押し付けるのも、自分の正義を強調するのも定番である。

かつて大東亜戦争時には「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」=暴れる支那を懲らしめる、とか「鬼畜米英」とか言って「敵国の非道ぶり」を戦争当時国はどこも皆行った。

日本怪人 鬼畜米国
<左 画像元:cargo>日本を悪魔化して見事にアメコミ的怪人に(^^;)
<右 画像元:探検コム>アサヒは昔から戦争を煽っている。昔は「好戦的」、現代は「反戦的無抵抗主義」になっただけ。一言で言って「外患誘致」である。

この悪魔化の行き着く先は「戦争」の可能性が高い。国内宣伝に力を入れれば入れるほど「防衛戦争」としての機運が高まる上に、中国のような「目先をそらすために戦争をいとわない」国は危険だ。アメリカもかつてはそうだったが、無人機攻撃以外の有人戦闘を極端に嫌い始めたのでアメリカが先導することはないかもしれない。危険性では北朝鮮もミサイル攻撃においては危険度は減っていない。ただ、武漢テドロス肺炎の被害状況が不明、最大支援国中国からの支援ストップ、金正恩の健康問題(死亡説もある)、経済的な戦争能力の喪失があり現実味は薄れた。

中国はその点未だ強大な軍事力を持ち、ウイルスをアメリカや全世界にばら撒いて混乱に陥れた。尖閣諸島や南シナ海での軍事行動を行う機会としては世界の目がこちらに向いていない分、好機である。軍事行動を行ってもマトモに対応できる国は現状ほぼ居ない。

オリンピックも延期、習近平来日も延期となった今、中国の国威高揚と習近平体制の「覇権拡大実績」のために2020年は武力を展開してくる可能性が少なくないのだ。

中国が「悪魔化」ではなく「本当の悪魔の顔」を隠さなくなる日も近いかもしれない。

JUGEMテーマ:社会の出来事



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